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マスクの効果と再利用と自作について
:医療者
2020.3.23.
お願い
現在、手に入る最良のエビデンスが、確実性が極めて低いため、皆
様の経験や、病院の実情に合わせて、個別に、思慮深く対応するし
かありません。
本スライドは、そのための考え方を示すものであり、これを理解すること
で、病院内で議論して、決定してください。
文献は、マスク文献集(情報集)
https://docs.google.com/document/d/1SH8pii16imRC1czG1G7g4PgFoDD4aeK9BVNu9
hoCBO0/edit?usp=sharing
Facemasks・フェイスマスクとは?
サージカルマスク、医療用マスク、紙フィルターマスク、不織布マスクと
も呼ばれるが、本邦の病院でもっとも馴染みがある、サージカルマスク
と表現する。
直径5μmまでの粒子を除去。FDAは、細菌(ウイルスでない)濾
過率95%以上と規定。しかし、細菌約1μm、ウイルス0.02~
0.1μm程度のため、どちらも通過するが、咳やくしゃみで飛散する際
には、粒子の周りに水分を含んだ直径約5μmの飛沫となっているた
め除去されないことはない。また、医療現場では血液汚染もあるので
防水性も必要とされる。
サージカルマスクの目的と使い方
目的:
診察・看護など:患者からの唾などの飛沫を防護、自分の飛沫を患
者に飛ばさない。
処置など:明らかな唾などの飛沫・血液汚染を防ぐ
使い方:
(1)患者間でマスクを交換する。
(2)同じ患者を担当していても、昼食などのためマスクをはずしたら
破棄して、昼食後に同じマスクを使わない。
サージカルマスクの効果
血液汚染:防水性があるのだから、効果がある。
エアゾル感染など(インフルエンザなどの感染を含む):
ウイルスを透過する事と、皮膚とに隙間があることより、
手洗いなどがもっとも重要で、そもそもマスクの効果は、ほとんどないと
されている。
サージカルマスクのエビデンス
○サージカルマスクまたは布マスクをしたり、マスクをしなかったり、して
いる病院(発展途上国)で、そのままの状況群と、サージカルマスク
をしっかり行なった群の、インフルエンザ感染の研究では、サージカルマ
スクしっかり行なった群の感染が若干少なかった(エビデンスの確実
性極めて低)。
○N95マスクとサージカルマスクを比較したら、先進国の病院で、イン
フルエンザの感染率が同じだった(エビデンスの確実性 低~中か
な?)。対照群にマスクなしがないので、どちらも効果があった可能
性もあるし、N95マスクを適切につけて1日病棟業務が可能なのかと
いう疑問もある。
サージカルマスクの効果の再考
純粋に、インフルエンザウイルスが濾過された効果と、
手洗いとサージカルマスクをすることで、手を顔に持ってくる頻度が減る
ことでリスクが軽減した効果の、
どちらか分からないが、少なくとも適切な使い方をすると、効果がなく
はない。少なくとも、リスクが増えることはない。
たまたま前日感染しており、マスクによって唾などの飛沫が、患者にか
からない可能性も否定できない。
逆に、濾過率は関係ないとすると、唾などの飛沫・血液汚染を防ぐた
めに、そもそもファイスシールドのみでよいとなる。
サージカルマスクが不足したら・用語の定義
① 患者ごとに交換しない:長期使用・拡張使用
② 同じ患者だが、一度外したのを、後で装着する(昼食時など):再使用
③ 患者ごとに交換せず、一度外したのを、同日に装着する(昼食時な
ど):再使用
④ 患者ごとに交換せず、一度外したのを使用し、さらに、翌日なども使用す
る:再使用
⑤ 一度使用したマスクを、消毒等した後に再度使用する:再使用
⑥ 患者ごとに交換せず、一度外したのを、同日に後で装着し、消毒後に違う
日に使用する:再使用
これまでN95マスクで想定されていたこと
① 患者ごとに交換しない:長期使用・拡張使用
② 同じ患者だが、一度外したのを、後で装着する(昼食時など):再使用
③ 患者ごとに交換せず、一度外したのを、同日に装着する(昼食時な
ど):再使用
④ 患者ごとに交換せず、一度外したのを使用し、さらに、翌日なども使用す
る:再使用
⑤ 一度使用したマスクを、消毒等した後に再度使用する:再使用
⑥ 患者ごとに交換せず、一度外したのを、同日に後で装着し、消毒後に違う
日に使用する:再使用
2020年にサージカルマスクで起っていること
① 患者ごとに交換しない:長期使用・拡張使用
② 同じ患者だが、一度外したのを、後で装着する(昼食時など):再使用
③ 患者ごとに交換せず、一度外したのを、同日に装着する(昼食時な
ど):再使用
④ 患者ごとに交換せず、一度外したのを使用し、さらに、翌日なども使用す
る:再使用
⑤ 一度使用したマスクを、消毒等した後に再度使用する:再使用
⑥ 患者ごとに交換せず、一度外したのを、同日に後で装着し、消毒後に違う
日に使用する:再使用
CDC 2020年3月17日声明
Strategies for Optimizing the Supply of Facemasks
フェイスマスクの供給を最適化するための戦略
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/hcp/ppe-strategy/face-masks.html
Conventional Capacity Strategies(従来よりの範囲での戦略)
飛沫やスプレーされない場面では、防水などの、厳密な検査が通ってない
マスクを利用する。
⇒FDA非認可となっているが、本邦では、それほど関係ない話。全国マス
ク工業会 会員マークなどがあるようだが、厳密でない。
CDC 2020年3月17日声明
Contingency Capacity Strategies(緊急時の対応)
○緊急の患者以外の予約患者をキャンセルさせる。
○公共エリアの訪問者のフェイスマスクを削除します。⇒普通の患者に支給するなと
いう意味に近いかな。
○Implement extended use of facemasks.
拡張使用
2020年にサージカルマスクで起っていること
① 患者ごとに交換しない:長期使用・拡張使用
② 同じ患者だが、一度外したのを、後で装着する(昼食時など):再使用
③ 患者ごとに交換せず、一度外したのを、同日に装着する(昼食時な
ど):再使用
④ 患者ごとに交換せず、一度外したのを使用し、さらに、翌日なども使用す
る:再使用
⑤ 一度使用したマスクを、消毒等した後に再度使用する:再使用
⑥ 患者ごとに交換せず、一度外したのを、同日に後で装着し、消毒後に違う
日に使用する:再使用
CDC 2020年3月17日声明
Contingency Capacity Strategies(緊急時の対応)
○緊急の患者以外の予約患者を一部キャンセルさせる。
○訪問者のマスクを削除します。⇒普通の患者に支給するなという意味に近いかな。
○Implement extended use of facemasks. 患者ごとに交換しないで連続
使用する。
・汚れ、破損なら破棄。 ⇒実は、MRSA患者以外なら
・マスクに触るな、触ったら手洗い。 本邦では普通に行なわれ
・マスクを外すときは、患者から離れて、破棄すること。 ていた事だ。
○マスクが必要な患者を隔離して、マスクをつけない。
CDC 2020年3月17日声明
Crisis Capacity Strategies(危機時の対応)
○緊急の患者以外の予約患者をすべてキャンセルさせる。
○有効期限切れのマスクを使う
○手術や、処置などに、優先順位をつける
○Implement limited re-use of facemasks.
フェイスマスクの限定的な再利用を実装します。
2020年にサージカルマスクで起っていること
① 患者ごとに交換しない:長期使用・拡張使用
② 同じ患者だが、一度外したのを、後で装着する(昼食時など):再使用
③ 患者ごとに交換せず、一度外したのを、同日に装着する(昼食時な
ど):再使用 CDCは、④などでなく、これを想定していると想像される。
④ 患者ごとに交換せず、一度外したのを使用し、さらに、翌日なども使用す
る:再使用
⑤ 一度使用したマスクを、消毒等した後に再度使用する:再使用
⑥ 患者ごとに交換せず、一度外したのを、同日に後で装着し、消毒後に違う
日に使用する:再使用
CDC 2020年3月17日声明
○Implement limited re-use of facemasks. 再使用
フェイスマスクは、保管中に外面との接触を減らすために、外面が内側に保持される
ように慎重に折りたたむ必要があります。折りたたんだマスクは、使用するたびに清潔
な密閉可能な紙袋または通気性のある容器に保管できます。
・汚れ、破損なら破棄。
・耳にゴムでかけるタイプでないと再使用できない。
・マスクに触るな、触ったら手洗い。
・マスクを外すときは、患者から離れること。
CDC 2020年3月17日声明
HCP use of homemade masks:
いざとなったら、バンダナ・スカーフなど自家製マスクを使うが、
フェイスシールドと併用することが望ましい。
2020年にサージカルマスクで起っていること
① 患者ごとに交換しない:長期使用・拡張使用
② 同じ患者だが、一度外したのを、後で装着する(昼食時など):再使用
③ 患者ごとに交換せず、一度外したのを、同日に装着する(昼食時な
ど):再使用
④ 患者ごとに交換せず、一度外したのを使用し、さらに、翌日なども使用す
る:再使用
⑤ 一度使用したマスクを、消毒等した後に再度使用する:再使用
⑥ 患者ごとに交換せず、一度外したのを、同日に後で装着し、消毒後に違う
日に使用する:再使用
サージカルマスク新型コロナウイルスなどの滅菌・不活性化
洗う
●全国マスク工業会の横井昭会長「マスクは洗うと、中に入っている
静電フィルターの性能が落ち、マスクとしての性能も落ちてしまいま
す。」
○電子顕微鏡レベルでは、素材の劣化は少ない。水分をヘアドライ
ヤーで約10~15分間乾燥させることで静電気が生じると言っている
先生もいる。
○そもそも、ウイルスに対して、濾過率が低いのだから、少し落ちても
差がないとも言える。または、他のフィルターを挟んで使用する。
○防水性は落ちるようだ。
消毒・滅菌(定義はあいまいですが)
●消毒でも、濾過率は低下するとの説明あり。
○オランダ国立公衆衛生環境研究所:希少時には、FFP2マスクは、
使用の間に過酸化水素で2回滅菌すると3回使用できます。
また、消毒しても素材に変化がないなどの報告がなくはない。
熱(これも滅菌になるのかな?)
○マスクを使用した後、マスクを家庭用の新鮮な保存袋で包み、家
庭用電気ヘアドライヤーで30分間処理だと、元のフィルター保持効
果には影響せず、汚染されたウイルスは不活性化される。
○電子レンジの中にビニール袋の中に水とマスクを入れて電子レンジ
で熱くする。
などの報告があるが、病院で、これを毎日業務中に行なうのは非現
実的。
物理的除去・紫外線・その他
●これらは、まだ実験段階。紫外線は、研究中のもあるようだ。
●N95マスクでいろいろ研究されているが、サージカルマスクは不足す
ると思われてなかったので、研究されてない。
生存時間を越えるまで放置
洗ったり消毒したりしなくても、ウイルスが死ねば良いので、死ぬまで待
つ。
新型コロナウイルスは3日で不活性化することより、
生存時間を越えるまで放置
新型コロナウイルスの生存時間の研究(まだ1つのみ)
空気中:3時間(エアゾルと呼ばれる微粒子)
銅の表面:4時間
ボール紙の表面:24時間
プラスチックの表面:2~3日間
ステンレスの表面: 2~3日間
不織布・布・ガーゼ・テッシュの表面:不明
生存時間を越えるまで放置
洗ったり消毒したりしなくても、ウイルスが死ねば良いので、死ぬまで待つ。
新型コロナウイルスは3日で不活性化することより、4枚を用意。1日
使ったら3日間乾燥させて干しておく(3日間開ける)を繰返す。
洗ってないので、気分的に気になるし、薄汚れるかもしれないが、理論
的にはウイルスは死んでいて安全である。
濾過率は、静電気効果が少なくなる可能性があるが、汚れで目づまり
によって増す可能性も否定できない(静電気効果がどこまであるか不
明・まったく、エビデンスのかけらもない意見)。
2020年にサージカルマスクで起っていること
① 患者ごとに交換しない:長期使用・拡張使用
② 同じ患者だが、一度外したのを、後で装着する(昼食時など):再使用
③ 患者ごとに交換せず、一度外したのを、同日に装着する(昼食時な
ど):再使用
④ 患者ごとに交換せず、一度外したのを使用し、さらに、翌日なども使用す
る:再使用
⑤ 一度使用したマスクを、消毒等した後に再度使用する:再使用
⑥ 患者ごとに交換せず、一度外したのを、同日に後で装着し、消毒後に違う
日に使用する:再使用
そのまま、連日使用
●連日使用で、透過率は低くなる可能性がある。⇒静電気効果が、
どの程度なのか、実は詳細不明のため、想像。
●他の感染症が増える可能性がある。⇒そもそも、MRSAでなくても、
すべて、患者ごとにマスクを交換している施設ならともかく、患者ごとに
マスクを交換してないのならば(建前では、ちょっと血圧を測るだけで
も交換となる)、臨床的に感染拡大の可能性は、連日使用してな
い状況と違いは少ないだろう(想像・呼吸器の病棟以外なら、そこ
まで違いは少ないと思いたい!)。
●防水効果が劣化すると、唾などの飛沫・血液汚染を防ぐことができ
ない。⇒これに関する研究はない。
そのまま、連日使用
◎それでは、何日間、連日使用ならリスク増加にならないのか?
回答はありません。よって、本スライドを作りました。
ついに、サージカルマスクがなくなったら、または、1週間以上も
連日使用の状況になったら・・・
○布マスク・洗えるマスクを考慮する。
○自作マスクを考慮する。
○濾過率が落ちたマスクに、フィルターを挟む。
汚れてくるのでサージカルマスクを洗わざる負えない。
布マスク・洗えるマスクの再利用・再使用
○布マスクと言っても、布の素材が不明であるし、濾過率がもともと
低い(後で説明するが意外と濾過するという文献もあり)・洗えるマ
スクは、濾過率の検証が行なわれていない事がほとんどより、
○サージカルマスクのように、素材の劣化を気にすることはなく、石け
んでジャバジャバ洗えば良い。マスクをはずして洗うまでに、マスクの外
側を触らないように。
○それでも濾過率が気になるならば、フィルターを挟む。
○唾の飛沫や、血液汚染に対しては、フェイスシールドで対応。
布マスク・洗えるマスクの再評価
病院で布マスクを1日1回洗って使用したら、インフルエンザのリスクが
増えたという論文がある。しかし、これは看護師、発展途上国でまだ
布マスクを使っている病院での結果であった。
数個用意しておいて、一旦はずすたびにジップロックにいれておいて、
新しいのと交換。業務終了後に普通の洗剤で洗って、干しておいて、
翌日乾燥したのを再利用すれば、サージカルマスクを無理して使うより
リスクが増えない可能性がある。
自作マスクについて
自作マスクの前提:
手術室で使うのなら、作成後滅菌が必要かもしれないが、病棟で使
うには滅菌など必要ないかもしれない(想像)。
どうせ作るなら、できる限り、濾過率が高い素材で作った方が良い
(濾過率が高いからといって、予防効果が変ることがなくても、気分
的に良いだろう)。
素材の濾過率
布など:綿のTシャツ、枕カバー、または他の綿素材
これらの材料は、コロナウイルスと同じサイズの0.2ミクロン粒子の約
50%を除去します。素材的には除去率が高いのがあったが長時間
使用できる物を選んでいる。意外と、不織布に近い濾過率の研究で
あった。
フィルター:キッチンペーパーやティッシュペーパーが、マスクフィルターと
して十分機能する。よって、自作マスクにこれらを挟み込めるようにして
自作すると良い。
自作マスクの例
○防水性・透過率は、あまり考えずに、綿の布で作成。防水性は、
フェイスシールドで対応。
○一応、透過率も考慮したのを作りたい。
マスク文献集>自作マスク・素材について>文献◎3
を参考に作成する。
サージカルマスクを洗った時の濾過率の低下時の対応について
布マスクの濾過率が低いの気になる場合の対応について
サージカルマスクを洗って、透過率が低下しても、そもそも、それほどフィ
ルター効果がないのだから、そのままで良いと開き直る。
しつこいが、予防効果がないかもしれないが、それでも、濾過率が気に
なる方は、
キッチンペーパーやティッシュペーパーを挟むと良い。
しかし、挟んだキッチンペーパーがずり落ちそうだと思って、マスクの外側
を触って直さないこと。
まとめ
2020年3月、ついに日本でも、大学病院で職員に対して、1週間に
1枚の交換との報道がありました。
連日使用が、どこまで問題があるのか?または、問題はないのか?エ
ビデンスもなく、これまでの慣習に縛られており気分的な問題も多く含
まれます。感染の危険性がない病棟では、できる限り節約して、手術
室や、呼吸器の病棟にマスクを集中させるということは、すぐにでも行
なうことでしょう。
今一度、初診に戻って感染対策を考える、良い機会になったかもし
れません。
早く、マスクの供給が行なわれることを願っております。

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