1. Ruby札幌 presents
RubySapporoNight
vol.4
日本Rubyの会 / Ruby札幌
島田浩二
snoozer.05@gmail.com

2. アジェンダ
✓ 自己紹介
✓ RubyとRuby札幌
✓ Ruby on Rails入門
✓ RubyCocoa関連いろいろ
✓ 予告

3. 自己紹介

4. しまだこうじ（snoozer.05）
✓ 普通のフリーランス・プログラマ
✓ 06に独立し、武者修行中
✓ Rubyとの関わり
✓ Ruby札幌運営
✓ RubyKaigi2007当日スタッフ
✓ るびま、るりま
✓ プログラミングの楽しさを皆さんと共有したい
✓ 自分の知らないコトやヒトと出会いたい
✓ http://iddy.jp/profile/snoozer05

5. しまだこうじ（snoozer.05）
✓ 組み込みZineに記事を書きました
✓ 読んで評価をいただけると嬉しいです
✓ Cの話題ですが…
http://kumikomizine.jp/article/corner/10/

6. 本日も
どうぞよろしく
お願いします

7. Ruby

8. Rubyとは
✓ まつもとゆきひろ氏によって開発された
動的オブジェクト指向スクリプト言語
✓ http://www.ruby-lang.org/ja/
✓ 楽しく、簡単に、自然にプログラミング
がコンセプト
✓ 柔軟かつアジャイルな開発を支援
✓ A Programmer s Best Friend

9. Ruby札幌

10. Ruby札幌とは
✓ 札幌にてRubyに関するイベントや活
動を行っているコミュニティ
✓ From Sapporo, With Love For Ruby.
✓ Ruby勉強会@札幌
✓ RubySapporoNight
✓ 開発集会@札幌
✓ Ruby&Rails入門講座

11. http://ruby-sapporo.org/

12. 本編

13. 前回のRSNに
参加いただいた方？

14. 前回のRSN

15. AR特集

16. 資料の作成は
けっこう頑張った

17. 機能の説明に終始
しすぎて、魅力を
うまく伝えられず

18. しょぼーん
（́・ω・`）

19. どうしたらRubyや
Railsの魅力をうま
く伝えられるだろう

20. 一昨日までの状況

21. http://noplans.org/product/t-shirt/

22. 閃いた
（11/27未明）

23. 僕が好きな所に絞っ
て説明したらなんと
かなるかもしれない

24. ということで
なんとか準備して
参りました

25. ならなかったら
ごめんなさい

26. とりあえず
いきます

27. 今年最後のRSN

28. Ruby on Rails入門 - 番外編
2007-11-28
RubySapporoNight-4
僕がRailsに
惹かれた理由

29. たくさんあるので
今日はそのうちの
一つについて(汗

30. 一つ

31. 言語指向
プログラミング

32. Language
Oriented
Programming

33. 言語指向
プログラミング
とは？

34. Martin Fowler

35. http://www.martinfowler.com/articles/

36. DSLを使って
ソフトウェア構築
を行う一般的な
開発スタイル

37. DSLDomain Specific Language

38. ドメイン
特化言語

39. 特定の問題領域の
解決に特化してデ
ザインされた言語

40. DSLとは
問題に対して言語を最
適化するアプローチ

41. 言語内DSL
と
言語外DSL

42. 言語内DSL
ホストとなる言語と
DSLが同じもの

43. 言語外DSL
ホストとなる言語と
DSLが異なるもの

44. RailsとDSL

45. RailsではRubyを拡張して
DSLっぽく使っている
引用:「TODOを作りながら学ぶRailsチュートリアル」

46. Webに特化させてる故に
書きやすい
引用:「TODOを作りながら学ぶRailsチュートリアル」

47. Webアプリ開発という
問題領域に対する言語
内DSLとしてのRails

48. プログラミングの
面白さを改めて実感

49. 具体例

50. 簡単に４つほど

51. （１）

52. モデル間の関連を
クラスメソッドで表現

53. class Host < ActiveRecord::Base
has_many :events
end
class Event < ActiveRecord::Base
belongs_to :host
end
ruby_sapporo = Host.find(:first)
ruby_sapporo.events.each do ¦event¦
puts event.name
end

54. （２）

55. データベースの
マイグレーション

56. class CreateUsers < ActiveRecord::Migration
def self.up
create_table "users" do ¦t¦
t.column :login, :string
t.column :email, :string
t.column :created_at, :datetime
t.column :updated_at, :datetime
end
end
def self.down
drop_table "users"
end
end

57. （３）

58. データベース接続の
ためのアダプタ

59. ActiveRecord::Base.establish_connection(
:adapter => postgresql ,
:host => localhost ,
:username => foo ,
:password => bar ,
:database => rsn_development
)

60. （４）

61. ルーティング定義

62. ActionController::Routing::Routes.draw do ¦map¦
# You can have the root of your site routed by hooking up
# '' -- just remember to delete public/index.html.
map.connect '', :controller => "event", :action => "list"
# Allow downloading Web Service WSDL as a file
# with an extension instead of a file named 'wsdl'
map.connect ':controller/service.wsdl', :action => 'wsdl'
# Install the default route as the lowest priority.
map.connect ':controller/:action/:id.:format'
map.connect ':controller/:action/:id'
end

63. Webアプリケーション
開発に対するDSL的な
工夫がたくさん

64. Railsの魅力

65. Rubyの表現力
がパワー

66. DSLを支える
Rubyの表現力

67. （１）

68. 省略表記

69. メソッドの
括弧を省略
できるとか

70. class CreateUsers < ActiveRecord::Migration
def self.up
create_table( "users" ) { ¦t¦
t.column( :login, :string )
t.column( :email, :string )
t.column( :created_at, :datetime )
t.column( :updated_at, :datetime )
}
end
...
end

71. class CreateUsers < ActiveRecord::Migration
def self.up
create_table "users" do ¦t¦
t.column :login, :string
t.column :email, :string
t.column :created_at, :datetime
t.column :updated_at, :datetime
end
end
...
end

72. （２）

73. 純粋な
オブジェクト
指向言語

74. シンボルや
文字列も
オブジェクト

75. ActiveRecord::Base.establish_connection(
:adapter => postgresql ,
:host => localhost ,
:username => foo ,
:password => bar ,
:database => rsn_development
)

76. （３）

77. ブロックの
サポート

78. コンテキスト
をうまく表現
できる

79. class CreateUsers < ActiveRecord::Migration
def self.up
create_table "users" do ¦t¦
t.column :login, :string
t.column :email, :string
t.column :created_at, :datetime
t.column :updated_at, :datetime
end
end
...
end

80. （４）

81. オープン
クラス

82. 標準クラス
だって手を
入れられる

83. 大事なのは
「問題」対
「私たち」

84. DSLを支える
Rubyの表現力

85. Rails以外
にもあるよ

86. RubyでDSL

87. Rake

88. Rubyで
作られた
ビルドツール

89. #setting
TARGET = hello
OBJ = FileList["./*.c"].ext("o")
#rake
desc "Build target."
task :default => [TARGET]
file TARGET => OBJ do
sh "gcc ./#{OBJ} -o #{TARGET}"
end
#rake clean
CLEAN.include("./#{OBJ}")
CLEAN.include("#{TARGET}")

90. RSpec

91. プログラムの
振舞を記述す
るためのDSL
フレームワーク

92. describe Array, "when empty" do
before do
@empty_array = []
end
it "should be empty" do
@empty_array.should be_empty
end
it "should size 0" do
@empty_array.size.should == 0
end
after do
@empty_array = nil
end
end

93. Rubyの表現力

94. DSLの良い
プラットフォーム

95. まとめ

96. DSLは
問題に対して言語を
最適化するアプローチ

97. 問題領域
＝
人の考える領域

98. DSLとは
プログラミング言語
を人の思考に近づける
アプローチ

99. 加えて言語内DSL
だとプログラミング
言語のパワーも引き
継ぐことが出来る

100. 良い例

101. Ruby On Rails

102. Webアプリケーション
開発という問題領域に
対するDSL

103. Rubyの表現力が
それを支援している

104. DSLにのっかる
楽しさ

105. DSLを作る
楽しさ

106. RubyでDSLは
面白い

107. 皆さんも関心のある
問題領域をRubyを
使ってDSLって
みませんか？

108. Ruby on Rails入門 - 番外編
2007-11-28
RubySapporoNight-4
僕がRailsに
惹かれた理由

109. RubyCocoa関連
✓ RubyCocoa 0.13.0 リリース
✓ rucola 0.0.2 リリース
✓ rubigen
✓ newgem
✓ RubyInject 0.1.0 リリース

110. RubyInject
✓ mach_starをRubyで使えるようにしたもの
✓ mach_star
✓ 既存のシンボルを別のシンボルでオーバー
ライドできる
✓ 実行中のプロセスに任意のモジュールを
ロードできる
✓ PyObjCのobjc.injectのRuby版

111. RubyCocoa関連
✓ RubyCocoa 0.13.0 リリース
✓ rucola 0.0.2 リリース
✓ rubigen
✓ newgem
✓ RubyInject 0.1.0 リリース

112. 予告

113. Ruby忘年会@札幌
✓ 時：2007年12月23日（土）
✓ 場所：札幌某所
✓ 内容：
✓ みんなで集まってワイワイ
✓ もう少ししたらアナウンスします
✓ 同時開催 :
✓ Ruby札幌ふりかえり

114. Ruby初め2008@札幌
✓ 時：2008年1月2日
✓ 場所：北海道情報大学札幌サテライト
✓ 内容：
✓ 2008年、どこよりも早い勉強会！
✓ 高橋会長をお迎えしてお送りします！
✓ 書き初め、読み合わせ、...etc
✓ 待て！詳細

115. JPUG Ruby札幌 合同イベント
✓ 時：2008年2月16日（土）
✓ 場所：エルプラザ大研修室
✓ 内容：
✓ Ruby界からは、かの角谷信太郎氏をお迎
えして、RSpecを使ったテスト駆動開発
入門「スはスペックのス∼RSpecによる
Developer Testingの紹介∼」を行って
いただく予定です！乞うご期待！

116. これからも真摯に
Rubyのことを
伝えていければと
思っています

117. 2008年も
Ruby札幌を
どうぞよろしく
お願いします

118. ご清聴
ありがとう
ございました

119. なにか
ご質問は？