社会事業家100人インタビュー@静岡2013-1130Sat

NPO法人マドレボニータ
代表 吉岡マコ
団体名について

MadreBonita
マドレボニータとは

スペイン語で

「美しい母」
2
美しい母がふえれば、
世界はもっとよくなる

出産後の女性の
心と体のヘルスケアプログラム
を開発・研究・普及
paradox
出産をとりまくパラドックス
新生児死亡率
Japan(1)

Pakistan(53)
per1000
Congo(56)

Somalia(61)

0

10

20

30

40

50

60

70
Not so simple
産後うつ
10万人/yr
0歳児の母親の10人に1人。
産後うつと診断はされていないが、その症状を自覚していた人は10人に8人。
幼児虐待
44%
0歳児
児童相談所に報告されている虐待の件数のうち44%が0歳児。
産後うつ、0歳児虐待、
すべて「出産」の後の問題。
母親だけを責めても解決しない。

そもそもシステムに問題があるのでは?
日本の母子保健のシステム

妊娠
出産
母親

乳児

妊婦、出産、乳児へのケアは手厚いが、産んだ後の母親へのケアは皆無である。
公費で負担されている周産期のヘルスケア

妊娠中
(母子手帳・母親学級・健診費用の負担)

↓

出産
(国民健康保険から42万円)
↓

↓

産後
医師、
助産師も、
産後教育は
受けてない。

赤ちゃん

(何もない)

(予防接種・健診・医療費
無料)

産後に必要なのは治療ではなくリハビ
リ。
産後の特徴

体がつらい
心も不安定
夫との関係に悩む
産後のボディケア&フィットネス教室

120分のレッスン×4回
120分×4回のコースを終えた産後女性たちの笑顔。
この笑顔を「元気なおかあさん」の「当たり前の笑顔」だと思わないでほしい。
必死にリハビリした末の、やっと出た、この笑顔なのだ。
11都道府県
24人の認定インストラクター
日々しのぎを削るインストラクター

9人の事務局スタッフ
全国50か所で教室を開催
毎月開催
スカイプMTG

議案はもちろんgoogle
ドキュメント

インストラク
ター
事務局スタッフ

全国の仲間とおもいを共有
マドレボニータの3つの事業
1.プログラムの
実施

2.指導者の養成・認定
●産後セルフケアインストラクター
●ワーキングマザーサロン・
ファシリテーター

●産後のボディケア
&フィットネス教室
(毎月開催、全国50カ所)

●NECワーキング
マザーサロン
(6ヶ月で全国200回開催)

会員制度
・正会員

25,000円/年

・賛助会員5,000円/2年

3.産前・産後ケア
の研究・開発
活動の成果「広く知らせる」
新聞・雑誌に「産後」の文字
読売新聞夕刊
Domani(小学
館)

毎日新聞朝刊

読売新聞朝刊
北海道新聞朝刊
リアルの教室に加えて

書籍、DVDで産後ケアを広め
る

講談社
初版2006年7月
現在、第6刷

講談社
初版2008年4月

DVDブック
初版2008年10月
白夜書房
DVDつきムック
初版2006年6月

アーススター
エンターテイメン
ト

青春出版社
初版2007年4月
テレビで産後ケアを広める

NHK教育

すくすく子育て

2009年1月~3月
ごきげんエクササイズコーナーに
レギュラー出演

2009年3月
2009年8月
2010年6月
帯番組まいにちスクスクに
1週間出演
通販で産後ケアを広める

ベネッセ

マドレボニータが
産前産後ケアの
冊子とDVDの
コンテンツを開発
2006年当時
認定制度導入時
吉祥寺
品川
吉岡マコ
高橋葉子

板橋
水口陽子

沖縄
仲井果菜子

練馬
吉田紫磨子

高円寺
野田カオリ

試験を導入したとたんに
去って行く人が続出。

認定をとらずに活動する人に対して、
マドレボニータから著作権などは主張せ
ず。

認定
認定インストラクターとは、
商標登録してあるロゴマークで差別
化。

マドレボニータの講座を受けたものの
認定をとらずに
個人で活動する人たちが点在
非認定
クオリティは保証できない。
コミュニティの中で、
自発的に助け合いの関係
が生じている

instructor

instructor
instructor

instructor

Informal

instructor
instructor
instructor

インストラクターが出産したときには、
他のインストラクターが1ヶ月間、
シフトを組んで産褥期の手伝いに行っ
た。

instructor

instructor
instructor instructor

instructor

instructor
instructor

instructor

instructor

instructor

instructor

と長女、次女&夫

にんぷに代々受け継がれ
るマドレ安産ハラマキ

チラシ
名刺 パン
フ
更新制度
報告書

認定制度

3人目を出産したインストラクター

Formal

instructor

Head
Quarter

instructor

instructor

報告会
instructor

instructor

誕生日祝い
instructor

表彰制度

仕事の紹介
イベント
instructor

instructor
instructor

instructor

instructor

の本
関部
係と
は認
イ定
ンイ
タン
ラス
クト
テラ
ィク
ブタ
ー
課題
あとをたたない母子の事件
孤独な母親たち
夫婦関係の悪化
虐待、暴力
そもそも
乳児をもつ母は
孤立しやすい
体が消耗している
ひきこもり密室育児
マドレボニータに自力では来られない
孤立を防ぐためには
産後の心身の健康回復
外にでるためのきっかけ
課題
●産後の心身の健康回復
●外にでるためのきっかけ

この両方を満たすマドレボニータのプログラムを

格差なく届けたい
本来ならば、
公が、
責任をもつべきでは?
横浜市菊名地区センターでの試み
2011年
センター主催
で
産後ケア教室
横浜市菊名地区センターでの試み
2011年
2回開催
↓
2012年春
毎月定期開催
人口4500人の北海道清里町
の産後ケアの取り組み

35名

清里町の年間出生数は
人口4500人の北海道清里町
の産後ケアの取り組み

2012年3月
「清里町共創のまちづくり事業健康子育て事業」とし
て、
杉並区のバウチャー制度
子育て応援券
出生時に配布される
無償応援券(=40,000円分)を使用して、
託児、家事代行、産後ケアなど
様々なサービスを利用できる。
NPO法人マドレボニータも登録事業者であ
り、
その結果、杉並区の受益者は最も多い。
杉並区のバウチャー制度
子育て応援券
出生時
(1)無償応援券=40,000円分(2)有償応援券は購入不可
0~2歳児
(1)無償応援券=20,000円分(2)有償応援券=20,000円分まで
3~5歳児
(1)無償応援券=なし(2)有償応援券=20,000円分まで
http://www.suginami-kosodate.jp/ouenken/riyousha/koufujiki.html
参考
子育て支援課プロジェクトストーリー
http://www2.city.suginami.tokyo.jp/gallery/hataraku/special/pj01/index.asp
手作りの
公(おおやけ)
をつくる
産後ケアバトン制度
マドレ基金
ひとり親、多胎児の母、
障がいのある児の母など
社会的に孤立しやすい
境遇にある母親を
サポートする。
産後ケアのプロとして
早期の予防に取り組む

対象者
ひとり親
多胎の母
障がいをもつ児の母
低体重出生児や早産児の母
10代の母
東日本大震災で被災した母
マドレ基金の取り組み

取り組み
産後ケアバトン対象者に対して
受講料の全額または一部を補助

目的
「心身の健康」と「仲間」を得ること
受講実績

総計 167件
(2011年5月〜2013年9月)

• マンスリーサポーター登録者数【50名】11/6現在
• 一か月あたりの寄付金額合計は78,000円
• 【4.3組】ぶんの費用をまかなえる
2013年 私たちが直面した課題

クオリティ
の
格差
悪評判、クレームに向き合う
クオリティ/熱量
に
格差
熱量の下がった
インストラクターを
切り捨てる
のではなく
一人一人のインストラクターが、
• 自発的に、
• 自分の力を磨き、
• 自分の力を発揮し、
• 仲間と切磋琢磨しながら、
• 高いクオリティのレッスンを提供できるように

団体がサポートする。
団体が提供していた従来のサポート
販促グッズ提供
• オフィシャル名刺
• オフィシャルチラシ
• ロゴステッカー

(参加は任意)
研修
合宿
飲み会

集客の協力
• SNSオフィシャルア
カウントでの紹介
• 全国のお教室ページ
に掲載

(参加は必須)
報告会
報告書
表彰制度
誕生日リレー
報告会
研修
表彰制度
研修
研
修
研修
合宿

研修
生じてきた問題
(参加は任意)
研修
合宿
↑
参加意識に格差

(参加は必須)
報告会
報告書
↑
取り組み方に格差
インストラクターの
抱える課題を考察し、

解決法を生みだす
インストラクターが抱える課題
•
•
•
•
•
•
•
•

クオリティへの意識が甘くなる
自分に甘い
他人に無関心
いや、無関心なわけじゃないんだけど、余裕がな
くてそういう態度になっちゃうのかな
切磋琢磨できない
自信がない
自己肯定感が下がる
モチベーションが下がる

• 以上のことについての罪悪感
マドレボニータのインストラクター
であることの付加価値とは何なのか?
• 仲間から(への)信頼
• 楽しさ、よろこび、興奮
• 自己肯定感、正当な自信
• 他者からの承認
• 誇り
• 社会に貢献している
• 厳しい仕事をやれてる
• 自分の力を発揮できてる
• 労働に見合った対価
仲間との切磋琢磨→

自分自身の鍛錬→

対価→

• 仲間との信頼関係
• 楽しさ、よろこび、興奮を
分かち合える
• 他者からの承認
• 誇り、自己肯定感、正当な自
信
• 社会に貢献している
• 厳しい仕事をやれてる
• 自分の力を発揮できてる
• 労働に見合った対価
新たに導入した2つの仕組み
①
仲間との切磋琢磨
→ チーム制

②
自分自身の鍛錬
→

スキルup動画提出課題
チーム制
インストラクター4人
×5つのチームにわけて活動

↓
発言の機会
主体性の発揮
助け合いの精神

チームの
所信表明
定期的なスキルチェック
YouTube動画課題

全員が
徹底して
自己鍛錬できる
機会をもつ。
↓
うしろめたさ、
罪悪感の払拭
自信の獲得
もうひとつの取り組み

ミッション・ビジョンを皆で検討
7/6
理事合宿
7/25 勉強会
8,9月 チームMtg 個人ワーク
9/22 全体合宿
9/23 事務局合宿
10/3 最終会議
10/17 報告会
もうひとつの取り組み

ミッション・ビジョンを
皆で検討する
・時間をかけて取り組む
・ひとりとりが文言を作成する
・ひとりひとりが声を出す
・ひとりひとりが考える
その効果とは…
ありがとうございました!

20131130社会事業家100人インタビュー@静岡