IBM Bluemix で Liberty for Java アプリケーションを開発するには、統合開発環境として Eclipse IDE を使用していただくのが便利です。Eclipse IDE には、IBM Bluemix のアプリケーション開発を支援する IBM Eclipse Tools for Bluemix が用意されています。 本資料では、IBM Bluemix へのユーザー登録の手順と、 Liberty for Java アプリケーションの開発に必要なソフトウェアの入手とインストールの方法をご案内しています。

1. IBM Bluemix
www.bluemix.net
IBM Eclipse Tools for Bluemix による
IBM Bluemix アプリケーション開発環境の
構成手順
日本アイ･ビー･エム株式会社
東京ソフトウェア＆システム開発研究所
小峯 宏秋
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2. © 2015 IBM Corporation
この資料の目的
 IBM Bluemix で Liberty for Java アプリケーションを開発するには、統合開発環境
として Eclipse IDE を使用していただくのが便利です。Eclipse IDE には、IBM
Bluemix のアプリケーション開発を支援する IBM Eclipse Tools for Bluemix が用
意されています。
 本資料では、IBM Bluemix へのユーザー登録の手順と、 Liberty for Java アプリケ
ーションの開発に必要なソフトウェアの入手とインストールの方法をご案内しています。
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開発環境の構成手順
1. IBM Bluemix へのユーザー登録
2. Eclipse Java EE IDE for Web Developers (Luna) のインストール
3. IBM Eclipse Tools for Bluemix の Eclipse IDE へのインストール
4. WebSphere Application Server Developer Tools の Eclipse IDE へのインス
トール
5. WebSphere Application Server V8.5 Liberty Profile のインストール
 使用する Java Runtime Environment について
– Eclipse IDE の使用には Java Runtime Environment が必要です。
IBM Eclipse Tools for Bluemix の制限により、Java SE ７ の Java Runtime
Environment をあらかじめインストールしてください。
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1. IBM Bluemix へのユーザー登録
以下の手順で IBM Bluemix へのユーザー登録をします。
1. http://www.bluemix.net にアクセスし、「登録」または「無料で開始」をクリックしま
す。
2. 「Register for your free service」画面で必要な項目を入力して「Submit」ボタン
を押します。
すでに IBM ID をお持ちの方は「Already have an IBM id?」リンクをクリックして、
既存の IBM ID を使用して登録してください。
 システムの初期設定では試用期限が1か月になります．
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2. Eclipse Java EE IDE for Web Developers (Luna) のインストール
以下の手順で Eclipse IDE （統合開発環境）をダウンロードしてインストールします。
なお、Eclipse IDE の起動には、あらかじめ Java Runtime Environment を
インストールしておきます。
1. Eclipse ダウンロードページを開きます。
http://www.eclipse.org/downloads/
2. 「Package Solutions」セクションの
「Eclipse IDE for Java EE
Developers」で、使用する OS に
対応したパッケージをクリックしてダウンロードします。
3. ダウンロードした ZIP ファイルを適当なフォルダに展開します。
4. 展開したフォルダで、eclipse.exe をダブルクリックして Eclipse を起動します。
5. 起動時にワークスペースの
フォルダを聞かれるので、
適当なフォルダを指定します。
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3. IBM Eclipse Tools for Bluemix の Eclipse IDE へのインストール (1)
Web アプリケーションや Liberty サーバーを Eclipse IDE から IBM Bluemix へ直接デ
プロイするには、Eclipse のプラグインである 「IBM Eclipse Tools for Bluemix」 を使
用します。
1. Eclipse IDE のメニューより「Help」→「Eclipse Marketplace」→「Search」タブ
を選択し、検索キーワードで「bluemix」を指定して「Go」ボタンをクリックして検索しま
す。
2. 「IBM Eclipse Tools for Bluemix」の「Install｣ボタンをクリックします。
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3. IBM Eclipse Tools for Bluemix の Eclipse IDE へのインストール (2)
3. 「Confirm Selected Features」ダイアログボックスですべてフィーチャーが選択され
ていることを確認して、「Confirm」ボタンをクリックします。
4. 「Review Licenses」ダイアログボックスで「I accept…」を選択して「Finish」ボタン
をクリックします。
5. インストールが完了すると Eclipse IDE の再起動が求めるダイアログが表示されるの
で、「Yes」をクリックして再起動します。
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Eclipse IDE の再起動が求めるダイアログ

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4. WebSphere Application Server Developer Tools の
Eclipse IDE へのインストール
Liberty サーバーの作成、構成には、「WebSphere Application Server Developer
Tools」 が必要となります。「IBM Eclipse Tools for Bluemix」 の導入時に自動的に
導入されます。
インストールされたプラグインは、Eclipse IDE のメニューから「Help」→
「About Eclipse」で表示されるダイアログで「Installation Details」ボタンをクリックして
表示されます。「 WebSphere Application Server Developer Tools」がインストール
されていることを確認できます。
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5. WebSphere Application Server V8.5 Liberty Profile の
インストール (1)
Eclipse IDE に「WebSphere Application Server Liberty Profile｣サーバーを設定
し、そのランタイムをローカルの PC にインストールします。
このサーバーは実習で作成した Web アプリケーションを IBM Bluemix にデプロイする前
にローカルの環境で動作確認するため使用します。
1. Eclipse IDE の「Servers」ビューで空白を右クリックして「New」→「Server」を選択
します。
2. 「Define a New Server」ダイアログで「server type」に、「IBM」フォルダ内の「
WebSphere Application Server V8.5 Liberty Profile」を選択して「Next」ボタ
ンをクリックします。
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空白を右クリック

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5. WebSphere Application Server V8.5 Liberty Profile の
インストール (2)
3. 「Liberty Profile Runtime Environment」ダイアログで「Install from an
archive or a repository」を選択して「Next」ボタンをクリックします。
4. 「Install Runtime Environment」ダイアログで、「Enter the destination path」
にサーバーをインストールするフォルダを指定し、「Download and install a new
runtime environment from ibm.com」をチェックしてから「Liberty Profile
V8.5.5.5 Runtime」を選択して、「Next」ボタンをクリックします。
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5. WebSphere Application Server V8.5 Liberty Profile の
インストール (3)
5. 「Install Add-ons」ダイアログで「Liberty Profile Extended Programming
Model V8.5.5.5」の「Install」ボタンをクリックします。
6. ボタンが「Install Pending」になるので、「Next」ボタンをクリックします。
7. 「License Acceptance」ダイアログで「I accept…」を選択して、「Next」ボタンをク
リックします。
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5. WebSphere Application Server V8.5 Liberty Profile の
インストール (4)
8. 「New Liberty Profile Server」は、デフォルトのまま「Finish｣ボタンをクリックします
。
9. インストールが完了すると「Liberty Profile」ダイアログが表示されるので「OK」ボタン
をクリックします。
10. 「Server」ビューに、「WebSphere Application Server V8.5 Liberty Profile at
localhost」が表示されることを確認します。
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6. Cloud Foundry のインストール
 今回の実習では Cloud Foundry (CF) コマンドライン・インターフェースを使用して、ア
プリケーションおよびサービス・インスタンスのデプロイと変更と変更を行います。
以下の手順で CF コマンドライン･インターフェースをインストールします。
1. 以下の CF コマンドライン･インターフェースのリリースページを開き、該当する OS の
インストーラをダウンロードします。
https://github.com/cloudfoundry/cli/releases
2. ダウンロードした ZIP アーカイブファイルを展開し、中のインストーラーを起動してイン
ストールします。
3. インストールが完了したら、
コマンドプロンプトで
cf コマンドを実行して
ヘルプが表示されることを
確認します。
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14. © 2015 IBM Corporation
参考文献
 IBM Bluemix ページ
http://www.bluemix.net
 Eclipse download ページ
http://www.eclipse.org/downloads/
 IBM Eclipse Tools for Bluemix - Eclipse Marketplace
http://marketplace.eclipse.org/content/ibm-eclipse-tools-bluemix
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