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TIPA®
                                     アセッサ/リードアセッサ



株式会社ITプレナーズジャパン・アジアパシフィック




       Copyright © 2012 ITpreneurs                1
目次



TIPA®とは
TIPA®のメリット
TIPA®コース
TIPA®活用事例




             Copyright © 2012 ITpreneurs    2
TIPA®とは
TIPA®とは
TIPA® (Tudor IT Process Assessment)とは、ISO/IEC 15504の基準を応用し、組織に導入され
たITプロセスの成熟度レベルを測定するITプロセスのアセスメントフレームワークです。
ISO/IEC 15504で定義されているアセスメント手法は、さまざまなプロセスフレームワーク
に適用することができます。TIPA®は、このISO/IEC 15504の柔軟性を応用し、ITIL®プロ
セスのアセスメントをサポートできるフレームワークです。
ISO/IEC15504 のITIL®への応用
IT プロセス成熟度測定
ITサービスマネジメント改善への第一歩
反復可能で客観的:どのアセッサが実施してもIT      ITIL®
サービスマネジメントプログラムの成熟度と期待通                                  TIPA® for ITIL®
                               +
りの改善をモニタリングすることができる
ベンチマーク目的での使用が可能         ISO/IEC 15504
プロセスアセスメントの「オープンソース」の方法
論
複雑化するアセスメントに対して体系的な方法論を
提供
                           Copyright © 2012 ITpreneurs                     4
ISO/IEC 15504とは

概要
– ISO/IEC 15504は、ソフトウェア開発を中心とした工程を評価するためのフレ
  ームワークであり、国際標準化機構(ISO)と国際電気標準会議(IEC)の合
  同技術委員会によって作成
– アセッサが実施するアセスメントに基づき、組織のプロセス能力レベルを判
  定
  (TIPA®でも同様の手法を使用)
– ISO/IEC 15504は、組織の各プロセスの能力の診断標準を提供するため、プロ
  セスの現状を正しく把握できるため、この手法は次のことに使用されること
  が多い:
     • プロセス改善
     • 能力判定(サプライヤのプロセス能力を評価するための指標として)
プロセスアセスメントのためのISO基準
通称SPICE
近年存在感を増している基準
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CRP Henri Tudor社

ルクセンブルグに本拠を置くCRP Henri Tudor社はISO20000®やISO15504の開発
およびレビューに従事したナレッジを活かしてTIPA®を開発しました。
さまざまな手法の改善や強化で官民問わず広く貢献しています。

 ルクセンブルグ最大の公的リサーチセンタ
 およそ450名の研究者
 多くのISO基準にかかわる専門集団
 業務内容はリサーチのみ
 TIPA®においては7年もの歳月をかけて製品化




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TIPA®を活用する利点
      TIPA®認定資格はアセスメントを実施する側のみならず、
      アセスメントを受ける側にとっても価値のある資格です。

              ベンダニュートラルで構造化された反復可能な評価手法を利用で
              きる
アセスメントを受ける
              目標設定や改善のための測定指標を通じてプロセス改善が可能に
ユーザ企業にとっての
    利点        なる
              ITSMプロジェクトのROIが改善される
              自社の業務プロセスがどれだけ改善されたかを認識することがで
              き、今後の事業計画に活かせる
              目標設定や改善のための測定指標を通じてプロセス改善が可能に
アセスメントを実施する   アセスメントを主導でき、TIPA®ウェブサイト上の認定者リストに
              なる
組織およびコンサルタン   名前が載せることができ、有資格者としての事業への信頼が得ら
 トにとっての利点     れる
              TIPA®を製品またはサービスとして商業的に活用できる




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定義付けからクローズまでのアプローチ

ITプロセスの各段階を網羅し、それぞれの段階に最適化されたツールを提供
する®
TIPA の手法は6つの段階で構成:
 各段階はタスクによって構成されています。
                                                                               クローズ
 タスクごとに役割が定義され、責任が割り当てられま
 す。                                                                 結果のプレゼ    •ミーティング
                                                                    ンテーション     をクローズす
 各タスクは標準ツールによってサポートされていま                                                       る
 す。                                                         分析      •結果について
                                                                     の詳細な
 タスクごとに期待されるインプットとアウトプットが                                            レポート
                       アセスメン                              •SWOT分析
 あります。                   ト                                 (強み、弱    •マネジメント
                                                           み、機会、     層へのプレゼ
                       準備                •インタ                        ンテーション
                                          ビュー              脅威の分
                                                           析)       •各関係者への
             定義      •組織の背景の             •文書のレ                       プレゼンテー
                      確認                  ビュー             •改善提案
                                                                     ション
           •プロセスの選   •アセスメント             •結果の評価
            出         の計画立案と             •プロセスの
                      準備                  評価
           •アセスメント
                     • キックオフ・
            の摘要範囲の
            定義        ミーティング




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プロセス成熟度レベル
                                                             およびプロセス属性
5.最適化しているプロセス
関係する事業の最終目標、および
現在や計画した事業の最終目標を                      5. 最適化しているプロセス
                                               5.1プロセス革新
満たすように継続的に改善されて                                5.2プロセス最適化
いる
4.予測可能なプロセス                 4. 予測可能なプロセス
プロセスは限られた範囲の中で                     4.1プロセス測定
制定されている                            4.2プロセス・コントロール
3.確立されたプロセス            3. 確立されたプロセス
定義されたプロセスが使用されてお           3.1プロセス定義
り、標準のプロセスに基づいている           3.2プロセス展開
                                                            2.管理されたプロセス
                   2. 管理されたプロセス
                      2.1パフォーマンス管理
                                                            プロセスが管理されており、
                      2.2 作業成果物管理                           作業成果物が定められ、
                                                            コントロールされ、維持されて
            1. 実施されたプロセス                                    いる
                                                            1.実施されたプロセス
                  1.1プロセス・パフォーマンス
                                                            プロセスが導入されており、
                                                            その目的は達成されている
        0.不完全なプロセス                                          0.不完全なプロセス
                                                            プロセスは導入されておら
                                                            ず、その目的も達成されてい
                                                            ない

                              Copyright © 2012 ITpreneurs                    9
プロセスプロフィール-TIPA®アセスメントの要約

                  レベル1              レベル2                    レベル3                 レベル4           レベル5
                 実施された             管理された                   確立された                予測可能な         最適化している

                プロセス・ パフォーマンス 作業成果物                  プロセス            プロセス    プロセス   プロセス・    プロセス   プロセス
               パフォーマンス  管理     管理                     定義              展開      測定    コントロール    革新    最適化
インシデント管理           F           L           L            P               P
 変更管理              F           F           L            L               L
リリース管理             F           F           P            N               N
 構成管理
                   F           F           F            L               L
 問題管理
                   L           P           P            N               N


     “Fully”           完全達成           F          86-100%
     “Largely”         ほとんど達成         L          51-85%

     “Partially”       部分的達成          P          16-50%
     “Not”             達成できてない        N          0-15%




                                               Copyright © 2012 ITpreneurs                                 10
ITプロセス改善戦略のステップ
    一度のアセスメントで結論を出すのではなく
    継続的なアセスメントを通じて改善活動を行うことができる。
                                                        アセスメントを
 TIPA®初期      改善計画、ゴール、                                 受けた企業が
              およびマイルストー
                                             導入・実施
アセスメント                                                  実際に改善を
               ンの定義付け
                                                          行う


  TIPA®
  ツール
ボックス:T1-                                                    Goal
    16                 TIPA ®コントロー                      サービス品質の
                        ルアセスメント                         改善
                                                        ITSMプロジェク
             TIPA®
                                                        トのROIを上げる
             ツール
                                                        コスト削減
           ボックス:T17-    達成した
               20      成熟度レベルか
                          ら
                       再アセスメント
                          Copyright © 2012 ITpreneurs               11
プロセスアセスメントの手順

                                               TIPA®
                                              評価基準

                                                   プロセス・
                                                   プロフィール
プロセスアセスメントとは:
                                                       アセスメント・
– プロセスの「HOW」ではなく、まず「WHAT」に                              レポート
  着目
                                                            アセスメント結果
– 現行のプラクティスを参考用のプラクティスと比較                                   のプレゼンテー
  するために使用                                                     ション

– 参考となるプロセスの構成記述が基礎                                              アセスメントと
                                                                   監査
– プロセスの成熟度レベルの判定に使用
– インタビューに基づいてアセッサチームが実行                                             TIPA®
                                                                  評価基準の適用




                Copyright © 2012 ITpreneurs                                 12
TIPA®ツールボックスの全体図




Copyright © 2012 ITpreneurs        13
TIPA®コース
TIPA®認定資格
TIPAアセッサ for ITIL®                                    TIPA®アセスメントを
                                                      実施するチームの役割
 アセスメントインタビューを実施
 TIPA®ツールボックスに付属する評価シート
 を基にプロセスを評価
 プロセス成熟度の結果を分析

TIPAリードアセッサ for ITIL®                                        リードアセッ
                                                               サ
 TIPA®アセスメントのプロジェクトマネージャ
 で TIPA®アセッサの指導をし、プロジェクトを
 実施
 アセスメントされるプロセスの選択からアセス
 メント結果の報告までのプロジェクトの全てを                                        アセッ
                                                                サ
 主導



                        Copyright © 2012 ITpreneurs                   15
TIPA®アセッサ for ITIL®

コース説明:TIPA®リードアセッサの指                                認定試験:
導のもとTIPA®の方法論をベースとした                                  –       問題数:8問
プロセスアセスメントを実施する能力を                                    –       四肢択一形式で傾斜配点(各5点、3点、1点、0点)
身につけるためのコースです。                                        –       試験時間:90分
期間:3日間                                              達成目標:
必須条件(下記いずれか一つ):                                       –       プロセス目的、プロセス成果、基本プラクティス
–   ITIL®V3ファンデーション認定                                         、作業成果物、プロセス属性、共通プラクティス
                                                              の違いを理解することができる
–   ITIL®V2ファンデーションおよびITIL®V3
    ファンデーションブリッジ                                      –       アセスメントの一部から発見した証拠をもとに
                                                              SWOT分析を実施することができる
対象者:
                                                      –       ITIL®プロセスに関してISO/IEC 15504の構造をど
–   プロセスオーナ                                                   のように適用すれば良いかわかる
–   品質マネージャ                                           –       ITIL®V3およびITIL®V2に関してTIPA®で提案され
–   プロセスデザイナ                                                  たITサービスマネジメントプロセスの記述を理解
–   内部監査人                                                     することができる
–   コンサルタント




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TIPA®リードアセッサ for ITIL®

コース説明:TIPA®アセスメントプロジ                       認定試験:
ェクトを主導し、参加者のアサインから                           –       問題数:8問
プロジェクトのクローズまで、TIPA®の                         –       四肢択一形式で傾斜配点(各5点、3点、1点、0点)
方法論をベースとしたプロセスアセスメ                           –       試験時間:90分
ントを管理する能力を身につけるための                         達成目標:
コースです。                                       –       プロセス目的、プロセス成果、基本プラクティス
期間:2日間                                               、作業成果物、プロセス属性、共通プラクティス
必須条件:TIPA®アセッサ認定                                     の違いを理解することができる
                                             –       アセスメントの一部から発見した証拠をもとに
対象者:                                                 SWOT分析を実施することができる
–   プロセスオーナ                                  –       ITIL®プロセスに関してISO/IEC 15504の構造をど
–   品質マネージャ                                          のように適用すれば良いかわかる
–   プロセスデザイナ                                 –       ITIL®V3およびITIL®V2に関してTIPA®で提案され
–   内部監査人                                            たITサービスマネジメントプロセスの記述を理解
–   コンサルタント                                          することができる




                       Copyright © 2012 ITpreneurs                                     17
TIPA®認定プロセス


  認定コースを受講する                 認定試験を受験する                       認定資格を活用する



 TIPAアセッサfor ITIL®       認定試験に合格すると認定資                     認定資格を取得すると以下の
 期間: 3日間                 格を得ることができる                        サービスを受ける資格を得る
 研修形態: 集合研修
 必須条件: ITIL®V3ファンデーショ                                      ことができる:
                         試験形式:
ン
                            – 持ち込み不可、多肢選択式                   –   TIPA®プロフェッショナルメ
(もしくはITIL®V2ファンデーション
                               、                                 ンバシップ
および            ITIL®V3
 TIPAリードアセッサ
ファンデーションブリッジ)               – 認定コース修了後に受験可                   –   TIPA®アセスメントを行う権
 for ITIL®                     能                                 利
 期間:2日間                                                      –   TIPA®公式ウェブサイトにア
 研修形態: 集合研修                                                      セッサまたはリードアセッサ
 必須条件: TIPA®アセッサ for                                             として認定者リストに名前や
 ITIL®                                                           簡単な経歴の掲載(未定)



                             Copyright © 2012 ITpreneurs                           18
ハイライト
対象者
ITIL®またはITSM プロセスのアセスメントもしくは改善活動
にかかわっている方
ITIL®の導入およびITIL®プロセス成熟度アセスメントに参画
している方
プロセスアセスメントのターンキーソリューションを探して
る方
次の職種の方(これに限らない): ITIL®/ITSMプロセスオーナ、
プロセスマネージャ、プロセスデザイナ、コンサルタント、
内部監査人、品質マネージャ
コースの特徴
実際のアセスメントプロジェクトに参加することができるよう
にコンセプトや主要な要素への本質的理解を深めることができ
る
受講者同士がロールプレイング形式でアセスメントプロジェク
トを実施するシミュレーション(インタビューの実施、アセス
メントの評価 、改善提案、結果報告)
認定試験対策

Copyright © 2012 ITpreneurs           19
TIPA®活用事例

Copyright © 2011 ITpreneurs
TIPA®の活用事例
 TIPA®使用例
                                            Fujitsu Services Oy社
成熟度判断(内部)                                   (フィンランド)
• ITIL® の参考資料と比較するため                          2007 年よりTIPA®を実施
• プロセスの成熟度の判定のため
• ISO/IEC 20000®認定の取得準備のため
                                                 年間10件ほどのアセスメントプロジェ
                                                 クトに活用している
プロセス改善(内部)                                            目的:プロセス改善および顧客に対し
                                                      てサービスの品質を明示するため
• 改善目標に対する強みと弱みを特定するため
• 改善の取り組みを構築し、優先度を設定するため                      Dimension Data社
• 進捗の測定のため
                                              (南アフリカ共和国)
パートナの能力判断(外部)                                 世界中のサービスセンタの80%にTIPA®を適
                                                用:
• 事業の最終目標と顧客の要件に基づいてプロバイ                        ベンチマーキングおよびベストプラク
  ダの選出を行うのをサポートするため                             ティスの
• パートナのベンチマークを行うため
                                                ベンチマークおよびベストプラクティス
                                                の確立
                                                プロセス改善
                             Copyright © 2012 ITpreneurs                  21
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ISO15504ベースのアセスメントフレームワーク TIPA for ITIL<sup>®</sup>

  • 1. TIPA® アセッサ/リードアセッサ 株式会社ITプレナーズジャパン・アジアパシフィック Copyright © 2012 ITpreneurs 1
  • 4. TIPA®とは TIPA® (Tudor IT Process Assessment)とは、ISO/IEC 15504の基準を応用し、組織に導入され たITプロセスの成熟度レベルを測定するITプロセスのアセスメントフレームワークです。 ISO/IEC 15504で定義されているアセスメント手法は、さまざまなプロセスフレームワーク に適用することができます。TIPA®は、このISO/IEC 15504の柔軟性を応用し、ITIL®プロ セスのアセスメントをサポートできるフレームワークです。 ISO/IEC15504 のITIL®への応用 IT プロセス成熟度測定 ITサービスマネジメント改善への第一歩 反復可能で客観的:どのアセッサが実施してもIT ITIL® サービスマネジメントプログラムの成熟度と期待通 TIPA® for ITIL® + りの改善をモニタリングすることができる ベンチマーク目的での使用が可能 ISO/IEC 15504 プロセスアセスメントの「オープンソース」の方法 論 複雑化するアセスメントに対して体系的な方法論を 提供 Copyright © 2012 ITpreneurs 4
  • 5. ISO/IEC 15504とは 概要 – ISO/IEC 15504は、ソフトウェア開発を中心とした工程を評価するためのフレ ームワークであり、国際標準化機構(ISO)と国際電気標準会議(IEC)の合 同技術委員会によって作成 – アセッサが実施するアセスメントに基づき、組織のプロセス能力レベルを判 定 (TIPA®でも同様の手法を使用) – ISO/IEC 15504は、組織の各プロセスの能力の診断標準を提供するため、プロ セスの現状を正しく把握できるため、この手法は次のことに使用されること が多い: • プロセス改善 • 能力判定(サプライヤのプロセス能力を評価するための指標として) プロセスアセスメントのためのISO基準 通称SPICE 近年存在感を増している基準 Copyright © 2012 ITpreneurs 5
  • 6. CRP Henri Tudor社 ルクセンブルグに本拠を置くCRP Henri Tudor社はISO20000®やISO15504の開発 およびレビューに従事したナレッジを活かしてTIPA®を開発しました。 さまざまな手法の改善や強化で官民問わず広く貢献しています。 ルクセンブルグ最大の公的リサーチセンタ およそ450名の研究者 多くのISO基準にかかわる専門集団 業務内容はリサーチのみ TIPA®においては7年もの歳月をかけて製品化 Copyright © 2012 ITpreneurs 6
  • 7. TIPA®を活用する利点 TIPA®認定資格はアセスメントを実施する側のみならず、 アセスメントを受ける側にとっても価値のある資格です。 ベンダニュートラルで構造化された反復可能な評価手法を利用で きる アセスメントを受ける 目標設定や改善のための測定指標を通じてプロセス改善が可能に ユーザ企業にとっての 利点 なる ITSMプロジェクトのROIが改善される 自社の業務プロセスがどれだけ改善されたかを認識することがで き、今後の事業計画に活かせる 目標設定や改善のための測定指標を通じてプロセス改善が可能に アセスメントを実施する アセスメントを主導でき、TIPA®ウェブサイト上の認定者リストに なる 組織およびコンサルタン 名前が載せることができ、有資格者としての事業への信頼が得ら トにとっての利点 れる TIPA®を製品またはサービスとして商業的に活用できる Copyright © 2012 ITpreneurs 7
  • 8. 定義付けからクローズまでのアプローチ ITプロセスの各段階を網羅し、それぞれの段階に最適化されたツールを提供 する® TIPA の手法は6つの段階で構成: 各段階はタスクによって構成されています。 クローズ タスクごとに役割が定義され、責任が割り当てられま す。 結果のプレゼ •ミーティング ンテーション をクローズす 各タスクは標準ツールによってサポートされていま る す。 分析 •結果について の詳細な タスクごとに期待されるインプットとアウトプットが レポート アセスメン •SWOT分析 あります。 ト (強み、弱 •マネジメント み、機会、 層へのプレゼ 準備 •インタ ンテーション ビュー 脅威の分 析) •各関係者への 定義 •組織の背景の •文書のレ プレゼンテー 確認 ビュー •改善提案 ション •プロセスの選 •アセスメント •結果の評価 出 の計画立案と •プロセスの 準備 評価 •アセスメント • キックオフ・ の摘要範囲の 定義 ミーティング Copyright © 2012 ITpreneurs 8
  • 9. プロセス成熟度レベル およびプロセス属性 5.最適化しているプロセス 関係する事業の最終目標、および 現在や計画した事業の最終目標を 5. 最適化しているプロセス 5.1プロセス革新 満たすように継続的に改善されて 5.2プロセス最適化 いる 4.予測可能なプロセス 4. 予測可能なプロセス プロセスは限られた範囲の中で 4.1プロセス測定 制定されている 4.2プロセス・コントロール 3.確立されたプロセス 3. 確立されたプロセス 定義されたプロセスが使用されてお 3.1プロセス定義 り、標準のプロセスに基づいている 3.2プロセス展開 2.管理されたプロセス 2. 管理されたプロセス 2.1パフォーマンス管理 プロセスが管理されており、 2.2 作業成果物管理 作業成果物が定められ、 コントロールされ、維持されて 1. 実施されたプロセス いる 1.実施されたプロセス 1.1プロセス・パフォーマンス プロセスが導入されており、 その目的は達成されている 0.不完全なプロセス 0.不完全なプロセス プロセスは導入されておら ず、その目的も達成されてい ない Copyright © 2012 ITpreneurs 9
  • 10. プロセスプロフィール-TIPA®アセスメントの要約 レベル1 レベル2 レベル3 レベル4 レベル5 実施された 管理された 確立された 予測可能な 最適化している プロセス・ パフォーマンス 作業成果物 プロセス プロセス プロセス プロセス・ プロセス プロセス パフォーマンス 管理 管理 定義 展開 測定 コントロール 革新 最適化 インシデント管理 F L L P P 変更管理 F F L L L リリース管理 F F P N N 構成管理 F F F L L 問題管理 L P P N N “Fully” 完全達成 F 86-100% “Largely” ほとんど達成 L 51-85% “Partially” 部分的達成 P 16-50% “Not” 達成できてない N 0-15% Copyright © 2012 ITpreneurs 10
  • 11. ITプロセス改善戦略のステップ 一度のアセスメントで結論を出すのではなく 継続的なアセスメントを通じて改善活動を行うことができる。 アセスメントを TIPA®初期 改善計画、ゴール、 受けた企業が およびマイルストー 導入・実施 アセスメント 実際に改善を ンの定義付け 行う TIPA® ツール ボックス:T1- Goal 16 TIPA ®コントロー サービス品質の ルアセスメント 改善 ITSMプロジェク TIPA® トのROIを上げる ツール コスト削減 ボックス:T17- 達成した 20 成熟度レベルか ら 再アセスメント Copyright © 2012 ITpreneurs 11
  • 12. プロセスアセスメントの手順 TIPA® 評価基準 プロセス・ プロフィール プロセスアセスメントとは: アセスメント・ – プロセスの「HOW」ではなく、まず「WHAT」に レポート 着目 アセスメント結果 – 現行のプラクティスを参考用のプラクティスと比較 のプレゼンテー するために使用 ション – 参考となるプロセスの構成記述が基礎 アセスメントと 監査 – プロセスの成熟度レベルの判定に使用 – インタビューに基づいてアセッサチームが実行 TIPA® 評価基準の適用 Copyright © 2012 ITpreneurs 12
  • 15. TIPA®認定資格 TIPAアセッサ for ITIL® TIPA®アセスメントを 実施するチームの役割 アセスメントインタビューを実施 TIPA®ツールボックスに付属する評価シート を基にプロセスを評価 プロセス成熟度の結果を分析 TIPAリードアセッサ for ITIL® リードアセッ サ TIPA®アセスメントのプロジェクトマネージャ で TIPA®アセッサの指導をし、プロジェクトを 実施 アセスメントされるプロセスの選択からアセス メント結果の報告までのプロジェクトの全てを アセッ サ 主導 Copyright © 2012 ITpreneurs 15
  • 16. TIPA®アセッサ for ITIL® コース説明:TIPA®リードアセッサの指 認定試験: 導のもとTIPA®の方法論をベースとした – 問題数:8問 プロセスアセスメントを実施する能力を – 四肢択一形式で傾斜配点(各5点、3点、1点、0点) 身につけるためのコースです。 – 試験時間:90分 期間:3日間 達成目標: 必須条件(下記いずれか一つ): – プロセス目的、プロセス成果、基本プラクティス – ITIL®V3ファンデーション認定 、作業成果物、プロセス属性、共通プラクティス の違いを理解することができる – ITIL®V2ファンデーションおよびITIL®V3 ファンデーションブリッジ – アセスメントの一部から発見した証拠をもとに SWOT分析を実施することができる 対象者: – ITIL®プロセスに関してISO/IEC 15504の構造をど – プロセスオーナ のように適用すれば良いかわかる – 品質マネージャ – ITIL®V3およびITIL®V2に関してTIPA®で提案され – プロセスデザイナ たITサービスマネジメントプロセスの記述を理解 – 内部監査人 することができる – コンサルタント Copyright © 2012 ITpreneurs 16
  • 17. TIPA®リードアセッサ for ITIL® コース説明:TIPA®アセスメントプロジ 認定試験: ェクトを主導し、参加者のアサインから – 問題数:8問 プロジェクトのクローズまで、TIPA®の – 四肢択一形式で傾斜配点(各5点、3点、1点、0点) 方法論をベースとしたプロセスアセスメ – 試験時間:90分 ントを管理する能力を身につけるための 達成目標: コースです。 – プロセス目的、プロセス成果、基本プラクティス 期間:2日間 、作業成果物、プロセス属性、共通プラクティス 必須条件:TIPA®アセッサ認定 の違いを理解することができる – アセスメントの一部から発見した証拠をもとに 対象者: SWOT分析を実施することができる – プロセスオーナ – ITIL®プロセスに関してISO/IEC 15504の構造をど – 品質マネージャ のように適用すれば良いかわかる – プロセスデザイナ – ITIL®V3およびITIL®V2に関してTIPA®で提案され – 内部監査人 たITサービスマネジメントプロセスの記述を理解 – コンサルタント することができる Copyright © 2012 ITpreneurs 17
  • 18. TIPA®認定プロセス 認定コースを受講する 認定試験を受験する 認定資格を活用する TIPAアセッサfor ITIL® 認定試験に合格すると認定資 認定資格を取得すると以下の 期間: 3日間 格を得ることができる サービスを受ける資格を得る 研修形態: 集合研修 必須条件: ITIL®V3ファンデーショ ことができる: 試験形式: ン – 持ち込み不可、多肢選択式 – TIPA®プロフェッショナルメ (もしくはITIL®V2ファンデーション 、 ンバシップ および ITIL®V3 TIPAリードアセッサ ファンデーションブリッジ) – 認定コース修了後に受験可 – TIPA®アセスメントを行う権 for ITIL® 能 利 期間:2日間 – TIPA®公式ウェブサイトにア 研修形態: 集合研修 セッサまたはリードアセッサ 必須条件: TIPA®アセッサ for として認定者リストに名前や ITIL® 簡単な経歴の掲載(未定) Copyright © 2012 ITpreneurs 18
  • 19. ハイライト 対象者 ITIL®またはITSM プロセスのアセスメントもしくは改善活動 にかかわっている方 ITIL®の導入およびITIL®プロセス成熟度アセスメントに参画 している方 プロセスアセスメントのターンキーソリューションを探して る方 次の職種の方(これに限らない): ITIL®/ITSMプロセスオーナ、 プロセスマネージャ、プロセスデザイナ、コンサルタント、 内部監査人、品質マネージャ コースの特徴 実際のアセスメントプロジェクトに参加することができるよう にコンセプトや主要な要素への本質的理解を深めることができ る 受講者同士がロールプレイング形式でアセスメントプロジェク トを実施するシミュレーション(インタビューの実施、アセス メントの評価 、改善提案、結果報告) 認定試験対策 Copyright © 2012 ITpreneurs 19
  • 21. TIPA®の活用事例 TIPA®使用例 Fujitsu Services Oy社 成熟度判断(内部) (フィンランド) • ITIL® の参考資料と比較するため 2007 年よりTIPA®を実施 • プロセスの成熟度の判定のため • ISO/IEC 20000®認定の取得準備のため 年間10件ほどのアセスメントプロジェ クトに活用している プロセス改善(内部) 目的:プロセス改善および顧客に対し てサービスの品質を明示するため • 改善目標に対する強みと弱みを特定するため • 改善の取り組みを構築し、優先度を設定するため Dimension Data社 • 進捗の測定のため (南アフリカ共和国) パートナの能力判断(外部) 世界中のサービスセンタの80%にTIPA®を適 用: • 事業の最終目標と顧客の要件に基づいてプロバイ ベンチマーキングおよびベストプラク ダの選出を行うのをサポートするため ティスの • パートナのベンチマークを行うため ベンチマークおよびベストプラクティス の確立 プロセス改善 Copyright © 2012 ITpreneurs 21
  • 22. More Information : www.itpreneurs.co.jp この資料のいかなる部分も、ITプレナーズ の事前の同意なく、コピー、複製、他の言語に翻訳す ることは許可されません。 株式会社ITプレナーズ ジャパン・アジアパシフィック ITpreneurs Japan/Asia Pacific Ltd. 〒102-0083 東京都千代田区麹町2-3-3FDC麹町ビル5F 電話: 03-5856-5856, Fax:03-5856-2211 www.itpreneurs.co.jp www.tipaonline.org Japan.info@itpreneurs.com この資料に含まれる情報は予告なく変更されることがあります。この資料には、著作権で保護さ れた占有情報が含まれています。 © Copyright 2012 by ITpreneurs Nederland B.V. All rights reserved ITIL® is a Registered Trade Mark, and Registered Community Trade Mark of the Office of Government Commerce, and is Registered in the U.S. Patent and Trademark Office. The Swirl logo™ is a Trade Mark of the Office of Government Commerce. TIPA is an initiative of Public Research Center Henri Tudor in Luxembourg (http://www.tudor.lu) Copyright © 2012 ITpreneurs 22