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IBM Software Group
© 2007 IBM Corporation
WebSphere MQ Monitoring Agentの機能と特徴
OMEGAMON XE for Messaging V6.0
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation2
OMEGAMON XE for Messaging V6.0の製品コード
▪ ITM6製品ファミリーのエージェントは、製品コードを持っています。以下は、
OMEGAMON XE for Messaging V6.0 に含まれるエージェントの製品コードです。
エージェント名 製品コード 備考
WebSphere MQ Agent MQ
WebShpere MQ Configuration Agent MC
WebSphere Message Broker Monitoring
Agent
QI
WebShpere InterChange Server
Monitoring Agent
IC ※監視対象製品(WebSphere
InterChange Server)がこのガイド作成
時点で、営業活動を終了しています。
http://www-
06.ibm.com/jp/domino02/NewAIS/aisextr.nsf
/ByLetterNo/SWA06027?OpenDocument&E
xpandSection=1
この資料で取り上げる
エージェントです。
ISE Tivoli Automation Group
© 2006 IBM Corporation3
WebSphere MQ Agent
Queue Manager
W1_QMGR1
Queue Manager
W1_QMGR2
監視対象の
Queue Manager
Windows OS Agent
MQ Agent
OS Agent
WebSphere MQ V6.0
OMEGAMON XE for Messaging V6.0によるMQ監視構成例
TEMS
TEPS
TEP Client
IBM Tivoli Monitoring 6.1
IBM Tivoli Monitoring 6.1 &
/OMEGAMON XE for Messaging V6.0 agent
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation4
MQ Monitoring エージェント - 概要
一つの監視対象キュー・マネージャーに対して、MQエージェントの
インスタンスが一つ作られます。
(インスタンスが別の場合でも、実際の導入イメージは一つです)
各キュー・マネージャーを一つの
ツリーのノードの単位として、TEP
クライアント上に表示されます。
キューマネージャ①
キューマネージャ②
キューマネージャ①
キューマネージャ②
IBM Software Group
Tivoli SWAT
5
WebSphere MQモニタリング
▪ 集中監視の実現
 各プラットフォーム上のMQの稼動状況を把握できます。
 メッセージの滞留状況やチャネルの伝送率が把握できます。
 各キューマネージャのイベントメッセージを検知、ハンドリングできます。
 各キューマネージャのエラーメッセージを把握できます。(分散環境)
 監視ルールに基づきアラートを通知します。
 障害時の対応を自動化できます。
 採取している情報を履歴データとして保存し、傾向分析等に使用できます。
 全てポータル端末(TEP)にて一元監視できます。
▪ 集中オペレーションの実現
 専用端末から各MQに対しMQコマンドを発行できます。
▪ キュー・マネージャの開始/停止
▪ チャネルの開始/停止
 専用端末から簡単にキュー・メッセージを参照し、不要なメッセージを削除できます。(デッド・レ
ター・キューは再送可能)
IBM Software Group
Tivoli SWAT
6
ポータル・クライアントから参照するMQの状況
▪ キュー・マネージャの稼動状況
一覧表示を行う事により、複数キュー・マネージャーの一元管理を実現します。
キュー・マネージャーの稼動状況を確認する事ができます。
キューとチャネルの利用状況のサマリを出力します。
▪ イベント・メッセージ
イベント・キューのメッセージ内容を参照できます。
最新と履歴情報
Channel Stopped、Channel Started、Get / Put Inhibited、Queue Depth (High / Low / Full)、Errors
▪ キュー使用状況
現在のキュー使用率を表示します。
滞留メッセージ数などの現在のキューのステータス表示
キューに対するput/get情報表示、5分あたりのput/get件数、1秒あたりのput/get回数
選択したキューの定義情報を表示します。
▪ キュー使用状況の履歴情報
キューの使用状況の履歴を表示します。(キューの滞留状況の履歴等)
滞留メッセージ数をグラフ化することもできます
▪ メッセージ情報
現在のキュー使用率を表示します。
遅延メッセージ数などの現在のキューのステータス表示(putからの経過時間)
メッセージの参照・削除が可能です。
▪ チャネル稼動状況
現在「開始中」のチャネルについて伝送率をグラフ表示します。
定義済みチャネルの状況を一覧表示します。
▪ チャネル稼動状況履歴情報
チャネルの伝送率のついて履歴表示します。
特定のチャネルのステータスのついて履歴表示します。
その他、履歴対象データ、MQイベント、チャネル統計、キュー統計、メッセージ統計、エラーログ、z/OS関連
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation7
ワークスペースや各種機能について
■Information Center
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/tivihelp/v15r1/index.jsp?toc=/com.ibm.omegamon.mes.doc/toc.xml
“zOS only” や反対に”non z/OS only”等、z/OSか分散系のプラットフォームかで使用できるワークスペースや機能に違い
があるため、詳細はInformation Center等からマニュアルでご確認下さい。(これは、WebSphere MQの製品側で、プラット
フォーム毎に差異があるためです)
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation8
WebSphere MQ監視を理解するための基本的なコンポーネント
QMGR1.TO.QMGR2
QMGR2.LQ
(リモート・キュー)
LQ(ローカル・キュー)
QMGR2
(トランスミッション・キュー)
キューマネージャ
メッセージ送信側 メッセージ受信側
メッセージ・チャネルキュー
リスナー
ユーザー
Application 1
ユーザー
Application 2
M MQIMQPUT
MQGET
MQ構成イメージ
QMGR1 QMGR2
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation10
▪ MQI (MQ Interface)
 ユーザーが作成するプログラムは、WebSphere MQ アプリケーション・プログラミング・インターフェース (API) を使用してキュー・マネー
ジャーと通信します。アプリケーションに対して提供される、これらのMQのインターフェイスをMQ Interfaceと呼びます。C などのプロシー
ジャー型言語は、Message Queue Interface (MQI) を使用します。 Java などのオブジェクト指向言語は、WebSphere MQ クラスを使用し
ます。 MQCONN (キュー・マネージャーとの接続)、MQOPEN (メッセージングのキューのオープン)、および MQPUT (メッセージの送信)
などの MQI コマンドが、MQI によって提供されます。
▪ キュー・マネージャー
 キュー・マネージャーとは、アプリケーションにメッセージング・サービスを提供するプログラムのことです。メッセージ・キュー・インターフェー
ス (MQI) を使用するアプリケーションは、キューにメッセージを書き込んだり、キューからメッセージを読み取ったりすることができます。
キュー・マネージャーは、メッセージが必ず正しいキューに送信されるか、または別のキュー・マネージャーに経路指定されるようにします。
キュー・マネージャーは、それに対して発行された MQI 呼び出しと、(その元のソースに関係なく) それに対して実行依頼されたコマンドの両
方を処理できます。キュー・マネージャーは、それぞれの呼び出しとコマンドに対して、適切な完了コードを生成します。
 キュー・マネージャーは、WebSphere MQ メッセージング・ネットワークのメイン・コンポーネントです。キュー・マネージャーは、キュー・マ
ネージャーに共に接続するキューやチャネルなどのネットワーク内の他のオブジェクトをホストします。キュー・マネージャーは、以下のタス
クを実行するため、稼動していなければなりません。
• チャネルの開始
• MQI 呼び出しの処理
• キューおよびチャネル定義の作成、削除、変更
• MQSC コマンドを処理するためのコマンド・サーバーの実行
▪ キュー
 キューは、メッセージのコンテナーです。キューをホストするキュー・マネージャーに接続されたビジネス・アプリケーションは、キューからの
メッセージを検索したり、キューにメッセージを書き込んだりすることができます。 1 つのキューには、そのキューが保留できるメッセージの
最大数と、そのメッセージの最大長の両方に関して、容量の制限があります。
使用される用途によって、「ローカルキュー」「伝送キュー」などのいろいろなキュー・タイプがあります。
【ローカルキュー】
アプリケーションが接続されているキューマネージャーに属するキューです。それぞれのキューが1つのキューマネージャーに属していると
いう意味では、すべ てのキューがローカルキューであり、特定のキューマネージャーにとっては、それに属しているキューがローカルキュー
です。
WebSphere MQ監視を理解するための基礎知識 –用語(1)
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation11
【リモートキュー(定義)】
単にリモートキューと呼ばれる事があります。他のキューマネージャーに属するキューを指し示すものです。
リモートキュー定義には宛先のキューマネージャー名、宛先のキュー名、トランスミッションキュー名等を指定することが可能であ
り、これらの情報をもとにローカル・キューマネージャーは、メッセージを正しい宛先に送信することができます。
【トランスミッションキュー】
トランスミッションキューは、リモート・キューマネージャー宛てのメッセージを一時的に保管する転送用のキューです。
【デッドレターキュー】
キューマネージャーやMCAなどから配布不可能なメッセージが書き出されるキューです。送達不能キューなどとも呼ばれます。
デッドレターキューは、正しい宛先キューに書き込むことができないメッセージを保管します。たとえば、宛先キューが満杯である
場合などに用いられます。
▪ リスナー
 リスナーとは、キュー・マネージャーへの接続を listen する WebSphere MQ プロセスです。 WebSphere MQ エクスプローラー
内の各リスナー・オブジェクトは、リスナー・プロセスを表します。
▪ チャネル
 WebSphere MQ では、以下の 2 つの異なるタイプのチャネルが使用されます。
 メッセージ・チャネルは、2 つのキュー・マネージャーの間の単一方向通信リンクです。WebSphere MQ では、メッセージ・チャネ
ルを使用して、キュー・マネージャー間でメッセージを転送します。両方向にメッセージを送信するには、方向ごとにチャネルを定
義する必要があります。
 MQI チャネルは、両方向であり、アプリケーション (MQI クライアント) をサーバー・マシン上のキュー・マネージャーに接続します。
WebSphere MQ は MQI チャネルを使用して、MQI クライアントとキュー・マネージャー間の MQI 呼び出しおよび応答を転送し
ます。
▪ MQSCコマンド
 WebSphere MQで使用される管理用のコマンドです
WebSphere MQ監視を理解するための基礎知識 – 用語(2)
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation12
特徴と機能ピックアップ
各種構成情報の確認機能
MQイベント監視
キューマネージャーの状況監視
キューの状況監視
アプリケーション接続状況の表示
会計(アカウンティング)&統計情報
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation13
各種構成情報の確認機能
▪ この章では、OMEGAMON XE for Messaging V6.0 : MQ Agentの
 キューの設定パラメーターの確認機能
 チャネルパラメーターの確認機能
について実際の画面キャプチャーを元に解説しています。
▪ 複数のプラットフォーム、サーバーに跨ったMQ環境の各種構成情報をTEP
Consoleから一元的に参照する事が可能です。
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation14
「キュー定義」ワークスペース – 「キューのパラメーター」の確認機能
②例えば、あるキューがフルに近いという警告が出たため、そのキューの
「メッセージの最大数」の設定を簡単に確認したい。と言った場合に
任意のキューのパラメータ情報をマウス操作で確認する事ができます。
キューマネージャーが管理してい
る、キューの一覧を見ることがで
きます。
①リンクボタンから、関連情報を表示するための
ワークスペースへのリンクが選べます。
ここでは、情報を見たいキューのリンクから、
「キューのパラメーター」を選択します。
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation15
「チャネル定義」ワークスペース - 「チャネル・パラメーター」の確認機能
チャネルのパラメーターもキュー同様にマウス操作で確認する事ができます。
①リンクボタンをクリックし、
「チャネル・パラメーター」
を選択します
キューマネージャーが管理してい
る、チャネルの一覧を見ることが
できます。
②チャネルの各種パラメーターが
確認できます。
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation16
特徴と機能ピックアップ
各種構成情報の確認機能
MQイベント監視
キューマネージャーの状況監視
キューの状況監視
アプリケーション接続状況の表示
会計(アカウンティング)&統計情報
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation17
各種構成情報の確認機能
▪この章では、OMEGAMON XE for Messaging V6.0 : MQ Agentの
キューの設定パラメーターの確認機能
チャネルパラメーターの確認機能
MQイベント監視機能について、実際の画面キャプチャーを元に解説しています。
▪MQイベントとは、WebSphere MQ側が生成するMQのイベントで、OMEGAMON
XE for Messaging V6.0 : MQ Agent は、WebSphere MQが生成したMQイベントを
取得し、TEP Console に表示させる事ができます。
▪この機能を使用するには、WebSphere MQ 側で各種MQイベントを生成する様に、
機能を有効化する必用があります。
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation18
MQイベントの設定
MQイベントを監視する
には、WebSphere MQ
側で、どのようなイベトを
発生させるか設定が必
用です。
この例では、「WebSphere MQ エク
スプローラー」から、あるキューの項
目数が一杯になった時にMQのイベ
ントを発生させる様に設定していま
す。
WebSphere MQ
WebSphere MQ V6.0 エクスプローラー
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation19
▪ MQイベント(※1)の閲覧を助けるために、2種類のワークスペースがあります。
 「MQSeriesのイベント」ワークスペース
 「MQイベント・ログ」ワークスペース
▪ イベントの種類によって2通りの取り扱われ方をします。
①他のイベントによってリセットされるイベント。例えば、”Queue Full”イベントは、キューが一杯になった時にセッ
トされ、一つ以上のメッセージがそのキューから取り除かれた時点で、リセットされます。
→この種類のイベントは、「MQイベント」ワークスペースに表示され、リセットされた時に消えます。(「MQイベン
ト・ログ」には残っています。)
②その他のイベント – 例えば、存在しないキューにアクセスしようとしたなどのキュー・マネージャー・イベント(※2)
→「MQイベント・ログ」のワークスペースに表示されます。
▪ 全てのイベントは「MQイベント・ログ」ワークスペースから確認する事ができます。
※1.WebSphere MQのイベントを、MQエージェントで取得するためには、WebSphere MQ側をイベントを生成す
る様に設定する必要があります。
※2.キューマネージャー内のリソースの定義に関するイベントです。
MQ イベント監視用ワークスペース
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation20
現在発生しているイベントが一目で
確認可能です。
MQイベント監視 – 「MQSeriesのイベント」ワークスペース
「キューがフル」等のイベントは、キューの状況が解消さ
れ次第、このワークスペースから表示が消えます。
状況が解消され、このワークスペースに表示されなくなっ
たイベントも、後から「イベント・ログ」ワークスペースで参
照できます。
MQイベントに対するシ
チュエーションを作成す
れば、MQの特定のイベ
ントを、 ITM6のシチュ
エーション・イベントとし
て生成させる事ができる
ので、TECへも連携させ
る事ができます。
シチュエーションを設定しておけば、アイコン
が表示されるので、MQイベントが発生した時
に、一目で確認が可能です。
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation21
MQイベント監視 – 「イベント・ログ」ワークスペース
MQイベントの発生時間がわかり
ます。
過去のMQイベントもふくめて、一覧
表示が可能です。(前述のワークス
ペース「MQSeries のイベント」に表
示されていたイベントも含みます。
MQイベントの内容がわかり
ます。
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation22
特徴と機能ピックアップ
1.各種構成情報の確認機能
2.MQイベント監視
3.キューマネージャーの状況監視
4.リスナーの状況監視
5.キューの状況監視
6.アプリケーション接続状況の表示
7.会計(アカウンティング)&統計情報
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation23
キューマネージャーの状況監視
▪この章では、主にOMEGAMON XE for Messaging V6.0 : MQ Agentが、
WebSphere MQの基本的なコンポーネントの一つである、キュー・マネージャーの監
視のため持っている機能について、画面キャプチャー等を使ってご紹介しています。
QMGR2.LQ
(リモート・キュー)
QMGR2
(トランスミッション・キュー)
キュー
ユーザー
Application 1
M MQIMQPUT
QMGR1
キュー・マネージャー
▪MQ Agent を使用する事で、複
数サーバーに跨ったキュー・マ
ネージャの状況監視を、一元的
にTEP Consoleで管理すること
ができます。
▪コマンド・サーバーの状態監視
機能を使用した、シチュエーショ
ンの作成例についてサンプルを
紹介しています。
▪キュー・マネージャーは、キューや、コ
マンドサーバー等の各種 MQのコン
ポーネントを管理する最も重要な機能単
位です。
作り込み例
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation24
「 キューマネージャーの状況」ワークスペース
キューマネージャの現在の状態(アクティブで
あるか)や、そのキューマネージャーが管理
するキューについての情報等が表示されま
す。
キューマネージャが管理する、キューの
数が表示されます。
例)
ローカル・キュー数
リモート・キュー数
キューマネージャが管理する、チャネル
の数が表示されます。
例)
アクティブなチャネル数
アクティブな送信側チャネルの数
アクティブな受信側チャネルの数
キューマネージャーの状況を
表示するワークスペースです。
キューマネージャーの稼働状
況を監視するシチュエーション
や、必要な受信チャネル数が
アクティブであるかを監視する
シチュエーションを作成する事
が可能です。
キューマネージャ停止時
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation25
キューマネージャーの状況監視
– OMEGAMON XE for Messaging V6.0で追加になったワークスペース
▪ 分散環境のWebSphere MQV6.0で提供されるステータス情報を表示するために、新しいワークスペースが
追加されました。キューマネージャーの以下のステータス情報が取得できるようになりました。
 チャネル・イニシエーターの状況
 コマンド・サーバーの状況
 接続数
▪ 物理ナビゲータービューの「キューマネージャの状況」ノードから、「現在のキューマネージャーの状況」で
この新しく追加されたワークスペースにアクセスできます。
「現在のキューマネージャーの状況」ワークスペース
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation26
▪ 新しく追加されたコマンド・サーバーの監視状況を監視するシチュエーションを作成し、コマン
ド・サーバーが停止した場合、コマンド・サーバーの起動コマンドを発効するシチュエーションを
作成します。
▪ このワークスペースは、コマンドサーバーが停止している場合は、データを表示できません。し
かし、コマンドサーバーは、キューマネージャーの状況の一部として、監視されており、コマンド
サーバーを監視しているシチュエーションが発生した場合は、コマンドサーバーを再起動する
ようなアクションを設定する事ができます。
▪ 以下の様なシチュエーションを作成します。
 キューマネージャー状況テーブルの、属性「状況」をチェックします。
 シチュエーションが真になった場合に、コマンド・サーバーの起動コマンドを発効します。
キューマネージャーの状況監視
– シチュエーションの作成例
作り込み例
コマンド・サーバーの
状況を監視
コマンドサーバー
からの応答が無い
MQSCコマンドで
コマンド・サーバー
を起動
監視 検知 自動アクション
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation27
「Test_Cmd_Server_Not_Running」というシチュエーションを
新規に作成します。
属性グループ 「Managers」
属性 「QMGR_Status」
を選択します。
キューマネージャーの状況監視
– シチュエーションの作成例
作り込み例
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation28
ドロップダウンリストから、
「コマンド・サーバーからの応答なし」
を選択します。
「配布」タブで、配布先を指定します。
キューマネージャーの状況監視
– シチュエーションの作成例 作り込み例
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation29
「Action」タブで、コマンドサーバーを起動させるためのシステム
コマンドの設定をします。
キューマネージャーの状況監視
– シチュエーションの作成例 作り込み例
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation30
作成したシチュエーションの関
連づけを行います。
キューマネージャーの状況監視
– シチュエーションの作成例 作り込み例
「シチュエーション・イベント・コンソール」にイベントを表示させるため
に、「関連づけ」を行います。
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation31
特徴と機能ピックアップ
1.各種構成情報の確認機能
2.MQイベント監視
3.キューマネージャーの状況監視
4.リスナーの状況監視
5.キューの状況監視
6.アプリケーション接続状況の表示
7.会計(アカウンティング)&統計情報
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation32
QMGR1.TO.QMGR2 LQ(ローカル・キュー)
メッセージ受信側
リスナー
ユーザー
Application 2
MQGET
QMGR2
リスナーの状況監視
▪リスナーは、WebSphere MQのチャネルのメッセージの受け
口となる重要なMQオブジェクトの一つです。
▪この章では、主にOMEGAMON XE for Messaging V6.0 : MQ Agentが、WebSphere
MQの基本的なコンポーネントの一つである、リスナー監視のため持っている機能について、
画面キャプチャー等を使って紹介しています。
▪MQ Agent を導入する事で、リスナーの最
新の状況を監視する事ができます。また、
TEP Console で複数サーバーのリスナーを
一元監視できます。
▪リスナーの状況を監視し、リスナーが停止し
た場合、自動的に起動コマンドを発行するシ
チュエーションのサンプルを紹介しています。
作り込み例
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation33
「リスナーの状況」ワークスペース
▪ MQモニタリング・エージェントでは、リスナーの名前、現在の状況、プロセスID、リスナーポート、サ
ポートする同時接続要求数等が表示できます。
▪ 「リスナーの状況」ワークスペースは、「キュー・マネージャの状況」ノードからアクセスできます。
「キュー・マネージャーの状況」から右クリック
「ワークスペース」
→「リスナー状況」を選択します。
稼働状況が確認できます。
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation34
ここでは、リスナーの稼働状況を監視するシチュエーションを作成し、リスナーが停止した場合、リ
スナーの起動MQSCコマンドを発効する、シチュエーションを例として作成します。
•以下の様なシチュエーションの設計にします。
•属性「リスナー名」を監視しリスナーの一覧に存在している事を確認
•「リスナー名」の存在が確認できない場合、その「リスナー名」を起動するMQSCコマンドを
実行
リスナーの状況監視
- シチュエーションの作成例
作り込み例
リスナーの状況を監視
リスナーの存在が
確認できない
MQSCコマンドで
リスナーを起動
監視 検知 自動アクション
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation35
リスナーの状況を監視し、停止した場合に自動復旧を試みる
– シチュエーションの作成例
「Test_Listener_Not_Running」
という新しいシチュエーションを作成します
作り込み例
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation36
次の画面で、
属性グループ「Listener Status」
属性項目「リスナー名」
を選択します。
リスナーの状況を監視し、停止した場合に自動復旧を試みる
– シチュエーションの作成例
作り込み例
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation37
リスナーの状況を監視し、停止した場合に自動復旧を試みる
– シチュエーションの作成例
「欠落している項目がないか確認する」
を選択し、監視対象のリスナー名を入力し
ます。
作り込み例
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation38
リスナーの状況を監視し、停止した場合に自動復旧を試みる
– シチュエーションの作成例
「式」の設定は以上です。
「配布」、「アクション」の設定を続いて行い
ます。
作り込み例
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation39
シチューションの配布先を割り当てます
リスナーの状況を監視し、停止した場合に自動復旧を試みる
– シチュエーションの作成例
作り込み例
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation40
▪シチュエーションが真になった場合に実行するコマンドを「アクショ
ン」タブで指定します。
▪ システム・コマンドの先頭にある“MQ:” は、これ以降の部分を
MQSCコマンド (※)として実行する事を意味します。
▪TEMS側では無く、エージェント側でコマンドを実行する必要があり
ます。
リスナーの状況を監視し、停止した場合に自動復旧を試みる
– シチュエーションの作成例
※MQSC(MQ Script)コマンド : MQの管理等に使用されるWebSphere MQが提供するコマンド
作り込み例
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation41
リスナーの状況を監視し、停止した場合に自動復旧を試みる
– シチュエーションの作成例
「シチュエーション・イベント・コンソール」にイベントを表示させるため
に、「関連づけ」を行います。
作り込み例
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation42
特徴と機能ピックアップ
1.各種構成情報の確認機能
2.MQイベント監視
3.キューマネージャーの状況監視
4.リスナーの状況監視
5.キューの状況監視
6.アプリケーション接続状況の表示
7.会計(アカウンティング)&統計情報
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation43
キューの状況監視
▪この章では、主にOMEGAMON XE for Messaging
V6.0 : MQ Agentが、WebSphere MQの基本的なコンポー
ネントの一つである、キューの監視のため持っている機能
について、画面キャプチャー等を使ってご紹介しています。
▪キューは、WebSphere MQの最も基本的なコンポーネント
で、ユーザーのアプリケーションは、キューにメッセージを置
いたり、それを読み出す事で通信を行います。
▪キューには容量があり、キューが一杯になっていないか等、
監視を行う必用があります。他にも、読み出し側のアプリ
ケーションがパフォーマンスや障害などで、十分にメッセー
ジを読み出せない時に、メッセージの送信側がメッセージを
送信しつづけるとキューが一杯になってしまいますので、そ
の様な事が内容に事前に傾向などを監視しておくと便利で
す。(※これらの監視のポイントは、あくまで一例です)
▪MQ Agent を使用する事で、複数サーバーに跨ったキュー
の状態をTEP Consoleで一元監視する事が可能です。
「最大キュー項目数」
TESTQ「キュー項目数の上限」
※キューの項目数の監視の場合には、項目数を
直接監視しなくても、WebSphere MQ側で、
「キュー項目数の上限」を越えた時に、MQイベント
を発生させる様に設定し、そのMQイベントをMQ
Agent で監視させる等の方法があります。
この章では、MQイベント監視以外の方法で、TEP
Clientから参照できるキューの情報について紹介
しています。
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation44
「キュー定義」ワークスペース
「キュー・タイプ」
ローカル・キュー
リモート・キュー、伝送キ
ュー等キューのタイプが
わかります
「キュー名」
キューの名前がわかります
キューマネージャが管
理するキューの定義の
一覧が確認できます。
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation45
使用例: 「キュー定義」から、キューの内容を確認する。
キューにメッセージが溜まっている場
合、そのメッセージの内容を確認する
事ができます。
①内容を確認したい「キュー名」
を選択し「キューのメッセージの数
」を選択します。
③データの内容が確認できます。
現在、溜まっているメッセージの一
覧が表示されます。(この例では5
つメッセージが溜まっています)
②メッセージを選択し、リンクから「メ
ッセージ・コンテンツ」を選択します。
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation46
「キュー統計」ワークスペース
キューの名前が一覧で見られ
ます。
そのキューを、使用
のためにオープンし
ている数が見られま
す。
キューに入っている項目数と、その項
目数の場合、「最大キュー項目数」に
対してどのくらいの使用率になるかを
見ることができます。
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation47
キューの情報を表示するためのワークスペース
キューに関連した情報を表示するため
の、たくさんのワークスペースが存在
します。
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation48
特徴と機能ピックアップ
1.各種構成情報の確認機能
2.MQイベント監視
3.キューマネージャーの状況監視
4.リスナーの状況監視
5.キューの状況監視
6.アプリケーション接続状況の表示
7.会計(アカウンティング)&統計情報
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation49
アプリケーションの接続状況の表示
▪この章では、主にOMEGAMON XE for Messaging V6.0 : MQ Agentを導入した際に、標準
で導入されるワークスペース「アプリケーションの接続の状況」等を使用して、WebSphere
MQのオブジェクトと、それらにアクセスするアプリケーションの関係を、TEP Client 上からど
のように見ることができるか、ご紹介しています。
▪例えば、アプリケーションがどのようにMQオブジェクトを使用している(接続している)か、を
見ることによって、アプリケーションが想定された通りに稼働しているか確認する事ができます。
あるユーザー・アプリケーションが、あるキューからデータを取得して来ないが、現在、キュー
にアクセスしているか確認したい時などに、TEP Clientから現在の状況を確認できます。
▪この章では、以下の機能について実例を用いてご紹介しています。
キューマネージャー・キューに接続しているアプリケーションを調べる。
あるアプリケーションが、どのようなMQオブジェクト(キューマネージャーやキューなどのMQのリ
ソース)にアクセスしているか調べる
IBM Software Group | Tivoli software
© 2006 IBM Corporation50
MQオブジェクトへのアプリケーションの接続の状況を見る
▪ アプリケーション接続状況として以下の様な情報がTEP(Tivoli Enterprise Portal)クラ
イアントから見る事ができます
 キューマネージャーに接続するアプリケーションを一覧表示する、ワークスペース「アプリケーショ
ン接続」が提供されています。
 「アプリケーション接続」ワークスペースに表示される接続アプリケーションのリストから、任意のア
プリケーションが接続しているMQオブジェクトを表示させる事ができます。
 ひとつのアプリケーションから複数の接続がある場合でも、MQオブジェクトへの全ての接続が表
示できます。
 接続しているアプリケーションの接続ID、アプリケーション名(プラットフォーム依存)、UOW(※)情
報、接続オプション、オープンのオプション等、詳細な情報がTEP(ポータル・クライアント)より、マ
ウス操作だけで確認できます。
※UOW(Unit of Work) データ間の整合性を保つためにグループ化された処理単位。トランザクション。
あるアプリケーションが接続しているMQオブジェクトの一覧の表示例
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アプリケーション接続の表示 – 想定される使用例
▪ メンテナンス等で、キューマネージャを停止させる必要があり、キューマネージャに接続しているアプ
リケーションが無いか確認する必要がある。
▪ パフォーマンスの問題等の分析のため、WebSphere MQを利用しているアプリケーションの状態を
確認したい。
 アプリケーションが使用している接続のオプション
 アプリケーションが、幾つのMQオブジェクトをオープンしているか
 オープン・オプション – インプット/アウトプット、共有/排他、オープンにバインド/非固定 等。
 作業中のUOWが存在するかどうか、またUOWのタイプ
▪ UOW情報は、UOWが開始した時間を含みます。これは、ログファイルを一杯にしたり、アプリケー
ション問題の兆候があるかもしれない長期稼働しているトランザクションを識別するのに役立ちます。
キューマネージャに接続するアプリケーションと、その詳細情報の表示例
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使用例 - キュー・マネージャーに接続しているアプリケーションを調べる(1)
②「アプリケーションの接続」を選
択します
①「キュー・マネージャーの状況」ノ
ードを選択します。
IBM Software Group | Tivoli software
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使用例 - キュー・マネージャーに接続しているアプリケーションを調べる(2)
③現在、キューマネージャーに接続しているアプリ
ケーションの一覧が表示されます。
このキューマネージャーに接続しているプ
ロセス名が表示されています。
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②「リンク先」から「接続オブジェクト」を選択しま
す。
使用例 - アプリケーションが接続しているMQオブジェクトを調べる(1)
①kmqagent_W1_QMGR2.exe
と表示されている行を選択
さらに、特定のプロセスがどのMQオブジェクトと
つながっているか、情報をさらに細かく参照する
事が可能です。
リンクアイコ
ンをクリック
して、同様の
リンクメ
ニューを出
すこともでき
ます。
IBM Software Group | Tivoli software
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③あるアプリケーション(この例では、ITM MQ
Agent)が、接続しているMQオブジェクト名の一覧
が参照できます
接続しているオ
ブジェクトのタイ
プ等も簡単にわ
かります。
接続のコネクションID(キュー・マネージャーがコネクション毎に生成するユニークな24byteのID)も表示されます。
使用例 - アプリケーションが接続しているMQオブジェクトを調べる(2)
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特徴と機能ピックアップ
1.各種構成情報の確認機能
2.MQイベント監視
3.キューマネージャーの状況監視
4.リスナーの状況監視
5.キューの状況監視
6.アプリケーション接続状況の表示
7.会計(アカウンティング)&統計情報
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会計(アカウンティング)&統計情報
▪この章では、OMEGAMON XE for Messaging V6.0 : MQ Agentが収集し、TEP Client上
に表示する事のできる会計(アカウンティング)・統計情報について、幾つかの標準ワークス
ペースの画面キャプチャー等を使ってご紹介しています。
▪会計・統計情報は、WebSphere MQ 側で、情報を生成する様に設定が必用です。
▪会計・統計情報を、ヒストリカルデータとして収集する事で、例えばキューの使用率の傾向を
把握し、パフォーマンスに問題が発生していないか調査を行う事ができます。
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WebSphere MQ会計(アカウンティング)&統計情報とは(1)
種別 説明
MQI会計 アプリケーションがMQCONN~MQDISCまでに発行したMQIコールの種類/回数、他
キュー会計 アプリケーションがMQCONN~MQDISCまでに個々のキューにPUT/GETした回数/総
バイト数、他
MQI統計 計測インターバル内にキュー・マネージャー全体で発行されたMQIコールの種類/回数、
他
キュー統計 計測インターバル内に個々のキューで発生したメッセージ滞留数(最小/最大)、滞留時間
の平均、他
チャネル統計 計測インターバル内に個々のチャネルが転送したメッセージ数/総バイト数、1バッチの平
均メッセージ数、他
•会計(アカウンティング)情報
•MQCONN~MQDISCまでの間に発生したアクティビティの情報
•統計情報
•ある計測インターバルでのアクティビィティの情報
<参考> WebSphere MQ V6.0会計・統計レポート(UNIX, Windows, iSeries)
ISE WebSphere MQ V6.0アップデート・ワークショップ資料より
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▪ 会計・統計情報の出力
デフォルト設定では、会計・統計情報は生成されていません
•会計・統計情報はデフォルトでは有効になっていないため、OMEGAMON XE:MQ
Agent で会計・統計情報を取得するには、WebSphere MQ側で、この機能を有効化す
る必要があります。
会計・統計情報はMQメッセージとしてシステム・キューに配信
•会計情報 → SYSTEM.ADMIN.ACCOUNTING.QUEUE
•統計情報→ SYSTEM.ADMIN.STATISTICS.QUEUE
配信された会計・統計メッセージを処理するプログラムが必要です。
•OMEGAMON XE for Messaging V6.0 MQ Monitoring エージェントが会計・統計メッ
セージを処理します。
WebSphere MQ会計(アカウンティング)&統計情報とは(2)
会計情報
統計情報
OMEGAMON
XE:MQ Agent
SYSTEM.ADMIN.ACCOUNTING.QUEUE
SYSTEM.ADMIN.STATISTICS.QUEUE
TEMS TEPS
TEPクライアント
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統計・会計情報の設定
統計・会計情報を監視するた
めには、WebSphere MQ側
で設定を有効にする必用が
あります。
必用な情報の生成を有効にします。
WebSphere MQ
WebSphere MQ V6.0 エクスプローラー
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OMEGAMON XE for Messaging MQ Agent 会計・統計情報
▪ WebSphere MQ V6.0の統計・会計機能に対応
▪ WebSphere MQ側で設定を有効にする必要があります。
▪ アプリケーションによって実行されるMQIコールの種類/回数等の情報を表示
▪ 個々のキューのレベルでの情報だけでなく、キューマネージャー・レベル、アプリケーション
接続レベルでも情報を表示できます。
▪ 取得できる情報には以下の様なものがあります
 接続が確立した時間
 どのようにアプリケーションが切断したか(もし接続が終了している場合)
 アカウンティングの間隔(開始と終了日時)
 アプリケーションのプロセス情報 – 名前、プロセスID、スレッドID
 Open, Close, Get, Put 等の レートや、カウント数。
 Put, Get, Browse オペレーションのバイト数
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▪ アプリケーション毎の会計・統計の情報を提供するために、「アプリケーション・ア
カウンティング」ワークスペースが提供されています。
▪ 「アプリケーション・アカウンティング」ワークスペースに表示されるアプリケーショ
ン接続の各行は、リンク先として以下のワークスペースにリンクしています。
 「MQI呼び出し統計の詳細」 - キュー、チャネル、リスナー、プロセス等のオブジェクト、オープン/クロー
ズのカウントやレート等の、選択したインターバルでの様々な呼び出しに関するオブジェクトの操作につ
いての詳細
 「MQIメッセージ統計の詳細」 - PUT/GET/BROWSE と言った、メッセージオペレーションの情報や、
永続メッセージ、非永続メッセージのレートやカウント
 「最近のアプリケーション・アカウンティング」
 「ヒストリカルなアプリケーション・アカウンティング」
 「キュー・アカウンティング」 – アプリケーション接続、キューに関する。 それぞれのキューに関する
open/close ,put/get カウントやレート。PUT/GETされた最小/最大/平均のメッセージ・サイズ。メッセー
ジがキューに滞留?した最小/最大/平均の時間。
「アプリケーション・アカウンティング」ワークスペース (non z/OS only)
接続しているアプリケーション
このアプリケーションの各種アカウンティン
グ・データを表示させるためのワークスペー
スへのリンク
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会計情報表示例 - 「アプリケーション・アカウンティング 」ワークスペース
(non Z/OS only)
①リストされているアプリケー
ションを選択して、リンクボタン
を右クリックすると、各種統計・
会計情報ワークスペースへの
リンクが表示されます。
「キュー・アカウンティング」ワークスペース
②アプリーションという切り口で、
キューに関する会計情報が参
照可能です。
アプリケーション
名
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統計情報表示例 – 「MQI統計」ワークスペース
キューマネージャ単位での、接続数
や取得バイト数/秒等の統計情報が
参照可能です。
キューマネージャ名 統計の開始と終了日時
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統計情報表示例 – 「MQキュー統計」ワークスペース
キューの名前
統計の開始と終了日時
各キュー毎の統計情報が参
照できます。
キュー単位での、現在のキュー内の
項目数などの各種統計情報が参照
可能です。
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統計情報表示例 – 「最近のキュー統計」ワークスペース
キューの使用率
時間
キューの使用率が時間軸で
参照できます。
「最近のキュー統計」は、ヒストリカルデータの収集を設定しなくても時系列で参照可能です。(但し、表示例の様に直近のデータに限定されます)

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Itm6_mq_agent_overview_public

  • 1. IBM Software Group © 2007 IBM Corporation WebSphere MQ Monitoring Agentの機能と特徴 OMEGAMON XE for Messaging V6.0
  • 2. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation2 OMEGAMON XE for Messaging V6.0の製品コード ▪ ITM6製品ファミリーのエージェントは、製品コードを持っています。以下は、 OMEGAMON XE for Messaging V6.0 に含まれるエージェントの製品コードです。 エージェント名 製品コード 備考 WebSphere MQ Agent MQ WebShpere MQ Configuration Agent MC WebSphere Message Broker Monitoring Agent QI WebShpere InterChange Server Monitoring Agent IC ※監視対象製品(WebSphere InterChange Server)がこのガイド作成 時点で、営業活動を終了しています。 http://www- 06.ibm.com/jp/domino02/NewAIS/aisextr.nsf /ByLetterNo/SWA06027?OpenDocument&E xpandSection=1 この資料で取り上げる エージェントです。
  • 3. ISE Tivoli Automation Group © 2006 IBM Corporation3 WebSphere MQ Agent Queue Manager W1_QMGR1 Queue Manager W1_QMGR2 監視対象の Queue Manager Windows OS Agent MQ Agent OS Agent WebSphere MQ V6.0 OMEGAMON XE for Messaging V6.0によるMQ監視構成例 TEMS TEPS TEP Client IBM Tivoli Monitoring 6.1 IBM Tivoli Monitoring 6.1 & /OMEGAMON XE for Messaging V6.0 agent
  • 4. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation4 MQ Monitoring エージェント - 概要 一つの監視対象キュー・マネージャーに対して、MQエージェントの インスタンスが一つ作られます。 (インスタンスが別の場合でも、実際の導入イメージは一つです) 各キュー・マネージャーを一つの ツリーのノードの単位として、TEP クライアント上に表示されます。 キューマネージャ① キューマネージャ② キューマネージャ① キューマネージャ②
  • 5. IBM Software Group Tivoli SWAT 5 WebSphere MQモニタリング ▪ 集中監視の実現  各プラットフォーム上のMQの稼動状況を把握できます。  メッセージの滞留状況やチャネルの伝送率が把握できます。  各キューマネージャのイベントメッセージを検知、ハンドリングできます。  各キューマネージャのエラーメッセージを把握できます。(分散環境)  監視ルールに基づきアラートを通知します。  障害時の対応を自動化できます。  採取している情報を履歴データとして保存し、傾向分析等に使用できます。  全てポータル端末(TEP)にて一元監視できます。 ▪ 集中オペレーションの実現  専用端末から各MQに対しMQコマンドを発行できます。 ▪ キュー・マネージャの開始/停止 ▪ チャネルの開始/停止  専用端末から簡単にキュー・メッセージを参照し、不要なメッセージを削除できます。(デッド・レ ター・キューは再送可能)
  • 6. IBM Software Group Tivoli SWAT 6 ポータル・クライアントから参照するMQの状況 ▪ キュー・マネージャの稼動状況 一覧表示を行う事により、複数キュー・マネージャーの一元管理を実現します。 キュー・マネージャーの稼動状況を確認する事ができます。 キューとチャネルの利用状況のサマリを出力します。 ▪ イベント・メッセージ イベント・キューのメッセージ内容を参照できます。 最新と履歴情報 Channel Stopped、Channel Started、Get / Put Inhibited、Queue Depth (High / Low / Full)、Errors ▪ キュー使用状況 現在のキュー使用率を表示します。 滞留メッセージ数などの現在のキューのステータス表示 キューに対するput/get情報表示、5分あたりのput/get件数、1秒あたりのput/get回数 選択したキューの定義情報を表示します。 ▪ キュー使用状況の履歴情報 キューの使用状況の履歴を表示します。(キューの滞留状況の履歴等) 滞留メッセージ数をグラフ化することもできます ▪ メッセージ情報 現在のキュー使用率を表示します。 遅延メッセージ数などの現在のキューのステータス表示(putからの経過時間) メッセージの参照・削除が可能です。 ▪ チャネル稼動状況 現在「開始中」のチャネルについて伝送率をグラフ表示します。 定義済みチャネルの状況を一覧表示します。 ▪ チャネル稼動状況履歴情報 チャネルの伝送率のついて履歴表示します。 特定のチャネルのステータスのついて履歴表示します。 その他、履歴対象データ、MQイベント、チャネル統計、キュー統計、メッセージ統計、エラーログ、z/OS関連
  • 7. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation7 ワークスペースや各種機能について ■Information Center http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/tivihelp/v15r1/index.jsp?toc=/com.ibm.omegamon.mes.doc/toc.xml “zOS only” や反対に”non z/OS only”等、z/OSか分散系のプラットフォームかで使用できるワークスペースや機能に違い があるため、詳細はInformation Center等からマニュアルでご確認下さい。(これは、WebSphere MQの製品側で、プラット フォーム毎に差異があるためです)
  • 8. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation8 WebSphere MQ監視を理解するための基本的なコンポーネント QMGR1.TO.QMGR2 QMGR2.LQ (リモート・キュー) LQ(ローカル・キュー) QMGR2 (トランスミッション・キュー) キューマネージャ メッセージ送信側 メッセージ受信側 メッセージ・チャネルキュー リスナー ユーザー Application 1 ユーザー Application 2 M MQIMQPUT MQGET MQ構成イメージ QMGR1 QMGR2
  • 9. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation10 ▪ MQI (MQ Interface)  ユーザーが作成するプログラムは、WebSphere MQ アプリケーション・プログラミング・インターフェース (API) を使用してキュー・マネー ジャーと通信します。アプリケーションに対して提供される、これらのMQのインターフェイスをMQ Interfaceと呼びます。C などのプロシー ジャー型言語は、Message Queue Interface (MQI) を使用します。 Java などのオブジェクト指向言語は、WebSphere MQ クラスを使用し ます。 MQCONN (キュー・マネージャーとの接続)、MQOPEN (メッセージングのキューのオープン)、および MQPUT (メッセージの送信) などの MQI コマンドが、MQI によって提供されます。 ▪ キュー・マネージャー  キュー・マネージャーとは、アプリケーションにメッセージング・サービスを提供するプログラムのことです。メッセージ・キュー・インターフェー ス (MQI) を使用するアプリケーションは、キューにメッセージを書き込んだり、キューからメッセージを読み取ったりすることができます。 キュー・マネージャーは、メッセージが必ず正しいキューに送信されるか、または別のキュー・マネージャーに経路指定されるようにします。 キュー・マネージャーは、それに対して発行された MQI 呼び出しと、(その元のソースに関係なく) それに対して実行依頼されたコマンドの両 方を処理できます。キュー・マネージャーは、それぞれの呼び出しとコマンドに対して、適切な完了コードを生成します。  キュー・マネージャーは、WebSphere MQ メッセージング・ネットワークのメイン・コンポーネントです。キュー・マネージャーは、キュー・マ ネージャーに共に接続するキューやチャネルなどのネットワーク内の他のオブジェクトをホストします。キュー・マネージャーは、以下のタス クを実行するため、稼動していなければなりません。 • チャネルの開始 • MQI 呼び出しの処理 • キューおよびチャネル定義の作成、削除、変更 • MQSC コマンドを処理するためのコマンド・サーバーの実行 ▪ キュー  キューは、メッセージのコンテナーです。キューをホストするキュー・マネージャーに接続されたビジネス・アプリケーションは、キューからの メッセージを検索したり、キューにメッセージを書き込んだりすることができます。 1 つのキューには、そのキューが保留できるメッセージの 最大数と、そのメッセージの最大長の両方に関して、容量の制限があります。 使用される用途によって、「ローカルキュー」「伝送キュー」などのいろいろなキュー・タイプがあります。 【ローカルキュー】 アプリケーションが接続されているキューマネージャーに属するキューです。それぞれのキューが1つのキューマネージャーに属していると いう意味では、すべ てのキューがローカルキューであり、特定のキューマネージャーにとっては、それに属しているキューがローカルキュー です。 WebSphere MQ監視を理解するための基礎知識 –用語(1)
  • 10. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation11 【リモートキュー(定義)】 単にリモートキューと呼ばれる事があります。他のキューマネージャーに属するキューを指し示すものです。 リモートキュー定義には宛先のキューマネージャー名、宛先のキュー名、トランスミッションキュー名等を指定することが可能であ り、これらの情報をもとにローカル・キューマネージャーは、メッセージを正しい宛先に送信することができます。 【トランスミッションキュー】 トランスミッションキューは、リモート・キューマネージャー宛てのメッセージを一時的に保管する転送用のキューです。 【デッドレターキュー】 キューマネージャーやMCAなどから配布不可能なメッセージが書き出されるキューです。送達不能キューなどとも呼ばれます。 デッドレターキューは、正しい宛先キューに書き込むことができないメッセージを保管します。たとえば、宛先キューが満杯である 場合などに用いられます。 ▪ リスナー  リスナーとは、キュー・マネージャーへの接続を listen する WebSphere MQ プロセスです。 WebSphere MQ エクスプローラー 内の各リスナー・オブジェクトは、リスナー・プロセスを表します。 ▪ チャネル  WebSphere MQ では、以下の 2 つの異なるタイプのチャネルが使用されます。  メッセージ・チャネルは、2 つのキュー・マネージャーの間の単一方向通信リンクです。WebSphere MQ では、メッセージ・チャネ ルを使用して、キュー・マネージャー間でメッセージを転送します。両方向にメッセージを送信するには、方向ごとにチャネルを定 義する必要があります。  MQI チャネルは、両方向であり、アプリケーション (MQI クライアント) をサーバー・マシン上のキュー・マネージャーに接続します。 WebSphere MQ は MQI チャネルを使用して、MQI クライアントとキュー・マネージャー間の MQI 呼び出しおよび応答を転送し ます。 ▪ MQSCコマンド  WebSphere MQで使用される管理用のコマンドです WebSphere MQ監視を理解するための基礎知識 – 用語(2)
  • 11. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation12 特徴と機能ピックアップ 各種構成情報の確認機能 MQイベント監視 キューマネージャーの状況監視 キューの状況監視 アプリケーション接続状況の表示 会計(アカウンティング)&統計情報
  • 12. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation13 各種構成情報の確認機能 ▪ この章では、OMEGAMON XE for Messaging V6.0 : MQ Agentの  キューの設定パラメーターの確認機能  チャネルパラメーターの確認機能 について実際の画面キャプチャーを元に解説しています。 ▪ 複数のプラットフォーム、サーバーに跨ったMQ環境の各種構成情報をTEP Consoleから一元的に参照する事が可能です。
  • 13. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation14 「キュー定義」ワークスペース – 「キューのパラメーター」の確認機能 ②例えば、あるキューがフルに近いという警告が出たため、そのキューの 「メッセージの最大数」の設定を簡単に確認したい。と言った場合に 任意のキューのパラメータ情報をマウス操作で確認する事ができます。 キューマネージャーが管理してい る、キューの一覧を見ることがで きます。 ①リンクボタンから、関連情報を表示するための ワークスペースへのリンクが選べます。 ここでは、情報を見たいキューのリンクから、 「キューのパラメーター」を選択します。
  • 14. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation15 「チャネル定義」ワークスペース - 「チャネル・パラメーター」の確認機能 チャネルのパラメーターもキュー同様にマウス操作で確認する事ができます。 ①リンクボタンをクリックし、 「チャネル・パラメーター」 を選択します キューマネージャーが管理してい る、チャネルの一覧を見ることが できます。 ②チャネルの各種パラメーターが 確認できます。
  • 15. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation16 特徴と機能ピックアップ 各種構成情報の確認機能 MQイベント監視 キューマネージャーの状況監視 キューの状況監視 アプリケーション接続状況の表示 会計(アカウンティング)&統計情報
  • 16. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation17 各種構成情報の確認機能 ▪この章では、OMEGAMON XE for Messaging V6.0 : MQ Agentの キューの設定パラメーターの確認機能 チャネルパラメーターの確認機能 MQイベント監視機能について、実際の画面キャプチャーを元に解説しています。 ▪MQイベントとは、WebSphere MQ側が生成するMQのイベントで、OMEGAMON XE for Messaging V6.0 : MQ Agent は、WebSphere MQが生成したMQイベントを 取得し、TEP Console に表示させる事ができます。 ▪この機能を使用するには、WebSphere MQ 側で各種MQイベントを生成する様に、 機能を有効化する必用があります。
  • 17. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation18 MQイベントの設定 MQイベントを監視する には、WebSphere MQ 側で、どのようなイベトを 発生させるか設定が必 用です。 この例では、「WebSphere MQ エク スプローラー」から、あるキューの項 目数が一杯になった時にMQのイベ ントを発生させる様に設定していま す。 WebSphere MQ WebSphere MQ V6.0 エクスプローラー
  • 18. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation19 ▪ MQイベント(※1)の閲覧を助けるために、2種類のワークスペースがあります。  「MQSeriesのイベント」ワークスペース  「MQイベント・ログ」ワークスペース ▪ イベントの種類によって2通りの取り扱われ方をします。 ①他のイベントによってリセットされるイベント。例えば、”Queue Full”イベントは、キューが一杯になった時にセッ トされ、一つ以上のメッセージがそのキューから取り除かれた時点で、リセットされます。 →この種類のイベントは、「MQイベント」ワークスペースに表示され、リセットされた時に消えます。(「MQイベン ト・ログ」には残っています。) ②その他のイベント – 例えば、存在しないキューにアクセスしようとしたなどのキュー・マネージャー・イベント(※2) →「MQイベント・ログ」のワークスペースに表示されます。 ▪ 全てのイベントは「MQイベント・ログ」ワークスペースから確認する事ができます。 ※1.WebSphere MQのイベントを、MQエージェントで取得するためには、WebSphere MQ側をイベントを生成す る様に設定する必要があります。 ※2.キューマネージャー内のリソースの定義に関するイベントです。 MQ イベント監視用ワークスペース
  • 19. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation20 現在発生しているイベントが一目で 確認可能です。 MQイベント監視 – 「MQSeriesのイベント」ワークスペース 「キューがフル」等のイベントは、キューの状況が解消さ れ次第、このワークスペースから表示が消えます。 状況が解消され、このワークスペースに表示されなくなっ たイベントも、後から「イベント・ログ」ワークスペースで参 照できます。 MQイベントに対するシ チュエーションを作成す れば、MQの特定のイベ ントを、 ITM6のシチュ エーション・イベントとし て生成させる事ができる ので、TECへも連携させ る事ができます。 シチュエーションを設定しておけば、アイコン が表示されるので、MQイベントが発生した時 に、一目で確認が可能です。
  • 20. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation21 MQイベント監視 – 「イベント・ログ」ワークスペース MQイベントの発生時間がわかり ます。 過去のMQイベントもふくめて、一覧 表示が可能です。(前述のワークス ペース「MQSeries のイベント」に表 示されていたイベントも含みます。 MQイベントの内容がわかり ます。
  • 21. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation22 特徴と機能ピックアップ 1.各種構成情報の確認機能 2.MQイベント監視 3.キューマネージャーの状況監視 4.リスナーの状況監視 5.キューの状況監視 6.アプリケーション接続状況の表示 7.会計(アカウンティング)&統計情報
  • 22. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation23 キューマネージャーの状況監視 ▪この章では、主にOMEGAMON XE for Messaging V6.0 : MQ Agentが、 WebSphere MQの基本的なコンポーネントの一つである、キュー・マネージャーの監 視のため持っている機能について、画面キャプチャー等を使ってご紹介しています。 QMGR2.LQ (リモート・キュー) QMGR2 (トランスミッション・キュー) キュー ユーザー Application 1 M MQIMQPUT QMGR1 キュー・マネージャー ▪MQ Agent を使用する事で、複 数サーバーに跨ったキュー・マ ネージャの状況監視を、一元的 にTEP Consoleで管理すること ができます。 ▪コマンド・サーバーの状態監視 機能を使用した、シチュエーショ ンの作成例についてサンプルを 紹介しています。 ▪キュー・マネージャーは、キューや、コ マンドサーバー等の各種 MQのコン ポーネントを管理する最も重要な機能単 位です。 作り込み例
  • 23. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation24 「 キューマネージャーの状況」ワークスペース キューマネージャの現在の状態(アクティブで あるか)や、そのキューマネージャーが管理 するキューについての情報等が表示されま す。 キューマネージャが管理する、キューの 数が表示されます。 例) ローカル・キュー数 リモート・キュー数 キューマネージャが管理する、チャネル の数が表示されます。 例) アクティブなチャネル数 アクティブな送信側チャネルの数 アクティブな受信側チャネルの数 キューマネージャーの状況を 表示するワークスペースです。 キューマネージャーの稼働状 況を監視するシチュエーション や、必要な受信チャネル数が アクティブであるかを監視する シチュエーションを作成する事 が可能です。 キューマネージャ停止時
  • 24. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation25 キューマネージャーの状況監視 – OMEGAMON XE for Messaging V6.0で追加になったワークスペース ▪ 分散環境のWebSphere MQV6.0で提供されるステータス情報を表示するために、新しいワークスペースが 追加されました。キューマネージャーの以下のステータス情報が取得できるようになりました。  チャネル・イニシエーターの状況  コマンド・サーバーの状況  接続数 ▪ 物理ナビゲータービューの「キューマネージャの状況」ノードから、「現在のキューマネージャーの状況」で この新しく追加されたワークスペースにアクセスできます。 「現在のキューマネージャーの状況」ワークスペース
  • 25. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation26 ▪ 新しく追加されたコマンド・サーバーの監視状況を監視するシチュエーションを作成し、コマン ド・サーバーが停止した場合、コマンド・サーバーの起動コマンドを発効するシチュエーションを 作成します。 ▪ このワークスペースは、コマンドサーバーが停止している場合は、データを表示できません。し かし、コマンドサーバーは、キューマネージャーの状況の一部として、監視されており、コマンド サーバーを監視しているシチュエーションが発生した場合は、コマンドサーバーを再起動する ようなアクションを設定する事ができます。 ▪ 以下の様なシチュエーションを作成します。  キューマネージャー状況テーブルの、属性「状況」をチェックします。  シチュエーションが真になった場合に、コマンド・サーバーの起動コマンドを発効します。 キューマネージャーの状況監視 – シチュエーションの作成例 作り込み例 コマンド・サーバーの 状況を監視 コマンドサーバー からの応答が無い MQSCコマンドで コマンド・サーバー を起動 監視 検知 自動アクション
  • 26. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation27 「Test_Cmd_Server_Not_Running」というシチュエーションを 新規に作成します。 属性グループ 「Managers」 属性 「QMGR_Status」 を選択します。 キューマネージャーの状況監視 – シチュエーションの作成例 作り込み例
  • 27. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation28 ドロップダウンリストから、 「コマンド・サーバーからの応答なし」 を選択します。 「配布」タブで、配布先を指定します。 キューマネージャーの状況監視 – シチュエーションの作成例 作り込み例
  • 28. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation29 「Action」タブで、コマンドサーバーを起動させるためのシステム コマンドの設定をします。 キューマネージャーの状況監視 – シチュエーションの作成例 作り込み例
  • 29. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation30 作成したシチュエーションの関 連づけを行います。 キューマネージャーの状況監視 – シチュエーションの作成例 作り込み例 「シチュエーション・イベント・コンソール」にイベントを表示させるため に、「関連づけ」を行います。
  • 30. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation31 特徴と機能ピックアップ 1.各種構成情報の確認機能 2.MQイベント監視 3.キューマネージャーの状況監視 4.リスナーの状況監視 5.キューの状況監視 6.アプリケーション接続状況の表示 7.会計(アカウンティング)&統計情報
  • 31. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation32 QMGR1.TO.QMGR2 LQ(ローカル・キュー) メッセージ受信側 リスナー ユーザー Application 2 MQGET QMGR2 リスナーの状況監視 ▪リスナーは、WebSphere MQのチャネルのメッセージの受け 口となる重要なMQオブジェクトの一つです。 ▪この章では、主にOMEGAMON XE for Messaging V6.0 : MQ Agentが、WebSphere MQの基本的なコンポーネントの一つである、リスナー監視のため持っている機能について、 画面キャプチャー等を使って紹介しています。 ▪MQ Agent を導入する事で、リスナーの最 新の状況を監視する事ができます。また、 TEP Console で複数サーバーのリスナーを 一元監視できます。 ▪リスナーの状況を監視し、リスナーが停止し た場合、自動的に起動コマンドを発行するシ チュエーションのサンプルを紹介しています。 作り込み例
  • 32. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation33 「リスナーの状況」ワークスペース ▪ MQモニタリング・エージェントでは、リスナーの名前、現在の状況、プロセスID、リスナーポート、サ ポートする同時接続要求数等が表示できます。 ▪ 「リスナーの状況」ワークスペースは、「キュー・マネージャの状況」ノードからアクセスできます。 「キュー・マネージャーの状況」から右クリック 「ワークスペース」 →「リスナー状況」を選択します。 稼働状況が確認できます。
  • 33. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation34 ここでは、リスナーの稼働状況を監視するシチュエーションを作成し、リスナーが停止した場合、リ スナーの起動MQSCコマンドを発効する、シチュエーションを例として作成します。 •以下の様なシチュエーションの設計にします。 •属性「リスナー名」を監視しリスナーの一覧に存在している事を確認 •「リスナー名」の存在が確認できない場合、その「リスナー名」を起動するMQSCコマンドを 実行 リスナーの状況監視 - シチュエーションの作成例 作り込み例 リスナーの状況を監視 リスナーの存在が 確認できない MQSCコマンドで リスナーを起動 監視 検知 自動アクション
  • 34. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation35 リスナーの状況を監視し、停止した場合に自動復旧を試みる – シチュエーションの作成例 「Test_Listener_Not_Running」 という新しいシチュエーションを作成します 作り込み例
  • 35. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation36 次の画面で、 属性グループ「Listener Status」 属性項目「リスナー名」 を選択します。 リスナーの状況を監視し、停止した場合に自動復旧を試みる – シチュエーションの作成例 作り込み例
  • 36. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation37 リスナーの状況を監視し、停止した場合に自動復旧を試みる – シチュエーションの作成例 「欠落している項目がないか確認する」 を選択し、監視対象のリスナー名を入力し ます。 作り込み例
  • 37. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation38 リスナーの状況を監視し、停止した場合に自動復旧を試みる – シチュエーションの作成例 「式」の設定は以上です。 「配布」、「アクション」の設定を続いて行い ます。 作り込み例
  • 38. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation39 シチューションの配布先を割り当てます リスナーの状況を監視し、停止した場合に自動復旧を試みる – シチュエーションの作成例 作り込み例
  • 39. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation40 ▪シチュエーションが真になった場合に実行するコマンドを「アクショ ン」タブで指定します。 ▪ システム・コマンドの先頭にある“MQ:” は、これ以降の部分を MQSCコマンド (※)として実行する事を意味します。 ▪TEMS側では無く、エージェント側でコマンドを実行する必要があり ます。 リスナーの状況を監視し、停止した場合に自動復旧を試みる – シチュエーションの作成例 ※MQSC(MQ Script)コマンド : MQの管理等に使用されるWebSphere MQが提供するコマンド 作り込み例
  • 40. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation41 リスナーの状況を監視し、停止した場合に自動復旧を試みる – シチュエーションの作成例 「シチュエーション・イベント・コンソール」にイベントを表示させるため に、「関連づけ」を行います。 作り込み例
  • 41. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation42 特徴と機能ピックアップ 1.各種構成情報の確認機能 2.MQイベント監視 3.キューマネージャーの状況監視 4.リスナーの状況監視 5.キューの状況監視 6.アプリケーション接続状況の表示 7.会計(アカウンティング)&統計情報
  • 42. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation43 キューの状況監視 ▪この章では、主にOMEGAMON XE for Messaging V6.0 : MQ Agentが、WebSphere MQの基本的なコンポー ネントの一つである、キューの監視のため持っている機能 について、画面キャプチャー等を使ってご紹介しています。 ▪キューは、WebSphere MQの最も基本的なコンポーネント で、ユーザーのアプリケーションは、キューにメッセージを置 いたり、それを読み出す事で通信を行います。 ▪キューには容量があり、キューが一杯になっていないか等、 監視を行う必用があります。他にも、読み出し側のアプリ ケーションがパフォーマンスや障害などで、十分にメッセー ジを読み出せない時に、メッセージの送信側がメッセージを 送信しつづけるとキューが一杯になってしまいますので、そ の様な事が内容に事前に傾向などを監視しておくと便利で す。(※これらの監視のポイントは、あくまで一例です) ▪MQ Agent を使用する事で、複数サーバーに跨ったキュー の状態をTEP Consoleで一元監視する事が可能です。 「最大キュー項目数」 TESTQ「キュー項目数の上限」 ※キューの項目数の監視の場合には、項目数を 直接監視しなくても、WebSphere MQ側で、 「キュー項目数の上限」を越えた時に、MQイベント を発生させる様に設定し、そのMQイベントをMQ Agent で監視させる等の方法があります。 この章では、MQイベント監視以外の方法で、TEP Clientから参照できるキューの情報について紹介 しています。
  • 43. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation44 「キュー定義」ワークスペース 「キュー・タイプ」 ローカル・キュー リモート・キュー、伝送キ ュー等キューのタイプが わかります 「キュー名」 キューの名前がわかります キューマネージャが管 理するキューの定義の 一覧が確認できます。
  • 44. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation45 使用例: 「キュー定義」から、キューの内容を確認する。 キューにメッセージが溜まっている場 合、そのメッセージの内容を確認する 事ができます。 ①内容を確認したい「キュー名」 を選択し「キューのメッセージの数 」を選択します。 ③データの内容が確認できます。 現在、溜まっているメッセージの一 覧が表示されます。(この例では5 つメッセージが溜まっています) ②メッセージを選択し、リンクから「メ ッセージ・コンテンツ」を選択します。
  • 45. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation46 「キュー統計」ワークスペース キューの名前が一覧で見られ ます。 そのキューを、使用 のためにオープンし ている数が見られま す。 キューに入っている項目数と、その項 目数の場合、「最大キュー項目数」に 対してどのくらいの使用率になるかを 見ることができます。
  • 46. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation47 キューの情報を表示するためのワークスペース キューに関連した情報を表示するため の、たくさんのワークスペースが存在 します。
  • 47. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation48 特徴と機能ピックアップ 1.各種構成情報の確認機能 2.MQイベント監視 3.キューマネージャーの状況監視 4.リスナーの状況監視 5.キューの状況監視 6.アプリケーション接続状況の表示 7.会計(アカウンティング)&統計情報
  • 48. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation49 アプリケーションの接続状況の表示 ▪この章では、主にOMEGAMON XE for Messaging V6.0 : MQ Agentを導入した際に、標準 で導入されるワークスペース「アプリケーションの接続の状況」等を使用して、WebSphere MQのオブジェクトと、それらにアクセスするアプリケーションの関係を、TEP Client 上からど のように見ることができるか、ご紹介しています。 ▪例えば、アプリケーションがどのようにMQオブジェクトを使用している(接続している)か、を 見ることによって、アプリケーションが想定された通りに稼働しているか確認する事ができます。 あるユーザー・アプリケーションが、あるキューからデータを取得して来ないが、現在、キュー にアクセスしているか確認したい時などに、TEP Clientから現在の状況を確認できます。 ▪この章では、以下の機能について実例を用いてご紹介しています。 キューマネージャー・キューに接続しているアプリケーションを調べる。 あるアプリケーションが、どのようなMQオブジェクト(キューマネージャーやキューなどのMQのリ ソース)にアクセスしているか調べる
  • 49. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation50 MQオブジェクトへのアプリケーションの接続の状況を見る ▪ アプリケーション接続状況として以下の様な情報がTEP(Tivoli Enterprise Portal)クラ イアントから見る事ができます  キューマネージャーに接続するアプリケーションを一覧表示する、ワークスペース「アプリケーショ ン接続」が提供されています。  「アプリケーション接続」ワークスペースに表示される接続アプリケーションのリストから、任意のア プリケーションが接続しているMQオブジェクトを表示させる事ができます。  ひとつのアプリケーションから複数の接続がある場合でも、MQオブジェクトへの全ての接続が表 示できます。  接続しているアプリケーションの接続ID、アプリケーション名(プラットフォーム依存)、UOW(※)情 報、接続オプション、オープンのオプション等、詳細な情報がTEP(ポータル・クライアント)より、マ ウス操作だけで確認できます。 ※UOW(Unit of Work) データ間の整合性を保つためにグループ化された処理単位。トランザクション。 あるアプリケーションが接続しているMQオブジェクトの一覧の表示例
  • 50. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation51 アプリケーション接続の表示 – 想定される使用例 ▪ メンテナンス等で、キューマネージャを停止させる必要があり、キューマネージャに接続しているアプ リケーションが無いか確認する必要がある。 ▪ パフォーマンスの問題等の分析のため、WebSphere MQを利用しているアプリケーションの状態を 確認したい。  アプリケーションが使用している接続のオプション  アプリケーションが、幾つのMQオブジェクトをオープンしているか  オープン・オプション – インプット/アウトプット、共有/排他、オープンにバインド/非固定 等。  作業中のUOWが存在するかどうか、またUOWのタイプ ▪ UOW情報は、UOWが開始した時間を含みます。これは、ログファイルを一杯にしたり、アプリケー ション問題の兆候があるかもしれない長期稼働しているトランザクションを識別するのに役立ちます。 キューマネージャに接続するアプリケーションと、その詳細情報の表示例
  • 51. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation52 使用例 - キュー・マネージャーに接続しているアプリケーションを調べる(1) ②「アプリケーションの接続」を選 択します ①「キュー・マネージャーの状況」ノ ードを選択します。
  • 52. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation53 使用例 - キュー・マネージャーに接続しているアプリケーションを調べる(2) ③現在、キューマネージャーに接続しているアプリ ケーションの一覧が表示されます。 このキューマネージャーに接続しているプ ロセス名が表示されています。
  • 53. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation54 ②「リンク先」から「接続オブジェクト」を選択しま す。 使用例 - アプリケーションが接続しているMQオブジェクトを調べる(1) ①kmqagent_W1_QMGR2.exe と表示されている行を選択 さらに、特定のプロセスがどのMQオブジェクトと つながっているか、情報をさらに細かく参照する 事が可能です。 リンクアイコ ンをクリック して、同様の リンクメ ニューを出 すこともでき ます。
  • 54. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation55 ③あるアプリケーション(この例では、ITM MQ Agent)が、接続しているMQオブジェクト名の一覧 が参照できます 接続しているオ ブジェクトのタイ プ等も簡単にわ かります。 接続のコネクションID(キュー・マネージャーがコネクション毎に生成するユニークな24byteのID)も表示されます。 使用例 - アプリケーションが接続しているMQオブジェクトを調べる(2)
  • 55. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation56 特徴と機能ピックアップ 1.各種構成情報の確認機能 2.MQイベント監視 3.キューマネージャーの状況監視 4.リスナーの状況監視 5.キューの状況監視 6.アプリケーション接続状況の表示 7.会計(アカウンティング)&統計情報
  • 56. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation57 会計(アカウンティング)&統計情報 ▪この章では、OMEGAMON XE for Messaging V6.0 : MQ Agentが収集し、TEP Client上 に表示する事のできる会計(アカウンティング)・統計情報について、幾つかの標準ワークス ペースの画面キャプチャー等を使ってご紹介しています。 ▪会計・統計情報は、WebSphere MQ 側で、情報を生成する様に設定が必用です。 ▪会計・統計情報を、ヒストリカルデータとして収集する事で、例えばキューの使用率の傾向を 把握し、パフォーマンスに問題が発生していないか調査を行う事ができます。
  • 57. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation58 WebSphere MQ会計(アカウンティング)&統計情報とは(1) 種別 説明 MQI会計 アプリケーションがMQCONN~MQDISCまでに発行したMQIコールの種類/回数、他 キュー会計 アプリケーションがMQCONN~MQDISCまでに個々のキューにPUT/GETした回数/総 バイト数、他 MQI統計 計測インターバル内にキュー・マネージャー全体で発行されたMQIコールの種類/回数、 他 キュー統計 計測インターバル内に個々のキューで発生したメッセージ滞留数(最小/最大)、滞留時間 の平均、他 チャネル統計 計測インターバル内に個々のチャネルが転送したメッセージ数/総バイト数、1バッチの平 均メッセージ数、他 •会計(アカウンティング)情報 •MQCONN~MQDISCまでの間に発生したアクティビティの情報 •統計情報 •ある計測インターバルでのアクティビィティの情報 <参考> WebSphere MQ V6.0会計・統計レポート(UNIX, Windows, iSeries) ISE WebSphere MQ V6.0アップデート・ワークショップ資料より
  • 58. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation59 ▪ 会計・統計情報の出力 デフォルト設定では、会計・統計情報は生成されていません •会計・統計情報はデフォルトでは有効になっていないため、OMEGAMON XE:MQ Agent で会計・統計情報を取得するには、WebSphere MQ側で、この機能を有効化す る必要があります。 会計・統計情報はMQメッセージとしてシステム・キューに配信 •会計情報 → SYSTEM.ADMIN.ACCOUNTING.QUEUE •統計情報→ SYSTEM.ADMIN.STATISTICS.QUEUE 配信された会計・統計メッセージを処理するプログラムが必要です。 •OMEGAMON XE for Messaging V6.0 MQ Monitoring エージェントが会計・統計メッ セージを処理します。 WebSphere MQ会計(アカウンティング)&統計情報とは(2) 会計情報 統計情報 OMEGAMON XE:MQ Agent SYSTEM.ADMIN.ACCOUNTING.QUEUE SYSTEM.ADMIN.STATISTICS.QUEUE TEMS TEPS TEPクライアント
  • 59. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation60 統計・会計情報の設定 統計・会計情報を監視するた めには、WebSphere MQ側 で設定を有効にする必用が あります。 必用な情報の生成を有効にします。 WebSphere MQ WebSphere MQ V6.0 エクスプローラー
  • 60. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation61 OMEGAMON XE for Messaging MQ Agent 会計・統計情報 ▪ WebSphere MQ V6.0の統計・会計機能に対応 ▪ WebSphere MQ側で設定を有効にする必要があります。 ▪ アプリケーションによって実行されるMQIコールの種類/回数等の情報を表示 ▪ 個々のキューのレベルでの情報だけでなく、キューマネージャー・レベル、アプリケーション 接続レベルでも情報を表示できます。 ▪ 取得できる情報には以下の様なものがあります  接続が確立した時間  どのようにアプリケーションが切断したか(もし接続が終了している場合)  アカウンティングの間隔(開始と終了日時)  アプリケーションのプロセス情報 – 名前、プロセスID、スレッドID  Open, Close, Get, Put 等の レートや、カウント数。  Put, Get, Browse オペレーションのバイト数
  • 61. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation62 ▪ アプリケーション毎の会計・統計の情報を提供するために、「アプリケーション・ア カウンティング」ワークスペースが提供されています。 ▪ 「アプリケーション・アカウンティング」ワークスペースに表示されるアプリケーショ ン接続の各行は、リンク先として以下のワークスペースにリンクしています。  「MQI呼び出し統計の詳細」 - キュー、チャネル、リスナー、プロセス等のオブジェクト、オープン/クロー ズのカウントやレート等の、選択したインターバルでの様々な呼び出しに関するオブジェクトの操作につ いての詳細  「MQIメッセージ統計の詳細」 - PUT/GET/BROWSE と言った、メッセージオペレーションの情報や、 永続メッセージ、非永続メッセージのレートやカウント  「最近のアプリケーション・アカウンティング」  「ヒストリカルなアプリケーション・アカウンティング」  「キュー・アカウンティング」 – アプリケーション接続、キューに関する。 それぞれのキューに関する open/close ,put/get カウントやレート。PUT/GETされた最小/最大/平均のメッセージ・サイズ。メッセー ジがキューに滞留?した最小/最大/平均の時間。 「アプリケーション・アカウンティング」ワークスペース (non z/OS only) 接続しているアプリケーション このアプリケーションの各種アカウンティン グ・データを表示させるためのワークスペー スへのリンク
  • 62. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation63 会計情報表示例 - 「アプリケーション・アカウンティング 」ワークスペース (non Z/OS only) ①リストされているアプリケー ションを選択して、リンクボタン を右クリックすると、各種統計・ 会計情報ワークスペースへの リンクが表示されます。 「キュー・アカウンティング」ワークスペース ②アプリーションという切り口で、 キューに関する会計情報が参 照可能です。 アプリケーション 名
  • 63. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation64 統計情報表示例 – 「MQI統計」ワークスペース キューマネージャ単位での、接続数 や取得バイト数/秒等の統計情報が 参照可能です。 キューマネージャ名 統計の開始と終了日時
  • 64. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation65 統計情報表示例 – 「MQキュー統計」ワークスペース キューの名前 統計の開始と終了日時 各キュー毎の統計情報が参 照できます。 キュー単位での、現在のキュー内の 項目数などの各種統計情報が参照 可能です。
  • 65. IBM Software Group | Tivoli software © 2006 IBM Corporation66 統計情報表示例 – 「最近のキュー統計」ワークスペース キューの使用率 時間 キューの使用率が時間軸で 参照できます。 「最近のキュー統計」は、ヒストリカルデータの収集を設定しなくても時系列で参照可能です。(但し、表示例の様に直近のデータに限定されます)