OutSystems愛知ユーザー会 #4のLT資料。 2020/06/17(水) 19:00 - 20:00

1. 愛知ユーザー会
#4 LT
BDD Frameworkで回帰テストの自動実行を
実現する方法
株式会社ハウスソフト
渡部 潤司

2. 今日紹介すること
BDDFrameworkで作成したテストを
定期的に自動実行する方法
⇩
追加開発で埋め込まれた問題点を素早
く把握できる

3. 自己紹介
• OutSystems利用プロジェクトへの
技術的な支援をしています
• Expert Web Developer – O11
• QiitaにOutSystems関連のメモを書
いています（@jyunji_watanabe）

4. Entity
構成
CI/CD Probe
(REST API)
BDDFramework
(REST API)
テストモジュールリスト
テストモジュール ＋
テスト画面
テスト結果（画面単位）
テスト結果を格納する
Timerで定期実行
①BDDFrameworkで
作ったテストモジュール
②テスト情報収集
③テスト実行

5. ①BDDFrameworkで
作ったテストモジュール

6. テスト画面の注意（１）
• テスト画面はAnonymousのチェック
をつける
• しないと、API実行がエラーに
• テスト実行はHTTPのGETを単純に呼
ぶので認証を突破できない

7. テスト画面の注意（２）
• FinalResultを画面に配置する必要が
ある
• 無いとこんなメッセージ「Are you
missing the FinalResult block in
the screen?」
• どうも画面の下に配置しないとうま
く動かないことがあるようです

8. ②テスト情報収集

9. CI/CD Probe
• Forgeモジュール「CI/CD Probe」を利用
する
• 本来は、OutSystemsでCI/CDを実現する
仕組みの一部
• https://www.outsystems.com/forge/c
omponent-versions/6528

10. テストモジュールリスト
を取得するREST API
• REST API “ScanBDDTestEndpoints”
• Input Parameterがあるが、全テスト
ケースを対象にする場合は空でよい
• BDDFrameworkで作成したテストモ
ジュールをリストで返す

11. ScanBDDTestEndpointsの出力
• BDDFramworkテストを含むeSpace（モ
ジュール）のリストを返す
• テスト実行には以下のプロパティを利用
– EspaceName
• eSpaceの名前
– WebScreens.Name
• 画面名

12. ③テスト実行

13. テスト実行API
• BDDFrameworkに含まれるテストを
リモート実行するためのREST API
• RunTestSuite
• ②テスト情報収集で取得したeSpace
名とテスト画面名を渡す

14. テスト実行結果
• 以下の内容を持つStructure
–テスト自体が成功したか
–成功したBDDScenarioの数
–失敗したBDDScenarioの数
–失敗したBDDScenarioの詳細
–テストが実行できなかったときはその
エラーメッセージ

15. Entity
構成（再掲）
CI/CD Probe
(REST API)
BDDFramework
(REST API)
テストモジュールリスト
テストモジュール ＋
テスト画面
テスト結果（画面単位）
テスト結果を格納する
Timerで定期実行
①BDDFrameworkで
作ったテストモジュール
②テスト情報収集
③テスト実行
実運用時は、担当者に
・メール送信
・Process割当
などするとよい

16. このセッションのサンプル
DailyRegressionTests (Forge)
https://www.outsystems.com/f
orge/component-
overview/8622/dailyregressiont
ests