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課題解決としての
ディスカバリサービス

  大学図書館問題研究会
 福岡支部&広島支部合同例会
   in 福岡 2011.12.23

   九州大学附属図書館
     天野絵里子
“OPAC”を取り戻せ

                          ユーザは本当に検索できているのか?
                             想定外の使い方をする
                             教えたことはすぐ忘れる

                          徹底的にユーザ志向

                          パッケージに制限され、思いどおりになら
                           ない
                             オープンソース・ソフトウェアという選
                              択肢

                          そもそもユーザは”OPAC”を必要としてい
                          るのか?

leva. 「利用者中心視点からOPACのあり方を考える」という話をしました. Liner Note. 2009.3.10.
http://note.openvista.jp/2009/opac-study-meeting/
Discovery Interface
http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/modules/refguide/index.php?content_id=2
FRBRのユーザ・モデルに沿って
        (Cute.Catalogの例)
   発見
     表紙画像を表示し、検索結果は書架でブラウジングする感
      覚で一覧できる
     一覧表示は関連度順(まだまだ改良の余地はあります
      が・・・)に表示される

   識別
     図書・雑誌・論文・博士論文など、資料種別をわかりやす
      く表示

   選択
     件名の無い書誌にも分類から自動的に主題を付与。ファ
      セットで直感的に絞り込める
     詳細表示には、抄録(内容・目次)、Amazonのカスタ
      マー・レビューを表示

   入手
     表示に関してはシンプルに、常に値が表示されていなけれ
      ば困るものを優先して表示。
e-resource overload

   電子ジャーナル/データベースが多すぎる

   利用者はその価値を最大限に感じられてい
    るか?
       セレンディピティ(偶然の発見)の演出

   そもそも私たちが使いこなせているか?
メタデータ

                     目録をもっと自由に

                        つながる、ひろがる
                            典拠コントロール
                                VIAF: Virtual International Authority File
                                 例: OCLC Identities 夏目漱石
                            Linked Open Data

                        “MARC must die.”

                        そこにNACSIS-CATはいますか?

                        泣きながら楽しくマッピング♪


米国議会図書館(LC)、書誌フレームワークの変革に向けた計画文書を公表. CA-R. 2011.11.1.
武田英明. Web時代の識別子と典拠を考える. 情報の科学と技術. 2011, 61(11), p.441-446.
                                                  ↑
                                         特集: 典拠とオントロジーの重要性
   典拠データを介した資料間のつながりや、典拠データ間の
            つながりを提供することで、単なる資料一覧にとどまらな
            いシステムが作られうる。(略)レファレンス事例やパス
            ファインダーといった図書館内で生成されるほかの組織化
            データや、図書館外で生成される様々な情報とのつながり
            も考えられる。

           図書館が作成するメタデータの付加価値性は多様なアクセ
            スの基盤となる典拠コントロールに見出され、業務のコア
            はそちらにシフトしていく(べきである)。

           目録規則においても実際の業務においても書式記述に偏し、
            名称典拠・主題典拠のコントロールが十分に行われてこな
            かったわが国の図書館目録の状況は、厳しく認識される必
            要があると思われる。



渡邊隆弘. 典拠コントロールとオントロジー: 豊かな情報アクセスのための基盤. 情報の科学と技
術. 情報の科学と技術. 2011, 61(11), p.434-440.
マッピングの一例




九州大学学術情報リポジトリ(QIR)のDC → XC Schema
もっとソーシャル・ネットワーク

   Twitter

   facebook …

   可能性は未知数



   「選択」に重要な役割
       この本を買った人はこの本も
       この論文を読んだ人はこの論文も
       リコメンデーション
仕事を変える

   目録・整理
     紙媒体以外の電子リソースなど
     図書や雑誌以外のさまざまなもの
     図書館コミュニティの外のデータとのリンク
     日本だけでなく、国際的に貢献
   リテラシー
     まずは誰にでも(教えなくても)使えるツー
      ルを
     学習支援・研究支援のための時間を
   social mediaの可能性を追求

   情報環境のデザイナーとしてのライブラリアン
これからの課題

   オープンソースは本当にいいのか?
       私たちの経験から学んでください。
        eXtensible Catalogに関しては成果をコ
        ミュニティに還元しています。

   ソーシャル機能はどうなるか?

   学習支援はどう絡むことができるか?
       LibGuidesで遊んでみる予定
Have fun!
                   Twitter: @sabarya
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課題解決としてのディスカバリサービス

  • 1. 課題解決としての ディスカバリサービス 大学図書館問題研究会 福岡支部&広島支部合同例会 in 福岡 2011.12.23 九州大学附属図書館 天野絵里子
  • 2. “OPAC”を取り戻せ  ユーザは本当に検索できているのか?  想定外の使い方をする  教えたことはすぐ忘れる  徹底的にユーザ志向  パッケージに制限され、思いどおりになら ない  オープンソース・ソフトウェアという選 択肢  そもそもユーザは”OPAC”を必要としてい るのか? leva. 「利用者中心視点からOPACのあり方を考える」という話をしました. Liner Note. 2009.3.10. http://note.openvista.jp/2009/opac-study-meeting/
  • 5. FRBRのユーザ・モデルに沿って (Cute.Catalogの例)  発見  表紙画像を表示し、検索結果は書架でブラウジングする感 覚で一覧できる  一覧表示は関連度順(まだまだ改良の余地はあります が・・・)に表示される  識別  図書・雑誌・論文・博士論文など、資料種別をわかりやす く表示  選択  件名の無い書誌にも分類から自動的に主題を付与。ファ セットで直感的に絞り込める  詳細表示には、抄録(内容・目次)、Amazonのカスタ マー・レビューを表示  入手  表示に関してはシンプルに、常に値が表示されていなけれ ば困るものを優先して表示。
  • 6. e-resource overload  電子ジャーナル/データベースが多すぎる  利用者はその価値を最大限に感じられてい るか?  セレンディピティ(偶然の発見)の演出  そもそも私たちが使いこなせているか?
  • 7.
  • 8. メタデータ 目録をもっと自由に  つながる、ひろがる  典拠コントロール  VIAF: Virtual International Authority File 例: OCLC Identities 夏目漱石  Linked Open Data  “MARC must die.”  そこにNACSIS-CATはいますか?  泣きながら楽しくマッピング♪ 米国議会図書館(LC)、書誌フレームワークの変革に向けた計画文書を公表. CA-R. 2011.11.1. 武田英明. Web時代の識別子と典拠を考える. 情報の科学と技術. 2011, 61(11), p.441-446. ↑ 特集: 典拠とオントロジーの重要性
  • 9. 典拠データを介した資料間のつながりや、典拠データ間の つながりを提供することで、単なる資料一覧にとどまらな いシステムが作られうる。(略)レファレンス事例やパス ファインダーといった図書館内で生成されるほかの組織化 データや、図書館外で生成される様々な情報とのつながり も考えられる。  図書館が作成するメタデータの付加価値性は多様なアクセ スの基盤となる典拠コントロールに見出され、業務のコア はそちらにシフトしていく(べきである)。  目録規則においても実際の業務においても書式記述に偏し、 名称典拠・主題典拠のコントロールが十分に行われてこな かったわが国の図書館目録の状況は、厳しく認識される必 要があると思われる。 渡邊隆弘. 典拠コントロールとオントロジー: 豊かな情報アクセスのための基盤. 情報の科学と技 術. 情報の科学と技術. 2011, 61(11), p.434-440.
  • 11. もっとソーシャル・ネットワーク  Twitter  facebook …  可能性は未知数  「選択」に重要な役割  この本を買った人はこの本も  この論文を読んだ人はこの論文も  リコメンデーション
  • 12. 仕事を変える  目録・整理  紙媒体以外の電子リソースなど  図書や雑誌以外のさまざまなもの  図書館コミュニティの外のデータとのリンク  日本だけでなく、国際的に貢献  リテラシー  まずは誰にでも(教えなくても)使えるツー ルを  学習支援・研究支援のための時間を  social mediaの可能性を追求  情報環境のデザイナーとしてのライブラリアン
  • 13. これからの課題  オープンソースは本当にいいのか?  私たちの経験から学んでください。 eXtensible Catalogに関しては成果をコ ミュニティに還元しています。  ソーシャル機能はどうなるか?  学習支援はどう絡むことができるか?  LibGuidesで遊んでみる予定
  • 14. Have fun! Twitter: @sabarya http://www.facebook.com/amanoeriko http://researchmap.jp/amanoeriko

Editor's Notes

  1. Translating User Research Findings into XC Functionality