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金沢市オープンデータの現状と今後の取組み for IODD 2016 in ISHIKAWA
Editor's Notes
- まずはじめに、金沢市オープンデータの現状といたしまして、金沢市が公開している3種類のオープンデータをご紹介します。
(クリック)
1つ目は施設オープンデータです。市が管理している施設の情報を公開しています。観光や文化芸術、公園や避難所などについて、場所(住所、緯度経度)や開館時間等の情報がCSV、APIの2種類の方法で取得できます。
(クリック)
2つめは画像オープンデータです。市内の観光地や観光施設などの写真を専用サイトで公開しています。カタログを眺めるような、画像が映えるデザインとなっていますので、ぜひご覧いただければと思います。また、画像データだけでなく、撮影日や撮影場所など、その写真に属する情報をCSVで提供しています。
(クリック)
3つ目はイベント情報オープンデータです。(読む)
(クリック)
ライセンスは一部を除いて基本的にCC-BYです。
- 金沢市のオープンデータを活用した様々なアプリが制作されています。
(クリック)避難所データを使って、災害発生時にルート案内してくれます。
(クリック)施設オープンデータを使って、すきま時間を入力するだけで、適切な観光ルートを提案してくれます。
(クリック)イベント情報オープンデータを使って、直近のイベント情報をわかりやすく教えてくれます。
- また、本市のオープンデータを民間でもご活用頂いています。これらのサイトでは、
マップ上に、本市の施設オープンデータと、独自に収集した民間店舗等のデータを合わせて表示して、
物件等の周辺環境をわかりやすく表示するなどしています。
その他(読む)
このような取り組みにより、
少しづつ金沢市のオープンデータを利用したサービスが誕生してきています。
- 金沢市では、金沢の魅力を全国に発信するためにアプリコンテストを開催しています。
オープンデータと推進ということでは、平成25年度のコンテストで、それまでの一般部門に加えて、「オープンデータ部門」を開催しました。
オープンデータという、このときはあまり馴染みのないテーマではないか、応募が少なくなるのではないか、と心配でしたが、予想を上回る応募があり、逆に驚きました。
グランプリを受賞したのは、さきほどご紹介した「かなざわ避難支援ナビ」です。
- 今年度は、(読む)
- さて、ここからは、今後の取組みをご紹介させていただきます。
(読む)
この4つの取組みを進めてまいります。
- データに対するニーズを探りながら、人口統計や環境など、従来からニーズが高いと思われるものや、行政の透明性向上につながるもの
金沢市独自の特色のあるデータを発信していきたいと考えています。
- オープンデータカタログサイトの開設では、金沢市のオープンデータをより分かりやすい、探しやすい形に、集約し、一覧化します。
また、データ形式について、オープンデータの5つの段階のうちの4つめに該当するRDF形式など、より使いやすいデータ形式での提供を目指します。
- (読む)
- (読む)
- 本市では、進むべきまちの将来像として、世界の「交流拠点都市」を掲げています。
この「交流拠点都市」とは、
金沢というまちの個性である歴史や伝統、学術、文化を大切に守り、磨き高めるという、
これまでのまちづくりの基本を受け継ぎながらも、
次のステップへ移行するためのものであり、
これまでに培われた金沢のストックを最大限に活用することにより、
国内外からの人・モノ・情報の集積を図り、
その交流を通して新たな価値を創造し、持続的な発展を続けるまちのことです。
(クリック)
オープンデータによる新しい協働と交流は、
人と情報の交流をさらに活性化させ、交流拠点都市金沢の基盤となると考えています。
今後もさらにオープンデータ及びシビックテックの施策を展開し、
新たな価値の創造と金沢の持続的発展を目指していきたいと思います。