19. 19
項目 概要
Overview
Principles AI原則
後ほど詳しく紹介
Responsible AI practices Fairness, Interpretabilityなどのカテゴリ別に
Recommended practiceの紹介
Review Process Principlesを遵守するためのReview Process
後ほど詳しく紹介
Public policy perspective 各公的機関が公表しているpolicyなどに関するGoogleの
見解表明
EUのAI規制についてのfeedbackも記載
[3.5]
世の中の動向 Google AI responsibilities principles
20. 20
世の中の動向 Google AI principles
Googleは以下の基本方針に基づきAIの利用を決定する
ü 社会にとって有益である
ü 不公平なバイアスの発生・助長に寄与しない
ü 安全に開発・テストされる
ü 人々への説明責任
ü Googleのprivacy design principleに準拠する
ü 科学的卓越性(Scientific excellence)の探究
ü 基本理念に沿った利用への技術提供
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世の中の動向 Google AI principles
以下の用途にはAIを使用しない
ü 広範な害をもたらすとき
ü 武器、または技術の適用により直接的/間接的に人に危害を加える
ü 国際的に認知された規範に反したデータ収集及び使用
ü 広く認知されている人権や国際法に反する目的
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世の中の動向 Google AI Review Process
項目 概要
1. Intake 開発チームがレビュアーに対してAI原則に関するアドバイスを要求する
2. Analysis レビュアーはプロダクトのもたらす利益と害それぞれの規模と範囲を解析する
過去の類似プロジェクトのレビュー結果を判例として用いる場合もある
レビュアーは必要に応じてプライバシーやセキュリティ、公平性など、領域毎の社内
専門家に相談する
3. Adjustment レビュアーは技術的な評価手法を推奨する(e.g. MLモデルに不公平なバイアスが
ないか確認すべき)
レビュアーは必要に応じて外部の専門家(e.g. 人権の専門家)に相談する
レビュアーはリスク削減案(mitigation strategies)を提案する
4. Decision レビュアーはプロジェクトの採否を決定する
複数のプロジェクトに影響を与える決定の場合、上級役員が決済する
本決定が新しい判例として今後利用される
ü レビュアーの役割・権限が大きい印象
ü 必要に応じて社内外の専門家にアドバイスを求めている