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20170930 金融に未来はあるか
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20170930 金融に未来はあるか
1.
金融に未来はあるか Other People’s money 2017/9/30 FED事務局 1
2.
アイスブレイク • 元の株価指数が100だとします。その後、バブルが 起こり、株価指数が上がって200になりました。 • その後、株価指数が100に戻ったとしたら、ゼロサム ゲームになります。 •
では、なぜバブルで金融危機が起こるのでしょう か? 2
3.
賢い連中の儲けは、 そこまで賢くない連中の損失だ(P133) 100 200 A 価格 時間 B C • Aが100で購入する • AがBに200で売る。 •
BがCに100である。 よって、Aが100を儲け、Bは100を損する。CはAが当初保有していた価格であ る100で取得する(セロサムゲーム) 3
4.
負債を使う 100 200 A 価格 時間 B (自己資金20,借入180) C • BがAから200で買うにあたって、80は金融機関から借り入れる。 • 株価が100まで下落した場、Bは20の損をし、銀行は80の損をする。 180 100のみしか返ってこない 4
5.
住宅ローン ローンの貸出 100 将来にわたって、元本と利息を支払う 元本100+利息2%×30年 5
6.
証券化 ローンの貸出 元利金の支払 住宅ローン債権を束ねて 投資家に販売 ・ ・ ・ 6
7.
トランシェ 投資銀行がリスクに応じて 投資家に販売する 投資銀行が 証券化商品を組成 LTV 金利 AAA 0-40%
1% AA 40%-50% 1.50% A 50%-60% 2% BBB 60-70% 2,5% BB 70-90% 3% 格付会社 格付を付与 7
8.
CDS (Credit Default Swap) 投資銀行がリスクに応じて 投資家に販売する LTV
金利 AAA 0-40% 1% AA 40%-50% 1.50% A 50%-60% 2% BBB 60-70% 2,5% BB 70-90% 3% 保険会社 保険を付与 (CDS) 8
9.
CDO LTV 金利 AAA 0-40%
1% AA 40%-50% 1.50% A 50%-60% 2% BBB 60-70% 2,5% BB 70-90% 3% 格付を付与 LTV 金利 AAA 0-40% 1% AA 40%-50% 1.50% A 50%-60% 2% BBB 60-70% 2,5% BB 70-90% 3% LTV 金利 AAA 0-40% 1% AA 40%-50% 1.50% A 50%-60% 2% BBB 60-70% 2,5% BB 70-90% 3% 格付会社 投資銀行がBBの債権ばかりを集めて、 新たに証券化商品を組成。 LTV 金利 AAA 0-40% 1% AA 40%-50% 1.50% A 50%-60% 2% BBB 60-70% 2,5% BB 70-90% 3% 9
10.
レバレッジが生み出したギャンブル機会 (P11) 100 200 A 価格 時間 B (自己資金20,借入180) C • BがAから200で買うにあたって、80は金融機関から借り入れる。 • 株価が100まで下落した場、Bは20の損をし、証券化商品を購入し た投資家は80の損をする。 180 100のみしか返ってこない 10
11.
レバレッジが生み出したギャンブル機会 P113 • 100の資産を、100の不動産に投資する。1年後、価値が110 になった。 – 利回りは10%(110/100-1=10%) •
100の資産を、100の不動産に投資をするにあたり、自己資 金を10、借入を90使う。1年後、価値が110になった。 – 110のうち、90は銀行に返済する。残りの20(=110-90)が儲けとなる。 その場合、10の投資に対して、20を儲けることになるので、投資リ ターンは100%になる(200/100-1=100%)。ただし、利息は捨象。 – 上記の例に比べて、リターンは10倍。なぜならば、レバレッジを10倍 にしているため(100の資金のうち、自己資金は10分の1の10)。 11
12.
レバレッジをかけて分散投資をする • 100の資金を10×10と考えて、10の物件に投資をする。1年後、全ての投 資が資産が100から90に下落すると、100(10×10)の投資資金は0になる。 すなわち、レバレッジはマイナスにもかかる。 • 100の資産を一つだけに投資をしておけば、ロスは10ですんだものの、レ バレッジをかけたため、全ての資産を失うことになった。 100 不動産 90 借入 10 90 不動産 90 借入 0 自己資金 12
13.
世界金融危機が起こった時、ドイツ銀行の負債 は株式資本の50倍を超えていた(P120)。 13
14.
CDO LTV 金利 AAA 0-40%
1% AA 40%-50% 1.50% A 50%-60% 2% BBB 60-70% 2,5% BB 70-90% 3% 格付を付与 LTV 金利 AAA 0-40% 1% AA 40%-50% 1.50% A 50%-60% 2% BBB 60-70% 2,5% BB 70-90% 3% LTV 金利 AAA 0-40% 1% AA 40%-50% 1.50% A 50%-60% 2% BBB 60-70% 2,5% BB 70-90% 3% 格付会社 投資銀行がBBの債権ばかりを集めて、 新たに証券化商品を組成。 LTV 金利 AAA 0-40% 1% AA 40%-50% 1.50% A 50%-60% 2% BBB 60-70% 2,5% BB 70-90% 3% 14
15.
• 仲介の連鎖をたどっていけば、最終的な受取 人として個人あるいは世帯を突き止められる。 法人の持つ全ての資産と負債は、他人の金 なのである(P228) 15
16.
目次 • 第Ⅰ部金融化-異世界の始まり- – 第1章金融化に至る短い歴史 –
第2章リスクと「金融のイノベーション」なるもの – 第3章頼りない金融仲介機能 – 第4章投資銀行のおぼつかない利益 • 第Ⅱ部遷ろいゆく金融の機能 – 第5章世界の余剰資金は、どのように配分されているか – 第6章預金は、どうすれば守れるのか – 第7章資産運用会社が中心となるべきだ • 第Ⅲ部金融システムをどう直すか – 第8章改革にどうしても必要なもの – 終章金融の未来はどこに 16
17.
金融仲介のスタイル(P126) 17 トレーディング 投資 クオンツ 他のトレーダーのムー ドや心理状態を変化を 読むのがうまい 証券の根本的価値を 理解する 証券市場から生み出 される膨大なデータの 分析に通じている ・ピーター・リンチ (フィデリティ) ・ウォーレン・バフェット (バークシャー・ハサ ウェイ) ・ジョン・メリーウェザー (LTCM) 投資スタイル 人物
18.
巨大投資銀行 バルジブラケット 18
19.
金融業界の構造改革(P300) • 仲介の鎖は短く、シンプルで直線的なものとする。 • 業務を特化した専門機関を復活させる •
顧客との取引における忠実・注意義務の基準を満たしている ことを、行動をもって実証し、利益相反を避けなければならな い。 • 政府は金融サービスを、他のいかなる産業とも同列に扱う。 • 金融業を経済政策の道具として利用すべきではない。 19
20.
金融の未来はどこに • 我々が求める金融機関とは、業務範囲が絞られ、はっきりと した建設的な目的を持ち、それを達成するのに適した経営シ ステム、ガバナンス体制、資本構造を備えたものである (P339) 20