1. 誰も教えてくれなかった
給料のルール
がんばっていても、
成果を上げていても
給料は上がりません
2013.４.16
木暮太一

2. 木暮太一
千葉県船橋市出身
慶應義塾大学経済学部卒業
富士フイルム
→サイバーエージェント
→リクルート
→独立
（経済入門書作家、経済ジャーナリスト）
自己紹介

3. まず、
このグラフを見てください

5. みなさんの給料は、
黙っていると
このように下がり続けます

6. 給料とは何か？

7.  景気がよくなれば、給料が上がる
 成果を出せば給料が上がる
 残業代・住宅手当・家族手当は、
ありがたい制度
 「うちの会社は給料は安いけど、
社食が激安だから助かっている」
 「うちの会社は年俸制だから、
残業代は出ないんだよ」
これらはすべて勘違い

8. 商品の値段は
どうやって決まる？
「役に立つものは高く売れる」ではない
その商品を造るのにかかる必要経費
ｃｆ） 「ぼったくり商品」

9. 給料の金額は
どうやって決まる？
 商品の値段と同じ構造
 労働者の能力、会社の業績で
決まっているわけではない

10.  成果を出せば給料が上がる？
⇒ 成果では決まらない。視点が違う
 残業代・住宅手当・家族手当は、
ありがたい制度？
⇒ 労働力の再生産に必要な経費
 「うちの会社は給料は安いけど、
社食が激安だから助かっている」？
⇒ 順番が逆
 景気がよくなれば、給料が上がる？
⇒ プラスα程度

11.  「うちの会社は年俸制だから、
残業代は出ないんだよ」
⇒ 完全な間違い。
年俸制でも残業代は発生する。
 「うちの会社は基本給が安いけど、
その分、手当が充実しているから
結局変わらないし、問題ない」
⇒ 残業代の単価は基本給で計算される

12. 多くの人が、
給料のルールを知らずに
闇雲に努力している

13. ずっと「安月給」の人の思考法
 社食が安い！と喜ぶ
 「弊社は社員の家庭を大事にする会社
です！」 にぐっとくる
 会社の技術革新が進めば、生産性が
上がって、自分の給料も上がると考える
 「年功序列は悪！」 と考えている
 就業規則を読んだことがない
 いつも経費で落ちるか気にしている
 「人は見かけが９割」を理解していない

14. 『ずっと「安月給」の人の思考法』
誰も教えてくれなかった
給料の決まり方
「自分は
会社で評価されていない！」
と思ったら読んでください