Hello, シン・高可用性 on Oracle Cloud (Oracle Cloudウェビナーシリーズ: 2021年3月17日)

1 © NEC Corporation 2021
Hello, シン・高可用性 on Oracle Cloud
～はじめに～
2021年3月17日
日本電気株式会社
デジタルビジネスオファリング本部
郭海亮

自己紹介
▌ 名前：郭海亮 (かくかいりょう)
▌ 所属： NEC
▌ 経歴：
 中国生まれ、2003年に来日
 2008年にNEC入社
• Oracle製品(DB、FM、サポート)、Oracle Cloudを担当
▌最近の自分
東京2020オリンピック/パラリンピックの開催情報に関心

クラウドニーズの拡大
▌クラウド利用の拡大
利用企業 58.7％(2018年)
→64.7％(2019年)※
▌“基幹系”のモダナイゼーション
生産管理(10.2%)や受注販売(11.2%)といった
いわゆる基幹業務での利用はまだ少ない※
SoR SoE
クラウド
オンプレ
既存システム
モダナイゼーションＤＸ
※総務省令和2年版情報通信白書

クラウドシステムのジャーニー
システムのビジネス価値が高まるにつれ下記課題が増加
• クラウドシステムの開発・運用で、継続的な費用対効果の最大化
• 非機能要件（特に可用性、セキュリティ）を満たす運用の確保
コスト抑制圧力
ビ
ジ
ネ
ス
価
値
Time
PJ内
部門内
現在
本稼働・導入
全社展開
PoC
テスト・リリース

クラウドでも可用性の備えは必要？
 設備やハードウェアについての可用性対策はクラウド業者で実施
 IaaS上のソフトとDC障害・災害対策はオンプレと同等の対策が必要
▌ IaaS上で動作するOSやアプリケーション
のハングアウト対策
▌ 台風・地震などの災害とDC障害への対策
ログ転送、遠隔地ミラー
クラスタリング、プロセス監視
ディザスタ・リカバリ
再起動またはフェイルオーバー

Oracle Cloudはどう？
1つのリージョンは標準では3つのADから構成され、1つの可用性ドメイン
(AD)は3つのフォルト・ドメイン(FD)から構成され、可用性を確保している
フォルト・ドメインフォルト・ドメインフォルト・ドメイン
コンピュート
リソース
コンピュート
リソース
コンピュート
リソース
Block Storage
Object Storage
可用性・ドメイン(AD)
リージョン
Boot
Volume
Block
Volume
Object Storageは他のADへコピーされ、AD
停止時も他のADからデータを利用可能
クローン
クローン
クローン
バック
アップ
バック
アップ

クラウドで可用性の高いシステムを組むには？
3層ｱｰｷﾃｸﾁｬでは対応するサービスが存在
2層ｱｰｷﾃｸﾁｬではOS、DB、ｱﾌﾟﾘｹｰｼｮﾝをｵﾝﾌﾟﾚと同等のｽﾀｯｸで構築
HAクラスタ
シングルDB
死活監視SW
RAC
Exadata
Autonomous DB/
DBCS
DBCS +
DataGuard
IaaS+DB+
HAクラスタ
DBCS + Oracle RAC
ExaCS / ExaC@C
IaaS+DB+
死活監視SW
オンプレクラウド
3層アーキテクチャ 2層アーキテクチャ
システム
規模

～CLUSTERPROについて～
2021年3月17日
クラウドプラットフォーム事業部
木本大輝

Agenda
- CLUSTERPROとは
- クラウド環境とCLUSTERPRO
- シン・高可用性 on Oracle Cloud
- ミラー型クラスタ
- 共有ディスク型クラスタ
- リージョン間ミラー型クラスタ
- リージョン間ハイブリッドディスク型クラスタ
- CLUSTERPRO X update for Oracle Cloud
- CLUSTERPROに興味を持っていただけた皆様へ

自己紹介
▌ 名前：木本大輝 (Kimoto Daiki)
▌ 所属： NEC クラウドプラットフォーム事業部
▌ 経歴：
 2014年入社入社7年目
• HAクラスタソフト(CLUSTERPRO) 開発 (2014～2019)
• CLUSTERPRO サポート (2019～)
▌ 最近の私
 桃太郎電鉄(Switch) で日本全国地理の勉強
 Oracle Cloud Infrastructure 2020 Certified Architect Associate 取得

クラスタシステムのバリエーション
クラスタシステムは大きくわけて3種類あります
HAクラスタ負荷分散クラスタ HPCクラスタ
障害
負荷分散装置
Head Node
Compute Node

クラスタシステムのバリエーション
クラスタシステムは大きくわけて3種類あります
HAクラスタ負荷分散クラスタ HPCクラスタ
障害
負荷分散装置
Head Node
Compute Node
Oracle RAC

▌業務停止につながるあらゆる障害から業務を守る
業務システムをハードウェアやOSを含めて冗長化
ハードウェア、OS、アプリケーションなどの障害を監視
障害発生時には健全なサーバに業務継続
HAクラスタとは
HAクラスタとは、高可用(HA)を目的としたクラスタシステム
障害
サーバが復旧するまで
業務停止
スタンバイサーバで
業務を継続
フェイルオーバ
障害
CLUSTERPROは、HAクラスタを実現するソフトウェアです

19年連続・国内高可用クラスタソフトシェアNo.1
前年比で +20.6% 成長！
OS別でもLinux、Windowsの各部門でシェアNo.1
2019年 OS別売上
出典：IDC Japan、2020年7月「国内コンピューティング／ネットワークインフラストラクチャソフトウェア市場シェア、2019年：Windows EOS需要が成長に寄与」 (JPJ45146920)
39.4%
A
15.0%
B
9.1%
C 8.1%
D 6.1%
E 5.6%
F 3.3%
G 2.7%
H 2.5%
その他
8.2%
売上
24,55
4百万円
UNIX+Linux+Windowsの
総合ライセンス売上+メンテナンス売上が調査対象
9,665百万円 (単年)
対前年伸長率+20.6% 2019年
総合売上No.1
54.3
%
Linux Windows
42.9
%
C 31.2%
D 4.6%
J 2.2%
B 1.8%
B 14.7%
A 14.4%
D 6.1%
E 5.2%
F 4.4%
売上
14,481
百万円
No.1
売上
6,360
百万円
G 3.1%
No.1
無断転載禁止

CLUSTERPRO の歩み
お客様のニーズにこたえて進化を続けるCLUSTERPRO
X 2.0 / 2.1
X 3.0～3.3
X 1.0
仮想化環境対応
遠隔クラスタ対応
クラウド環境対応
クラウド連携強化
ユーザビリティ改善
対応OS、AP拡大
New Version
’21年 4月 (予定)
X 4.0 ~ X 4.2

Oracle と CLUSTERPRO の関係性
OS
プラットフォーム
Database
Oracle Cloud Infrastructure
Oracle Linux
Oracle Database
Oracle 専用監視モニタリソース
各レイヤでOracleとCLUSTERPROは密接な関係性あり

迅速にフェイルオーバし業務継続
1分前後で業務が切り替わる
②アプリケーション停止
①障害検出
①障害検出 ②アプリ停止
④接続先からの
アクセス停止
③切替ﾃﾞｨｽｸ
停止 ⑦アプリ開始
⑤接続先からの
アクセス開始
⑥切替ﾃﾞｨｽｸ
開始
ここまでの目安１分前後
フェイルオーバグループ非活性
⑦アプリケーション開始
フェイルオーバグループ活性
フェイルオーバグループ
業務を構成するリソースの集まり。
フェイルオーバグループに属する
リソースは必ず一緒にノード間を移動する。
現用系待機系
④接続先からのアクセスを停止
③ミラーディスク停止
⑤接続先からのアクセスを開始
⑥ミラーディスク開始
ミラーリング

検出可能な障害
OS障害、DB障害など様々な障害を検出し、フェイルオーバ
NIC
NIC
NIC
InterConnect
ユーザカスタ
マイズ監視
アプリケーション監視
サービス監視
CLUSTERPRO X
自体の障害
OS異常
ディスク異常
NIC異常
パブリックLAN異常
業務
★ スタンバイサーバでも常に監視！
・CLUSTERPRO X
・OS
・ディスク
・NIC
・パブリックLAN
・ユーザカスタマイズ監視

ミラーリング機能
ブロック単位のミラーで効率よくデータ転送が可能！
業務
現用系待機系
ディスク
ミラー
書
き
込
み
 サーバ2台のディスクを使用し
ネットワーク経由でミラーリングを実施
 LAN, WAN でも使用可能
• 遠隔構成で災害対策にも利用可能
 ブロック単位のミラーリングを実施
• 大きなファイルの一部分の更新時に
変更ブロックのみの差分転送にてミラーリング
ミラーセットはアプリケーションから
アクセスが可能
→ ファイルの種類問わず利用可能

クラウド環境と CLUSTERPRO

2015 2016 2017 2018 2019 2020
(見込)
CLUSTERPROのクラウド環境での歩み
いち早くクラウド対応を表明し、多数の動作実績あり！
クラウド環境で
数百システムの実績
CLUSTERPRO クラウド上売上実績
2015年度～2020年度(見込)
CLUSTERPRO クラウド対応表明

オンプレミス → クラウド環境移行時によくあるお話
オンプレミス環境で
動いている業務をそのまま
クラウド環境に移行したい
けどできる？
？
？
①

既存のオンプレミス環境で
使っているクラスタソフトっ
て使える？
けどできる？
？
？
① ②

て使える？
けどできる？
HAクラスタの
設定って難しいの？
？
？
① ②
③

クラウド環境で可用性って
考えないといけないの？
て使える？
けどできる？
HAクラスタの
？
？
① ②
③ ④

クラウド環境で可用性って
考えないといけないの？
て使える？
けどできる？
HAクラスタの
？
？
① ②
③ ④
？
？
？
？
？
？
？
？
？
？
？
？？
？

① オンプレミス環境の業務をそのままクラウド環境に移行したいけどできる？
▌オンプレミスからの移行が容易な IaaS で冗長性を確保できます
PaaS
業務アプリ
▌ クラウドならではのコストパフォーマンス
▌ 通常のソフトウェアと比べて機能や諸元に制限が
あり、既存業務をそのまま移行できない場合も
▌ 環境を制御したい場合は不向き(パッチ適用等)
IaaS + CLUSTERPRO
▌ オンプレミスと同様に業務環境を構築可能
 ローカルでデータベースの操作が可能
▌ CLUSTERPROの同期ミラーリングでデータ保護
▌ アプリケーションの改造や再評価のコスト低減
OCI (REGION)
AVAILABILITY DOMAIN１ AVAILABILITY DOMAIN２
データ同期
ローカルファイルへの直接アク
セス不可 ⇒ アクセスが必要な
業務アプリは改修（APIのコー
ル等）
OCI (REGION)
業務アプリ
データベース
業務アプリ
データベース
ミラーリング

② 既存のオンプレミス環境で使っているクラスタソフトって使える？
▌CLUSTERPROはクラウド上の動作を正式にサポート！
他社HAクラスタソフト(e.g.WSFC)
業務アプリ
データベース
業務アプリ
データベース
WSFC
CLUSTERPRO
▌ CLUSTERPROのデータミラー型で
クラウドでも冗長構成が作れる
▌ 主要クラウドサービスに対応
▌ 共有ディスクが必須なクラスタソフトは
クラウドへの対応が困難
OCI (REGION)
業務アプリ
データベース
業務アプリ
データベース
ミラーリング
OCI (REGION)
AVAILABILITY DOMAIN１

③ HAクラスタの設定って難しいの？
画面に値を入れるだけ！
▌ クラウド環境専用リソースにより、容易にHAクラスタ環境構築が可能
Fault Domain 1
OCI (REGION)
AVAILABILITY DOMAIN 1
Fault Domain 2
mirror
Block
Volume
Block
Volume
Client
Active server Standby Server
データベース
障害、災害時に自動切替
データベース
仮想IP
(ルータ)

④ クラウド環境で可用性って考えないといけないの？
▌ もちろん！クラウド環境でも可用性への配慮は必要です！
https://aws.amazon.com/jp/message/56489/
▌ SLAの保証は基盤のみ
 サービスの稼働率は
ユーザ側で保証する必要あり！
▌ AZ障害時、業務が継続できない場合あり
 IaaS ＋ CLUSTERPROミラー型クラスタ
によりシングルAZ障害回避の実績あり！
OS
アプリケーション
セキュリティグループ
OSファイアウォール
ネットワーク設定
アカウント管理
ファシリティ
物理セキュリティ
物理インフラ
ネットワークインフラ
仮想インフラ

シン・高可用性 on Oracle Cloud

動作確認済構成
リージョン間ミラー型クラスタハイブリッドディスク型クラスタ
共有ディスク型クラスタ
ミラーディスク型クラスタ
ミラーリング
ミラーリングミラーリング

動作確認済構成(ミラー型・共有型クラスタ)
ミラー型クラスタ
ミラーリング
▌Oracle Cloud の構成
 単一のリージョン / AVAILABILITY DOMAIN を使用
 コンピュート・インスタンス毎に Fault domain は分ける
 プライベートインスタンスを使用
 接続先の切り替えにはプライベートロードバランサを使用

動作確認済構成(ミラー型・共有型クラスタ)
▌ CLUSTERPRO の構成
 バージョン： X 4.2 (内部バージョン 4.2.0-1)
 クラスタ構成：２ノード構成ミラー型 / 共有ディスク型クラスタ
 使用したリソースは以下
• ミラーディスクリソース / 共有ディスクリソース
• Oracle Cloud 仮想IPリソース
 動作確認済OS
対象プラットフォーム動作確認済OS
Linux Oracle Linux 7.7
Windows Windows Server 2016
https://jpn.nec.com/clusterpro/clpx/doc/kernel/kernel_x42_x64.pdf
CLUSTERPRO X 4.2 動作確認済 kernel一覧

ミラー型クラスタ構成
Fault Domain 1
OCI (TOKYO REGION)
Fault Domain 2
App
ocvip
mirror
Block
Volume
Block
Volume
Client
▌構成概要
 Private load balancer で
接続先を切り替える
 Oracle Cloud仮想IPリソースで
特定ポートからの死活監視を
待ち合わせる
 Block Volume 内のデータを
CLUSTERPROの
ミラーリング機能で冗長化する

Fault Domain 1
共有ディスク型クラスタ構成
OCI (TOKYO REGION)
Fault Domain 2
App
ocvip
Block
Volume
Client
▌構成概要
 Private load balancer で
接続先を切り替える
 Oracle Cloud仮想IPリソースで
特定ポートからの死活監視を
待ち合わせる
 マルチアタッチ機能を使用し、複
数インスタンスからBlock Volume
にアタッチする
 ディスクの排他制御は
CLUSTERPROが実施する

動作確認済構成
ミラーディスク型クラスタ
ミラーリング

▌Oracle Cloud の構成
 東京リージョンと大阪リージョンを使用
 単一のAVAILABILITY DOMAINを使用
 コンピュート・インスタンス毎に Fault domain は分ける
 プライベートインスタンスを使用
 接続先の切り替えには任意のDNSサーバを使用
動作確認済構成(リージョン間ミラー型・ハイブリッドディスク型)

動作確認済構成(リージョン間ミラー型・ハイブリッドディスク型)
▌ CLUSTERPRO の構成
 バージョン： X 4.2 (内部バージョン 4.2.0-1)
 クラスタ構成 (リージョン間ミラー) ：２ノード構成ミラー型
 クラスタ構成 (ハイブリッド型) ：３ノード構成ハイブリッド型
 使用したリソースは以下
• ミラーディスクリソース / ハイブリッドディスクリソース
• ダイナミックDNSリソース
動作確認済OS
対象プラットフォーム動作確認済OS
Linux Oracle Linux 7.7
Windows Windows Server 2016
https://jpn.nec.com/clusterpro/clpx/doc/kernel/kernel_x42_x64.pdf
CLUSTERPRO X 4.2 動作確認済 kernel一覧

リージョン間ミラー型クラスタ
▌構成概要
 DRG / RPCを使用してリージョン間を
ピアリング接続する
 任意のDNS Server を使用し
リージョン間のCLUSTERPROの
切り替えを実施する
CLUSTERPROの
(リージョン間)
OCI (TOKYO REGION)
Block
Volume
Block
Volume
Client
OCI (OSAKA REGION)
DNS Server
mirror

リージョン間ハイブリッドディスク型クラスタ
▌構成概要
 DRG / RPCを使用してリージョン間をピア
リング接続する
 任意のDNS Server を使用し
リージョン間のCLUSTERPROの
切り替えを実施する
マルチアタッチ機能を使用し、複数イ
ンスタンスからBlock Volumeにアタッ
チする
 ディスクの排他制御はCLUSTERPRO
が実施する
CLUSTERPROの
(リージョン間)
OCI (TOKYO REGION)
Block
Volume
Block
Volume
Client
OCI (OSAKA REGION)
DNS Server
mirror

OCI × CLUSTERPRO ユースケース
▌ ユースケース
 オンプレミスからクラウドへのリフト案件
• OCI上でCLUSTERPROにより冗長化構成を実現可能
• Oracle関連のサービス費用が他クラウドと比較して安価でコスト最適化が可能
お客様の可用性要件に応じた柔軟な環境構築が可能
• 大阪リージョン開設によりリージョン間ミラー型クラスタ構成が可能
• マルチアタッチ機能によって、国内で共有ディスク/ハイブリッドディスク構成が可能
Oracle Databaseの
冗長化構成も可能

CLUSTERPRO X update for Oracle Cloud

対応クラウド拡充
OCI用リソース拡充！画面から設定可能になりました！！
ソフトウェア構築ガイドも対応済み！
https://jpn.nec.com/clusterpro/clpx/guide.html

クラウドストレージコスト削減(ミラーディスク容量の無停止拡張)
確保したデータ容量で課金されるクラウドストレージサービスに効果大！
▌Before
500GBのストレージを5年間確保し続けた場合
5年間のトータルコスト 15万円
▌After
50GBから毎月7.5GB増加し、5年後に500GBに達した場合
5年間のトータルコスト 8.4万円
導入時
5年後データ利用量
ディスク容量
(課金対象)
データ利用量に応じて
ディスク容量を無停止で拡張
ディスク容量
(課金対象)
導入時
5年後
45% コスト削減！
データ利用量
※1 ※1
※1 2020/05 時点、ミラーディスク構成の想定。Active-StandbyのBlock Volume利用料金の総計。 https://www.oracle.com/cloud/ucpricing.html

Ksplice Live Patching
Ksplice × CLUSTERPRO でセキュリティと可用性を両立！
▌ Ksplice とは？
 オンラインでカーネルセキュリティパッチを適用
• パッチ適用後は OS再起動無しでパッチの機能を有効化可能
 OCI上ではインスタンス向けにデフォルトで設定済
• 適用対象： RHEL / Oracle Linux / CentOS / Ubuntu
▌ メリット
 インスタンス単位で堅牢なセキュリティ環境で業務を継続することが可能
 CLUSTERPROと組み合わせることで、更に高可用なシステムを実現可能

環境自動構築 (Terraform)
Fault Domain 1
OCI (TOKYO REGION)
Fault Domain 2
App
ocvip
mirror
Block
Volume
Block
Volume
Client
▌ 左記環境作成のために必要なリソース
 Oracle Cloud
• VCN
– サブネット
– ルート表
– セキュリティリスト
• コンピュート・インスタンス
• ブロックボリューム
– インスタンスへのアタッチ
• ロードバランサ
 CLUSTERPRO
• インストール＆設定

環境自動構築 (Terraform)
Fault Domain 1
OCI (TOKYO REGION)
Fault Domain 2
App
ocvip
mirror
Block
Volume
Block
Volume
Client
▌ 左記環境作成のために必要なリソース
 Oracle Cloud
• VCN
– サブネット
– ルート表
– セキュリティリスト
• コンピュート・インスタンス
• ブロックボリューム
– インスタンスへのアタッチ
• ロードバランサ
 CLUSTERPRO
• インストール＆設定
Terraformで自動化可能！

CLUSTERPROに興味を持っていただけた皆様へ

製品導入前から製品導入後までのサポートラインナップが充実
CLUSTERPROが初めてでも安心！
情報収集試用設計・構築運用
サービス
ラインナップ
製品Web
(紹介資料
動作確認実績)
ブログ
各種セミナー
技術認定セミナー
試用版
ソフトウェア
構築ガイド
期限付き
ライセンス
Startup Kit
PPサポート
サービス
プロアクティブ
診断サービス
導入支援サービス
(有償)
PPサポート
サービス
プロアクティブ
診断サービス
システム
マネジメント
サポート
(有償)
------ 製品導入前 -------- ------ 製品導入後 --------
運用
設計・構築
試用
情報収集

CLUSTERPRO オフィシャルブログ～クラブロ～
Oracle Cloud との検証結果等を公開中！
CLUSTERPRO の活用事例などをご紹介
• http://jpn.nec.com/clusterpro/blog.html
– HAクラスタの基礎
– クラウド環境活用事例

CLUSTERPRO技術認定 (無償セミナー)
HAクラスタ構築を1日で学べます
CLUSTERPROの初心者でもお気軽に参加ください
STEP 1 技術研修を受講する
製品説明と実機研修をあわせた研修を
受講いただきます。
受講者には受験IDを配布(3ヶ月有効)
STEP 2 認定試験を受験する
STEP1修了後、Web試験を受験いただきます。
70点以上で合格！
STEP 3 技術認定資格の授与
合格者には認定証・認定バッジを進呈。
自宅からで
も受講OK !
詳しくはこちら → https://fcc.express.nec.co.jp/salesmaster/
https://fcc.express.nec.co.jp/clpnintei/

CLUSTERPROプロアクティブ診断サービス
CLUSTERPROのログからクラスタの設定や健全性を分析
クラスタが正しく運用されているか、障害停止のリスクを定期チェック
お客様プロアクティブ診断窓口
ログ
診断レポート
https://www.support.nec.co.jp/View.aspx?NoClear=on&id=3030100342
NEW！

CLUSTERPRO X 期限付きライセンス
短期間だけ、サポートつきで利用したいクラウドユーザーに最適
▌短期間だけ利用される場合や評価中にPPサポートを受けたい時に最適
 1ヶ月単位で利用が可能
 提供形態はインターネット配信形式のみ
 PPサポート(標準保守/時間延長保守)をバンドル
 見積もり構成例
(１ヶ月間標準サポートつき、2ノードミラー構成の想定
２ヶ月目以降はCDの購入不要）
型番製品名数量標準価格小計
UL1276-
D01-I
CLUSTERPRO X 4.2 CD 1 10,000円 10,000円
UL4276-
HD82-I
CLUSTERPRO X 4.2 for
Linux VM 期限付きライセ
ンス(1ヶ月, 1ノード, 保
守つき)
2 20,000円/月 40,000円/月
UL4276-
HD83-I
CLUSTERPRO X
Replicator 4.2 for Linux
期限付きライセンス(1ヶ
月, 1ノード, 保守つき)
2 13,700円/月 27,400円/月
合計77,400円/月
(２ヶ月目67,400円/月)
1214
77.4
0
200
400
600
800
1000
1200
売り切り製品(従来製品) 期限付きライセンス
短期間の
利用なら
ぐーんと
お得！
(千円)
価
格

まとめ
CLUSTERPROの特長
クラウド環境上の豊富な動作実績あり
HAクラスタソフト 19年連続シェア No.1
・
・
Oracle Cloudの可用性向上にはと覚えてください！
可用性の未来を作り続けます！
info@clusterpro.jp.nec.com
お気軽にお問い合わせください

ご清聴ありがとうございました
HW
OS
FW
MW
AP
Driver
サービス＆データ
Any IT Objects
架橋件
Xw
Cross-linked ware
Users
目指すは 99.9999...その先へ
我々が愛をお届けします

～NECでの取り組み～
2021年3月17日
郭海亮

NEC & オラクル協業の歴史

常に一歩進んだ取組
みを実施！
1987年のOEM契約以来、
四半世紀を越え、積み上げてきた
強力な協業体制！
NEC & オラクル協業の歴史
2004 EGA発足・NEC Oracle Solution Center設立
2005 STA（Strategic Technology Alliance）発足
2006 Oracle GRID Centerでの共同検証
NEC SBU設立(於米国オラクル)
1995
国内ベンダ初のOEM契約
1987
DDRアライアンス
(DDR- J 設立による協業強化)
1998
2000 NEORC(NEC Oracle Response Center) 設立
SuperMCサポートを初めとするミッションクリティカル領域での協業（DDR連携強化）
金融機関向け新勘定系ｼｽﾃﾑの共同開発、協調事業展開で提携（BankingWeb21）
SUN OEM契約の締結（CX5000ブランド）
2002 9iRAC Solution Center設立
2007～2009 新規領域製品強化(BI/TimesTen等) →NEC & Oracle 共同サポートセンター設立
2012 国内ベンダ初のExadata協業開始 →統合運用管理に関する協業強化
BEA社提携開始
1997
2014 高可用Linux DBプラットフォームリリース
Exadata連携ソリューション[WebSAM＋EM/iStorage]
2013
Fusion Middleware 領域での協業強化
・EA協業、Active GridLink 共同検証
2016「Oracle Engineered Systems」の一次保守サービスを5製品に拡大
2017 クラウドに関する協業の発表
2018「ODA」の取扱いを開始
2019 クラウドCSPパートナー認定
CLOUD MAA(※) for Japan協業開始
MAA: Maximum Availability Architecture オラクル社の高可用性ベストプラクティ
ス
2021 クラウドリフト/シフト領域での協業強化

オラクルとの協業実績
Oracle関連の対応システム案件数: 3,000件/年
Oracle保守契約数： 30,000
Exadata 出荷台数：累計 300台
Oracle Excellence Awards：最優秀賞受賞(6回)
Global Award Database部門は過去5回受賞
Oracle Master取得者： 4,000名 (グループ会社含む)
OCI Architect 資格者：
約60名 (グループ会社含む)
Oracle社認定 Cloud Service Provider
国内最大級
国内最大級
国内最多
国内最多
国内最大級
国内最大級
国内初
2021年2月時点

クラウド高可用性に関する協業活動
Cloud MAA for Japan

Cloud MAA for Japan プロジェクトとは
▌体制
▌プロジェクト内容
 Oracle Cloud（単一リージョン or マルチリージョン）での高可用性構成
 Oracle Cloud とオンプレミス（または NEC Cloud ）を連携した高可用性構成
日本のお客様がOracle Cloudを安心にご利用いただくため、
NECがMission Criticalシステムで培ったSIの知見を盛り込んだ
クラウド向けに高可用ベストプラクティスを米国オラクルと共同で開発
米国オラクル
開発部門
NEC技術者常駐

HAクラスタ
シングルDB
死活監視SW
RAC
Exadata
Autonomous DB/
DBCS
DBCS +
DataGuard
IaaS+DB+
HAクラスタ
DBCS + Oracle RAC
ExaCS / ExaC@C
IaaS+DB+
死活監視SW
システム
規模

HAクラスタ
シングルDB
死活監視SW
RAC
Exadata
Autonomous DB/
DBCS
DBCS +
DataGuard
IaaS+DB+
DBCS + Oracle RAC
ExaCS / ExaC@C
IaaS+DB+
システム
規模

オラクルとのクラウド協業成果（その１）
リフト/シフトユーザに向けた可用性を提供
⇒オンプレミスと同様の安心・安全なクラウド上のシステム運用の実現
●アプリケーション層とデータ層が切り離せないシステム
●Standard Editionなど可用性技術が使えないシステム
●マルチリージョンで完全に冗長化したシステム
東京
大
阪
東京
大
阪
リージョン障害時や激甚時もシステム
運用を継続 CLUSTERPROによって、継続的なシステ
ム運用を実現

オラクルとのクラウド協業成果（その２）
お客様データセンター
本番系
Exadata
バックアップ
Oracle Cloud
待機系
ExaCS
Active Data Guard
ログ転送による自動同期と、
自動フェイルオーバー
FastConnect / VPN
バックアップ
データ分析
AI活用
災害対策を始めたいユーザに向けた可用性を手軽に提供
⇒本番系を現状維持、待機系をクラウド上に置き低コストで利用開始
マシンラーニング
●オンプレとクラウドを組み合わせたハイブリッドシステム
災害対策を取りながら、クラウド上の待機系
DBを利用したデータ活用も可能に

協業活動の詳細はこちら
▌オラクル社のケーススタディ
https://www.oracle.com/a/tech/docs/nec-cloud-maa-case-study.pdf
▌FY21H2 OPN Japan Partner Online Forum(2021/1/28)
 オラクル社三澤執行役社長の資料
https://www.oracle.com/partners/
secure/news/01-20210128-opnfor
um-strategy-7236126-ja.pdf

NECが提供するサービスのご紹介

NEC Cloud Service based on Oracle サービス
基本サービスオプションサービス
技術サポート
Oracle Cloud Infrastructure
NECコンシェルジュWeb（NEC独自ポータル）
リモートサポートサービス
運用支援サービス
PoC支援サービス
クラウドスタートサービス
協業活動で得られた知見をNECのサービスで活用
お客様に安心してご利用いただけるOracle Cloudをご提供
NEC Cloud Service based on Oracle
アセスメントサービス
移行支援サービス

クラウド環境へセキュアな接続サービス
・広帯域でメガクラウドとの閉域接続をご提供
・セキュアなインターネットVPN通信をご提供
専用線接続
VPN接続
(東京リージョン)
(大阪リージョン)

最後に
米国オラクルと共同開発した高可用性ベストプラクティスや、豊富な実績
のあるNECサポートによりお客様に安心してOracle Cloudをお届け
Oracle Cloud 使うならNEC！

Hello, シン・高可用性 on Oracle Cloud (Oracle Cloudウェビナーシリーズ: 2021年3月17日)

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