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http://xpaperchallenge.org/
資料作成:美濃⼝宗尊,⼭⽥亮佑†,⽚岡裕雄
産業技術総合研究所(AIST),†東京電機⼤学(TDU)
7. ブレストとは: 3
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ブレストするには?
• 必要なもの
– ⼈数,テーマ,記録媒体,参考資料(ネット環境),やる気!
• 必要なこと
– 参加する意思,脳内をさらけ出す勇気,ちょっとした知識
• 係
– 司会,記録係 (※マストではない)
• 形式やルール
– 基本的に⾃由
– ⼀般的な⽅法もたくさんある
xpaper.challenge流のブレストを⾒出していきたい!
11. 研究におけるブレスト: 3
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• Neural Joking Machine (NJM)
– ボケを集めてイメージキャプショニングしただけでCVPR2018WS
– 話題性抜群!海外でも取り上げられたことも!
Neural Joking Machine: Humorous Image Captioning, in CVPR 2018 Workshop.
https://arxiv.org/abs/1805.11850
12. 研究におけるブレスト: 4
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• Near-miss Incident DB
– 交通研とのブレストからテーマが誕⽣
– 「交通システムは危険シーンを直接理解すべき!」
– ICRA2018とCVPR2018に採択!
Drive Video Analysis for the Detection of Traffic Near-Miss Incidents, in ICRA 2018.
https://arxiv.org/pdf/1804.02555.pdf
Anticipating Traffic Accidents with Adaptive Loss and Large-scale Incident DB, in CVPR 2018.
https://arxiv.org/pdf/1804.02675.pdf
13. 研究におけるブレスト: 5
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• Human Action Recognition without Human
– ⼈⾒なくても⼈認識できちゃうんじゃね!?
– 2週間で実装から執筆まで!ECCV 2016 Workshop
– Brave new idea!,ViEW 2016 若⼿奨励賞
Human Action Recognition without Human, in ECCV 2016 Workshop.
https://arxiv.org/abs/1608.07876
14. 研究におけるブレスト: 6
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• Dynamic Fashion Culture (DFC)
– 全国のスタバで⾃撮り写真を集めると,意識⾼い系が集まるんじゃね?
– City Perception (ECCV14; 世界都市解析)を参考にして,SNS画像収集して
世界の動的ファッション解析!(MIRU2017最優秀学⽣賞)
• Weakly Supervised Person Dataset (WSPD)
– DFCから派⽣した研究
– 収集した⼤量のファッション画像(=⼈物画像)にて学習すれば⼈物検出の
事前学習となる
– ImageNet事前学習と⽐較すると+13%@Caltech Pedestrian
– ViEW 2019 若⼿奨励賞
アイディア + 実験からの知⾒により研究が進化
15. 研究におけるブレスト: 7
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• 遷移⾏動認識による短期⾏動予測(BMVC 2016)
• 3D ResNet(CVPR 2018)
• Understanding Fake Faces(ECCV2018 WS)
• 映画ポスターのみでアカデミー賞予測(MVA 2017)
• ⾳楽からの画像⽣成(CVPR 2018 WS)
...まだまだあるよ!
どの研究も皆が⽬を引く貴重な知⾒を得ている!
30. これからのブレスト(意識改⾰): 3
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ライブ感で取り組むには?
想像性を発揮するチームの特徴7選
1. コツコツと⼩さなアイデアを積み上げる
– ホームランよりも多くのヒット!
2. ディープリスニング: 他のメンバーにしっかり⽿を傾ける
– 他のアイデア聞きつつ,新しいアイデアを考えるというバランス
3. 他のアイデアを踏まえた上で新たなアイデアをどんどん提案
– ディープリスニングを踏まえた上でアイデアのコラボレーション
4. アイデアは後々に再解釈され輝くこともある
– 過去のアイデアも時が経てば違って⾒える
5. 問題を⾒つけることを重視する (解決策は⼆の次)
– 新たな疑問や問題点を次々に⾒出すことが重要
6. 良し悪しを問う前に発⾔し,数打ちゃ当たる戦法
– 失敗が多くて⾮効率でもそれを補うだけの成功が⽣まれる
7. ⼩賢しいことは抜きにして現場優先
– 演出や台本がなく,役者だけの繋がりで良いパフォーマンスとなる
34. ブレスト⽅法まとめ
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具体的な⽅法1
● 基本形
○ Slackに1アイディア/スレッドで投稿
○ スレッド内で追加アイディア・追加情
報(関連研究, Web記事等)を共有
● グループブレスト
○ 参加者を少数(3~5⼈)に分割
○ 並列化による効率化
○ 少⼈数による⼼理的な障壁を下げる
● ソロブレスト
○ 個⼈作業
○ SlackでAnytime&Anywhereブレスト
⼿法改⾰2
● 創造
○ 思いついたら投稿
○ 最初は質より量
● 拡張
○ アイディアを掘り下げ
○ Slackでリプライ & リアクション
● テーマ設定
○ 関連研究・新規性・ベースライン・⼿
法・テーマ名・キーワードなど追記
意識改⾰3
● ライブ感
○ 即興でアイディアをコラボさせる
● チームフロー
○ 適切な⽬標,深い傾聴,集中,⾃主性,
エゴの融合,同等,親密さ,など
● その他コツ
○ ⾃分の意⾒に固執しない
○ 他者への気兼ねは捨てる
○ ⼤⼈数だからと思考を⽌めない
1スレッド1アイディアが基本
さらにアイディアを全員で重ねていく