2015年2月19日（木） Developers Summit 2015のWindows女子部枠でお話した内容です。

1. ArduinoとMicrosoft Azureで
IoTっぽいことをしてみた。
2015/02/19
Developers Summit 2015 OpenJam
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2. 自己紹介
• 江見 佳緒里（エミ カオリ）
• Windows女子部 2代目部長 ＆ Web班
• 「Final Fantasy XIV: 新生エオルゼア」やってます。
– Aegisサーバで忍者ときどき戦士
• フラメンコ習ってます。
• タッキー＆翼のファンです。
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3. 本日は・・・
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ArduinoとMicrosoft Azureで
IoTっぽいことをしてみた。
あくまで、「IoTっぽい」ことなので
壮大なものではありません。。

4. 参考にしたページ
コチラの情報を参考にして、
やってみました。
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http://hypernephelist.com/2014/07/11/arduino-uno-azure-mobile-services.html

5. Arduino
• オープンソースの電子基盤
• C言語風のプログラミング言語と専用の統合開発環境で
制御
Arduino Uno Arduino IDE
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6. Azure Mobile Service
• ざっくり言うと…
– モバイルアプリ開発のためのサービス
– BaaS（Backend as a Service）
• または、MBaaS（Mobile Backend as a Service）
– アプリのデータを入れるテーブルとか
– プッシュ通知とか
– ユーザー認証とか
– データを制御するカスタムAPIが作れたり
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機能多いですネ。。。

7. ArduinoからAzureにデータを送る
• 用意するもの
– Arduino Uno（スターターキットがオススメ）
– Arduino イーサネットシールド
– Arduino IDE
– 有線LAN
– パソコン
– Microsoftのアカウント（Azureを使うのに必要）
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8. Arduino組み立て
温度センサー
（黒いやつ）
イーサネットシールド
（実際にはArduino Unoの
上に被さっている）
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9. Azure Mobile Serviceの作成
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詳細は、公式のページ
をご参照ください。

10. Arduinoスケッチの基本
• void setup()
– 初期化処理
– 1回だけ実行される
• void loop()
– メインの処理
– 繰り返し実行される
• その他
– ライブラリを読み込むときは、
#include <xxx.h>で設定。
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※Arduinoでは、
プログラムのことをスケッチと
呼びます。
図：Lチカのスケッチ

11. Mobile Serviceとの連携スケッチの流れ
• void setup()
– Ethernetライブラリの初期化とインターネット接続の処理
• void loop()
– 温度センサーの値を取得
– Azure Mobile Serviceのテーブルへデータ送信
– Azure Mobile Serviceからの応答待ち
– Azure Mobile Serviceからの応答をシリアルモニタに表示
– 接続を終了する
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12. Azure Mobile Serviceのテーブルへデータ送信
• Rest APIを使います。
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https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/azure/jj677200.aspx

13. 13
1 if (client.connect(server, 80)) {
Azure Mobile Serviceに接続
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3 sprintf(buffer, "POST /tables/%s HTTP/1.1", table_name);
POST URIの設定。テーブルを指定。
4 client.println(buffer);
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6 sprintf(buffer, "X-ZUMO-APPLICATION: %s", ams_key); Azure Mobile Serviceのアプリケー
ション キーを送信7 client.println(buffer);
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9 client.println("Content-Type: application/json"); Content-Typeを送信
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11 sprintf(buffer, "Host: %s", server);
Hostヘッダーを送信
12 client.println(buffer);
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14 sprintf(buffer, "{"value": %d}", value); メッセージボディの作成
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16 client.print("Content-Length: ");
メッセージボディの長さを送信
17 client.println(strlen(buffer));
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19 client.println(); 空行（ヘッダの終わり）
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21 client.println(buffer); メッセージボディを送信
22 ……

14. 実行してみる
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15. 実行してみる
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Arduinoから送ったデータ
Mobile Serviceに登録されたデータ
どうしてこうなった（°Д°；）

16. ハマりポイント
• Arduinoはsprintf関数でfloatが扱えない。
– > Mobile Serviceの「スクリプト」でデータを操作。
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【Arduinoスケッチ】⇒NG 【Mobile Service内の「スクリプト」】

17. 今後やりたいこと
• センサーの値をリアルタイムで確認するアプリ
（ストアアプリかブラウザアプリで。）
– WebAPI、SignalRを使う・・・らしい？
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途中で挫折しました・・・

18. ご清聴ありがとうございました（・∀・）
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