みなさんも子どもの頃を思い出すと、何度も読み返したり、なぜか大好きだったり、心に残る絵本あるのではないでしょうか。書店では、乳幼児からおとなも楽しめます、と示されるように、実に様々な絵本が並んでいます。私たち「おもしろ絵本チーム」は、専門として学ぶ保育・幼児教育の視点から、乳幼児期の子どもの感受性・創造性、あるいは「何だか面白いぞ!興味がある~!」という発見の心を育てる絵本の表現について研究しています。一般的には「読み聞かせ」と言われる活動ですが、単に「絵本を読んで聞かせる」の行為を少し広げて、子どもの心を絵本の世界に誘う工夫について研究します。「絵本」という1次元の世界から多次元の世界へ、子ども達と一緒に旅をする。ファンタジーの世界は子どもと大人の心の懸け橋になるのではないかと考えます。子どもと一緒に楽しむ絵本の世界を創造します。