2018年6月16日開催の DevLove #201 越境ジャーニーでの講演資料です。

1. The Torch to
Next Generation
新世代の価値観へ、越境せよ
“The Torch to Next Generation”
Crossing the border. To the value of the new generation.
Jun.16.2018 DevLove#201
岡 大勝

2. 岡 大勝 / Hiromasa Oka
Co-Founder and CEO
ZEN ARCHITECTS Co.,Ltd.
株式会社ゼンアーキテクツ CEO
2013年、日経BP社「日本のトップITアーキテクト」
の一人として選出
twitter.com/@okahiromasa
facebook.com/hiromasa.oka
日本DEC、日本HPにて、システムエンジニアおよびシステム
アーキテクトとして保険・銀行のシステム構築に従事。
Rational Software では、オブジェクト指向とRUP (Rational
Unified Process)の日本企業への導入に力を注ぐ。
2003年、 ITアーキテクチャ設計事務所である
ゼンアーキテクツを設立。「顧客のIT投資を最適化する」を企業
理念に活動を続けている。

3. 岡 大勝 / Hiromasa Oka
Co-Founder and CEO
ZEN ARCHITECTS Co.,Ltd.
株式会社ゼンアーキテクツ CEO
2013年、日経BP社「日本のトップITアーキテクト」
の一人として選出
twitter.com/@okahiromasa
facebook.com/hiromasa.oka
日本DEC、日本HPにて、システムエンジニアおよびシステム
アーキテクトとして保険・銀行のシステム構築に従事。
Rational Software では、オブジェクト指向とRUP (Rational
Unified Process)の日本企業への導入に力を注ぐ。
2003年、 ITアーキテクチャ設計事務所である
ゼンアーキテクツを設立。「顧客のIT投資を最適化する」を企業
理念に活動を続けている。

4. たとえば、

5. IT業界にいる者は、
きっと気づいている

6. 価値観の「逆転」

7. オープン
フラット
貢献と感謝
よりも
よりも
よりも
非公開
分業・不均衡
命令・管理

8. 「稼ぐ企業」よりも
「尊敬される企業」が
より高く評価される業界になった

9. なぜか

10. IT業界全体が、
「産業中心」から
「知識中心」の活動に変化した

11. 知識 = “コード”

12. パイプライン至上主義の終焉

13. 7万年前、
人類は「知」を手に入れた

14. 「知」とは、
「存在しない概念」を
共有する能力

15. 「経験と工夫」を
次の世代に引き継ぐことが
できる能力

16. 7万年前の“認知革命”以降、
人類は 2度の革命 を経験している

17. 3万年前の「農業革命」

18. 200年前の「産業革命」

19. 農業革命では、
種の安定 をもたらす術を、

20. 産業革命では、
巨大なエネルギーを操る 術を、
手に入れた。

21. 「豊かさ」＝ 人類の幸福

22. そう信じて、
人類は走り続けた

23. 正しかったのか？

25. 人類は、豊かさを求め、
あらゆるパイプラインを
世界中に張り巡らせた。

26. その結果、人類の大部分が
パイプラインを作り、支える側に
回り、疲弊した。

27. しかし、
最後のパイプラインの完成により

28. 第3の革命 が起こった

29. 「情報革命」

30. “知識”は、これまで
紙の上 にしか存在し得なかった。

31. 新しいテクノロジーも
すばらしい製品も
画期的なアイディアも

32. 産業のパイプラインに載せられ、
多くの人たちの手を経て、
ユーザーの手元に届く。

33. はるか昔から、
パイプラインへの投資は
「価値の非対称性」からの
リターンが前提だった。

34. インターネット
クラウド
モバイル
ソーシャルネットワーク
「情報パイプライン」

35. 38億人 が、
直接つながっている世界

36. 産業パイプラインの思考から
脱却せよ。

37. うみだした 価値 を、
世界中の人に
「すぐに」「直接」
届けることができる時代。

38. 知識 = “コード”

39. “知識”はこれまで、
紙の上 にしか存在し得なかった

40. 知識 を、そのまま
価値 に変換できる時代

41. 「オープンソース」は
情報時代の「論文」

42. 人類の知 の蓄積

43. はるか昔から、
人類に より貢献した者 が
尊重され、尊敬される

44. オープン
フラット
貢献と感謝
よりも
よりも
よりも
非公開
分業・不均衡
命令・管理

45. オープン
フラット
貢献と感謝
よりも
よりも
よりも
非公開
分業・不均衡
命令・管理
産業革命より前、
人類が備えていた本質的な価値観

46. 思考の変革 とともに、
活動の変革 が必要

47. 情報時代の活動モデル
SRCAサイクル

48. 共感 → 尊重 → 貢献 → 感謝
Sympathy Respect Contribute Appreciate
S R C A

49. お互いに「尊重」し、
相互に「貢献と感謝」できる関係。
それが、最も強固な絆 。

50. 「やろうぜ。一緒に。」

51. 「こっちにいくと、
どうなるんだろう？」

52. 果てしなき「知の探求」が
人類を進歩させてきた

53. これまでは、
限られた人の特権だった
「探求する権利」

54. その権利を、
我々全員が持っている。

55. その手で生み出した価値を、
世界に直接届けることができる。

56. 新しい世代の幕を開けるのは、
この時代に生きる我々の責務。

57. 新しい価値観を持った社会を、
つくっていこう。

58. そして、手渡そう。
次の世代の仲間へ。

59. THE TORCH TO
NEXT GENERATION

60. Everyone, Together.

61. The Third Wave
第三の波
アルビン・トフラー(Alvin Toffler)
1980年
Sapiens: A Brief History of Humankind
サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福
ユヴァル・ノア・ハラリ (Yuval Noah Harari)
2015年
Reference