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1. 第64回【裏】IT百物語
テックブログ

2. 第64回 裏IT百物語 テックブログ
● テックブログの目的
● エンジニアバブルと企業テックブログ
○ 企業テックブログの正念場
● 挫折しやすいKPI
● テックブログを継続するポイント
● テックブログを潰すポイント
● 今後のテックブログに求められること

3. テックブログの目的

4. テックブログの目的
● 対外的なもの
○ 採用ブランディング
■ 技術力
■ 業務イメージ
■ 社内の様子、社員の顔ぶれ
○ 直接応募からの採用 ※期待しすぎは禁物
○ 営業問い合わせ ※要戦略
● 対社内的なもの
○ 社員のエンゲージメント向上
■ テックブログを自社名を名乗って書きたい人は居る
○ 各人のブランディング
○ 選考インターン生のエンゲージメント向上
■ 選考体験記を書いてもらう
■ 後輩にも応用できるので企業広報にも使える

5. エンジニアバブルと企業テックブログ

6. 企業テックブログの正念場
● 2022年11月からの景気低迷
○ 採用優先順位の大幅な低下
○ 売上貢献への優先度上昇
● →売上上昇に繋がりにくいコンテンツ作成の優先順位低下

7. 挫折しやすいKPI

8. 挫折しやすいKPI
● PV
○ 需要があるテーマでないと響きにくい
● LGTM、ソーシャルブックマーク数
○ そうそう大量につかない
○ バズり狙いが出て炎上リスク上昇
● 内容を精査しない状態での連続投稿
○ コンテンツを埋めるために謎投稿が出てくる
■ 近所の公園の写真を投稿し続けるのを見たことがある

9. テックブログを継続するポイント

10. KPI
コンテンツの質の担保した上での継続

11. 編集長
● 締切の管理
○ お尻叩き
○ 差し込みで入ることもある
● テーマ管理
○ 社内の被り
● 内容チェック
○ 公開しては行けないものが入ってないかどうかのチェック
● 品質管理
○ リリースされることによって会社の風評に悪影響があるものを弾く

12. 締切設定
● お勧めの締切設定
○ 全社員が固定の締切日を目指す
○ クォーターごとの月末など
■ リリース日は別途設定
■ 特定の日付にリリースしたい場合は別途配慮
● お勧めしにくい締切設定
○ リリース日に合わせて個別に締切設定
■ 1人がスキップすると連鎖してリリースに穴が空く

13. ネタ探し
● 案
○ ネタ出し用Slackチャンネルの解説
■ 盛り上がるかどうかは集団による
○ 全社員がアクセス可能な書く予定のブログタイトルリスト一覧
■ ヒントになる可能性は高い
■ ネタが被った際も気付きやすい
○ Slackにブログネタを集めるためのスタンプを作成
■ 当該スタンプが押された投稿を特定のチャンネルに集める
■ 業務の中からネタを見つけやすく、埋もれにくい

14. 讃える文化
● 全社集会などで取り上げる
○ 世間的に注目を集めたコンテンツ
○ 役員によるピックアップ

15. テックブログを潰すポイント

16. よくある潰れるポイント
● ヘッドハンター対策として投稿者を匿名にする
○ 自己ブランディングのメリットがない
○ 言うほどヘッドハンター対策にはならない
■ 普段からスキルレベルを問わず定常的に勧誘される状態
● 業務にせず、時間外のボランティアにする
○ 個人でQiitaを更新した方がキャリアの広報活動になる
● 法務チェックが厳しすぎる

17. よくある潰れるポイント
● 即時的な効果を求める
○ ブログ経由の営業問い合わせ件数
○ ブログ経由の直接応募件数
● 編集長が引継ぎ不足の状態で退職する
● 同僚のブログの質が低い

18. 今後のテックブログに求められること

19. 今後のテックブログに求められること
● 費用対効果も見据えた経営層との合意
○ 「テックブログに工数をかけるくらいなら仕事をしてくれ」という経営層対策が急務
○ テックブログに工数をかけることに対する理解を求める
● 効果測定を踏まえた効果の回収
○ 面接後アンケートなどでの認知チャンネルについてのアンケート
■ コストをかけた広報施策などを列挙し、候補者にどの程度認知されているかを回収する

20. Q&A