勉強会資料

1. 話すより10倍ラク！
聞く会話術
～ 2016年09月30日勉強会資料 ～

2. 目次
• この本でやりたいこと
• CHAP.１ 相手を好きになる
• CHAP.２ 相手が話しやすい場をつくる
• CHAP.３ 褒めて心を開いてもらう
• 個人的所感

3. ■この本でやりたいこと その１
ラジオDJとして５０００人以上にインタビューしたり、「話し方の学校」の
学長として話し方を教えている作者の人いわく、
・コミュニケーションは話す技術を磨くより、
「相手が（自分が）安心して話せる場をつくること」が肝心。
⇒場をつくるのに大事なのは「相手を主役にする」こと。
⇒主役は相手なので、相手が安心して気分よく自分の本音を話せる
空気・雰囲気を つくることができれば、自分も気を遣わずに話すことが
できるはず

4. ■この本でやりたいこと その２
・相手を主役にする５つのステップ
ステップ１．相手を好きになる
ステップ２．相手が話しやすい場をつくる
ステップ３．相手を褒めて心を開いてもらう
ステップ４．相手が話したいことを引き出す
ステップ５．相手の話を盛り上げる

5. ■CHAP.１ 相手を好きになる その１
感情は相手にも伝わるもの。相手を好きになることで、その好意は
相手に伝わり、相手からも好意を持ってもらいやすくなる。
• 相手の好きなところを見つける（P.22）
⇒目に見える些細なこと、だけど心から好きになれる箇所を挙げる
⇒一部でも本気で好きになれば、相手に対する好意になる
• 事前に３つのことをリサーチする（P.26）
⇒自分との共通点、好きなところ、聞きたいところを調べ、相手の興味を高める
⇒知りすぎると興味が失せることになるので、ほどほどに

6. ■CHAP.１ 相手を好きになる その２
• マイナス面しか見つけられないときは、言い換える（P.39）
⇒短所と長所は見え方や表現の仕方が違うだけで、根っこは同じ
⇒短所に見えることも長所に言い換えて、印象を変える
○飽きっぽい・諦めが早い ➡ 気持ちの切り替えが早い
○空気が読めない ➡ マイペース
○能天気 ➡ 明るい・前向き

7. ■CHAP.２ 相手が話しやすい場をつくる その１
相手に主役として立ってもらう為の舞台づくり
• 「笑っていいとも！」方式で肯定の言葉を引き出す（P.63）
⇒お互いが見ている目の前の事実を言葉にすることで、肯定的言葉を繰り返し、
場を温める
⇒主観や否定的な言葉は相手を不愉快にする可能性があるので注意
• 予想外の答えも受け入れる（P.74）
⇒どんな答えが返ってきても、聞いていることが相手にわかるように伝える

8. ■CHAP.２ 相手が話しやすい場をつくる その２
• 相手のためだと伝える（P.82）
⇒明らかに話したくない回答・雰囲気の場合、「あなたのため話す」という、
言い回しで興味を引く(恩着せがましくなるのでやりすぎ注意)
⇒人は無意識に自分自身を主語に話しがちなので、自分本位にならない
よう「相手のため」という気持ちを忘れずに

9. ■CHAP.３ 褒めて心を開いてもらう その１
場を整えたら、短時間で相手に本音で話せるよう心を開いてもらう為
に誉め言葉を有効活用する。
• 褒めることに慣れる（P.88）
⇒プラスの感情は伝わりづらいので、ちゃんと言葉にして伝える
⇒褒めると相手だけでなく、自分も嬉しい気持ちになる
• 褒めどころを見つける（P.94）
⇒人と違うところ、いつもと違うところが褒めどころ

10. ■CHAP.３ 褒めて心を開いてもらう その２
• ビフォーアフターを伝えて褒める（P.113）
⇒気持ちの変化後(アフター)だけでなく、気持ちの変化前(ビフォー)も伝える
ことで気持ちの変化を明確にする。
⇒気持ちの変化を認識することで、より心を動かすことができる
• 自分の意志で変えられないことは褒めない（P.132）
⇒自分は良いと思っていても、相手はそう思ってない場合がある
⇒褒めようと思っているところが、髪型や服装など自分の意志で変えられる
ものかどうかを目安にして褒めるかどうか判断する

11. ■個人的所感
• この手のコミュニケーション能力を鍛える系の本の場合、
個人の技能を鍛える内容であることが多い印象だが、この本は
以下に相手からの印象をよくするかに終始していて、目新しい
ものを感じた。
・個人的に気になったのは
□相手の好きなところを見つける（P.22）
□予想外の答えも受け入れる（P.74）