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- 2. パウエル FRB 議長も同様の見解を表明している。
新型ウイルス感染抑制策の緩和が続き、景気回復への期待が膨らむ中、デルタ航空(DAL)のバスティア
ン最高経営責任者(CEO)が旅行は 12-18 カ月で回復するとの見通しを表明。
NYSE・ARCA 航空株指数(.XAL)は 5.35%上昇した。
小売大手ターゲット(TGT)は 2.87%安。第1 四半期(5 月2 日まで)決算は新型ウイルス感染拡大への
対応費用がかさみ、純利益が前年同期比 64%減となったことが嫌気。
ホームセンターのロウズ(LOW)は、2-4 月決算がアナリスト予想を上回り上昇。ケーブルテレビのコム
キャスト(CMCSA)やエンタテインメントのディズ二―(DIS)、シーワールド(SEAS)などが、フロリ
ダのテーマパーク再開計画を当局に提出するとの報道が好感され上昇した。
オートバイメーカーのハーレーデービッドソン(HOG)は、今週中に生産工場を再開することが好感され
上昇。
一方で、米国上院が米国に上場している中国企業を規制する法案を可決したことから、中国オンライン小売
のアリババ(BABA)、検索のバイドウ(BIDU)などが軒並み下落した。
- 5. 【バンカメメリルの 5 月 FM 調査】
●大半が弱気
●キャッシュ保有率 5.7%と依然 10 年平均 4.7%より高水準。
●テールリスク
●バリュー不信は2007 年12 月以来の水準
●最も活発なトレードは米国ハイテク成長株
●ベア投資戦略にシフト
●景気見通しは大きく改善したが PMI50 超えは 11 月以降と見る向きが大勢
●ポスト covid19 の構造変化
●ヘッジファンドのネット株ロングは 34%
●不動産、コモディティのアロケーション
【投資ストラテジー(潮目ファインダーアップデー
ト)】
主要指数は 5 月 6 日、8 日に潮目を形成し反転の兆し。→◎
今後は?
5 月中旬には Sell in May とはならないがやや乱高下?5 月下旬に押し目形成後反騰の動き
→5 月 27 日を待たず21 日過ぎからの反騰
6 月初め、6 月末頃に利食い調整
→6 月初めに大型株で調整するも持ち直し。6 月下旬から 7 月初旬に利食い、持ち合い
7 月初旬まで堅調→その後調整?
NASDAQ で 7 月末に調整、その後は保ち合い
→そのまま
8 月 3-4 日ころにかけて底値潮目の形成し反転しサマーラリー