Hinemosは、システム運用管理で要求される各種機能を備えた、「統合運用管理ソフトウェア」です。 本資料は、2015/10/13(火)-10/14(水)開催 Hinemos World 2015 「【テクニカル】クラウドインフラの運用術」セミナ講演資料となります。

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2015年10月13日
株式会社NTTデータ
髙畑 知也 - takahatat＠nttdata.co.jp
【テクニカル】クラウドインフラの運用術

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先ほどのセッション
【入門】Hinemosではじめるクラウド運用
では、新たなICTインフラとして活用されつつあるクラウドのメリットを最
大限に活かす上で、どのようなシステム運用管理が求められるのかという考
え方を紹介いたしました。
このセッションでは、クラウドで求められるシステム運用管理を実現するた
めにHinemosが提供する機能を紹介します。スクリーンショットと併せて
紹介していきますので、具体的な活用イメージを掴んでいただけると幸いで
す。

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ダイナミックに変動するインフラの自動管理

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インフラの俊敏性を活かすクラウドならではの機能
クラウド上の構成変更と協調しながら、最新の構成を自動的に反映す
る機能を提供します。俊敏性・スケーラビリティを存分に活用可能
なシステム運用の枠組みを実現します。
クラウド
Storage
同期
VM
消滅
生成

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インフラの俊敏性を活かすクラウドならではの機能
Hinemosならば、クラウド基盤で提供される管理APIを利用して最新
の構成情報を取得し、構成管理DBに反映できます。
クラウド
StorageVM
管理API
StorageVM
クラウド
クラウド基盤 API利用に必要なもの
Amazon Web Services
アクセスキー
シークレットキー
Microsoft Azure
サブスクリプションID
証明書
NTT Com Cloud n アクセスキーID
秘密鍵
VMware vSphere
ユーザ名
パスワード
via
AWS SDK for Java
VMware vSphere Web Services SDK
...

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(AWSの場合)
Hinemosで必要な作業は、 GUIから認証情報を登録するだけ。
クラウド基盤 API利用に必要なもの
Amazon Web Services
アクセスキー
シークレットキー
Microsoft Azure
サブスクリプションID
証明書
NTT Com Cloud n アクセスキーID
秘密鍵
VMware vSphere
ユーザ名
パスワード
インフラの俊敏性を活かすクラウドならではの機能

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構成情報を人手を介さずに取り込みます。リソースをノード、リソース
のグループもスコープとして全自動で登録します。
インフラの俊敏性を活かすクラウドならではの機能
ノード
スコープ
(AWSの場合)

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ハイブリッド・クラウドを一元管理
オンプレミスにある従来のインフラ設備・仮想化基盤に加えて、ク
ラウドサービス上のリソースを一元的に管理できます。
クラウド
オンプレミス
仮想化
ベアメタル
• 一元管理
• シームレス
• システム間連携
クラウド専用機能 仮想化専用機能

9. 9Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
さらにマルチ・クラウドまでも一元管理
複数のクラウドサービス上のリソースまでも一元的に管理できます。
(パブリック・クラウドAWS & Azure
+ オンプレミスVMwareの場合)

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リソースの特徴に合わせた自動運用
リソースのメタ情報に基づくスコープ割当により、ユーザ独自の
グルーピングが可能。リソースに特性値を埋め込んでおくことでリ
ソースに最適な運用を全自動で開始できます。
PING監視
リソース監視
SNMPTRAP監視
PING監視
プロセス監視
システムログ監視
タグ情報
スコープ割当ルール

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自動スケーリングへの対応
メタ情報によるスコープ割当を応用することで、自動スケーリングされ
るリソースも人手による作業なく管理できます。クラウドサービス
にて提供される自動制御の機構も存分に活用できます。
Webサーバスコープ
AutoScaling
負
荷

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クラウド特有のモニタリング

13. 13Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
クラウドならではの監視ポイント - 基盤
クラウドベンダが管理するレイヤも、ステータス最新情報を自動的に
収集し変化を検知します。障害原因の正しい判定が可能に。
クラウド
ハードウェア
OS
ミドルウェア
アプリケーション
ネットワーク
データセンタ
ハードウェア
ネットワーク
データセンタ

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クラウドならではの監視ポイント - リソース
クラウド特有のサービス・仮想化レイヤに関するリソースの最新状
態を管理API経由で自動的に収集し、正常・異常を判定します。
クラウド
ハードウェア
OS
ミドルウェア
アプリケーション
ネットワーク
データセンタ
ハードウェア
ネットワーク
データセンタ
MIB
ログメッセージ、JMX
SNMP
管理API

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クラウドならではの監視ポイント - リソース
クラウド特有のサービス・仮想化レイヤに関するリソースの最新状
態を管理API経由で自動的に収集し、正常・異常を判定します。
項目 プラットフォーム リソース値
CPU AWS EC2/RDS - CPU使用率 ...
VMware
CPU使用率 [%]
CPU不足量 [msec] ...
MEM
AWS
RDS - 使用可能RAM容量
RDS - スワップ量 ...
VMware バルーン使用量 [MByte] ...
仮想サーバ特有のsteal(*)などを適切に扱って、
ハイパフォーマンスな環境の維持を。
(*1) 仮想サーバがリソースを要求したにも関わらず、CPUを割り当てられなかった時間の割合

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クラウドならではの監視ポイント - リソース
クラウド特有のサービス・仮想化レイヤに関するリソースの最新状
態を管理API経由で自動的に収集し、正常・異常を判定します。
項目 プラットフォーム リソース値
DISK
AWS
EBS - ディスクスループット率
RDS - 未処理ディスクI/Oアクセス数...
VMware データストア使用率 [%] ...
Service
AWS
EC2/RDS - CPUクレジット数
RDS - リードレプリカラグ...
ELB - 異常ホスト数
ELB - LBレイテンシ ...
クラウドサービス特有のリソース状態を管理し、
サービス特有の上限などの影響を受けないように
運用することが重要。

17. 17Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
クラウドならではの監視ポイント - 課金
パブリッククラウド特有の監視項目として、課金状況の閾値監視が可能。
AWSの場合、CloudWatch経由で取得可能な
サービス単位での課金累計値を監視。
想定を超えるコスト発生の防止に。

18. 18Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
クラウドならではの監視ポイント - 課金
より詳細な課金データをノードやスコープに分配し、仮想サーバ
やグループ単位での課金監視も可能。
ノード単位に振り分けられた課金データ
サブシステム単位でスコープを作成することで、
各システムのコスト管理も可能に。

19. Copyright © 2015 NTT DATA Corporation 19
業務に併せてインフラを効率的に管理

20. 20Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
単一インタフェースで分散するサーバの制御を
どのクラウド上に配置されたサーバであっても、同一のユーザ・インタ
フェースからパワーオン、シャットダウンなどの制御が可能に。
起動、停止、再起動、一時停止
様々なユーザインタフェースを使いこなす必要がないため、
オペレータの負担軽減を実現。

21. 21Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
世代管理の実現
システムボリューム/ブロックデバイスのバックアップを取得して世代
管理できます。リストアによる当時のサーバの復元も可能。
バックアップ
リストア

22. 22Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
月末
システムバックアップ
ワークフローと連動するインフラ制御の実現
Hinemosの中でジョブネットとして実現するワークフローの中に、制御
ジョブをウィザード形式で容易に組み込めます。スケジューリ
ングしてインフラ構成を動的に制御可能。
夜間バッチ

23. 23Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
月末
システムバックアップ
ワークフローと連動するインフラ制御の実現
Hinemosの中でジョブネットとして実現するワークフローの中に、制御
ジョブをウィザード形式で容易に組み込めます。
夜間バッチ

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自動化されたクラウド運用により高い信頼性を

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クラウド上でも高信頼のシステム運用の実現
従来のクラスタリングが通用しないパブリッククラウド上でも、
ジョブコントローラとして動作するHinemosマネージャの高可用性を
実現できます。
動作環境 Hinemosマネージャの高可用性構成
オンプレミス
物理サーバ • ミッションクリティカルオプション
仮想サーバ • ミッションクリティカルオプション
パブリック・
クラウド
Amazon Web
Services
• ミッションクリティカルオプション
or
• クラウド仮想化オプション HA on AWS
Microsoft Azure • ミッションクリティカルオプション
Master Standby
Auto Scaling
RDS
ミッションクリティカルオプション クラウド仮想化オプション HA on AWS
• 必要なものは物理サーバ or
仮想サーバの2台
• rpmによる導入
• ジョブネットの耐障害性
• ロストなしのログ監視
• 安定した短時間切り替え
• Auto Scaling Group/Multi-AZ
RDSなどの組み合わせによる簡
易な高可用性構成
• Cloud Formationによる導入
• ジョブネットの耐障害性

26. 26Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
クラウド上でも高信頼のシステム運用の実現
ミッションクリティカル
オプション
クラウド仮想化オプション
HA on AWS
構成 EC2インスタンス x 2
EC2インスタンス x 1
+ RDS (Multi-AZ)
ハードウェア障害 ○ ○
OS障害 ○ ○
ソフトウェア障害 ○ ○
障害検出時間
○
(～2分程度)
△
(サービス依存のため、～10分強)
ポーリング型監視
の継続性
PING/リソース/プロセスなど
○ ○
トラップ型監視の
継続性
syslog/snmptrapなど
○
(サーバ切替中の
syslog/snmptrapを監視可能）
✕
(サーバ切替中の
syslog/snmptrapは監視不可)
ジョブの継続性 ○ ○
導入容易性 ○ (rpm) ○ (CloudFormation)
可用性の状態把握 ○ △
運用容易性 ○ ○

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まとめ

28. 28Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
• クラウドの俊敏性・スケーラビリティ
• 構成情報の自動反映、新たなリソースの運用自動化の実現が不可欠
• クラウド特有の障害切り分け、性能管理
• クラウド基盤のサービス状態、管理APIからの性能情報の取得が必要
• 俊敏性を活かしたコスト管理
• コストを可視化し、不必要なリソース消費を特定し、無駄を効率的に削る仕
組みが必要
なら、全て満たせます！

29. Copyright © 2011 NTT DATA Corporation
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