データーの正しい見方
「データを基に世界を正しく見る習慣」を意味する造語。『ファクトフルネス』の共著者であるハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランドがつくった言葉です。
「ファクトフル(FACTFULL)」というのは、「事実に満ちている(FACT:事実 FULL:いっぱい。満杯」という意味で、「ネス(NESS)」は「〇〇な状態・〇〇な性質」を表します。
この二つの言葉を合わせて、「事実に溢れた状態」から転じて、「データという事実に基づいて世界を見る」という意味の、「ファクトフルネス」という言葉が誕生したと言われています。
例えば、東アフリカの国の一つであるケニアの首都ナイロビ、いまだに「アフリカ」と聞くだけで、「貧しい国」とイメージする人が多いのが現状です。しかし、実際に行ってみれば、ナイロビの街中には大量に巨大なショッピングモールなどの建物が並んでいます。我々の頭に中にINPUTされた世界の情報及び統計データーと現実の世界には差があり、正しい情報収集を常に行わないと我々の頭の中の情報は陳腐化し思い込みだけになってします、現実の世界と大きく隔離してします。