More Related Content Similar to XDev2010 WindowsAzure (20) More from Shinichiro Isago (18) XDev2010 WindowsAzure2. スピーカー紹介
い さ ご
砂金 信一郎 shisago@microsoft.com
アーキテクトエバンジェリスト
マイクロソフト株式会社 デベロッパー&プラットフォーム統括本部
クラウドプラットフォーム推進部 所属
ブログでもAzureの話題を提供 http://blogs.itmedia.co.jp/isago/
Twitterフォローはお気軽に http://twitter.com/shin135/
マクロソフトでクラウドコンピューテゖングを中心とした啓蒙活動
を行うエバンジェリスト。東京工業大学出身。日本オラクルで修行を
積んだ後、戦略コンサルタントに転身していた時期もあったが、
Windows Azureの世界観に魅せられてマクロソフトに参画。自社技
術に閉じないスタルが信条。自他共に認めるガンダム好きで、特に
戦略シミュレーションものにぐっときます。
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3. クラウドをとりまく人々の俯瞰イメージ
ギーク スーツ
個人・ベン
大手SI’er所属
技術者 チャーの開発
のSEさんなど
者・学生など
クラウドでひ
クラウドの業
と儲けしたい
務適用を判断
ビジネス マーケター
したい方など
など
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6. 本日40分でお伝えしたいこと
Azureの位置づけ 適用の目利き力
Azureの仕組み 情報洪水の整理
How to 開発・注意点 From C to B の謙虚さ
賢く使うコツ ビジネスへの野心
Azure を好きになってさわってみたい!
と感じてもらうことが本日のゴール
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11. クラウド サービスの分類・俯瞰
ゕプリケーション ゕプリケーション ゕプリケーション
ミドルウェゕ ミドルウェゕ ミドルウェゕ
OS OS OS
ハードウェゕ ハードウェゕ ハードウェゕ
SaaS PaaS IaaS
完成品の 開発・実行環境となる ハードウェゕを提供
ソフトウェゕを提供 プラットフォームを提供 (CPU貸し、デゖスク貸し)
○ すぐに利用でき、ASP ○ スケーラビリテゖ、コス ○ 自由度が高く自社運用と
からの延長で利用は一番、 トにおいて他サービスに 差がないため、利用障壁
進んでいる 勝る は低い
× プラットフォームとして × ゕプリケーション開発が × これまで同様の管理が必
の拡張性、自由度に欠け 必須ということと、後発 要になり、煩雑化
る場合が多い のため、事例は少ない する可能性がある
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13. Bing Maps × Azure 事例
http://www.eyeonearth.eu/
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14. Eye on Earth のアーキテクチャ
=シンプル
大気・水質
観測データ
Silverlight UI
Bing Maps データ SQL
Control サービス
Azure
SMS
ゲートウェ
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15. Client App Service Entity/Data Access
Console ASMX
WinForm Data Service REST Azure
WCF Client Storage
WPF
WCF
Data Service Table/BLOB/
Queue
WCF LINQ to SQL
Silverlight
RIA Service
Entity
HTML Framework
JavaScript ASP.NET/
ASP.NETMVC ADO.NET T-SQL SQL
Ajax/jQuery DataSet Azure
Windows
Web Browser Azure
Web Role
15 出所:アークウェイ
17. 各種エクスプローラー統合
• Windows Azure Tool の一部
• Visual Studio から Windows Azure 上でのロー
ル プロジェクトの稼働状況を確認 (サーバー エク
スプローラーに統合)
サーバー エクスプ
ローラーに統合
発行中はロールの
状態を表示
ンテリトレース
ログの表示 Page 17
18. ローカルでの実行とデバッグ
• F5 でデバッグ開始
– 開発環境用の Development Fabric と Development
Storage が立ち上がる
Development Fabric
Development Storage
テーブル BLOB キュー
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19. SQL Azure のデータ確認
• SQL Server 2008 R2 Management Studio
– テーブルの作成、データの追加等が可能
– SQL Azure 側のフゔゕーウォール設定
とネットワーク ポート 1433 が必要
• "Houston" https://manage.sqlazurelabs.com/
– ブラウザー経由で SQL Azure を管理 (Silverlight)
– テーブルの作成、データの追加等が可能
– ポート設定 (1433) が不要
– 現在 CTP (プレビュー版)
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20. 料金プラン~どれがお得?
• プランの確認 通常料金
– 従量課金プラン
– 導入特別プラン お試し無料
– 標準プラン
パック料金
– 拡張プラン
– SQL Azure 標準プラン
開発用無料 & 割引料金
• 特別プラン
割引料金
– MSDN Subscription による特典
– Microsoft Partner Network による特典
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21. 各プランの比較
従量課金 導入特別 標準 拡張 SQL 標準
Windows Azure
コンピューティング ¥ 11.76 25 時間分 750 時間分 750 時間分 なし
(時間・Small)
ストレージ ¥ 14.70/GB/月 500 MB 10 GB 10 GB なし
SQL Azure
Web ¥ 979/月 (最大 1 1 GB 以下の なし なし なし
データベース GB) DB 一つ
Business ¥ 9,799/最大 10 GB なし なし 10 GB 以下の 10 GB 以下の
データベース DB 一つ DB 一つ
AppFabric
アクセス ¥ 195/トランザクション トランザクション トランザクション トランザクション なし
コントロール 10 万回 10 万回 100 万回 100 万回
サービス バス ¥ 391/接続 サービス バス サービス バス サービス バス なし
2 接続 5 接続 5 接続
データ転送量
北米・ヨーロッパ 受信 ¥ 9.80/GB 受信 0.5 GB 受信 7 GB 受信 7 GB なし
送信 ¥ 14.70/GB 送信 0.5 GB 送信 14 GB 送信 14 GB
アジア太平洋 受信 ¥ 29.40/GB 受信 0.5 GB 受信 2.5 GB 受信 2.5 GB なし
送信 ¥ 44.10/GB 送信 0.5 GB 送信 5 GB 送信 5 GB
契約
契約期間 N/A N/A 6 か月 6 か月 6 か月
料金 従量課金 無料 ¥ 5,876 ¥ 7,345 ¥ 10,776 21
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23. ここからが本題…
Azureの位置づけ 適用の目利き力
Azureの仕組み 情報洪水の整理
How to 開発・注意点 From C to B の謙虚さ
賢く使うコツ ビジネスへの野心
Azure を好きになってさわってみたい!
と感じてもらうことが本日のゴール
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24. クラウド利用が最適なワークロード パターン
コンピューティング
コンピューティング
稼働不要な
時期
平均使用量
平均 使用量
時間 時間
コンピューティング
コンピューティング
平均使用料 平均使用量
時間 時間
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25. Azure を活用するビジネス的意義
• ハードウェゕやOSの購買、ンフラ構築費用が不要
初期投資
• 費用として支払うため、資産計上しなくて済む
安い
• 従量制課金であるため、必要がなくなれば、容易に停止可能
無駄の排除
• キャンペーン サトや頻度の少ないバッチ処理に有効
• すぐにゕプリの開発、利用が可能になる
スピード
• 新規事業などの変化の早いニーズに対応
簡単
• システム管理業務をすべてゕウトソース、パッチ適用も自動化
運用
• 遠隔地での冗長化で事業継続性を確保
スケーラ • スケーラブルな基盤設計要求からスキルの高い技術者を解放
ビリテゖ • 所有が不可能な規模に、理論上無限の拡張が可能
+α
• 世界中に建設されたデータセンターとネットワーク網を活用
グローバル展開
• データやゕプリケーションを効率的に配布・管理
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26. 重要な情報の見極め、咀嚼、提供
ユーザー企業の クラウド
利用者,決裁者 開発者, ISV, SI’er サービス提供社
• 価格とSLAの研究
• 新たなビジネス • 健全な競争
ビジネス • 現状の資産把握
ロジックで動く • 産業としての立ち上げ
ンパクト 運用コストとの比較
エコシステムへの参画 • エコシステムの確立
• リスクの把握
(協業相手の見極め) • 法務・規制面での対応
勝ち馬に乗る選球眼
• クラウド化できる • APIの正しい理解 • 開発環境の提供
開発 業務領域の見極め • クラウド的な • 技術情報提供
手法 • 開発・移行コストの試算 開発スタルの確立 • ゕーキテクチャパターン
• ITベンダーの見直し • 既存ゕプリ資産の移行 の提供
• 価格やリスクの背景 • 分散ゕーキテクチャなど
技術 となる根拠としての理解 • 適切なゕーキテクチャ クラウド基礎技術の洗練
要素 (コスト構造、 策定のための技術理解 • セキュリテゖなどの課題
データ管理方法) を技術でクリゕする
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28. Windows Azure のコスト構成要素
サービス運用 • エンタープラズ用途の場
合、クラウドを利用しても
要件の絞り込み如何では従
ゕプリ改善・保守
来の構築要件と変わらない
項目もある
ンテグレーション
• 条件次第でSI’er または
カスタマズ ISV に移管可能
ゕプリケーション • 独自に構築するかサードパーテゖーゕプリを調達
ミドルウェゕ • Windows Azure の基本利用コストに内包
• CALなどの概念はなく、ユーザー数(ゕカウント数)や
OS デバス数が増えても費用が大きくはねることはない
• 仮想マシンやストレージ容量、データ転送量について
ハードウェゕ
のみ「使った分だけ」課金。すなわち、ゕクセス頻度
が低ければコストは低く抑えられる
ネットワーク
• 最新鋭の高効率データセンターでの運用により電力消
電気代・CO2排出 費を大幅に抑制
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31. 本日40分でお伝えしたこと
Azureの位置づけ 適用の目利き力
Azureの仕組み 情報洪水の整理
How to 開発・注意点 From C to B の謙虚さ
賢く使うコツ ビジネスへの野心
Azure を好きになってさわってみたい!
と感じてもらえましたでしょうか?
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