米国ETFを使った資産形成の勧め2. 川田重信 プロフィール
• 大手証券NYで米国株式部への配属が米国株式との出会い。その後香港・
シンガポールでアジア株式を担当、帰国後は外資系証券で米国株式の営業
責任者。
• 独立・起業後は投資助言や金融翻訳、さらにマーケットコメンテーターとして
米国株式と関わってきた。
• キャリアの多くは米国株式関連。結果として外資系証券に転職出来た。
待遇に恵まれ3人の娘が米国の大学に進学でき起業も可能になった。
独立後は、米国株式で自己資金を運用したことで人生や仕事で選択肢が
広がった。
• 米国株式との出会いは本当に幸運。このような魅力あふれる米国株式を
少しでも多くの人に理解、経験してもらいたい。
川田重信
https://www.kawataamekabu.com
www.exetrust.jp/
2
• 米国株式啓蒙家、個人投資家
• マーケットコメンテーター:TV出演日経CNBC、ストックボイス
• 『バロンズ拾い読み』編集人(米国の著名投資週刊誌Barron’sの日本語版)
8. 出所: S&P Dow Jones Indices S&P 500 EARNINGS AND ESTIMATE REPORT
8
’18/12/31現在
2018年(推)157ドル
2019年(予)172ドル
米国株式市場の上がる仕組み(1)
S&P500の一株利益(1960-2019予)
9. 2002年~2018年の17年間で、年間平均23社、
4.6%の銘柄が入れ替え対象 出所: S&P Dow Jones Indices.
Data as of December 31, 2018
米国株式市場の上がる仕組み(2)
S&P500指数 の銘柄入替
そうなんだぁ、
これが
適者生存かぁ
9
市場の自然治癒とか
浄化作用ってことか!
S&Pの裁量に
よる除外
33%
倒産または
上場廃止,
4%
組織改編、
部門売却
その他
12%
M&A
52%
作成 エグゼトラスト株式会社
10. S&P500 構成企業の海外売上高比率
出所:S&P 500® 2017: Global Sales Year in Review Data as of July 2018. 10
世界中で稼ぎ
まくるってことね!
米国
56%
アフリカ 4%
アジア
8%
オーストラリア
0.1%
欧州
8%
北米(除く米国)
3%
南米 2%
その他
19%
その儲が
株主のものって
ことね!
12. S&P500指数 パフォーマンス
(1970~2018)
作成 エグゼトラスト株式会社
12
ありえん!
マイナスの年 史上最高の年
過去49年 10回≒20% 30回≒60%
年
年間リターン 1970年
年
年間リターン 1970年
年
年間リターン 1970年
(配当込み) 年初の (配当込み) 年初の (配当込み) 年初の
% 1ドルの時価 % 1ドルの時価 % 1ドルの時価
1970 4.01 1.04 1990 −3.10 8.63 2010 15.06 49.61
1971 14.31 1.19 1991 30.47 11.26 2011 2.11 50.65
1972 18.98 1.41 1992 7.62 12.11 2012 16.00 58.76
1973 −14.66 1.21 1993 10.08 13.33 2013 32.39 77.79
1974 −26.47 0.89 1994 1.32 13.51 2014 13.68 88.43
1975 37.20 1.22 1995 37.58 18.59 2015 1.38 89.65
1976 23.84 1.51 1996 22.96 22.86 2016 11.96 100.38
1977 −7.18 1.40 1997 33.36 30.48 2017 21.83 122.30
1978 6.56 1.49 1998 28.58 39.19 2018 −4.38 113.70
1979 18.44 1.77 1999 21.04 47.44 年率最高 37.58 1995年
1980 32.50 2.34 2000 −9.10 43.12 年率最低 −37.00 2008年
1981 −4.92 2.23 2001 −11.89 37.99 年率複利 9.60
1982 21.55 2.71 2002 −22.10 29.60 中央値 18.44
1983 22.56 3.32 2003 28.68 38.09
1984 6.27 3.52 2004 10.88 42.23
1985 31.73 4.64 2005 4.91 44.30
1986 18.67 5.51 2006 15.79 51.30
1987 5.25 5.80 2007 5.49 54.12
1988 16.61 6.76 2008 −37.00 34.09
1989 31.69 8.90 2009 26.46 43.11
14. 誕生年 年齢
S&P500
日経平均だと?
継続保有($) 何倍? $/Yen 円建で何倍?
1958年 60歳 312,308 312 360 98 34
1968年 50歳 110,373 110 360 35 13
1978年 40歳 75,373 75 210 41 3.7
1988年 30歳 18,099 18 128 16 0.7
1998年 20歳 3,788 4 131 3.3 1.6
2008年 10歳 2,730 3 103 3.0 2.5
14(配当再投資)
S&P500の変化率は配当再投資込、日経平均は指数の変化率
あの時の千ドルはいまいくら?
誕生日に千ドルをS&P500指数に投資したら
作成 エグゼトラスト株式会社
16. ※ 米国株=MSCI USA指数
米国株大型グロース=MSCI USA Large Cap Growth指数
米国株大型バリュー=MSCI USA Large Cap Value指数
(全て米ドルベース)
※1999年末=100として指数化
※ 期間は2008年12月末から2018年12月末
※ 米国株=MSCI USA指数
米国株大型グロース=MSCI USA Large Cap Growth指数
米国株大型バリュー=MSCI USA Large Cap Value指数
(全て米ドルベース)
※2008年末=100として指数化
個人投資家にスタイル投資は必要?
S&P500 vs.バリューvs.グロース(2000年~と2009年~)
器用に立ち回るの
難しいねッ!
米国株大型グロース
米国株大型バリュー
米国株
米国株大型グロース
米国株
米国株大型バリュー
16
20. 20
日米時価総額上位企業の変遷
銘柄 時価総額
①トヨタ自動車 22.1
②三菱FUJFG 16.0
③みずほFG 11.2
④三井住友FG 9.1
⑤NTTドコモ 8.8
⑥NTT 8.4
⑦セブン&アイH 6.8
⑧ホンダ 6.2
⑨キヤノン 6.1
⑩武田薬品工業 5.7
日本
2005年末
米国
銘柄 時価総額
①ジェネラル・エレクトリック 370
②エクソン・モービル 349
③マイクロソフト 278
④シティグループ 245
⑤P&G 198
⑥ウォルマート 194
⑦バンク・オブ・アメリカ 185
⑧ジョンソン&ジョンソン 178
⑨AIG 177
⑩ファイザー 171
(兆円)
(十億ドル)
(出所)Bloomberg、日本経済新聞、Yahoo!ファイナンス
銘柄 時価総額
①トヨタ自動車 20.9
②NTTドコモ 9.4
③NTT 8.7
④ソフトバンクG 8.0
④三菱UFJ 7.4
⑥キーエンス 6.8
⑦ソニー 6.8
⑧KDDI 6.6
⑨ソフトバンク 6.5
⑩ファーストリテイリング 6.0
銘柄 時価総額
①マイクロソフト 771
②アップル 741
③アマゾン・ドット・コム 723
④アルファベット(A+C) 683
⑤バークシャー・ハサウェイ(A+B) 497
⑥ジョンソン&ジョンソン 341
⑦JPモルガン・チェース 322
⑧フェイスブック 320
⑨エクソン・モービル 289
⑩ウォルマート 268
見た顔多いね、
オールジャパン
2005年末
2018年12月
2018年12月
24. • 経済、軍事、ソフトパワーで圧倒的な国力
• エリート層が合理的思考で勤勉、禁欲的
• 国内外の英知結集を促す寛容性とインセンティブ
• 既存秩序の刷新に使命感=人類の“進歩”信じる
• ビジネスを“戦場”と心得え世界中から戦利品
• 他社との意思疎通に弛まぬ努力
• 自らが“普遍的”と信じる価値観の普及にことさら熱心
• →これらがまだまだ続くと私は信じている
「今後も米国企業は投資家を潤す!」
と言い切れる理由
日本も
すごいんちゃうの?
24
Editor's Notes 出所は?
→追記いたしました