Together! 3行ラベリング 事例 #9
PDCA
アイデアクラフト 開米瑞浩
原文
【PDCA】
PDCAとは、
Plan = 計画を立てる
Do = 実行する
Check = 実行したことを振り返る
Action = 改善する
の略で、これをサイクルとして回していくことが改善活動の
基本です。
これが一般的に言われる「PDCA」の基本ですが、今回の事例はこの原文
を構造化するのではなく、PDCAは本来こういうものではないか? と、
本来のあり方から問い直しました。
2
考察-1
PDCAについては、こんなサイクル状の図で説明されていることが
多いです。が、実のところこれが少々誤解の元です。
Plan
Do
Check
Action
前ページの原文の忠実な構造化としては↑これで十分なのですが、
原文自体が説明不足で実態に合っていないのです。
いったいどのような誤解が起きるのでしょうか?
3
考察-2 Planとは?
Plan とは、現在地とGOAL(目標地点)を定義し、
GOALまでの大まかなロードマップを描くこと
GOAL
現在地
↓これを考えるのが Planning
4
考察-3 Doとは?
Do とは、実行。実行するとロードマップの上を進んでいく。
・・・・・はず。というかそうあって欲しい、よね?
GOAL
現在地
Do の分だけロードマップの上を進んでいく(赤矢印)
5
考察-4 Check & Action とは?(1)
しかし実際にDoをすると予定通りにはならない。
そこでこまめにCheckして対応(Action) していくのが改善。
GOAL
現在地
ズレを検出して細かく対応するのが Check & Action
(Planのロードマップに合わせて行く)
6
考察-5 大幅なズレが生じたら?
しかし、もし小改善では対応できそうにない大きなズレが検出さ
れたら?
GOAL
現在地
おいおい全然違うほう行ってるやん、どうすんのこれ・・・
7
考察-6 Check & Action とは?(2)
場合によっては Plan のレベルで組み換える Action が必要なこと
もある
GOALは変えずにロードマップを変える
GOAL
現在地 現在地
GOAL
GOAL自体も変えてしまう
いずれも、Planのレベルの変更。
これらも Action の1つ
8
考察-7 実は2種類のActionがある
つまり実際のところ Action には Do を修正するものと
Plan を修正するものの2種類があります
Plan
Do
Check
Action
現実には Do を修正する
Action のほうが圧倒的に多い
9
考察-8 マクロ & ミクロ
要するに実際には マクロなAction と ミクロなAction が
あるわけです
Plan
Do
Check
マクロ
Action
ミクロ
Action
この2種類のActionがある、ということが理解されない(誤解)
10
考察-9 PDCAの構造化見直し案
単純なサイクルではなくこんな構造化をすると誤解を防げます
概要計画
(Plan)
実施
(Do)
評価
(Check)
計画修正
(Action)
手順修正
(Action)
実施手順
(Procedure)
結果実績
(Result)
管理指標
(KPI)
マネジメント
コントロール
オペレーション
11
考察-10 PDCA(改)詳説
注釈をつけるとこういうことです
概要計画
(Plan)
実施
(Do)
評価
(Check)
計画修正
(Action)
手順修正
(Action)
実施手順
(Procedure)
結果実績
(Result)
管理指標
(KPI)
12
①PlanをProcedureとKPIに
ブレークダウンする
②実施(Do)すると
Result が出る
③それをKPI目標と
付き合わせて評価
④それに応じて
Procedureまたは
Planを修正
考察-10 RG-PDCAという考え方
前ページの図を公開したところ、ある会社から「当社はRG-PDCAが基本」という
意見を頂きました。こうすると、すべてが違う単語になるのがよいですね。
構想
(Goal)
実施
(Do)
評価
(Check)
調査
(Research)
手順修正
(Action)
実施手順
(Procedure)
結果実績
(Result)
管理指標
(KPI)
マネジメント
コントロール
オペレーション
13
まとめ
原文が現実世界をうまく説明し切れていないと考えられると
きは、原文を離れて現実のほうをベースに考えることもため
らわないでください。(原文から離れていることを自覚する
必要はありますが)
やってみたけどよくわからない・・・という場合は
→ Together! 3行ラベリングへようこそ
http://ideacraft.jp/together-3.html
14

3行ラベリング 事例9-pdca