スキルアップ勉強会
心理戦~説得のテクニック~




              2013/3/24
          プレゼンター:名城
<文献>
「心理戦」で絶対に負けない本
(敵を見抜く・引き込む・操るテクニック)
人生=日々これ戦いの連続
   ⇒政治、ビジネス、教育、人間関係などなど・・・


私たちのあらゆる行動は感情(心)の動きにつながる。


     行動            心の動き
 見る、聞く、話す、触る、    喜ぶ、怒る、悲しむ、
 食べる、嗅ぐ                  etc
           etc
人間は理性よりも感情で動く

 大衆を動かしたいのであれば・・


  ・できるだけ易しい言葉で訴えよ
  ・伝えたいものを何度も繰り返せ
  ・肝心の要点を絞り込んで伝えよ
・論理よりも感情に訴えて揺さぶり上げよ

                   by ヒトラー
人間は理性よりも感情で動く

 ・ブッシュとデュカキスによる死刑制度にかかるテレビ討論(1998)


ブッシュ:「もし、あなたの愛する奥さん、キティーが野蛮にレイプされ、
      もてあそばされて殺されても、それでもあなたはその犯人の
      死刑に反対するのか」
デュカキス:「それでも死刑には反対だ。死刑が犯罪の抑止となる証拠
      はない。それにもし犯人を死刑にしてもキティーは生き返ら
      ない。」

      デュカキスの弁(理性的すぎる)に視聴者が反感。


         ブッシュが圧勝し、第41代大統領に
イメージが与える影響力

     昔々、沖縄で「電気こたつ」が大普及

ご存知のとおり、沖縄で「電気こたつ」はあまり必要ではない


         なぜ普及したのか??

当時のテレビドラマに出てくる明るく楽しい家庭では、必ず電
気こたつがあった

「電気こたつ」自体が欲しかったのではなく、「電気こたつ」
に結びついた「温かい家庭」が欲しかった。
これまでのサマリー(になっているのか?)

・これまでも、そしてこれからも「心」の重要性は高い。
・一方、「心」に訴えることは、良い方向にも悪い方向(詐欺、
 悪徳商法など)につながるデリケートな部分でもある。
・私たち(少なくとも、スキルアップ勉強会のメンバー)は、言う
 までもなく良い方向に活用することで、ビジネスでの成功や
 円滑な人間関係に繋げていきましょう。

・次スライドから「説得テクニック」のメカニズムに入ります。
 (何げに私たちも自然と使っているケースもありますが、体
 系的に把握することで、スキルノウハウの向上になると思料
 します)
説得テクニック

「説得」:相手の考え方や行動をある特定の方向に変化させる
以下、3つのテクニックをメインに説明していきます。
Ⅰ.「フット・イン・ザ・ドア」
  小さな要請で相手の「YES」を引き出し、徐々に大きな要請へとつり上
  げてる。

Ⅱ.「ドア・イン・ザ・フェイス」
  いきなり大きな要請を行ってわざと相手に「NO」を言わせ、こちらが妥
  協するかたちで本来の要請を行う。

Ⅲ.「ロー・ボール」
  最初は好条件を提示して釣っておき、後から本来の条件を告げる。
Ⅰ.フット・イン・ザ・ドア
           フット・イン・ザ・ドア

・俗に言う、試乗・試着・試食から攻め込まれるやつ。


<心理法則>
 人間は最初の依頼に対しては自由。その依頼を断ることも、
受け入れることも、あるいは保留にしておくことも、どのような
選択もできる。
 しかし、いったん最初の依頼を受け入れた時点で、二番目の
依頼からは自由は奪われている。最初の依頼に拘束され始め
るからである。最初の依頼を受け入れたために、二番目の依
頼に対してある種の「逆らいがたい強制力」を感じ、その強制
力に負けてしまう。
Ⅰ.フット・イン・ザ・ドア
         フット・イン・ザ・ドア

<例>
①道端で署名のお願いをされる。(最初の依頼)

②署名をしたと同時に「いくらでもいいから、募金してくれないか」とお願い
 される(二番目の依頼)


最初の依頼で署名をした人は募金(二番目の依頼)だけを拒むことはでき
なくなっている。(勇気を出して断れたとしても、心は罪悪感が残る)


   署名をした(最初の依頼受けた)事実が、心を縛り付けている
Ⅰ.フット・イン・ザ・ドア
         フット・イン・ザ・ドア

<手順>
①最終的な目標を設定(「一万円を借りる」と仮定)

②最終的な目標に至るまでの「小さな要請」を設定
 (「千円⇒三千円⇒五千円⇒一万円」)

③小さな要請にOKが出た後、本当の目的である大きな要請
 を行う(もしくは徐々に大きな要請へと段階を追って進んで
 いく)
Ⅰ.フット・イン・ザ・ドア
         フット・イン・ザ・ドア

<会話>
私: 「ごめん、今月かなり生活費が苦しいんだ。申し訳ない
    けど三千円貸してもらえないかな?」

相手:「いいよ、それくらいだったら」

私: 「ありがとう。あっ、何かあるといけないから、念のため
    五千円、いや一万円でもいいかな?」
Ⅰ.フット・イン・ザ・ドア
          フット・イン・ザ・ドア

<注意点>
①「小さな要請」と「大きな要請(本当の目的)」の間に開きが
  ありすぎてはいけない
 ⇒相手の心に縛りをかけるには一定程度のつながりを感じ
   させる必要がある。

②最初の行動に報酬(特にお金)を与えてはいけない。
 ⇒相手は「買収された」との印象を受けるため逆効果。
  また、二番目以降の依頼に対してはさらに高い報酬を用
  意しなければならなくなる。
Ⅱ.ドア・イン・ザ・フェイス
       ドア・イン・ザ・フェイス

・俗に言う、米政府が日本政府を言いくるめるやつ(だと思料)

<心理法則>
 人間は、それがたとえどのような法外な要求であっても、「断
る」と必ずなにがしかの「罪悪感」を感じてしまう。(自然と感じ
てしまう)
 だから、一度断った後にまた何かを頼まれると、「今度はOK
しなければ」との大きなプレッシャーにさらされる。(一種の義
務感)
 たとえ数回ぐらいは断ることに成功しても、都度、罪悪感が
高められることになり不快。「こんなに嫌な気分になるのなら、
いっそ譲歩して相手に気に入られた方が・・・」と考える。
Ⅱ.ドア・イン・ザ・フェイス
        ドア・イン・ザ・フェイス

<例>
①相手に告白する
 ⇒相手から「ごめんなさい」と断られる。

②「わかりました。では、せめてお友だちになってくれませんか?」
  ⇒(気乗りはしないが)相手は「まぁ、友だちとしてなら」と答えてしまう。


一度断ったことによる嫌な感情(モヤモヤ感)から逃れるため、これ以上相
手を傷つけまい(下手な怒りを買うまい)として、二回目のお願い(最初の
以来より低い条件)にとびつく。


「人からの頼みごとはできる限り聞いてあげなければならない」という意識
に触れている。
Ⅱ.ドア・イン・ザ・フェイス
         ドア・イン・ザ・フェイス

<手順>
①最終的な目標を設定(「一万円を借りる」と仮定)

②大きな要請(明らかに断る要請)を設定
 (「五万円」とか)

③大きな要請に「NO」が出た後、本当の目的である小さな要
 請を行う(もしくは徐々に小さな要請へと段階を追って進んで
 いく)
Ⅱ.ドア・イン・ザ・フェイス
         ドア・イン・ザ・フェイス

<会話>
私: 「ごめん、今月かなり生活費が苦しいんだ。申し訳ない
    けど五万円貸してもらえないかな?」

相手:「そりゃあ無理だよ。俺だってローンとかでかなりきつい
    んだから」

私: 「そうか。そうだよな。じゃあ、せめて一万円だけでもダメ
    かな?」
Ⅱ.ドア・イン・ザ・フェイス
       ドア・イン・ザ・フェイス

<注意点>
①「最初の要請」と「二番目の要請(本当の目的)」の間に時間
  がたちすぎてはいけない。
 ⇒できるなら間髪いれずに。
  ※ 一方、「フット・イン・ザ・ドア」は、効果の持続性がある

②最初の要請で怒りや敵意を起こさせてはいけない。
 ⇒起こさせると、ずっと断られ続く。大きすぎる要請は逆効
  果
Ⅲ.ロー・ボール
           ロー・ボール

・俗に言う、バーゲンセールでやってしまうやつ

<心理法則>
 人間は、例えば、一旦よじ登った木から下りるのにためらい
を感じる生き物である。それは自分が既に行ってしまったこと
が間違いであったと認めることへの恥ずかしさや悔しさ、また
一からやり直すことが面倒と感じることなどからきている。従っ
て、このまま行けば、自分にとって不利な条件になることは分
かっていたとしても、なかなか後戻りができない。
Ⅲ.ロー・ボール
            ロー・ボール

<例>
①とある研究者が、大学生に「心理学の実験に参加してくれないか」と頼ん
 だ(ロー・ボール)
 ⇒大学生はすんなりOKと回答
②すぐさま、いついつの「朝七時」に実験室に来てくださいと頼んだ。
 ⇒大学生にとって「朝七時」は明らかにつらい(予想外の情報)が、一旦
   乗っかかったためOKしてしまう

「自分の決定に責任を取らなければ」と感じてしまう。予想外の事態が発生
したとしても、自分が最初にOKしたことは事実。よく考えてみれば、きちん
と内容を尋ねなかった自分だって足りない部分があった。


   「引っ込みがつかない」という無意識の強制力が生じている。
Ⅲ.ロー・ボール
           ロー・ボール

・相手が受け入れやすい頼みごとから入る意味で、一見すると、
 「フット・イン・ザ・ドア」に似ている。

・ 「フット・イン・ザ・ドア」が頼みごとを徐々に釣り上げていくの
 に対し、「ロー・ボール」は頼みごと自体は変わらない。ただ、
 予想外の事態により、結局は相手にとって特ではない要求を
 のませる。(こちらから見ると予想通り)
Ⅲ.ロー・ボール
          ロー・ボール

<手順>
①最終的な目標を設定(「一万円を借りる」と仮定)

②「ロー・ボール」を投げる
 (相手にとって不利な条件に触れなかったり、相手が受け入
 れやすそうな条件を提示したりしながら要請する)

③相手が「ロー・ボール」を受け取ったら本当のことを言う
Ⅲ.ロー・ボール
           ロー・ボール

<会話>
私: 「ごめん、今週中に返すから、一万円貸してもらえないか
    な?」

相手:「それならいいよ」

私: 「あ、そうだ。電話料金の引き落としがあるから、返すの
    は来週の頭になっちゃうかもしれないけどいいかな?」
Ⅲ.ロー・ボール
          ロー・ボール

<注意点>
①「だまされた」という感情を抱かせるな。
  ⇒このテクニック自体、ある種の「汚さ」を伴っているため、
   その時は成功しても、後々風評で潰されるおそれ

②「予想外」であることを印象づけよ。
 ⇒例えば(表向きは)「あなただけではなく、私も結果を予測
   できませんでした」という状況をつくること。(相手は騙さ
   れたという怒りを感じない)
【余談ですが】テクニックは
  余談ですが】テクニックはTPOに応じて
                 に応じて

・で、一番効くのはどっちなんだい?・・となりますが・・

・複数の研究者が行った比較実験結果では、共通して「ロー・
 ボール」の方が成功率が高い。

・しかし重要なのは・・
  ・最終的な目標はどんなものか
  ・今どんな状況にあるのか
  ・相手はどのような人か   etc
 場面や状況に応じて柔軟に使い分けること(イチローのバッ
 ティングみたいなもんです・・・はい)
Ⅳ.「恐怖」で人を動かす
        「恐怖」で人を動かす
    (基本的に使用は控えましょう)

・俗に言う、虫歯の写真を大々的に見せた結果、歯医者に行く
 人が増えるやつ

<心理法則>
 人間は、何らかの法則を感じると、死に物狂いで避けようと
する。
Ⅳ.「恐怖」で人を動かす
         「恐怖」で人を動かす
     (基本的に使用は控えましょう)

<実際の事例>
①レントゲンによるX線の発明
②ある業者が「X線メガネ(女性の裸が丸見えになる)」なるものが発売され
 るという噂を流布
③同じ業者が「X線防御下着」なるものを発売 ⇒ 莫大な売上

<注意点>
①恐怖は弱めて使う
 ⇒脅かしすぎると相手は嫌な気分になり、むしろ言い分を受け入れなく
  なる(大げさすぎて逆に否定されるなど)
②恐怖を避けるための提案は程ほどに
 ⇒恐怖を避けるためのハードルが高すぎると、恐怖そのものから逃げ
  出す
Ⅴ.「レトリック(言葉づかい)」で人を動かす
  「レトリック(言葉づかい)」で人を動かす

・俗に言う、ギレン・ザビの得意技(詳細は「機動戦士ガンダ
 ム」参照)
<実際の事例>
・書籍のタイトルを変えるだけで、売上が飛躍的に増加
 ⇒「金色の髪」から「金髪の愛人を求めて」に変更
  「楽しむ王」から「好色王様のお楽しみ」に変更 など

※夏目漱石の「吾輩は猫である」も、本人は当初「猫伝」というタイトルを
 考えていた(編集者の意向でタイトル変更)。「猫伝」のままだったら現
 在にも残るベストセラーになっていただろうか・・・・
Ⅴ.「レトリック(言葉づかい)」で人を動かす
   「レトリック(言葉づかい)」で人を動かす

・レトリックに関しては、無限大の可能性があると思いますが、
 以下、参考として・・・
①「訴える」よりも「尋ねかける」方法
  ⇒相手に決定を委ねることで、良い気分にさせる
  (例)「名城は温和な青年なんです!」ではなく「名城は温和な青年だと思いませんか?」

②同じことを意図していてもネーミングによって反応が変わる
 ・「政府は、外国への支援費をどれくらいかけたらよいと思うか」という質問を、それを言い
  換えた「政府は、貧困国への援助をどれくらいにしたらよいと思うか」


      後者のほうが前者よりもかなり高い金額の回答が得られた
Ⅴ.「レトリック(言葉づかい)」で人を動かす
  「レトリック(言葉づかい)」で人を動かす

<注意点>
①やさしい言葉を使う
 ⇒相手の事情を考えた言葉の選択。
   (待ち合わせの約束に遅れた相手に対し、「約束を破った」と言うの
    ではなく、「不安になってしまったよ」と言う etc
②言葉の意味づけを変える
 (例)ある殺人犯の裁判において
     A.「確かに彼は犯罪を犯した。しかし故意ではないのだ」
     B.「彼は殺人犯だ。しかし、殺された相手はどうしようもない人間
        だったのだ。彼がやらなくてもいつかは殺されていただろう」

    ⇒「彼は殺人犯」という事実は両方とも認めているが受ける印象
      は異なりませんか??
Ⅵ. 「希少価値」で人を動かす


 デッド・ライン
 (期間限定)


  個数限定       少ししか手に入らない      欲しい!
                          (つーか、買うし!)


ハード・トゥ・ゲット
(手に入れにくい)
印象操作

好かれたい、有能とみられたい、怒られたくない、恥をかきたく
ない・・・という欲求。

 私たちは生活を送る上で、時には意識的に、時には無意識的
 に、場面や状況に応じた演技を行っている。

           印象操作

 獲得的印象操作            防御的印象操作
相手にポジティブな印象を与     不祥事や失敗をしてしまった
える。(攻撃)           時にダメージを最小限に抑え
                  る(防御)
獲得的印象操作

・取り入り⇒態度の類似性(人は自分と同じ意見を持っている人を好きにな
      る法則)
      最初は意義を唱え、徐々に譲歩していく手法も効果的(相手は
      「自分の力で説得できた」という満足感を覚える)
・自己宣伝⇒何かに成功した場合、外的要因(運や偶然)ではなく、内的要
      因(自分の能力や努力)によるものとアピール
      ただし、「優れた業績を実際に挙げている」かつ「周りの人間
      もそれを既に認めている」場合は、逆効果。(嫌みになる)
・威嚇   ⇒恐怖アピール

・哀願   ⇒自分の弱さをアピール。「困っている人は助けてあげなけれ
       ばならない」という規範的な心理を利用。獲得的印象操作の
       最終手段か。
防御的印象操作

言い訳=「①自分の責任を認めるか否か」
             ×「②行為の悪質性・行為による被害を認めるか否か」
    手法    ①   ②            例
    否定    ×   ×    そのような事実は一切ございません
    正当化   ○   ×   誰に迷惑をかけたわけでもない。むしろ・・
    弁解    ×   ○   酔っ払っていて全然覚えておりません
    謝罪    ○   ○      全て私のせいでございます。


    「否定 → 正当化 → 弁解 → 謝罪」の順で効果が高い。
    (感情的に納得しやすい)
例題(印象操作)

 大学生の名城君は留年経験がある。大学一年生の時に怠けすぎて、単
位を一つも取れなかった。リクルート面接でそのことが指摘される。

面接官:君は留年しているみたいだけど、そんなに遊んでいたの?

①:ええ。ですが、貴社に入社できましたら仕事第一で頑張ります。

②:いいえ、違います。大学での勉強以上に夢中になっていたことがあっ
  たものですから。

③:いいえ、遊んでいたわけではありません。海外を旅しておりました。休
  学届が必要ということを知らなかったため、留年扱いになったのです。

④:ええ。若いうちしかできない体験というものがあると思いましたので。
例題(印象操作)

・相手「遊んでいたの?」という言葉がネガティブな意味合いを持っている
 ことは明白。これを認めてはいけない。⇒「ええ。」と答えている①と④は
 真っ先に削除。

・相手のネガティブな質問を受容したら、そのあとでいくら理由を付けても
 言い訳となる。(受容した時点で、遊んでいた人間として相手に刷り込ま
 れる)

・②と③で比べると、②のほうが積極的なニュアンスを感じさせるので適
 切。(③は言い訳をしているという消極的なニュアンスを与える)
例題(印象操作)
 あなたは営業畑を歩いてきてはや八年。それまでの苦労も実り、取引先
との関係も順調。なにか問題は生じても、あなたが出ていけば丸く収まると
いう評判までできた。ある日、自分の部下がミスを犯し、そのミスの償いを
あなたがすることになった。部下と一緒に相手先に謝罪に行くと、社長が出
てきて話しかけてきた。

社長:やっぱり、君に来てもらうと安心するね。

①:そう言っていただけると幸いです。今後とも宜しくお願いいたします。
②:こちらの○○(部下)がミスをしたそうでご迷惑をおかけしました。今後
  とも宜しくお願いします。
③:今回のことは本当に申し訳ございませんでした・ですが、今回はミス
  をしましたが、○○は私の優秀な部下なんです。どうか今後ともご指
  導お願いいたします。
④:そうですか、ありがとうございます。それにしましても今回は部下がこ
  のようなミスを犯し、誠に申し訳ございませんでした。
例題(印象操作)

・社長と部下の両方に満足してもらう印象操作が必要。

・①と②は褒められた言葉への対応としては自然だが、部下への配慮に
 かけている。

・④は部下のメンツを丸つぶれにしている。
【簡単に】プロファイリング
        簡単に】

俗に言う犯罪捜査としてのプロファイリングとは異なりますが、
「相手の心を見抜く」技法として簡単に述べます。
<動作から本音を見抜け>
 ・頭を後方へそらす動作は、侮蔑・軽蔑・嫌悪をあらわす。
 ・人指し指で指をさしたり、こぶしを握っているのは威嚇をあらわす。
 ・手で頭を叩いていたり、身体を斜めに構えるのは「考え中」をあらわす。
 ・並んで座る場合、間に遮蔽物を置くのは拒否や気詰まりをあらわす。

<嘘を見抜け>
 ・嘘をついている人は・・
   ・手を隠そうとする。
   ・手で口や鼻の周辺を何気なく触る仕草が増える
   ・何度も姿勢を変え、足を組み替える
   ・目だけが笑っており、不自然さを与える
 ・女性が嘘をつくときは相手を凝視し、男性は視線をそらそうとする
【簡単に】プロファイリング
        簡単に】
<色から見抜け>
 ・暖色系を好む人は外向型、寒色系を好む人は内向型
 ・赤:感情が激しい、青;内向的、茶色:おっとりしていて几帳面、黒:二面性・・・
 ・手で頭を叩いていたり、身体を斜めに構えるのは「考え中」をあらわす。
 ・並んで座る場合、間に遮蔽物を置くのは拒否や気詰まりをあらわす。

<相手は自分をどう見ているのか>
 ・太った人は、怠け者・おしゃべり好きと思われやすい
 ・痩せた人は神経質と思われやすい
 ・筋肉質の人は、自己中心的・エネルギッシュ・社会性に富むと思われやすい
 ・ヒゲをはやした人は、頑固と思われやすい
最後に
・いろいろ説明しましたが、「絶対的に効果がある」というものではなく、実践
 で活用していくことで徐々に上達していくものと思料します。

・その中で、自分が得意とする技法が見つかり、自分流のやり方も見つかっ
 てくると思料します。

・(最初にも述べましたが)、良い意味でも、悪い意味でも、相手の心理を活
 用することは、私個人としては、一つの処世術として重要なものと感じてお
 ります。

・いわゆる「詐欺」と呼ばれているのは、複数の(高度な)技法を変則的にお
 り混ぜて使われておりますが、私たちは良い方向で活用していきましょう。

【スキルアップ勉強会】心理戦(説得のテクニック) 2013.03.24