新たなビジネスにおけるデータ活用～小田急電鉄のローカル・コミュニティ活性化アプリ「KYOUDOKO」の場合～(2021/9/15)

Oracle Cloud ウェビナー
新たなビジネスにおけるデータ活用
～小田急電鉄のローカル・コミュニティ活性化アプリ「KYOUDOKO」の場合～
2021年9月15日
日本オラクル株式会社

2021
9.15
15:00-6:00
ジョージ・アンド・ショーン
共同創業者/CEO
井上憲
AIエンジニア
横山慎一郎
小田急電鉄
経営戦略部課長代理
秦拓朗
日本オラクル
ビジネス開発マネージャ
田中隆三郎
～小田急電鉄のローカル・コミュニティ活性化アプリ
「KYOUDOKO」の場合～
申し込みURL
https://go.oracle.com/LP=115245

アジェンダ
Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates
3
1. イントロダクション
2. 小田急電鉄のローカル・コミュニティ活性化アプリ「KYOUDOKO（キョウドコ）」
3. ローカル・コミュニティ活性化アプリ「KYOUDOKO」開発の裏側
4. Oracle ソリューション活用の利点とユースケース
5. Q&A

アジェンダ
4
1.イントロダクション
5. Q&A

“データの会社“ の Oracle と共に
「データ」と「デジタル・テクノロジー」を駆使して
新たなビジネスと
素晴らしい新たな体験をクリエイトしてみませんか？
5
× =
∞
data digital
technology
new
experience
Machine Learning（機械学習）
Internet of Things（IoT）
Big Data（ビッグデータ）
Cloud Native 開発
etc.

アジェンダ
6
2.小田急電鉄のローカル・コミュニティ活性化アプリ「KYOUDOKO（キョウドコ）」
5. Q&A

Copyright 2021 Odakyu Electric Railway Co.,Ltd. All Rights Reserved.
Confidential
2021/
小田急電鉄のローカル・コミュニティ活性化アプリ
「KYOUDOKO（キョウドコ）」
09/15
7
小田急電鉄

Confidential
自己紹介
8
2020年小田急電鉄経営戦略部に中途入社。
これまで、マーケティングコンサルタントとして、
経営・事業コンサルタントとして、クライアントの課題解決に日々従事。
小田急電鉄では、MaaS、共通ID ONE（オーネ）、KYOUDOKO（キョウドコ）
および、DXなどのプロジェクトを推進。
街の活性化を狙い始めたSNSは、Facebook6,000名のメンバー、
Instagramは1,300名のフォロワーで運営中。
#経営戦略 #事業戦略 #事業推進 #ターンアラウンド #マーケティング #デジタルマー
ケティング #DX #CRM #MA #SFA #IoT #サービス開発 #デザイン思考 #酒好き

Confidential
取組みの背景
9

Confidential
取組みの背景
10
• 小田急沿線に居住されるお客さまは約５２０万名。沿線約１２０km、１日乗降客数２００万人、年間の輸送人員７.５億人とい
う規模で、交通事業を中心に、不動産、流通、ホテルなどの事業を展開。
お客さまとのリアル接点に強みを持ちビジネスを展開。

Confidential
取組みの背景
11
• 一方で、世の中のトレンドはデジタルにシフト、さらに、人口人流は縮小、抑制されるなか、お客さま一人ひとりの異なるニー
ズに想いを馳せて、細やかにニーズに応えていくためにはビジネスモデルを自らが変えていく必要がある。
従来の私鉄モデル
鉄道
流通
小売
不動産
開発
観光
飲食
・移動経路にある立地をいかしたサービスを自前で
展開して、グループ内で顧客を囲い込み
・グループ内外の企業さまとIDをキーに連携して、最
適なサービスを提供する
鉄道
流通
小売
不動産
開発
観光
飲食
外部企業
自治体
共通ID（ONE ID）
属性
決済情報
移動データ
利用データ
Web閲覧ログ
etc
実現したいモデル
自社事業だけでなく、外部企業様、自治体様と連携し、お客さまの提供価値を最大化。

Confidential
サービスの考え方
12
• お客さまとの関係性に合わせて４つのカテゴリーでサービスを検討。新しい体験・価値を生むサービスを数多くラインナップし、
多様化されたニーズに対応する。
• デジタルで地域のイベントや体
験と顧客をつなぐ
特色と意味合い
• 小田急を利用していないなど幅
広い層を対象に、定期的な顧客
接点、顧客像の把握
• 特定のセグメントにフィットす
るサービスで、“個”のニーズに
対応
• 個別のサービスを組み合わせて
定額化、顧客との関係性の維持
• KYOUDOKO
• でんき・ガス
• ONEサービス群（ID連
携パートナー、クーポン
パートナー）
• 検討中
具体的なイメージ
サブスクリプション
（定額制）
パーソナル
ユニバーサル
コミュニティ
展開するサービス
強
小
顧客との
関係性

Confidential
キョウドコのご紹介
13
よろしければ、DLしてみてください＾＾
iOSはこちら Androidはこちら

Confidential
14
iOSは
こちら
Androidは
こちら

Confidential
15
iOSは
こちら
Androidは
こちら

Confidential
なぜ、キョウドコなの？
16
• お客さまメリット、お店メリット、小田急の思いを以下に整理。
お客さまメリット • お店さまメリット
• 今日どこにいこうかと考えた時に
このアプリを見れば行きたい先を
見つけることが出来る
• 自分の住んでいる街でどんなお店
が、どんなことをやっているのか
知ることが出来る
• 常連じゃないと知れなかった情報、
お得な情報を得ることが出来る
（常連掲示板）
• 新たに告知媒体を育てなくても告
知出来る媒体を無料で持つことが
出来る
• あらたにツールを持たなくても新
規から常連化のきっかけを作るこ
とが出来る
• （将来的に）OPを活用した販促が
出来る
小田急の思い
• 住民が街に愛着を持ち定住化する可能性、いい街であれば人が移住する可能性があり、住民が移動する際に運
賃収入を得ることが出来る
• 個店の売上が上がり、事業継続が可能になりことで、特徴ある街づくりが可能になる
• 共通IDプロジェクト（ONE ID）の拡大および、IDの情報付加をすることが出来る
iOSは
こちら
Androidは
こちら

Confidential
17
アイデアの創出コンセプトメイク実現可能性の検証
iOSは
こちら
Androidは
こちら
事業化検討
↓今ここ

Confidential
キョウドコの取り組み
18
iOSは
こちら
Androidは
こちら

Confidential
• 2020/01/28のリリース以降、事業者様開拓/ユーザー様開拓を進め、必要機能を実装中。
19
KYOUDOKOリリース
（iOS）
店舗管理画面
通知機能
android実装
掲示板画像
コロナ緊急企画
キョウドウテイクアウト
ユーザー開拓
1/28
店舗開拓
５０店舗
ユーザー向け施策
検討中
6/22
5/30
フィルタ機能実装
7/31 7/16
5/14
4/8
藤沢市協定
３３店舗
×GoTo商店街 ×藤沢市助成事業
iOSは
こちら
Androidは
こちら

Confidential
20
iOSは
こちら
Androidは
こちら

Confidential
動いて見えてくること
21
コンセプト検証
商店会、商店街
連携
自治体
連携
iOSは
こちら
Androidは
こちら

Confidential
22
• 自治体、商工会様、青年会議所様、NPOの方々など地域をよくしたい方たちで、飲食店様の巻き込み、街の人としての投稿など
でキョウドコを活性化。活性されている情報から、お客さまは飲食店へ訪問。地域活性化のきっかけに。
青年会議所様
商工会様
キョウドコ参画依頼
キョウドコ発信依頼
街の人としての投稿
掲示板の書き込み
キョウドコ投稿
地域活性化！
（小田急）
訪問
利用ユーザー
気付き
商店街、NPO法人
地元の不動産会社様、
地域をよくしたい方たち etc
iOSは
こちら
Androidは
こちら

Confidential
今後の可能性①
23
• 今後、個店、商店街のDXツール、小田急DMPと連結する広告配信ツールとして進化していくことで、マネタイズの可能性を見出
したい。
個店DX 商店街DX
来店誘因のための
ポイント活用
常連化のための成
功パスの分析
誘因施策の自動実
行
来店者、常連の行
動と類似する属性、
行動情報を持つ
ユーザーへ広告を
配信
小規模イベントを
クイックに実施し
やすい環境の構築
見守りネットワー
クの構築
小田急ポイントを
利用な仕組の実装
お客さまを個でと
らえ分析する
※分析は小田急の
持つデータも活用
キョウドコユー
ザーの中から対象
にしたい顧客を自
動抽出、あらかじ
め設定しておいた
キョウドコを自動
発信
キョウドコ内だけ
でなく、小田急
DMPで連結する、
小田急グループ、
その他外部の媒体
活用
キョウドコ上のや
り取りを通して組
成
アプリ内に仕込む
ビーコン感知機能、
店舗ビーコンを活
用
iOSは
こちら
Androidは
こちら

Confidential
今後の可能性②
24
• キョウドコの仕組みを通じて、子育てや学び、街の気付きに関する情報をデータ化、情報は集約し地域統合情報として発信して
いくこと、該当領域を使いたいプレイヤーが選択して使える状態を作ることで該当領域の活性化、より住みよい街なる仕組みを
作っていく。
飲食店
子育て
学び
街の気付き
情報のレイヤー
DB 地域統合情報
自治体情報
情報の集約
データ化
自社利用
外部データを取り込むことで情報をリッチ
にしていくことを検討する。
小田急のある
くらし
キッズナビ
ママNPO
好みの情報を
好みの媒体で収集
情報収集に苦慮することなく
サービスの開発が可能になる。
【情報活用のイメージ】
iOSは
こちら
Androidは
こちら

Confidential
さいごに
25
新規ビジネスデータ活用
• 一定予算の中でまずはやってみる、成功確率は○○％、
アライアンス、出資などより、気軽
• ビジネスモデル、開発、アジャイル、ピボットなど柔
軟に対応
• データありきではなく、お客さま課題ありき
• とにかくデータを集めようではなく、どんなデータが
あれば、こんなことが出来る、シナリオ起点
iOSは
こちら
Androidは
こちら

Confidential
END
26
よろしければ、DLしてみてください＾＾
iOSはこちら Androidはこちら

アジェンダ
27
3.ローカル・コミュニティ活性化アプリ「KYOUDOKO」開発の裏側
5. Q&A

2 0 2 1 / 9 / 1 5
KYOUDOKOで狙う
地域コミュニティ形成に
ついて

見守り端末”biblle”
項目内容
会社名ジョージ・アンド・ショーン株式会社
設立年月日 2016年3月15日
所在地東京都渋谷区千駄ヶ谷 2-28-3 Zoom神宮前 1201
資本金 71,000,000円
従業員 19名(契約社員含む)
事業内容
なくしもの防止・見守りサービス端末「biblle」の開発・サポート
高齢者ヘルスケア/AI事業「施設サンロクマル」
地域アプリ事業「キョウドコ」ほか
代表取締役井上憲
メディア掲載/
受賞歴
日本経済新聞社主催「スタアトピッチJapan 2020」グランプリ
ICT Spring Europe Smart Living部門第二位
日経紙、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」など、掲載歴多数
企業概要：ジョージ・アンド・ショーン株式会社
高齢者ヘルスケア事業地域アプリ事業
事業方針
社会課題解決を目的に、
「兼業主体」、顧客との「共創型」での事業を
創っていくことにフォーカスしています。

30
+
アプリ開発実績
ライブ情報配信アプリ「hulali」
地球の歩き方、ハワイ州観光局公認アプリ
ライブクーポン、Daily News
など、位置情報・ビーコン連携を利用した
情報配信アプリとして提供
公開 1年でDL数 2万を突破。ハワイ向け
情報アプリとしては国内トップクラス
(2017～)
ダイヤモンドビック社様(現、学研様)
https://george-shaun.com/service/biblle-alliance/hulali/

ホノルルエリアでのビーコン設置状況とユーザカバー状況
・ワイキエリアを中心に40箇所のビーコンの設置
・日時平均 50 – 60 人の現地渡航中のユニーク・
ユーザへのアプローチ実績

32
+
AI開発実績
生活ログからの認知症検知
年間14兆円という認知症ケアの
国費を削減することをミッション
生活習慣データをAI解析することで、
脳の認知機能状態を推定
認知症検知率 90%以上
MCI検知率 80%以上
という高い検知率
NTT西日本様として、
2021/7よりパラマウントベッド社
とオンライン診断のジョイントベンチャー
を創業。弊社よりエンジン提供。
NTT西日本様健康期
Stage 1 Stage 2 Stage 3
Regular MCI
(Pre-Dementia)
×
30 – 40%
RECOVERABLE!!
認知症期
Move
Communi
cation
Sleep
データ収集 AIエンジ
ン
Healthcare
Professional AI
開発方針：

After コロナにおける新たな地域課題
34
(顧客とのつながりに対する課題)
 政府の方針によって、運営状況が日
々変化
 食べログやぐるなびなどで、キラキラした
情報は挙げられるが、仕入れロスなどの
本音を共有できるチャネルがない
 店舗間をあげた、地域としての賑わい
を作るのがむずかしい
街の住人街の店舗/情報発信者
(地域とのつながりに対する課題)
 各店舗の現在の状況がつかめない
 安心していける、行きつけのお店や
、商店街のおじさん、などのつながり
ある店舗を持つことが難しい
 店舗との関係に限らず、住民同士
の繋がりも弱い

35
FOCUS HUMAN
CLOSE COMMUNICATION
街の人に焦点をあてる。
人と人とのつながりをもたらす。
お店の今をつたえる。
本音を共有できる場をつくる。
CONCEPT

お店の”今”をとどける
簡易イベント作成『キョウドコ』
SCENE 1.
キョウドコで…

SCENE 1. キョウドコや位置からお店を探す
+
近くのキョウドコ
をリストでみる
タップして
詳細を確認
開催している
店舗情報も確認
地図ビューで
開催場所を案内
ユーザ側
ユーザは、現在行われているキョウドコや現在位置から近くのお店を探すことができます。
リストで表示されるキョウ
ドコから、気になるイベン
トを探します。
詳細はイベントをタップす
ると表示、開催の48時間前
からリストに表示されます。
さらに、店舗情報をタップ
すれば、キョウドコを開催
しているお店の情報の詳細
も確認できます。
キョウドコは、現在地の近
くのものから表示されます。
地図ビューで各開催場所の
位置も確認できます。

出典 : テスティー社
「飲食店検索サービスに関する調査」 2018年11月
調査期間：2018年11月21日（水）〜11月26日（月）
割付方法：16,007サンプル(10代男性3,434サンプル、10代女
性3,108サンプル、20代男性2,124サンプル、20代女性2,137サ
ンプル、30代以上男性2,631サンプル、30代以上女性2,573サ
ンプル)
近くにいる地元ユーザへのアプローチはどのぐらい効果あるの？？
出典 : ホットペッパーグルメ外食総研
「飲食店リピート実態＆要因調査」 2018年9月
調査期間：2018年2月23日（金）〜2月28日（水）
調査方法：インターネットによる調査
対象：首都圏在住の20〜64歳男女、かつ月に一度以上外食の機
会があるもの、サンプル数2106サンプル
特にモバイルアプリでは、”店舗までの交通情報”が”価格”に次いで重要！！
外食をする場所はジモトと職場付近が圧倒的に多い！！

常連のお客様をつくる
来店時は、『チェックイン』
何度もきて『常連になる』
常連になると『常連カード』
常連さんとの会話は『常連掲示板』
SCENE 2.

SCENE 2. 常連になる～お店と会話する
+
1. 来店したら
チェックイン
2. 条件満たして
常連に
3. 掲示板で常連
だけの情報ゲット
4. 常連カードで
ステータスを確認
ユーザ側
ユーザは、現在行われているキョウドコや現在位置から近くのお店を探すことができます。
実際にお店にくると
チェックインを行うことが
できるようになります。
チェックインを規定の回数
行うと”常連になる”ボダン
が有効になります。
常連になると、常連掲示板
の中で、常連ユーザだけの
特別な情報を参照したり、
お店と対話したりできます。
常連になったお店は、常連
カードをリストとして確認
できます。各店に何回いっ
ているかを確認できます。

お客様は常連になりたいの？どうやって増やしたらいいの？？
対象：首都圏在住の20〜64歳男女、かつ月に一度以上外食の機会があるもの、サ
ンプル数2106サンプル
そもそも、外食はほとんどリピートのお店！新規の約4倍リピート店が使われる！
話題性よりコミュニケーションの方が重要！加えて常連ならではのお得感がほしい！
1週間の外食に占めるリピート利用率
対象：首都圏在住の20〜64歳男女、かつ月に一度以上外食の機会がある
もの、サンプル数2106サンプル
飲食店・美容院などでの常連扱いについて
出典 : アライド・システム
調査概要：「常連のお店」に関するアンケート】
「初めて利用」と「リピート利用」における重視点

店の顔として発信する
お店の代表者は『店の顔』に
『街の人』としてこだわりを伝える
SCENE 3.

SCENE 3. 街の人や店長さんをフォローする
+
“街の人”から
気になる人を探す
気になる人を
フォローする
コミュニティ内で
対話する
街の人が発信した
キョウドコをみる
ユーザ側
ユーザは、お店と同様に”街の人”をフォローすることで、地域のお得情報を得ることができます
“街の人”メニューの中で、
街の人々として情報発信し
ている人たちをリスト表示
することができます。
店舗と同様に、街の人に対
しても常連になる(フォロー
する)ことができます。
特定の人をフォローしてい
る人だけのクローズドなコ
ミュニティとして、掲示板
内で会話ができます。
街の人をフォローすること
で、過去に街の人が発信し
たキョウドコ情報を参照す
ることができます

キョウドコ：経堂エリアでの展開
図版：街のイマの可視化と、ポテンシャルカスタマーの状況
データの取得は店舗設置のビーコンを介して取得
現在街にいるユーザ数
ファンになり得る
ポテンシャルユーザを可視化

プロフィール作成のポイント
手入力に基づく
プロフィールデータ
• 生年月日や出身地の信憑性
• 趣味嗜好だけではマッチングが測
れない
• 未記入項目が多い
• …
実際の行動に基づく
プロフィールデータ
• 来店店舗
• 利用エリア
• 外食頻度
• 来店時刻
• 滞在時間
• …

AI開発の背景
リストベース
• 共通部分と差分による判断しかできない
• 条件が多く全てにおいてルール設定するのが困難
類似度ベース
• すべての条件を踏まえた行動の
類似度を測定することができる
• ユーザ間に共通項目がない場合
でも類似度の高いユーザを特定
できる。
ユーザ1
ユーザ2
ユーザ3

行動類似得点の仕組み
M*M行動類似得点がLowであるとは
ユーザMとユーザNの行動データが類似している
M*M行動類似得点がHighであるとは
ユーザMとユーザNの行動データが乖離している
全ユーザの行動ログ行列
ユーザ 1 ユーザ１の行動ログベクトル
…
行動類似度の計算
0に近い
1に近い
Low
行動類似得点
ユーザ２の行動ログベクトル
ユーザ３の行動ログベクトル
ユーザNの行動ログベクトル
…
…
ユーザ 2
ユーザ 3
ユーザ N
1*2 行動類似度
1*3 行動類似度
1*N 行動類似度
High
…
行動類似得点の結果両軸: ユーザNo.を表す

実装アーキテクチャ
Database System
Oracle
Analytics Cloud
同期
データ
取得
店舗の人
分析アプリ
モバイルアプリ向け
サーバー環境
（分析対象データ
ソース）
モバイルアプリ
AI開発環境
分析アプリケーション稼働基盤

アプリケーション/AI開発
• アジャイル開発によるアプリ開発
• データ収集しながら軽量なAI機能を2日間で開発
• リアルタイムの位置情報との連携
• 拡張性・操作性の高いインフラを利用

共創型の事業モデルについて
社会課題
G&S 共創パートナー
資金力
販促力
自社内での
チーミング
事業化
トライアル
課題課題
＋企業リソース
開発リソース
事業推進
開発会社委託主企業
開発リソース
事業課題
社会課題解決における共創型の事業モデル企業の事業課題を解決する委託開発モデル
1
2
3
事業開発に両社が責任を持つ 1
2
3
事業開発はパートナーが主体
初期開発で発生する費用が小さい初期開発で発生する費用が大きい
発生する事業収益はRevenue Share 発生する事業収益は全て委託主益
Revenue Share前提にて初期開発費を低減する
「共創モデル」により既に40以上の開発実績

お問い合わせ先
本日ご紹介した内容の詳細、また共創事業でのご相談は
弊社HP内問い合わせフォーム、もしくは問い合わせアドレス/
電話よりお問い合わせください。
Mail : contact@george-shaun.com
Tel : 03-3405-7230(代表)
担当 : 井上、横山

アジェンダ
53
4.Oracle ソリューション活用の利点とユースケース
5. Q&A

54
ビジネスに役立てるデータ活用のモデル
収集／蓄積／抽出／活用の段階
データ
ウェアハウス
機械学習
独自アプリ
ケーション
抽出(前処理)
収集
外部データ
パブリック
機器・デバイス
各部門システム
基幹システム
活用
社内外から参照
蓄積
ビジネス
インテリジェンス
IoT
AI
ビッグデータ
Cloud Native
技術 (コンテナ)
Oracleは、データ活用の各段階におけるソリューションを提供

55
新たなビジネスにおいて、なぜ Oracle ソリューションを活用するのか
データ活用とコストの観点から
データの会社：
• 創業以来、市場シェアNo.1のデータベース製品をご提供して
きた40年以上の歴史
• その培った知見を活かして、昨今のデジタル技術(機械学習、
AI、ビッグデータ等)やクラウドのサービスをご提供
既存資産の活用：
• 新たな取り組みをする際にも、ほとんどのケースで既存のデー
タを組み合わせて活用することになり(例：顧客情報) 、既
存のOracleのデータベース、およびその資産(技術者・情報
の多さ等も含む)、統合の容易さの利点を享受
コスト：
• 先の読めない状況下で新たな取り組みをする際には、コスト
最適化の面でクラウドを活用することになり、圧倒的なコスト
パフォーマンスの点でOracle Cloudが優位
AI/機械学習
ビッグ
データ
自律型
データ
ベース
データ
ベース
40+ years
* 「はじめてのOracle Cloud Infrastructure」より抜粋
digital
＋
既存データ新規データ
統合して活用

56
すぐに始めて、すぐに作れて、
すぐに動く。
低コストであらゆるサービスを安定
稼働させる。
1 2
空間情報や機械学習活用を
実現
3
JavaScript 単体での開発に比べて
開発工数 98% 低減
Topologies
3D / LiDAR
Raste
r
Networks
Polygons
Lin
es
Points
Location Tracking (Geofencing)
Spatial Analysis Through SQL
分析
新たなビジネスを支える Oracle Cloudサービスの強み
アジャイル開発（素早い開発）が可能
UIからデータベース、地図連携にアプリ開発まで
Oracle Databaseのテクノロジーを活用し
て実現しやすい分野

57
Dx推進室のご支援内容
社会課題解決や新サービス創出
ビジネス・チャレンジや社会課題解決、
新サービス創出を早期段階から支援
フルスタックで豊富なクラウド・
ポートフォリオを活用した
アジャイル開発とPoC
データ・ドリブン領域のエキスパート
によるエビデンス・ベースドな支援
海外で実績のある手法や
ナレッジ、アセットを日本に輸入
グローバル
ナレッジ
活用
プロト
タイピング
Digital
Transformation
データ
ドリブン
DX
データ
アナリシス
Co-Work/Co-Creationを通じた
オープン・イノベーションを推進
共創

Oracle Cloudのご紹介とビジネス課題を解決
したお客様事例やその時々のホットなトピックを
お届けします
DXシリーズ
クラウドを活用したDX化をお客様と一緒に取り
組む活動をしており、その取り組みを広く知って
いただくために、お客様のDX促進に役立つヒン
トとなる事例やノウハウを紹介します
ハンズオン・トレーニング
Oracle Cloudの使い方や活用イメージを実際
にOracle Cloudを操作していただきながら具
体的にご紹介します
Oracle Cloud ウェビナーシリーズ
58
毎週水曜日（第三水曜日除く）毎月定期開催
oracle.com/goto/ocws-jp
第三週目水曜日

POSデータ
在庫データ
天候データ
etc.
59
Oracle Cloud Infrastructure
Streaming
Data
Science
Autonomous
Database
APEX
GoldenGate
Stream Analytics
高度分析
予測画面
予測画面
Functions
API Gateway
Object
Storage
分析担当
店舗担当
各産業ユースケース（小売業）：需要予測
POSデータ・在庫データ・顧客データ等を収集し小売業務を最適化
概要：
• POSデータ、顧客データや外部要因(天候データ等)を
元に日々の小売業務を最適化するデータを算出
• 最適な発注データ
• 欠品防止と在庫削減を両立した在庫管理のため
のデータ
• リアルタイムにパーソナライズされたオファーを提供す
るためのデータ
ビジネス上の価値：
• 発注等の定型業務にかかっていた時間を別業務のため
の時間に充てることが可能
• 勘や経験に頼らない需要予測によって知見が組織に貯
まりやすく競争力強化につながる
• 新商品に対するデータに基づいた需要予測が可能

60
各産業ユースケース（製造業）：工場機器故障予測と生産性の比較
局所的な設備の故障予測と製造拠点ごとの生産性比較を同時に実現
概要：
• 製造ラインの稼働データ(稼働時間、稼働率、稼働ス
テータス、アラーム情報など)をクラウドに送信
• 蓄積した稼働データを使い、機械学習を利用したバッチ
処理を定期的に実行し、局所的な設備故障の予兆を
検知
• 蓄積したデータは、生産性の指標としてライン間や拠点
間で分析・比較
• 故障率を予測し、先んじて機器のメンテナンスを行うこと
ができるため、生産性の低下を防ぐことが可能
• 正確な稼働データを蓄積でき、生産性の比較を様々な
スキームで簡単に行うことが可能
Analytics Cloud
Notifications
API Gateway
管理者
分析担当
生産設備
生産設備
生産設備
PLC/SCADA MES Integration Cloud
Anomaly Detection
ATP
Functions
予測の実行/
結果の返却

61
各産業ユースケース（金融業）：取引不正検知
クレジットカード利用・証券売買・口座取引データ等を収集し、リアルタイムに不正検知
Streaming
店舗
Web
Object
Storage
不正検知
分析画面
Notifications
Container Engine
For Kubernetes
担当者
地域ごとの売上
地域ごとの人口等
高度分析
予測画面
Data
Science
Autonomous
DB
GoldenGate
Stream Analytics
概要：
• 顧客との取り引き手続きのデータ(トランザクション)
を収集し、不正の可能性のある取り引きを検知
• 自動で担当者にアラート通知
• 実データに基づいて不正のパターンを機械学習させ
ることにより、精度の高い検知が可能
• 地域ごとのデータなどを加え、機械学習の処理にて
未来の取り引き概況を予測
• 重大な損害を未然に防ぎ、顧客からの信頼とビジ
ネスの継続を守る
• 熟練の担当者の勘と経験による分析不要で、検
知の精度と、かかる時間とコストの面で有利
• 今後の取り引き発生件数を予測し、出店や販促
等の事業展開の意思決定が可能

“データの会社“ の Oracle と共に
「データ」と「デジタル・テクノロジー」を駆使して
新たなビジネスと
素晴らしい新たな体験をクリエイトしてみませんか？
62
× =
∞
data digital
technology
new
experience
Machine Learning（機械学習）
Internet of Things（IoT）
Big Data（ビッグデータ）
Cloud Native 開発
etc.

～小田急電鉄のローカル・コミュニティ活性化アプリ「KYOUDOKO」の場合～
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新たなビジネスにおけるデータ活用～小田急電鉄のローカル・コミュニティ活性化アプリ「KYOUDOKO」の場合～(2021/9/15)

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