1
© Money Forward Inc. All Rights Reserved
2017年のFintech振り返りと
2018年の展望
2017年12月22日
株式会社マネーフォワード
取締役Fintech研究所長 瀧 俊雄
2
© Money Forward Inc. All Rights Reserved
去年からの答え合わせ
(出所)当社2016年12月19日付プレスリリース
3
© Money Forward Inc. All Rights Reserved
日本での検索数
0
10
20
30
40
50
60
70
80
90
100
2012/12/30 2013/12/30 2014/12/30 2015/12/30 2016/12/30
(出所)Googleトレンド
4
© Money Forward Inc. All Rights Reserved
(出所)Wikipedia
2014
- Mt. Gox
- “Silicon Valley is coming ”
2015
-5% Rule
-Cryptocurrency
2016
-Industry Initiatives
-FINOLAB
-Fin/Sum
2017
-Bank APIs
-Payment Ventures
-ICOs/Crowdfunding
5
© Money Forward Inc. All Rights Reserved
銀行法改正のおさらい
何が可能となったのか
• 銀行の機能を条件付きでFintechベンチャーがAPIとして活用できる
• 参照系では、家計簿・確定申告・企業会計業務が自動化される
• 更新系では、EC・コト消費・オンデマンド経済での振込が可能に
制度的には何が起きるのか
• 銀行APIにアクセスする企業は金融庁に登録を行う
• 銀行と接続企業は契約に基づくAPI接続を行う
• API接続企業から構成される自主規制機関が発足(予定)
何を意味するのか
• “Banking is necessary, banks are not.”「透明化」する決済観
• キャッシュレス化した経済における銀行の活路
• オープンイノベーションの正式稼働
6
© Money Forward Inc. All Rights Reserved
金融機関の変化
イノベーションに向けた組織発足・拡大
• Japan Digital Design (MUFG)
• Blue Lab (みずほ銀行)
• Diagonal Run Tokyo (ふくおかFG)
電子マネー
• Jコイン
• MUFGコイン
• さるぼぼコイン等の地域マネー
技術の本格活用・試行
• ブロックチェーン
• J.Score
• LINE Payのセブン銀行での入出金
7
© Money Forward Inc. All Rights Reserved
制度的な変化
実務家レベルでの運用基準アップデート
• FISC:銀行システムのクラウド化、安対基準の改定作業
• 全国銀行協会:APIのあり方に関する検討会・契約ひな形
• 仮想通貨交換業の登録
制度の再検討
• 電子決済等代行事業者
• 本人確認制度(オンライン経済圏、2019年FATF第4次審査)
• 横断的法制における「機能」の議論
推進的なイニシアチブ
• 未来投資戦略:3年80行、2027年40%、SCCC5%改善
• FSB、バーゼル銀行監督委員会における整理
• Fintech型銀行を巡る議論(米)、PSD2の施行(欧)
8
© Money Forward Inc. All Rights Reserved
記憶されるべき3大テーマ
仮想通貨の値動き
• BTC15倍、ETH100倍、XRP160倍
• 分裂騒動と先物取引市場
• 「安心して買える」「安定して使える」ための整備とは
ICO
• COMSAの109億円
• Omiseの27億円
• 世界的な4000億円
即金経済圏
• CASH70億円
• メルカリの改めての強さ
• VALU・タイムバンク
9
© Money Forward Inc. All Rights Reserved
ベンチャープレーヤーの潮流
本格化するスピード
• CAMPFIRE
• WealthNavi400億円
• MFクラウドファイナンス
• Origami Pay2万店舗
• Coineyの地域金融連携
新規性・新陳代謝は落ち着いてきた?
• インキュベーションオフィスは増えたが、
「新星」プレーヤーが少なくなってきている?
• 異彩を放つOne Financialのピボット感
• 舞台が教科書的Fintechから、
テクノロジー企業の金融進出(本来のFintech)に
10
© Money Forward Inc. All Rights Reserved
2018年予想:キーワード
具体化しつつあるキーワード
• 横断的規制
• データポータビリティ
• 本人確認のあり方
• オンデマンド経済圏
• Alipay
• キャッシュアウト
来るかもしれないキーワード
• Insurtech
• デビットカード
• カードコントロール
• NFC2.0
• アマゾン銀行
• スマートスピーカー
• サンドボックス
• Nudge
• 高齢者向けサービス
• PDS
11
© Money Forward Inc. All Rights Reserved
参考資料
12
© Money Forward Inc. All Rights Reserved
未来投資戦略2017より
13
© Money Forward Inc. All Rights Reserved
未来投資戦略2017より
(出所)未来投資戦略2017より引用
14
© Money Forward Inc. All Rights Reserved
金融機関APIの仕組み
• 信頼できるパートナーに合鍵を作製
• 合鍵を利用して、利用者のためにデータ参照/取引指示
①アプリがデータ参照や取引指示を行う権利を認可
②アプリにしか
使えない
合鍵を作製
③合鍵を利用
して情報取得
/取引指示
④サービス提供
利用者 アプリ 金融機関
15
© Money Forward Inc. All Rights Reserved
銀行のAPIとは
従来の金融の世界観
• 振込取引は店舗・ATM・インターネットバンキングで実行
• 様々なデータは金融機関内に一度取り込んでから、判断に利用
• ユーザーは個別の金融機関と付き合い、情報と信頼を蓄積
今後の金融の姿
• 取引は外部のアプリや機関で実行(金融機関はインフラを提供)
• より便利な情報・金融サービスを提供できる主体に
ユーザーが用いる金融機関を自由に移動
なぜAPI化が必要なのか
• API化は自らを積極的に「部品化」する試み
• 「未来の便利な」金融サービスを金融機関が確実に生むことは困難。
様々な外部のアイデアを利用した試行錯誤が必要
• 現金中心の世界で、銀行にATMが必要であるのと同様に
現金のない世界で、銀行にAPIが必要となるのではないか
16
© Money Forward Inc. All Rights Reserved
• 金融機関は近さで選ばれている
– 銀行を選ぶ要因のほとんどが「ATM・店舗の近さ」だった
– オンラインサービスの重要性はこれまでは低かった
金融機関が選ばれる基準
0
10
20
30
40
50
60
70
80
90
100
1992 1995 1998 2001 2004 2007 2010 2013
(%)
近所に店舗やATMがある
経営が健全で信用できる
店舗網が全国的に展開されている
各種手数料が他の金融機関より割安
インターネットによるサービス・取引
などが充実
金融機関の選択基準(上位理由)
(出所)金融広報中央委員会調査より当社作成
(注)選択肢変更等、非連続のデータを含む
17
© Money Forward Inc. All Rights Reserved
• 金融では取引自体に価値はない
– 小売やレジャーとは異なり、取引そのものに楽しさはない
– やらなくてすむなら、ない方がよい
決済の透明化
①決済の透明化 ②決済手続きの排除 ③取引の省略
(出所)Amazon Dash Button購入ページ
https://www.amazon.co.jp/b?node=4752863051
より画像引用
(出所)Youtube上の説明動画
https://www.youtube.com/watch?v=NrmMk1Myrxc
より画像引用
(出所)Uberアプリより画像引用
18
© Money Forward Inc. All Rights Reserved
それはある日始まり、3年で劇的に変化する
中国におけるモバイル決済額 Venmoにおける支払額
(出所)BI Intelligence(出所)Better Than Cash Alliance
19
© Money Forward Inc. All Rights Reserved
Fintechの本質(の前に)
1. 決済機能
2. 資金プール・小口化機能
3. 異時点・セクター間の資源移動
4. リスクの再配分
5. 情報提供・価格発見
6. インセンティブの設計機能
金融の本質とは(機能的分析の観点から)
ボディ、マートン他(1995)
20
© Money Forward Inc. All Rights Reserved
ソフトとインフラの主客転倒
時価総額ランキング ソフトウェアの世界支配
(出所)下記サイトにおける2017年4月1日時点表示
https://www.wsj.com/articles/SB1000142405311190348
0904576512250915629460
https://techcrunch.com/2016/06/07/software-is-eating-
the-world-5-years-later/
https://www.finextra.com/news/fullstory.aspx?newsitemi
d=27080
順位 会社名
時価総額
(10億ドル)
1 Apple Inc. 802.6
2 Alphabet Inc 677.3
3 Microsoft Corporation 585.1
4 Facebook, Inc. 497.3
5 Amazon.com, Inc. 471.2
6 Berkshire Hathaway Inc. 461.2
7 Alibaba Group Holding Ltd 458.2
8 Tencent Holding Ltd 432.2
9 Johnson & Johnson 357.5
10 Exxon Mobil Corporation 347.5
11 JPMorgan Chase & Co. 341.7
12 Samsung Electronic 323.9
13 Bank of America Corp 275.7
14 Wells Fargo & Co 275.0
15 NESTLE SA 260.2
16 Royal Dutch Shell plc 254.7
17 Visa Inc 242.9
18 AT&T Inc. 242.6
19 Wal-Mart Stores Inc 237.2
20 Proctor & Gamble Co 234.7
※ADRを含む。2017年10月5日時点の価格に基づく。
(出所)Google Financeよりマネーフォワード社作成
21
© Money Forward Inc. All Rights Reserved
Fintechが生む新たな社会課題について
データとプライバシー
• キャッシュレス化はプライバシーの問題を早晩提起
• すべての決済取引に「マイナンバー」が付される社会は好ましいか
• 保険や融資に「一物一価」が成立するとマーケットがなくなるのではないか
AIプロシクリカリティ
• 伝統的な与信データに加えて、行動データ等が利用可能に
• クレジットの出し手の多様化(個人・機関投資家がP2P型で)
• AIが資産運用や融資を担った場合、景気変動が増幅し、管理が困難になるのではないか
高齢化に即したソフトウェア
• Fintechは若者向け・一過性のものと考えてはいないか
• 任意・成年後見制度が10年後に迎える需要(人口)面と供給(技術)面の制約
• ライフシフト時代の社会保障コストに対していますぐとりかかるべき課題
ブロックチェーンに関して
• シニョレッジ・兌換型デジタル通貨の価値・コネクテッド経済圏の価値
• ゼロベースでシステムを作るコスト・信頼できる人たちで合意システムを作るコスト
上記は、ブロックチェーンで実装する必然性はないトピックである
22
© Money Forward Inc. All Rights Reserved22
出所:H29情報通信白書より
スマートフォンがもたらしている世代ギャップ
23
© Money Forward Inc. All Rights Reserved
 現状のECでの利用率は8%、P2P送金は1%
 RBCがリーダー的な立場
 Voiceはアプリケーションエコノミーを吸収しつつある。
次のマジカルな体験で一気にKiller Appになり 人間/機械 の会話の
捉え方が一段階異なるものとなる
Voice Payment
24
© Money Forward Inc. All Rights Reserved
 Turbotax(確定申告ツール、3,500万ユーザー)と
Mint(支出把握、1,000万ユーザー)に対して機械学習で分析
 49%のMintユーザーは支出>収入、ユーザーは金利5兆円を払った
 既に本人情報等を揃えているので、より安い金利を提供する
オンラインレンダー(GSが運営)の融資審査への申込みが可能
 50%のユーザーが最適なローンを組んでいない
 その他にも特定のデータを有する消費者向けサービスへの応用を示唆
 米国のデータポータビリティのあり方に一石を投じる動き
Money20/20 重大発表①: Intuit Turbo
25
© Money Forward Inc. All Rights Reserved
Money20/20 重大発表②: Uber VISA Card
 Uberのマジック体験は決済時点にある、その延長線と説明
 EATSを含めてプラットフォーム上で分厚い還元率、スマホ保険も
 バークレイズと密な開発を行い、その過程でのAPIの重要性にも言及
 最強のプラットフォームが発行する決済UI

Fintech2017

  • 1.
    1 © Money ForwardInc. All Rights Reserved 2017年のFintech振り返りと 2018年の展望 2017年12月22日 株式会社マネーフォワード 取締役Fintech研究所長 瀧 俊雄
  • 2.
    2 © Money ForwardInc. All Rights Reserved 去年からの答え合わせ (出所)当社2016年12月19日付プレスリリース
  • 3.
    3 © Money ForwardInc. All Rights Reserved 日本での検索数 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 2012/12/30 2013/12/30 2014/12/30 2015/12/30 2016/12/30 (出所)Googleトレンド
  • 4.
    4 © Money ForwardInc. All Rights Reserved (出所)Wikipedia 2014 - Mt. Gox - “Silicon Valley is coming ” 2015 -5% Rule -Cryptocurrency 2016 -Industry Initiatives -FINOLAB -Fin/Sum 2017 -Bank APIs -Payment Ventures -ICOs/Crowdfunding
  • 5.
    5 © Money ForwardInc. All Rights Reserved 銀行法改正のおさらい 何が可能となったのか • 銀行の機能を条件付きでFintechベンチャーがAPIとして活用できる • 参照系では、家計簿・確定申告・企業会計業務が自動化される • 更新系では、EC・コト消費・オンデマンド経済での振込が可能に 制度的には何が起きるのか • 銀行APIにアクセスする企業は金融庁に登録を行う • 銀行と接続企業は契約に基づくAPI接続を行う • API接続企業から構成される自主規制機関が発足(予定) 何を意味するのか • “Banking is necessary, banks are not.”「透明化」する決済観 • キャッシュレス化した経済における銀行の活路 • オープンイノベーションの正式稼働
  • 6.
    6 © Money ForwardInc. All Rights Reserved 金融機関の変化 イノベーションに向けた組織発足・拡大 • Japan Digital Design (MUFG) • Blue Lab (みずほ銀行) • Diagonal Run Tokyo (ふくおかFG) 電子マネー • Jコイン • MUFGコイン • さるぼぼコイン等の地域マネー 技術の本格活用・試行 • ブロックチェーン • J.Score • LINE Payのセブン銀行での入出金
  • 7.
    7 © Money ForwardInc. All Rights Reserved 制度的な変化 実務家レベルでの運用基準アップデート • FISC:銀行システムのクラウド化、安対基準の改定作業 • 全国銀行協会:APIのあり方に関する検討会・契約ひな形 • 仮想通貨交換業の登録 制度の再検討 • 電子決済等代行事業者 • 本人確認制度(オンライン経済圏、2019年FATF第4次審査) • 横断的法制における「機能」の議論 推進的なイニシアチブ • 未来投資戦略:3年80行、2027年40%、SCCC5%改善 • FSB、バーゼル銀行監督委員会における整理 • Fintech型銀行を巡る議論(米)、PSD2の施行(欧)
  • 8.
    8 © Money ForwardInc. All Rights Reserved 記憶されるべき3大テーマ 仮想通貨の値動き • BTC15倍、ETH100倍、XRP160倍 • 分裂騒動と先物取引市場 • 「安心して買える」「安定して使える」ための整備とは ICO • COMSAの109億円 • Omiseの27億円 • 世界的な4000億円 即金経済圏 • CASH70億円 • メルカリの改めての強さ • VALU・タイムバンク
  • 9.
    9 © Money ForwardInc. All Rights Reserved ベンチャープレーヤーの潮流 本格化するスピード • CAMPFIRE • WealthNavi400億円 • MFクラウドファイナンス • Origami Pay2万店舗 • Coineyの地域金融連携 新規性・新陳代謝は落ち着いてきた? • インキュベーションオフィスは増えたが、 「新星」プレーヤーが少なくなってきている? • 異彩を放つOne Financialのピボット感 • 舞台が教科書的Fintechから、 テクノロジー企業の金融進出(本来のFintech)に
  • 10.
    10 © Money ForwardInc. All Rights Reserved 2018年予想:キーワード 具体化しつつあるキーワード • 横断的規制 • データポータビリティ • 本人確認のあり方 • オンデマンド経済圏 • Alipay • キャッシュアウト 来るかもしれないキーワード • Insurtech • デビットカード • カードコントロール • NFC2.0 • アマゾン銀行 • スマートスピーカー • サンドボックス • Nudge • 高齢者向けサービス • PDS
  • 11.
    11 © Money ForwardInc. All Rights Reserved 参考資料
  • 12.
    12 © Money ForwardInc. All Rights Reserved 未来投資戦略2017より
  • 13.
    13 © Money ForwardInc. All Rights Reserved 未来投資戦略2017より (出所)未来投資戦略2017より引用
  • 14.
    14 © Money ForwardInc. All Rights Reserved 金融機関APIの仕組み • 信頼できるパートナーに合鍵を作製 • 合鍵を利用して、利用者のためにデータ参照/取引指示 ①アプリがデータ参照や取引指示を行う権利を認可 ②アプリにしか 使えない 合鍵を作製 ③合鍵を利用 して情報取得 /取引指示 ④サービス提供 利用者 アプリ 金融機関
  • 15.
    15 © Money ForwardInc. All Rights Reserved 銀行のAPIとは 従来の金融の世界観 • 振込取引は店舗・ATM・インターネットバンキングで実行 • 様々なデータは金融機関内に一度取り込んでから、判断に利用 • ユーザーは個別の金融機関と付き合い、情報と信頼を蓄積 今後の金融の姿 • 取引は外部のアプリや機関で実行(金融機関はインフラを提供) • より便利な情報・金融サービスを提供できる主体に ユーザーが用いる金融機関を自由に移動 なぜAPI化が必要なのか • API化は自らを積極的に「部品化」する試み • 「未来の便利な」金融サービスを金融機関が確実に生むことは困難。 様々な外部のアイデアを利用した試行錯誤が必要 • 現金中心の世界で、銀行にATMが必要であるのと同様に 現金のない世界で、銀行にAPIが必要となるのではないか
  • 16.
    16 © Money ForwardInc. All Rights Reserved • 金融機関は近さで選ばれている – 銀行を選ぶ要因のほとんどが「ATM・店舗の近さ」だった – オンラインサービスの重要性はこれまでは低かった 金融機関が選ばれる基準 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 1992 1995 1998 2001 2004 2007 2010 2013 (%) 近所に店舗やATMがある 経営が健全で信用できる 店舗網が全国的に展開されている 各種手数料が他の金融機関より割安 インターネットによるサービス・取引 などが充実 金融機関の選択基準(上位理由) (出所)金融広報中央委員会調査より当社作成 (注)選択肢変更等、非連続のデータを含む
  • 17.
    17 © Money ForwardInc. All Rights Reserved • 金融では取引自体に価値はない – 小売やレジャーとは異なり、取引そのものに楽しさはない – やらなくてすむなら、ない方がよい 決済の透明化 ①決済の透明化 ②決済手続きの排除 ③取引の省略 (出所)Amazon Dash Button購入ページ https://www.amazon.co.jp/b?node=4752863051 より画像引用 (出所)Youtube上の説明動画 https://www.youtube.com/watch?v=NrmMk1Myrxc より画像引用 (出所)Uberアプリより画像引用
  • 18.
    18 © Money ForwardInc. All Rights Reserved それはある日始まり、3年で劇的に変化する 中国におけるモバイル決済額 Venmoにおける支払額 (出所)BI Intelligence(出所)Better Than Cash Alliance
  • 19.
    19 © Money ForwardInc. All Rights Reserved Fintechの本質(の前に) 1. 決済機能 2. 資金プール・小口化機能 3. 異時点・セクター間の資源移動 4. リスクの再配分 5. 情報提供・価格発見 6. インセンティブの設計機能 金融の本質とは(機能的分析の観点から) ボディ、マートン他(1995)
  • 20.
    20 © Money ForwardInc. All Rights Reserved ソフトとインフラの主客転倒 時価総額ランキング ソフトウェアの世界支配 (出所)下記サイトにおける2017年4月1日時点表示 https://www.wsj.com/articles/SB1000142405311190348 0904576512250915629460 https://techcrunch.com/2016/06/07/software-is-eating- the-world-5-years-later/ https://www.finextra.com/news/fullstory.aspx?newsitemi d=27080 順位 会社名 時価総額 (10億ドル) 1 Apple Inc. 802.6 2 Alphabet Inc 677.3 3 Microsoft Corporation 585.1 4 Facebook, Inc. 497.3 5 Amazon.com, Inc. 471.2 6 Berkshire Hathaway Inc. 461.2 7 Alibaba Group Holding Ltd 458.2 8 Tencent Holding Ltd 432.2 9 Johnson & Johnson 357.5 10 Exxon Mobil Corporation 347.5 11 JPMorgan Chase & Co. 341.7 12 Samsung Electronic 323.9 13 Bank of America Corp 275.7 14 Wells Fargo & Co 275.0 15 NESTLE SA 260.2 16 Royal Dutch Shell plc 254.7 17 Visa Inc 242.9 18 AT&T Inc. 242.6 19 Wal-Mart Stores Inc 237.2 20 Proctor & Gamble Co 234.7 ※ADRを含む。2017年10月5日時点の価格に基づく。 (出所)Google Financeよりマネーフォワード社作成
  • 21.
    21 © Money ForwardInc. All Rights Reserved Fintechが生む新たな社会課題について データとプライバシー • キャッシュレス化はプライバシーの問題を早晩提起 • すべての決済取引に「マイナンバー」が付される社会は好ましいか • 保険や融資に「一物一価」が成立するとマーケットがなくなるのではないか AIプロシクリカリティ • 伝統的な与信データに加えて、行動データ等が利用可能に • クレジットの出し手の多様化(個人・機関投資家がP2P型で) • AIが資産運用や融資を担った場合、景気変動が増幅し、管理が困難になるのではないか 高齢化に即したソフトウェア • Fintechは若者向け・一過性のものと考えてはいないか • 任意・成年後見制度が10年後に迎える需要(人口)面と供給(技術)面の制約 • ライフシフト時代の社会保障コストに対していますぐとりかかるべき課題 ブロックチェーンに関して • シニョレッジ・兌換型デジタル通貨の価値・コネクテッド経済圏の価値 • ゼロベースでシステムを作るコスト・信頼できる人たちで合意システムを作るコスト 上記は、ブロックチェーンで実装する必然性はないトピックである
  • 22.
    22 © Money ForwardInc. All Rights Reserved22 出所:H29情報通信白書より スマートフォンがもたらしている世代ギャップ
  • 23.
    23 © Money ForwardInc. All Rights Reserved  現状のECでの利用率は8%、P2P送金は1%  RBCがリーダー的な立場  Voiceはアプリケーションエコノミーを吸収しつつある。 次のマジカルな体験で一気にKiller Appになり 人間/機械 の会話の 捉え方が一段階異なるものとなる Voice Payment
  • 24.
    24 © Money ForwardInc. All Rights Reserved  Turbotax(確定申告ツール、3,500万ユーザー)と Mint(支出把握、1,000万ユーザー)に対して機械学習で分析  49%のMintユーザーは支出>収入、ユーザーは金利5兆円を払った  既に本人情報等を揃えているので、より安い金利を提供する オンラインレンダー(GSが運営)の融資審査への申込みが可能  50%のユーザーが最適なローンを組んでいない  その他にも特定のデータを有する消費者向けサービスへの応用を示唆  米国のデータポータビリティのあり方に一石を投じる動き Money20/20 重大発表①: Intuit Turbo
  • 25.
    25 © Money ForwardInc. All Rights Reserved Money20/20 重大発表②: Uber VISA Card  Uberのマジック体験は決済時点にある、その延長線と説明  EATSを含めてプラットフォーム上で分厚い還元率、スマホ保険も  バークレイズと密な開発を行い、その過程でのAPIの重要性にも言及  最強のプラットフォームが発行する決済UI