2024年トヨタ式ポカヨケ改善事例集
~Poka yoke~
ク コンサルティング
クレイン テクノ
Crane techno
サイト URL:http://crane-techno.com/
1
作成:2024年10月24日
1.ポカヨケとは?
2
「人間は間違いをおかす動物で、ポカミスを起こしやすい動物であるとい
われ、ポカミス対策(ポカヨケ)が必要である。
ポカヨケは、英語ではフールプルーフ(fool proof=「バカ」 「防ぐ」
)といい、ヒューマンエラー(人間のミス)が起こったとき、それが事故
につながらないように、設備的または運用上の防護対策である。
ポカヨケはトヨタ生産方式の基本概念の一つであり、
ポカヨケの基本コンセプトは新郷重夫氏が創案しており、
新郷氏の著書により日本国外でもポカヨケは広まり、
結果Poka-yokeとして製造業の分野では国外でも通じる
言葉となった。
ポカヨケとはヒューマンエラー対策のこと。
新郷重夫氏
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ポカヨケは、現在でもソフトウェアインターフェースにおいて使われています。
例えば無料のホームページ作成ソフト「WordPress(ワードプレス)」には、間違
って記事を削除してしまうことを防ぐ機能が用意されています。
ポカヨケの目的は、エラーをすぐに検出して修正できるようにプロセスを設計し、
ヒュマンエラーを排除することです。
【英語版 poka yoke動画】 【 スペイン語 poka yoke動画】
*画像をクリックする関連動画が再生します。
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ポカヨケ 改善事例1:
内容;樹脂リング忘れ防止
改善前(Before) 改善後(After)
①金属ロッドに樹脂リングを2個挿入するが時々、
挿入忘れが発生
②作業者が注意する事で対応。
樹脂リング押さえ板に欠品するとピンがでる構造
に変更し、金属ロッドは挿入できず、最終端に取
り付けたリミットSWがONできず、次の作業に移
行できないように変更。
金属ロッド
樹脂リング押さえ板
忘れ(oblivion)
挿入(insert)
金属ロッド
樹脂リング押さえ板
挿入(ins
リミットSW
正常(normal) 異常(abnormal)
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ポカヨケ 改善事例2:
内容;穴位置ずれ防止
改善前(Before) 改善後(After)
①ボール盤で四角形の加工物の4箇所に穴加工
する時に治具の取り付不良のまま加工するので
穴位置ずれ等の不良が発生。
②作業者が注意して加工する。
加工基準面にリミットSWを取り付けて正しい位置
に設定された時はリミットSWはONになり、次の
作業に移行できるように改善。
リミットSW
リミットSW
治具
加工基準面
加工基準面
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ポカヨケ 改善事例3:
内容;ワーク逆取り付防止
改善前(Before) 改善後(After)
①ワークは磁気に反応する材料と非反応材料で
構成されており、非反応材料の部分を鋳造加工
するが逆取り付される時がある。
②作業者が注意して目視で確認。
コンベアー途中に磁気センサーを取り付けてワー
クの方向性を検出して逆向きが流れた場合は
コンベアーを停止。
コンベアー流れ
磁気非反応
磁気反応
逆向き 磁気非反応
磁気反応
逆向き
磁気センサー
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ポカヨケ 改善事例4:
内容;溝未加工品防止
改善前(Before) 改善後(After)
①図のような形状の加工品で溝未加工品が
作業ミスで発生していた。
①シュートAから加工品が流れる、Vアングルに
落ちる。
②溝加工品は溝径確認ピンを通り抜けて90度回
転して直立した状態でシュートBに入り、光電管で
検知して次の作業に移動する。
③未溝加工品は溝径確認ピンを通り抜けること
ができないのでシュートBには流れない。
正常品 異常品
画像出典先:
源流検査とポカヨケ・システム 新郷重夫(著)
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ポカヨケ 改善事例5:
内容;タイル濃度不良防止
改善前(Before) 改善後(After)
①釉薬の濃度管理は作業者が「勘」で設定
②釉薬は大型の原液タンクから供給
③エアースプレーガンのエアーも大元のエアー源
から供給。
④タイルの濃度は焼成後しか検査できない為に
タイル濃度不良が発生。
①小型の釉薬供給タンクを追加、常に一定の量
に確保できるように液面検知SWを取り付け。
②小型のエアーに変更、エアー変動を検知して常
に一定の圧力を維持。
③原液の釉薬の濃度確認を濃度計に管理。
液面検知器
エアー圧力サンサー
ポカヨケ 改善事例6:
内容;ビス締め付け不足防止
改善前(Before) 改善後(After)
①電磁弁組立ラインにてビス締めトルク不足不良
が時々、発生。
②順次点検で対応していたが確実な歯止めがで
きず。
①治具に電磁弁をセットすると,光電管が働き,
ペンシリンダーの先端が前進する。
②トルクドライバーにより,2本のビスを規定トル
クまで締めると,電気信号によりポカヨケライトが
点灯し,シリンダの先端が後退する。
③2本のビスのうち1本でも規定トルクまで締めな
いと,ペンシリンダの先端が後退せず,電磁弁を
冶具から外せない。
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光電管 ペンシリンダ
トルクドライバー
ポカヨケ ランプ
電磁弁
ビス締め付け不足
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ポカヨケ 改善事例7:
内容;マグネット極性 逆取り付け
改善前(Before) 改善後(After)
①S極を上にしてマグネットをアングルに取り付け
えるが時々、逆取り付けが発生。
*S極側は黒色でマーキングされているがミスが
発生。
アングルの下にS極が上面になるようにマグネッ
トをセットし、異常品の場合はマグネットの反発力
で取り付ができないように改善。
正常品
異常品
S極マーキング
アングル
異常品
S極
裏面S極
反発力
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ポカヨケ 改善事例8:
内容: 逆取り付け
改善前(Before) 改善後(After)
時々トルグSWの逆取付が発生。
片側に突起物を追加し、方向性を持たせ、逆取り
付けができないように改善
OFF ON
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ポカヨケ 改善事例9:
内容;キックバネ取り付け忘れ
改善前(Before) 改善後(After)
①カシメピンが振動、ショック等で外れ、カシメピン
がない状態でそのままカシメてしまい、後工程で
不良が発生していた。
カシメピンの有無を確認できる光電センサーを取
り付けてカシメピンがない場合はプレスできないよ
うに改善。
プレス
良品
不良品
光電センサー
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ポカヨケ 改善事例10:
内容:合板位置ずれ不良防止
改善前(Before) 改善後(After)
合板の寸法バラツキ、搬送時のズレ等で位置決
めブロックから合板が外れて後加工工程で不良
が発生していた。
左右の位置決めブロックに位置検知センサーを
取付て乗り上げ発生時はマシンを停止。
合板
コンバムで合板搬送、供給
位置決めブロック
乗上げ
近接センサー
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ポカヨケ 改善事例11:
内容:金属アングル取付忘れ防止
改善前(Before) 改善後(After)
製品に金属アングルをビスで取り付ける工程にて
時々、金属アングル取付忘れが発生していた。
金属センサーを取り付けて金属アングルを取り
つけなければマシンが動かない様に改善。
金属アングル取り付忘れ
ビス締め
金属センサー取り付け
ビス締め
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ポカヨケ 改善事例12:
内容:逆取り付け防止
改善前(Before) 改善後(After)
取り付板にソケット、安定器を下からビスで取り付
けていたが時々、逆取り付が発生していた。
ソケットを逆取り付け防止治具で受けて上からド
ライバーで取り付けて逆取り付できないようにし、
又、作業性も改善した。
ソケット位置取り付逆
逆取り付け防止治具
ポカヨケ 改善事例13:
内容:シルク印刷方向 ポカミス防止
改善前(Before) 改善後(After)
シルク印刷を製品外向きで取り付けなければ
ならないが逆方向に取り付ける不良が時々
発生。
シルク印刷のポカヨケとしてビス取り付け部に
ダボと穴を設計変更して設け、逆方向取り付
できないように改善。
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良品 不良品
シルク印刷
・外側
シルク印刷
・内側
ダボと穴を設計変更して設け、逆方向
取り付け防止
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検査方式 設定機能 規制機能
源流検査 接触式 規制式
ポカヨケ 改善事例14:
内容:クリップ ポカミス防止
改善前(Before) 改善後(After)
自動機でクリップを部品Aに取り付け工程にて
振動等の理由でクリップなしの状態で製品が
流出する事が発生していた。
クリップ取付け部にクリップ有無検知センサーを
取り付けてクリップがない場合はマシンを停止す
るようにプログラムを変更。
クリップなし
光センサー
振動で位置ずれ発生、
取付不可
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ポカヨケ 改善事例15:
内容:ブラケット取付 逆防止
改善前(Before) 改善後(After)
自動車のボディー内に取り付けるブラケット(支持
具)の左右取り付逆が時折、発生。
作業の徹底で処理していた。
自動車のボディー内側にブラケット(支持具)規制
ガイドを設置できるようにプレスのデザインを実施。
ブラケット逆取り付不良 ブラケット規制ガイド
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ポカヨケ 改善事例16:
内容:スプライン溝加工ミス防止
改善前(Before) 改善後(After)
軸両端にスプライン溝を加工するが間違って
同じ方向で2度加工する不良が時々、発生してい
た。
加工点付近に光センサーを取り付けて加工品と
未加工品との反射量の違いから間違って加工品
済みを挿入してもマシンが動かない様にした。
スプライン2度加工
【良品】
【不良品】
光センサー
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ポカヨケ 改善事例17:
内容:成形品のバリ取り忘れ
改善前(Before) 改善後(After)
成形品の穴加工後にバリ取りする作業があった
が取り忘れが時々、発生。
作業の徹底で処理していた。
ドリルで穴加工時にバリの有無を検知できるよう
にピンを取り付けた、バリがあればドリルは加工
出来ないのでバリ取り忘れがゼロになった。
バリ
加工穴
不良品
バリなし
良品
加工穴
バリ検知ピン
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ポカヨケ 改善事例18:
内容:穴開け加工忘れ防止
改善前(Before) 改善後(After)
軸受けの工程順序として穴開け加工後に曲げ加
工をするがミスして最初に曲げ加工をしてしまい
時々、不良を発生させていた。
作業者の注意の徹底で処理していた。
曲げ工程に穴開け加工が済んでない軸受けは
セットできないようにピンを設けた。
裁断 穴開け 曲げ
【正しい順序】
曲げ加工台
穴開け検知ピン
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ポカヨケ 改善事例19:
内容:ビス締め作業 取り付忘れ防止
改善前(Before) 改善後(After)
製品本体を5本のビスで締め付ける作業で
時々、ビス締め忘れが発生していた。
ビス締めをカウントし、定量に達成しないと次の
工程に移動できないようにビス締めカウンター
を取りつけた。
参考動画:
【日東工器】電動ドライバ用ネジ締めカウンタ DLR
シリーズ
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ポカヨケ 改善事例20:
内容:未加工品の抜け防止
改善前(Before) 改善後(After)
マシンのチョコ停で不良品が発生時にそのまま
製品を流してしまうトラブルあった。
コンベアーに高さ検知器を設置して未加工品を検
知した時は警報ランプを点灯させて未加工品の
流失を防止。
未加工品 高さ検知器
ランプ
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ポカヨケ 改善事例21:
内容:包装 員数不足防止
改善前(Before) 改善後(After)
包装作業にて時々、部品の入れ忘れが発生
していた。
ポカヨケシャッターを用いて順次作業どおりに
作業を行わないと次の作業に進めない様にし
部品の入れ忘れを防止。
参考動画:
POKA-ZERO順次作業
・部品A
・部品B
・部品C
ポカヨケシャッター
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ポカヨケ 改善事例22:
内容:組み付け忘れ防止
改善前(Before) 改善後(After)
内部に取り付けたビスの状態はカバーを取り付け
ると見えないのでカバー取り付け前に再検査を
実施していたが時々、漏れが発生していた。
作業の前に必要なビス数を員数箱に入れて
作業を実施。
一台の生産を終了時にビスが全て使用されてい
る事を確認、余りがあれば取り付忘れが発生して
いる事が自分でわかる。
準備ビス箱
〔毎回 4本準備〕
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ポカヨケ 改善事例23:
内容:成形品の表裏 ポカミス防止
改善前(Before) 改善後(After)
成形品(樹脂)とスチールを貼り合わせた部品を
スチールを上にして流す工程があるが時々、樹脂
側が上になり、後工程でトラブルを発生していた。
作業の徹底で処理していた。
近接センサーを図のように取り付けて、スチール
(金属)が上にくる場合は正常とし、樹脂側が上に
なると異常と判断させてラインを停止させる。
*近接センサー:検出コイルに交流磁界を発生さ
せて、検出体となる金属体に発生した渦電流によ
るインピーダンスの変化を検出する方式です。
スチール
樹脂
表裏逆
ラインの流れ
スチール
樹脂
ラインの流れ
近接センサー
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ポカヨケ 改善事例24:
内容:部品の組み付け忘れ防止
改善前(Before) 改善後(After)
5点の部品をワークに取り付けていたが時々
部品取付忘れが発生。
組み付け部品を取る為に手を伸ばすとランプが
切れるように光センサーを取り付けた。
① ② ③ ④ ⑤
製品
① ② ③ ④ ⑤
製品
ランプ
光センサー
ポカヨケ 改善事例25:
内容:部品組み立て ポカミス防止
改善前(Before) 改善後(After)
軸にカラー、スプロケット、スプリングワッシャー
を挿入し、最期にナットで締め付ける作業があっ
たが部品入れ忘れが時々発生していた。
光センサーを図のように取り付けて、順番どおり
に部品を取らないと手を近づけてもカバーが開か
ない様にポカヨケ シャッターを設置。
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開
閉 閉 閉
光センサー
ポカヨケ 改善事例26:
内容:ナット取り付け ポカミス防止
改善前(Before) 改善後(After)
ナットを2個取り付けする工程があるが時々
ナット忘れが発生し、客様からクレームとして
返却されてきた。
次工程の治具を図のようにリミットSWを取り付け
て、ナット無の場合、SWがONにならず、次の作業
に進めず、警告ランプも点灯するように対策。
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リミットSW
ポカヨケ 改善事例27:
内容:ドリル破損検出による不良防止
改善前(Before) 改善後(After)
自動機で穴開け加工をしていたがドリルが細い
為に折れやすく、加工不良を連続発生させていた。
自動機に図のような光センサー取り付けて、ドリ
ル刃の破損を検知して、作業を停止できるように
変更。
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光センサー
ポカヨケ 改善事例28:
内容:部品組み立て ポカミス防止
改善前(Before) 改善後(After)
溶接ナットを4個、溶接で取り付ける工程にて
時々、ナットを忘れて溶接する不良が時々、
発生していた。
*製品の形状が箱型なのでナット位置の確認が
しにくい構造であった。
溶接アームの下に溶接ナット有無検知用のリミッ
トSWを取り付けてナットがない場合はリミットSW
がONになり、警告ランプが点灯し、機械が停止
するようにした。
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溶接ナット忘れ 溶接機
溶接アーム
リミットSW
ポカヨケ 改善事例29:
内容:プレート逆溶接 ポカミス防止
改善前(Before) 改善後(After)
溶接する時に溶接突起部が上になる事を確認後
溶接しているが時々、ポカをして逆セットして
溶接する時が発生していた。
溶接治具にプレートを送る為のシュートの形状を
下図のように変更し、逆セット時には流れない様
に変更。
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プレート
シュート
溶接治具
正常時
逆セット時
*挿入できず
ポカヨケ 改善事例30:
内容:製品浮きによる不良防止
改善前(Before) 改善後(After)
治具に製品をセットして自動機で穴加工する
工程にて製品下に異物が入り込む事により
製品が浮き上がり、不良品が発生する事が
時々、発生していた。
図のようにエアーマイクロセンサーを取り付けて
異物がある時には機械を停止させて不良発生
を防止。
参考動画:
「エアマイクロセンサ」採用事例
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異物
ポカヨケ 改善事例31:
内容:包装材の機種間違い 防止
改善前(Before) 改善後(After)
印刷デザインは違うが形状が同一の包装材にて
自動包装時にオペレーターが別の機種の包装材
を入れて時々、多量の不良品が発生していた。
A機種
B機種
C機種
包装材のデザインを設計変更して切欠け部を
機種別の追加。
包装自動機では包装材投入時に形状確認セン
サーにて判別できるようにして、他機種のモノが
混入されると設備が停止するようにした。
A機種
B機種
C機種
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切欠
ポカヨケ 改善事例32:
内容:スポット溶接 忘れ防止
改善前(Before) 改善後(After)
スポット溶接作業にて時々、打点数の忘れが
発生していた。
ポカヨケカウンターを使用して溶接打点数を検知
して既定の打点数にならなければ次の作業に移
行できないように変更。
参考動画:
シンプルポカヨケカウンターTW-800R-SCのご紹介
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ポカヨケ 改善事例33:
内容:ドライバーによる傷防止 対策
改善前(Before) 改善後(After)
ネジを締め付けた時にドライバーが滑り、製品に
傷をつける事が発生していた。
ネジがすべらないように+型のネジに変更。
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傷
ポカヨケ 改善事例34:
内容:成形品取り出しミス ポカヨケ
改善前(Before) 改善後(After)
成形品取り出しミスにより時々、金型を破損させ
ラインを止める事故が発生していた。
図のように成形品が金型内部にある場合は光
センサーで検知して金型が締められないように
ポカヨケ対策を実施。
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光センサー
ポカヨケ 改善事例35:
内容:シャフト上下 確認 ポカヨケ
改善前(Before) 改善後(After)
シャフトを上下を確認してカシメをしているが
時々、上下を間違って挿入し、不良を発生させて
いた。
図のようにシャフト形状を変更して上下形状を
同じデザインに変更し、ポカミスを防止。
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誤挿入 正常
ポカヨケ 改善事例36:
内容:シャーシ逆加工 ポカヨケ
改善前(Before) 改善後(After)
シャーシ加工で逆取り付けて不良を出す時が
あった。
図のように端面の一部の切り欠け部を利用して
逆取り付防止を図った。
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逆取り付規制ガイド
ポカヨケ 改善事例37:
内容:バー 左右取り付け逆 ポカヨケ
改善前(Before) 改善後(After)
連結バーをカシメする時にバーの左右取り付け
逆が時々、発生していた。
図のように楕円穴を利用して規制ピンを取り付
バーの左右取付を防止。
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不良品
良品
楕円形状ピン
ポカヨケ 改善事例38:
内容:ローラ取付忘れ ポカヨケ
改善前(Before) 改善後(After)
ローラーをリングに挿入するマシンにて時々
ローラーなしの不良が後工程で発見されていた。
図のようにローラー挿入機でローラーを取り付け
た後に近接センサーにてローラー有無を検知
して、異常の時は警報をだすようにした。
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ローラー取り付ミス
近接センサー
ポカヨケ 改善事例39:
内容:スイッチ誤挿入防止 ポカヨケ
改善前(Before) 改善後(After)
外観では判別しにくい左右が判別しにくいSWの
逆取り付が時々、発生していた。
図のように不要な端子を設計で廃止し、同時に
基板の穴も廃止、逆取り付ができないように
した。
42
プリント基板
不要端子 廃止
不要穴 廃止
ポカヨケ 改善事例40:
内容:コンデンサー極性 逆取付 防止
改善前(Before) 改善後(After)
コンデンサーの極性の方向性がバラバラであり
時々、極性逆取り付が発生していた。 図のように基板に取り付けるコンデンサーの
極性が同一方向になるように設計変更。
43
ポカヨケ 改善事例41:
内容:未加工品の流出防止
改善前(Before) 改善後(After)
パーツフィダーから部品がマシンに供給されるが
時々、未加工品が混入し、設備の故障の原因
になっていた。
図のように未加工品が来たら規制がかかるように
シュートの形状を一部変更。
44
シュート
未加工品
規制ガイド
流れない
ポカヨケ 改善事例42:
内容:色による識別を使ったポカヨケ
改善前(Before) 改善後(After)
部品棚の保管場所を間違えて別な場所に置くミス
が時々、発生。 図のように部品に色分けしたラベルを貼り、識別
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ポカヨケ 改善事例43:
内容:組立部品の付け忘れ(ポカヨケ対策)検査
改善前(Before) 改善後(After)
光電センサで、組立部品の装着有無を検査して
いますが、Oリングの位置がばらつくため、微妙な
厚み違いを安定して計測できず、部品の付け忘
れ(ポカミス)が発生。
カメラを使って面で検査することで、多少の検査
部品の位置ずれが発生しても、組立部品の装着
ミスや間違った部品装着を検査できます。
46
ポカヨケ 改善事例44:
内容:『ラベル貼り』のポカヨケ事例
改善前(Before) 改善後(After)
弁当のラベルは、ラベル発行室ですべての商品
ラベルを発行する仕組みになっており、目視でラ
ベルと商品を確認するだけでは、貼り間違いを起
こすことが時々発生していた。
予め本日生産予定弁当の商品名や賞味期限の
台帳を作成しておき、現在生産している弁当をそ
の台帳からバーコードリーダーで読み取っておき
ます。
そして、ラベルを貼る前に、ラベルのバーコードを
読み取り、もしも間違いがあった場合にはエラー
を表示する仕組みです。
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ポカヨケ 改善事例45:
内容:電子チップ品番の確認ミスを防ぐ対策
改善前(Before) 改善後(After)
工場内には何百種類という数の電子チップがあり、
さらに電子チップの品番は長い文字列の最後の
一文字が違うだけ、といったものが多数あるため、
人の目で確認するだけでは間違えやすくなってい
ました。
予め用意しておいた「電子チップの台帳」、バー
コードを貼った「リール」「装置」、それぞれのバー
コードをバーコードリーダーで読み取り、リールの
セット間違いがあった際にはエラーを表示する、と
いうポカヨケシステムを導入。
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ポカヨケ 改善事例46:
内容:工程飛ばし対策としてポカヨケ
改善前(Before) 改善後(After)
「ねじの締め忘れ」という工程飛ばしが原因による
商品不良が時々 発生していた。
各工程において作業や部品を予め台帳に登録し
ておき、それぞれの部品にもバーコードを貼って
おき、実際に作業を行ったり、部品を設置した際
には、作業者が台帳および部品のバーコードを読
み取ります。
前の工程のチェックがないまま、次の工程に進も
うとするとエラーを通知し、ラインが止まる仕組み
です。
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ポカヨケ 改善事例47:
内容:部品の向きの取り付けミス防止
改善前(Before) 改善後(After)
時々 取り付けミスが発生。 規制板を設置。
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ポカヨケ 改善事例48:
内容:部品の逆取り付けミス防止
改善前(Before) 改善後(After)
時々 取り付けミスが発生。 ピンを設置。
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ポカヨケ 改善事例49:
内容:カット寸法のバラツキ防止
改善前(Before) 改善後(After)
毎回、H型鋼を切断するとき寸法をスケールで測
り、カットしており、カット寸法ミスが発生していた。
ストッパーを取り付けて測定を廃止した。
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ポカヨケ 改善事例50:
内容:操作ボタン取り付けミス防止
改善前(Before) 改善後(After)
時々、操作ボタンの形状が同じなので取り付け作
業ミスが発生。 操作ボタンの取り付け部の形状を取り付け箇所
別に形状変更。
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ク コンサルティング
クレイン テクノ Crane Techno
54
参考文献:
1.源流検査とポカヨケ・システム―不良=0への挑戦 新郷 重夫 (著)
2.よくわかる「ポカヨケ」の本 (ナットク現場改善シリーズ)
3.ポケット図解 ポカヨケの基本がわかる本 長谷川 浩一 (著)
4. ポカヨケ大図鑑 工場管理編集部 (編集)
作成:2024年10月24日

すぐに職場に活かせる! 2024年版 トヨタ式ポカヨケ改善提案事例集【イラスト図解】