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第1部︓NEDO市場化プロジェクト
およびROSの概要
国⽴研究開発法⼈産業技術総合研究所
インダストリアルCPS研究センター
ソフトウェアプラットフォーム研究チーム⻑
安藤 慶昭
1
2020年12⽉19⽇(⼟)
NEDO特別講座 講習会
はじめに
• NEDO市場化プロジェクトについて
• ROS概要
• ROSの基礎
2
NEDO市場化PJについて
3
ロボット活⽤型市場化適⽤技術開発プロジェクト
4
中⼩・中堅企業
社外SIerが開発
プラットフォーム化
Easy to develop化
ロボットのプラットフォーム化により
需要を束ねることでコスト的に⾒合う
ビジネスに転換
中⼩・中堅企業
現場作業者が操作
プラットフォーム化
Easy to use化未活⽤領域
||
多様で⼩規模な需要
既活⽤領域
||
少数の⼤規模な需要
伝
統
的
市
場
ロングテール
ロボット数・システム数
需要種別
未活⽤領域へのロボット導⼊拡⼤
⼤企業
社内SIerを擁する企業
社内SIer
保守要員
⼩品種⼤量⽣産 モノづくり・三品産業 対物サービス ⽣活⽀援…
本プロジェクト
5
ソフトウェアコンソーシアム
市場化プロジェクト実施体制
カワダ
ロボティクス
富⼠ソフト
⽇本電産
ライフ
ロボティクス
セック・THK
名城⼤
川崎重⼯ YOODS パナソニック
東芝
ハードウェアコンソーシアムRRI(ロボット⾰命イニシア
ティブ協議会)WG3におけ
る議論を経て2017年度から
開始
事業期間
• 2017〜2019年度
2017年度公募・採択
ハード開発事業者(7事業
者)
• カワダロボティクス
• 富⼠ソフト・⽇本電産
• 東芝
• セック・THK・名城⼤
• 川崎重⼯
• YOODS
• パナソニック
ソフト開発事業者(5事業
者)
• 産総研
• 東⼤
• TORK
• イーソル
• JQA
ロボットのプラットフォーム化とは
6
⾷品
ハンドリング組⽴作業
パーソナル
モビリティ店舗在庫監視
共通基本機能層
=共通利⽤が可能な
基盤ソフトウェア層
移動系基本機能群
地図
作成
位置
推定
経路
⽣成
障害物
回避
経路追
従制御
アーム系基本機能
ジョグ
制御
ティー
チング
衝突
回避
プラン
ニング
指定経
路追従
共通基本機能群
から組み込み
ビジョン系基本機能
3次元
点群
物体
認識
画像
処理
プラットフォーム
SI部分
川崎重⼯富⼠ソフト
⽇本電産
東芝 パナソニック
移動系
基本機能
移動系
基本機能
アーム
系
基本機
能
移動系
基本機
能
アーム
系
基本機
能
ビジョ
ン系
基本機
能
ソフトウェアコンソーシアムにて新規開発または既存モジュールを拡張
POS
連携
配⾞
管理
安全
機能
配⾞
管理
移動・
腕連携
持ち替
制御
移動・
腕連携
持ち替
制御
アプリケーション実証
試験⽤検証SW
ハード事業者が開発
(競争領域)
ソフト事業者が開発
(協調領域)
共通基本機能を活⽤し
個別アプリ部分を開発
共通部分はPF化
(ソフト事業者が開発)
適合性検証
ソフト・ハードともに
「ベース機能」+「オプション機能」+「個別開発」
でアプリケーション開発可能にすることで、SIコスト削減、分業促進
7
OS
ミドルウェア
ナビゲーション
マニピュレーショ
ン
ビジョン
アプリケーション
品質保証済み
パッケージ
品質保証済み
パッケージ
品質保証済み
パッケージ
構成管理
機能
運⽤
メンテナンス
機能
安全監視
機能
(未実現)
セキュリティ
機能
(未実現)
AIクラ
ウド連携
機能
分野⾮依存の共通機能
品質保証済み
パッケージ
機能要件⾮機能要件
・テスト・検証に関するエビデンス
・モジュールの性能指標
・ドキュメンテーション
・共通インターフェース仕様
・教育・コミュニティー
・安全規格とのマッチングに関するガイドライン
・ライセンス・特許に関するガイドライン
・⻑期的な保守・運⽤体制
プラットフォーム領域
組込み対応
ROS1/ROS2
ソフトウェアコンソーシアムの取り組み
eMCOS POSIX
ツールチェーン
機能
安全
ROS2ROS1
s
安全対策⽀援
ROSコード解析・品質改善
保守・維持管理体制検討
• ロボット安全設計開発
• ロボットソフトウェア特許・ライセンス
• ロボットソフトウェアアーキテクチャ
• ロボットシステム開発プロセス・品質管理
• 次世代ロボット実装⼿法
• 移動ロボット評価指標
調査検討6委員会
(成果物)詳細ドキュメント
8
MoveIt! 詳細ドキュメント
https://robo-marc.github.io/moveit_documents/
Navigation Stack 詳細ドキュメント
https://robo-marc.github.io/navigation_documents/
システム・ノードの仕様レベルまで解説することで、詳
細を知らないソフトエンジニアでも利⽤可能に。
ROSコード改善プロジェクト
https://github.com/robo-marc/ros_comm
ROS、MoveIt!, NavigationStack等のコードを静的解析
ツールで解析、バグ、記述上の問題点を調査し、改善、
本家へフィードバック
RobotWebTool拡張
https://github.com/robo-marc/visualization_rwt
ブラウザからROSシステムの操作・モニタなどを⾏う
RobotWebToolsを拡張、GUI部品等を追加。Webベース
でのシステム構築効率を向上させた。
https://github.com/robo-marc
をぜひご覧ください。
(成果物)簡単に試せる NEDO講座 ROSキット
9
USBメモリ
ROS Kinetic +川崎重⼯、富⼠ソフト、カワダロボティクス、THKのロボットモデルを動かせます︕︕
Melodicへアップデート
iRex2019成果デモンストレーション
10
多数のロボットをROSおよび共通IFで制御
ROS概要
11
ロボットミドルウエアについて
• ロボットシステム構築を効率化するための共通機
能を提供する基盤ソフトウエア
– 「ロボットOS」と呼ばれることもある
– インターフェース・プロトコルの共通化、標準化
– 例として
• モジュール化・コンポーネント化フレームワークを提供
• モジュール間の通信をサポート
• パラメータの設定、配置、起動、モジュールの複合化(結合
)機能を提供
• 抽象化により、OSや⾔語間連携・相互運⽤を実現
• 2000年ごろから開発が活発化
– 世界各国で様々なミドルウエアが開発・公開されて
いる
12
13
ROS(Robot Operating System)
• Willow Garage
– 2007年設⽴のロボットベンチャー(⽶、Menlo Park)
– 2014年事業停⽌
– Scott Hassanが出資
• googleの初期エンジンの作者の⼀⼈
– ビジネスモデル
• ソフト︓ROS(無償)+ハード︓PR2 を販売
• PR2を10台無償で⼤学などに配布
• スピンアウト創出を狙う
14
Willow Garage
Industrial Perception, Inc.
15
ROS(Robot Operating System)
概要︓
Ø ⽶国ベンチャー Willow Garageが開発したロボット⽤OS。
Ø 2007年から開発開始。
Ø オープンソースとして広くソースコードを公開。
Ø 現在はOpen Roboticsが管理。
Ø ロボット機能要素(センサ、モータ、アーム、移動機能)をモジュール化。個別に動くプ
ログラムを連携する通信部分を提供。(RTMとコンセプトは同じだが、リアルタイム・密結合機能はない)
Ø Linuxのソフトウェア管理機構を活⽤し(Linuxに慣れた⼈なら)インストールが容易。
ユーザ︓
Ø Savioke、Fetchロボティクス、Clearpath Robotics、トヨタなどがロボット⽤OSとして
採⽤。
Ø 学術分野ではデファクトスタンダードとなっている
特徴︓
Ø Ubuntu Linux†上で動作(コマンド⼊⼒による操作が基本)。
Ø 他のOSは公式にはサポートしていない
Ø キラーアプリケーションにより⼈気獲得
Ø rviz:ロボットの様々な状態を3Dで表⽰
Ø MoveIT!: アームの軌道計画
Ø Navigation Stack: 地図作成・経路計画
Ø 現在次バージョン︓ROS2に移⾏中
Ø RTM同様の密結合・リアルタイム機能含む
Ø 通信はOMGのDDS標準を利⽤(RTMと互換性有)
rviz
MoveIT!
• aibo
– 新AiboではOpen-RではなくROSを
利⽤している模様
• ROS kinetic(バージョン) を利⽤
– 約500以上のオープンソースソフト
ウェア(ROS含む)を利⽤している
• ライセンスをWebサイト上で明記
• ROSに対して⼿を加えている
– 通信効率化の追加モジュール開発
• SDK(ソフトウェア開発キット
)
– 将来的にユーザに提供
– ROSベースSDKの予定
16
http://oss.sony.net/License/ERS-1000/
aiboにおける利⽤
ROSに関連する情報は以下の場所にまとまっています。
• ROS Wiki: http://wiki.ros.org/ja
– 様々な情報がwiki上に集約されている
• ROS Discourse: https://discourse.ros.org/
– 掲⽰板、メールでも読むことができる
• Qiita: https://qiita.com/search?q=ROS
– 様々な⼈が解説、導⼊記録等をあげている。体系的ではないが、⾃分と同じ
トラブルの場合にはたいへん役に⽴つ。
• Slack: ROS Community, ROS Japan UG などがあります。
• その他、検索すると様々な情報がでてきます。特に、エラーが起こった
場合は、まず エラーメッセージ をそのまま検索窓に⼊れて検索してみ
ましょう。
17
ROSの情報を得るには︖
ROS リリース履歴
• DISTRO (=Distribution)
– 配布パッケージのこと
– バージョンごとに名前がついている。(⻲に関係がある)
– DISTRO nameは覚えておいた⽅がよい。
現⾏Distro: http://wiki.ros.org/Distributions
• Kinetic (Kinetic-Kame)
– Ubuntu 16.04対応版
– 現⾏で⼀番古いが、まだユーザが多い
– 2021年4⽉まで
• (Lunar Loggerhead)
– 2019年5⽉サポート終了
• Melodic (Melodic Morenia (ビルマメダマガメ))
– Ubuntu 18.04対応版
– 次第にこちらに移りつつある
– 2023年5⽉まで
• Noetic (Noetic Ninjemys (メイオラン科のカメ))
– 推奨版
– Ubuntu 20.04対応版
– 2025年3⽉まで
18
カメにまつわるコードネーム
頭⽂字はアルファベット順
ROS2
【ユースケースの変化】
• 複数のロボット
• 組込みCPU
• リアルタイム
• 理想的でない通信環境
• 製品向け使⽤
• あらかじめ規定されたパター
ンにのっとった構造化したシ
ステム構成
【新たな技術】
• Zeroconf (avahi, bonjour, UPnP等)
• Protocol Buffers
• ZeroMQ (and the other MQs)
• Redis(次世代⾼速key-valueデータストア)
• WebSockets
• DDS (Data Distribution
Service).
19
http://design.ros2.org/articles/why_ros2.html
【ROS1では】
• 単体のロボット
• 強⼒なCPU
• ⾮リアルタイム
• 途切れない通信環境
• 研究向け
• ⾃由な枠組み(main関数)
ROSを⼤幅に改良したROS2への移⾏を発表
(ROSとの互換性はない)
ROS2
• 通信︓DDS(OMG標準のpub/sub通信ミドルウエア)
– ミドルウェア層を作製し複数のDDS実装(製品も含む)を使え
るように
– 単⼀障害点がない(ROS1ではmasterが落ちると×)
– QoS制御が可能に(History, Depth, Reliability, Durability)
• コンポーネントモデルを導⼊
• 複数のOSに対応(Windows、MacOS)
• ROS1とはブリッジで通信
– 直接は通信できない、互換性なし
• セキュリティ対応(DDSセキュリティを利⽤)
• リアルタイム実⾏可能(Linuxのみ)
• 組込み対応
20
http://design.ros2.org/articles/ros_middleware_interface.html
ROS1→ROS2へ
• NASAの仕事を請け負った時に、独⾃形式のROS
messageはNASAでは使えないから、プロトタイプを
ROSで実装後にすべて作り直した
• NASAでは何らかの標準に準拠したものでないと使えな
い。その時は結局DDSを使⽤した。
• それ以外にもROS1では、1ノード1プロセス、コンポー
ネントモデルがないので、モデルベース開発にならない
、ROS masterがSPOFになっているなど不都合な点が
多々ある
• それ故、ROS2ではこれらの問題点を克服するため全く
新しい実装にする予定。
21
• OMG(Object Management
Group)で標準化されたpub-
sub型データバスミドルウェア
• Pub/sub型通信
– トピックが同じ送受信者間でデー
タが配信される仕組み
• SPOF(単⼀障害点)がない
discoveryメカニズム
• OMGのミドルウェアTF(MARS)
で最もアクティブに活動してい
るTFで策定
– 関連標準仕様は10程度
22
DDS (Data Distribution Service)
ROS2ノードライフサイクル
23
Inactive
ActiveFinalized
CleaningUp
do / onCleanup()
Unconfigured
Configuring
do / onConfigure()
Deactivating
do / onDeactivate()
Activating
do / onActivate()
ErrorProcessing
do / onError()
ShuttingDown
do / onShutdown()
create()
configure()
onCleanup:
[SUCCESS]
onConfigure:
[SUCCESS]
cleanup()
onConfigure:
[FAILURE]
activate()
deactivate()
onActivate:
[SUCCESS]
onDeactivate:
[SUCCESS]
onActivate:
[FAILURE]
shutdown() shutdown()
shutdown()onShutdown:
[SUCCESS]
desstroy()
onError:
[SUCCESS]
onError:
[FAILURE]
Error Raised
Error RaisedError Raised
Error Raised
Error Raised
Error Raised
過渡状態を状態とみなしている以外はRTCをほぼ同じ
エラー処理が明確に、終了処理が⼀体になっている
外部からのトリガによる遷移 処理結果による遷移
動作状態
待機状態
終了状態
初期状態
ROS1とROS2のロジック実⾏⽅法の違い
24
1
TI s
TDs
Kp+
-
センサRTC 制御器RTC アクチュエータRTC
ロジック ロジックロジック
main()
モータ等
ロータリー
エンコーダ等
ROS1
ROS2 1
TI s
TDs
Kp+
-
センサRTC 制御器RTC アクチュエータRTC
Executor
ロジック ロジックロジック
実⾏ 実⾏ 実⾏
モータ等
ロータリー
エンコーダ等
ノードの実⾏タイミング・順序は制御できない
複数のノードを密結合してリアルタイムシステムを構成できない
ノードの実⾏タイミング・順序をExecutorで決定できる
複数のノードを密結合してリアルタイムシステム化可能
main() main()
モジュール
(ノード)
の粒度
⼤
モジュール
(ノード)
の粒度
⼩
ROS2 リリース履歴
• Alpha1 (2015.8)
– DDS, 基本的なpub/sub messagingとservice 対応
– ROS1とのブリッジ
• Alpha2 (2015.10)〜Alpha8(2016.10)
• Beta1(2016.12)〜Beta3(2017.9)
• Ardent Apalone (2017.12)
– コードネーム︓Ardent(熱烈) Apalone (アパロンカメ、北⽶原産のスッポン科のカメ)
– ディスカバリ機能、ライフサイクル、コマンドラインツール等
• Bouncy Bolson (2018.6)
– コードネーム︓ Bouncy(弾む) Bolson (メキシコゴファーガメ、Bolson tortoise)
– Launchシステム、バイナリパッケージ提供
• Crystal Clemmys (2018.12)
– コードネーム︓ Crystal(透明な) Clemmys (キボシイシガメ Clemmys guttata)
– 周辺ツール(gazebo、rqt、rosbag2)のサポート
25
ROS1同様にカメにまつわるコードネーム
ROSの基礎
26
• ノード
– モジュールプログラム、通常は実⾏可能な⼀つのプログラムとして、ソース
およびバイナリが提供される
• パッケージ
– ノードや設定ファイル、コンパイル⽅法などをまとめたもの
• メッセージ
– ノード間でやりとりするデータ
• トピック
– ノード間でやりとりするデータのラベル、同じトピック名を持つ出⼒と⼊⼒はデータ
がやり取りされる
27
ROS⽤語
ROS
ノード
同⼀トピック間の
ポートは⾃動で接続
ROS
ノード
ROS
ノード
ROS
ノード
トピック
velocity
トピック
velocity
トピック
velocity
トピック
position
/rosout
パラメータ
サーバ
• マスター︓ノードの参照やトピッ
クを保持するネームサービス
– システム全体で原則⼀つ→SPOF
(Single Point of Failure)
– 他のノードより先に起動しなけ
ればならない
• パラメータサーバ︓ノードの
パラメータを保持するデータ
ベース
– マスター内で動作、ノードから
はXMLRPCでアクセス
• rosout: ノードに対してstdout,
stderrのような役割を果たす
28
ROS
ノード
ROS
マスター
Node0:…
Node1:…
Node2:…
:
Topic0:…
Topic1:…
Topic2:…
:
ROS
ノード
ノード参照・
トピックを登録
原則マスターは1つ
他のノードより先に起動
しなければならない
#拡張機能でマルチマスターも可
同⼀トピック間の
ポートは⾃動で接続
XMLRPCで通信
ROS独⾃プロトコル
ROSの仕組み
• ワークスペース作成︓
– ⾃作パッケージを置く場所
– 通常ホームdir直下の “~/catkin_ws”
とすることが多い
– ⾃分で作る必要あり
• mkdir catkin_ws
• cd catkin_ws ; catkin build ← WS初期化
• パッケージ作成︓
– ワークスペースいかにパッケージを作
成する
• catkin create pkg my_pkg <opt>
– パッケージ名は⼩⽂字と”_”のみ
• ビルド:
– catkin build でビルド
• cd ~/catkin_ws
• catkin build <package name>
29
ROSによるノード開発の流れ
~/catkin_ws/ ←このディレクトリでビルド
+ .catkin_workspace
+ build/
+ devel/
+ src/
+ CMakeLists.txt ←最上位のcmake file
+ PackageA/
+ CMakeLists.txt
+ package.xml ←マニュフェスト
+ include
+ パッケージ名
+ インクルードファイル
+ src/ ← ソースファイルディレクトリ
+ ソースファイル
Catkinのワークスペース構成
• グラフリソース名
– ノード名、トピック名、メッセージタイプ名、サービス名などに付与するユニークな名前
– “/” から始まり、”/”で区切られて階層化される
– /<name0>/<name1>/<name2>/…
• 相対名
– デフォルトの名前空間が指定されている場合 <名前空間名>/<リソース名> で指定可能
– 先頭に”/” がつかないことで区別される
– 環境変数 ROS_NAMESPACE で指定したり、launchファイルで <node ns=“名前空間” />
で指定することができる
• プライベート名
– “~” から始まる名前、ノード内でプライベートな名前空間
• アノニマス名
– 多数のノード名を⾃動でつけたい時などに使⽤
– Ros::init()の引数にinit_options::AnonymousName を指定することで、⾃動的にノード
type名+時刻で⼀意な名前を⾃動でつけてくれる
30
グラフリソース名
rxgraphの出⼒例
• ROSノードをビルドするツール
– ROSは独⾃のビルド・パッケージツールを提供している。ROSの特徴の⼀つ
。様々なソフトウェアを効率よく管理・ビルド・配布することができる。
• rosbuild
– 廃⽌された最初のROS⽤ビルドツール
• catkin (ヤナギなどの尾状花序)
– 現⾏のROS⽤ビルドツール
ROS2以降
• ament (ヤナギなどの尾状花序)
– 最初のROS2⽤ビルドツール
– 現在は表向きは次のcolconが利⽤されているが、内部的にはamentが使われている模
様
• colcon (collective construction)
– ROS2⽤ビルドツール
– メタビルドツール、内部的に⽤途ごとに適切なビルドツールを呼び出す
– https://colcon.readthedocs.io/en/released/
31
ROSのビルドツール (catkin)
• ROSノード(群)を起動するツール
– ROSは独⾃のビルド・パッケージツールを提供している。ROS
の特徴の⼀つ。様々なソフトウェアを効率よく管理・ビルド・配
布することができる。
• rosrun
– ROSノード(1個)を起動するコマンド
• roslaunch
– ROSノード群(複数)を起動するコマンド
– Roslaunch <package> <launch_file>
32
ROSの起動ツール (rosrun/roslaunch)
• XMLファイルとして記述
– <launch>タグで囲む
• <node>タグ︓起動するノードを指定
– Name: インスタンス名、同⼀ノード名でも別名をつけて複数起動させることができる
– Pkg: パッケージ名
– Type: ノード名
– Output: 出⼒先、screen で標準出⼒に出⼒される、複数のノードの出⼒を標準出⼒に出⼒可能
• <remap>タグ: トピック名を変更 from, toで改名前後のトピック名指定
• <arg>タグ︓roslaunch起動時にとる引数を宣⾔可能
– nameで引数名、defaultでデフォルト値を指定
• <group>タグ︓グルーピング
– If⽂でargの引数をとることができる
– 上の例では、mode=falseを指定すると“インスタンス名1”のノードは起動しない
– Ex. roslaunch <パッケージ名> <launchファイル>.launch mode:=false ← インスタンス名1を起動させない
• <param >タグ︓パラメータ指定
– コード内であらかじめ定義されているパラメータを起動時に指定する
– Ex. contentという名前のパラメータ(string型) に “hogehoge” を代⼊
33
roslaunch launch file
<launch>
<arg name=“mode” default=“true”>
<group if=“$(arg mode)”>
<node name=“インスタンス1” pkg=“パッケージ名” type=“ノード名” output=“出力先”/>
</group>
<node name=“インスタンス名2” pkg=“パッケージ名” type=“ノード名” output=“出力先”>
<remap from=“改名前トピック名” to=“改名後トピック名"/>
<param name="content" value=“hogehoge"/>
</node>
</launch>
ROS launchファイル例
• MoveIt!
– マニピュレータ(ロボットアーム)のためのモ
ーションプラニングのフレームワーク・ライブ
ラリ
– ⽬的の⼿先位置・姿勢を与えると、マニピュレ
ータの⼿先の現在位置・姿勢から⽬的位置・姿
勢までの経路を⾃動的に計算する
– 計算結果に基づき、実際にマニピュレータを制
御し移動させる
– 障害物の情報があらかじめ与えられている場合
、それらにぶつからない経路を計算することが
できる。
• ROS、rviz
– MoveIt!には、ROSでMoveIt!利⽤するのに便
利なパッケージ・ノード群っが提供されている
。
– ROSの可視化ツールrvizと連携し、ロボットの
実機がなくても、プランニング結果をアニメー
ションで表⽰することが可能
– rviz上からGUIでMoveIt!でロボットの操作が
可能
• MoveIt! Commander
– MoveIt!をコマンドラインから使⽤するインタ
ーフェース
MoveIt!とは︖
ros pkg MoveIt! pkg
プランニングIF
衝突検出
プランニング
シーン
提⾔
• ⾃前主義はやめよう︕︕
– 書きたてのコードより、いろいろな⼈に何万回も実⾏されたコ
ードのほうが動くコードである︕︕
– ⾃分にとって本質的でない部分は任せて、本当にやりたい部分
・やるべき部分のコードを書こう︕︕
– 誰かがリリースしたプログラムは⼀度は動いたことがあるプロ
グラムである︕︕
– ⼈のコードを読むのが⾯倒だからと捨ててしまうのはもったい
ない︕︕
• オープンソースにコミットしよう︕︕
– 臆せずMLやフォーラムで質問しよう︕︕
– どんなに初歩的な質問でも他の⼈にとっては価値ある情報であ
る。
– 要望を積極的にあげよう︕︕
– できればデバッグしてパッチを送ろう︕
35

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