クリエイティブワークを支える
Helix Core
2019/11/06
スマイルテクノロジーユナイテッド株式会社
大河原 哲
自己紹介
大河原 哲 おおかわら さとし
スマイルテクノロジーユナイテッド(株) 情報システム部 部長
2018年入社
前職ではCG映像制作会社で20年以上システム部門を担当
Perforce利用歴:2年目
趣味:テレビゲーム・自作キーボード
会社紹介
人員構成
スマイルテクノロジーユナイテッド(株)
所在地:横浜
メンバー:7名
創業:2014年 2月
TA
5
エンジニア
1
バックオフィス
1
TAが70%超
代表:高橋 涼
1996年 – 株式会社デジタル・メディア・ラボ入社
2000年 – 株式会社ナムコ入社
2005年 - Alias MayaMasters受賞
2008年 - CEDECにて講演
バンダイナムコゲームスにおけるアセット管理・
コンテントパイプラインに関する取り組み
2012年 – 株式会社ドワンゴ入社
2014年 – スマイルテクノロジーユナイテッド株式会社創業
2015年 - CEDECにて講演
Technical Artist Bootcamp 2015 vol.2
「Pythonを中心としたチーム開発 - 個の力を組織の力に」
2016年 - CEDECにて講演
Technical Artist Bootcamp 2016 vol.2
「続・Pythonを中心としたチーム開発」
2016年 - ダイキン工業株式会社様にて講演
「Pythonを中心としたチーム開発(実践編)」
2018年 – ダイキン工業株式会社様にて講演
「デザイナーの可能性を広げるツール開発
MayaとMODOにおける事例紹介」
2018年 -株式会社クリーク・アンド・リバー社様にて講演
「Pythonで始める作業効率化講座 -入門編 -」
主な業務内容
• ワークフロー改善
• ツール開発
• リギング
• インフラサポート
<開発事例>
3DCGツール向けプラグイン
Photoshopカスタムツール
アセットデータ検索システム
SHOTGUNカスタムツール
Slackボット
<インフラサポート事例>
インフラ構成の改善提案
サーバ運用の遠隔支援
チャットツールによる
ヘルプデスク
新規ツール導入の教育支援
3DCGツールを始めとした各種DCCツール活用の制作現場を技術で支援!
STUにおけるHelix Core
• お客様環境におけるHelix Core活用のご相談をよくいただきます
• Helix Core活用の現場をサポートします!
• Helix Core導入における社内教育支援
• Helix Core活用のためのツール開発
• Helix Coreサーバ運用のリモートサポート
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サポート事例
(株)白組様へのHelix Core導入支援 期間:2018年8月~12月(5ヶ月間)
• バージョン管理の仕組みを制作現場へ導入したい、協力会社とのデータ共有を効率化したい
• Unreal Engine使用案件でのアセット管理の基盤としても導入したい
• SVNの使用経験あり、客先とのやり取りでの一部の方々でPerforce利用経験あり
サポート内容
• 週一回の定例ミーティングご訪問
• サーバ設定支援、手順書などのドキュメント作成とご提供
• システム管理者向けの説明会の実施
• 利用者(主にデザイナー)向けのオンサイト ハンズオンセミナー開催
• チャットツールでのヘルプデスク対応
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ゲーム開発におけるHelix Core
• なぜHelix Coreが選ばれるのか
1. 大きなバイナリファイルでもスループットが低下せずに問題なく扱える
2. 集中管理型で同一のマスターデータを多数のメンバー間で確実に共有できる
3. ワークスペース機能で作業に必要なデータを絞り込める
4. P4VやP4Merge、P4AdminなどGUIでの操作環境が充実
5. ゲームエンジンが標準対応していたり、DCCツール向けの拡張機能が配布されている
6. 代理店&メーカーのサポートが受けられる
• CEDEC 2019における講演
• バンダイナムコスタジオ様『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』~大規模開発を支えた 開発環境の整備と運用
• http://cedec.cesa.or.jp/2019/session/detail/s5c9b5851a5fe3
• CEDEC AWARDS 2019 エンジニアリング部門 最優秀賞
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DevOpsでの活用
• ビルド工程自動化の基盤として
• 工程で必要十分なデータ取得に絞るためにワークスペース・Stream機能が活きる
• ユーザー、更新日付、チェンジリスト番号、ジョブ、ラベルなどのメタデータと連携した自動実行
• トリガー機能の活用
• データが更新されたら自動実行(例: サムネイル自動生成)
• サブミット時に自動実行(例: コミット前にデータチェックを行いNGならばサブミットを拒否)
• サーバ間の同期における自動実行(例: ビルド用レプリカサーバにデータ同期完了したらビルド実行)
• 複数拠点間におけるデータ共有
• プロキシー構成やレプリカ構成による効率的なデータ共有
• 集中管理方式でデータ共有の省力化(バージョン不一致を回避、共有時のコピー&連絡を省く)
9
Helix Core活用のポイント
• 純正GUIクライアントがしっかりしているHelix Core
• P4Vのさらなる活用
10
P4MergeP4V P4Admin
充実したGUIツール
• 純正GUIクライアントがしっかりしているHelix Core
• 他のバージョン管理ツールと比較しても機能豊富で動作に安定感あり
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充実したGUIツール
• 純正GUIクライアントがしっかりしているHelix Core
• 変更履歴を詳細に追うことが視覚的に分かりやすく
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Revision Graph Time-lapse View
充実したGUIツール
• 純正GUIクライアントがしっかりしているHelix Core
• 差分の確認は専用ツールで提供
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Helix Merge
(テキスト比較)
Helix Merge
(画像比較)
充実したGUIツール
• 純正GUIクライアントがしっかりしているHelix Core
• サーバ管理にもGUIがあり、特にアクセス権設定に活躍
14
P4Admin
(管理ツール)
充実したGUIツール
• 純正GUIクライアントがしっかりしているHelix Core
• カスタムツールを作るまえにP4Vを活用すれば工数削減
• カスタムツールを開発・保守すること自体、相応の工数が掛かります
• P4VやHelix Coreそのものに慣れてもらう時間はしっかり取りましょう
• ハマリどころは事前に押さえてメンバー間で共有しておきましょう
• GUIでは手間がかかってしまう一括処理・自動処理などはコマンドを活用します
• メーカー純正ツールの信頼性と安心感
• 分からない挙動があっても問い合わせられます
• 不具合があってもフィードバックすれば対応してもらえます
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充実したGUIツール
• 純正GUIクライアントがしっかりしているHelix Core
とはいえ、
開発者向けの機能は充実してるものの、
正直、デザイナー受けは…?
もう少しデザイナーが使いたくなるようなポイントが欲しい
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Helix Core活用のポイント
• 純正GUIクライアントがしっかりしているHelix Core
• P4Vのさらなる活用
• P4VでRedmineなどのWebツールと連携
• P4Vでファイルのプレビュー
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P4V
P4Vでやりたいこと
• ファイル選択くらい楽したい
• ファイルパスを次の作業担当者へ送りますよね…
• 工程管理ツールに記載されたファイルパスをコピペしますよね…
• 深い階層のツリーをたどったりもしますよね…
• ファイルの中身をサクっと確認したい
• どんなものか確認するたびにアプリケーションを起動しますよね…
• 作業したいファイルを名前だけで判断するの若干迷いますよね…
• ファイルの変化をパッと見でつかみたい
• どこが変わっているのか、すぐに分からない場合ありますよね…
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P4Vの隠し(?)機能 - Applets
• P4VにはWebブラウザが内蔵されている
• Safari 8相当(?)
• P4JsApiでいろいろできる
• P4Vの制御(ファイル選択、ダイヤログ表示、別のWebブラウザ起動などなど)
• P4コマンドの実行
• P4V設定の集中管理
• マニュアル:https://www.perforce.com/manuals/p4jsapi/index.html
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Mozilla/5.0 (Windows NT 6.2; Win64; x64) AppleWebKit/538.1 (KHTML,
like Gecko) Helix P4V/2019.2.0.0 Version/7.0 Safari/538.1, P4JsApi
1.2
今回ご紹介するのは先日リリースされた
P4VJSではありません
P4Vの機能 - Applets
• P4VのSubmittedパネルをWeb表示で再現
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Web表示Submittedパネル
P4Vの機能 - Applets
• P4VからRedmine表示
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リンクをクリックするとP4Vのツリー側で
選択されるようにRedmine側へ仕込む
P4Vの機能 - Applets
• P4Vで3Dモデル表示を試してみる
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P4Vカスタマイズのデモ
• p4dはローカルのdocker環境で実行
• https://github.com/p4paul/helix-docker
• Perforceの中の人(?)が配布
• P4Vは最新版の2019.2(2017.3日本語版でも実行可能)
• 従来のP4JsApiを利用
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今回ご紹介するのは先日リリースされた
P4VJSではありません
クリエイティブワークを支えるHelix Core
まとめ
• バージョン管理システムの利用は必須
• 大きなバイナリファイルの扱いに長けている
• 作業に必要なデータを絞り込んで取得できる
• 純正のGUIツールが充実している
• メーカー&代理店のサポートが受けられる
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STUでもサポートします!
カスタマイズや拡張もできる!
クリエイティブワークを支えるHelix Core
ご清聴いただきありがとうございました。
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クリエイティブワークを支えるHelix Core

Editor's Notes

  • #4 TA専業の弊社にお任せください TAの割合が7割超、尖った会社です 現在は代表も含めて6名のエンジニアが在籍。 最近は業界未経験者や新卒者からTAを育成することにも力を入れています。 オフィスは横浜駅から徒歩10分です。
  • #5 国内では数少ないMayaMasters受賞者です。 CEDECを始めとして、さまざまな機会でTAに関する講演を行っています。
  • #6 開発事例はほんの一例です。 制作現場の改善に、さまざまなかたちでご協力できます。
  • #7 5人のユーザー、20ワークスペースのフリーな範囲で活用させていただいています
  • #8 定例ミーティングではリーダーとなるメンバーの方々とHelix Coreに関する情報共有を常に行なっていました。リーダーには先にHeilx Coreに慣れていただき、社内でのHelix Core浸透へリーダーシップをとっていただきました。
  • #9 数TB単位のリポジトリを共有することは困難です Helix Coreならばプロジェクトデータ全体のうち、特定のフォルダのみの必要なファイルだけをワークスペースへ手元に取得できます
  • #10 集中管理でデータ共有の手間を省く →バージョン不一致を回避 →共有する際のデータコピー&連絡を無くす
  • #16 P4Vでダブルクリックをするといろんなところからファイルを開くことができます。 ドラッグアンドドロップでファイルパスを他のアプリケーションへコピペできたり。 白組さまへの社内教育サポートではPerforceの特徴であるワークスペースの考え方など基本的な概念を主体にお伝えしましたハンズオンを実施しました。概念を含むツボを知ることでツールとして身につく良い機会だったとのことです。
  • #17 デザイナーにとって、あらたにツールを覚えることの動機付けになるような役割がほしい