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Govsemi2009 04
- 8. ブログはどういう“場”か
①
ブログ書いてる一般人の大半は、コメ
ントは求めても議論は求めないんじゃ
ないかなー
ブログってその人自身のテリトリーだ
からなんでも自分の思うとおりにでき
るってのもわかってきた。自分の意見
を発信する場としてはかなり居心地が
いい場所なんだな
ブログの中ではお互いの顔も見えない
し、意見が独善的になりやすいような
気もする
相互のやり取りも可能だが、どこか一
方通行な手段ではないだろうか
- 9. ブログはどういう“場”か
②
自分の思ったことを勝手に書けるとい
うのは面白い。ネット上でひとりごと
を言うのはすごく楽しいので。でも、
ひとりごとなんだよね。たとえコメン
トがついても、「へぇなるほど」と思
っておしまい。そこから何か共通の意
思とかそういうものが形成されるかっ
ていうと…どうなんだ ? と思う
コメントが来るのが怖いです。考えが
まとまっていない時に他人のコメント
を見ると自分の考えに良くも悪くも影
響します。
- 10. ブログはひとりごと
ひとりごと=独白=モノロー
グ
しかし,どこかでモノローグ
を受け止め,モノローグを返
すか,コメントで対話 ( ダイ
アローグ ) を求める人が出て
くる可能性はある
モノローグからしか始まらな
いコミュニケーション
- 11. ブログが書きにくかった①
みんなに見られるということ、テーマ
が定めれられているということ(課題
だということ)、強制であるというこ
と
だって、文章書くの苦手なんだもん。
自分の意見をこうやって公の場にさら
して返信が来るの嫌だもん
ブログを書いても先生方にもっともな
感じでコメントされると書く気失せる
んです。正直…。それにへこたれない
精神力ないみたいなんです、私
- 12. ブログが書きにくかった②
先生は誰がどのブログをやっているのか
知っているので、完全な匿名というわけ
でもありません
ログに残るからだということではないか
と思われます。日常の会話であればそれ
は記憶として残っても、記録としては残
りません。何か失言をしてもその場の恥
だけですむ場合もあります
ブログは強制されてやるものではないな
というのが本音です。やらされていると
感じている分には「苦」でしかない、自
分から積極的に書いてみてこそ楽しさが
わかる
- 13. ブログと匿名性
大学教員は名前を覚えるのが得
意ではないので,ブログの HN と
名前が一致するのは,アクティ
ブな 10 名前後
ブログを抵抗なく書けるのは,
自意識過剰な人か,話すのが苦
手など,文章表現に最後のサン
クチュアリを求める人 ? 「普通
の人」の表現手段ではない ?
- 14. ブログと“三日坊主”
サボり癖があるので頻繁にエントリは
できてなかったけど、性格が熱しやす
くて冷めやすいので三日坊主になるだ
ろうと思った
自分が飽きっぽい性格であること、
自分の意見を入れないといけないので
書くのに時間がかかること
強制力が少なかったからでしょうか。
期限がはっきりと設定されていなかっ
たせいで実質的には義務にはなりきれ
てなかった感じ
- 16. 議論・合意形成のツールと
して
ブログの中で合意形成するのはかなり
人間ができた人同士じゃないと会話が
成り立たなくなっちゃうんじゃないか
な
同じ討論でも長期戦になるから疲れた
なー。集中力が持たなかったな
ブログでの議論、完全な匿名ならもっ
と楽しめたかもしれません。リスクが
生まれないからです。リスクを負うな
ら面と向かって話した方が面倒じゃな
くて良いし
- 17. 合意形成は無理無理よ~♪
議論に参加している人はほとんど同じ
人で、少数だったら、議論や合意形成
の道具としては、不十分な気がしまし
た。コメントをもらえなかったり、コ
メントを書いても相手が返してくれな
かったりしたら、議論は成り立たない
し、有効な議論の場にするには、意欲
的で積極的な人がたくさんいる必要が
ある
口頭で話すのと違って匿名性が高いし
、感情論になりやすい
- 19. 合意形成はメラメラよ~♪
自分が議論したいと思ってもコメントが
つかなきゃ議論なんてできない。それに
、議論しようと思って他の人のブログに
コメントを書いても相手に議論しようと
いう意思がなければ議論は始まらない。
っていうことで、ブログは議論の道具と
して有効ではない
タイムラグがありすぎてなんか壁を感じ
ちゃうし。コメントも少ないし、私も全
然できてないから、議論している気にも
ならないし。だぁーーーーって書かれる
だけのブログだと、何か一方通行な気が
- 22. 議論・合意形成
成員の交差点となるアルファ
・ブロガー ( 影響力が強いブ
ロガー ) が現れると,そのコ
メント欄などが議論の場にな
るが,それが出現しない限り
,議論は求心力を失い,常に
発散的にならざるをえない
「議論のまとめブログ」を書
く人もついに現れなかった
- 23. バリアと対面性①
自分が興味をもつ以外のことを議論す
るにはそれなりの根気とやる気が必要
で、それは大学の場を超えたくない気
持ちがあります。
普段の授業の何倍も能動的でないと議
論が生まれないからだと思います。他
人のブログにいってコメントして、自
分のブログに誘ってコメントを誘って
と、まあ面倒くさい。それなら学校で
議論した方が楽だし、楽しいです。
- 24. バリアと対面性②
やっぱり文章じゃ伝わりにくいこともあ
ると思います。自分が書いた文章が、誤
解して伝わってしまうこととかね。だか
ら、議論はちゃんと面と向かって話し合
うのが一番じゃないかな。
ブログを書くということはそんなに軽い
ものではなくて(不特定多数の人に見ら
れるから)、結構時間がかかってしまう
もので、今でも少し抵抗があります。だ
から私はブログで自分の考えてることを
伝えるよりも、直接議論する方が好きで
す
- 25. 対面的議論
対面的議論は実に贅沢な方法。
常に開催できるとは限らない
その代替手段として,さまざま
な電子ツールがある。電子掲示
板 ( 電子会議室 ) ,メッセン
ジャー,ブログ, SNS ,などは
それぞれ一長一短がある。しか
し,ブログにも得意領域はある
はず ( 発散型ブレーンストーミン
グ的な議論とか )
- 26. SNS とブログ
mixi になれてる今じゃ、そっちで事
足りて、ブログは書かなくてもいいや
、的な気分になってるんじゃないでし
ょうか。どうしてもブログ書くのは後
回しって言うか、やらなくなってしま
うというか。
SNS= 「友人まで公開」だと顔
見知りが集う場 ( 小集団 ) 。ブ
ログは誰が読みに来るかわか
らない場
- 27. 炎上の恐怖
ブログだと HN という縛りがあるせいで
自信を持って自分の意見を書けなくな
ってしまっている気がします。まあ、
書いた内容次第ではそれこそ炎上しか
ねないので、自分の無意識が自重して
いると言った方がいい
大学教員が顕名でブログを書か
ないのもこのため ? 匿名だと
PR にならない。ブログでは無
難な意見を書きがち。 SNS では
意外とホンネを書く
- 30. ブログ演習最終課題
「私が考えるジャーナリズム
実践 ! 」
「これがブログにおけるジャ
ーナリズムのテキストだ ! 」
と各自が考えるテーマを,自
由に記述してください
ただし,インタビュー,取材
などを必ず伴うこと。取材は
対面だけでなく,ネット上,
- 31. 表現形式
自由 !
文章だけとは限らない。音声
,写真,イラスト,動画など
,ブログ内に格納できる表現
形式は何でも可
どんな表現形式を用いても,
分量についても一切制約しま
せん !
- 32. テーマ
何でも自由 !
身近なこと ( 大学 / サークル /
友人 ) ,地域のこと,日本のこ
と,世界のこと
その中から,多くの人が興味を
持つ普遍的なテーマを設定する
こと
ロッテリアで絶妙バーガーを返品して
みた
- 33. 文体
自由 !
ただし,ジャーナリズムは基
本的に「自分語り」ではない
ので,可能な限り「客観的表
現」を心がけること
- 34. 最終締切
8 月 14 日 ( 金 )23:59:59
各自のブログにエントリする
こと