JavaScriptって美味しいの?の私を、
プログラミングの深淵をうかがい知るところまで
連れて⾏ってくれた、ふりかえりの⼒
紺野 繁夫
こんな⼈が話します
• 紺野繁夫といいます
• ふだんはアジャイルコーチをやっています
• AWSの勉強もはじめました。
最近は統計&機械学習、フロントエンドとテストにも興味あり
(⼀緒に学んでくれる⼈、募集中です)
• aroud83というチームでラジオをやってます
https://open.spotify.com/show/
1rIQONU0irej657dhTs6eT?si=90
8361797bc34f6a
https://www.facebook.com/shigeo.konno
効能
• Target Audience
⾃⾝の⾃⼰研鑽(技術習得とか)にもふりかえりを
応⽤してみたい⼈
• Learning outcome
今から始められる、⾃⼰研鑽のための記録のとり⽅と
ふりかえりのリズムの作り⽅、の⼀例が学べます
ところで、なにかを⾃分で学ぶときに、
記録とか、ふりかえりって意識します?
• 気が向いたら記録するけど、作業に集中すると忘れてしまう
• やったことやできたことは書くけど、途中経過は記録しないかも
• 不定期にはふりかえるけど、リズムは意識しないかな
• ふりかえりは、なんとなくやったことを思い出す感じで終わってしまう
上は全部、この活動を始める前の⾃分です。
でも、この活動を通じて、ちょっと⾒えたことがあるので
皆さんの役に⽴てば、と思って共有していきます!
その前に、
ちょっとだけ背景を補⾜
なんで、急にプログラミングを学び始めたのか?
もっと現場の⾔葉で話したい!!
と、思ったのがきっかけです
プルリクを⼩さく分割して、
ネックを分散しよう!!
早めに対応できるものは選別して早期対応
担当割当も⼯夫しよう!!
よし、ネックが分散した!!
プルリクを⼯夫したり意識して分割しないといけないって、
そもそもが、機能が⼤きかったり、依存関係が複雑になってないかな。。。
プルリクが⼤きいってことは、コミットも⼤きくなってる?
あれ、ペアプロってうまく機能している?
そもそもが、バックログに対してプルリクは適切になっている??
真因まで伝えきるだけの⾔葉がないなぁ、、真に寄り添えている気がしない。。
プルリクがスプリントの最後の⽅に
固まる傾向があるのをなんとかしたいなぁ
そこで、
現場と同じことを体験してみました!!
• やったこと
• 現役プログラマーの助けをかりてみた(さとりゅーさんに教えを請うた)
• 実際にサービスを作ってみた
• 愚直に作業記録をとって定期的にふりかえりを実施してみた
• 起こったこと
• ⾃分が想像もしていなかったレベルで学びを積み上げられた
• わかったこと
• やっぱり、開発たのしい!!
• 作業記録は重要だけど⾯倒くさい、記録のとり⽅に⼯夫が必要
• 記録があると、それをもとにふりかえりの⼯夫が⽣まれて、学びが進む
はじめてのアドバイスは
「作業記録を残そう」だった!!
正直、どこから始めればいいかわかんないです。。
「楽しさ」が続くところから始めましょう!
プログラムで解決したい⾝近な課題でいいと思います!
妄想を広げてくれるワードクラウドがほしいです
テーマはそれで!
それとやった作業を記録しておきましょう。
どこで間違ったかを、ふりかえることができるので!
エンジニアリング⽇誌と⾔って、達⼈プログラマーの中でも
紹介されてますし、僕も書いてます!
エンジニアリング⽇誌とは??
エンジニアリング⽇誌とは、
作業内容や学んだこと、アイディアの概略、各種の計測器から読み取った内容など、
基本的に仕事に関係があることを記録する⽇誌です
(達⼈プログラマー p128)
「ゴムのアヒルちゃん」とよく似た⼒を発揮します。
何かを書き留めるためにやりかけの作業を⽌めると、
あなたの脳は誰かに話しかける時と同様のギアシフトが起こります
このタイミングがふりかえりのチャンスとなります
(達⼈プログラマー p129)
※本書ではWikiとかじゃなく⼿書きでと書いてますが、今回はそこは保留にしています
エンジニアリング⽇誌(今の姿)
実施した作業と
起こった事象を記録
記録時に⾃分で
気がついたことが
あれば追記
さとりゅーさんからの
フィードバックを追記
続けるために、
「楽に」記録して、
「楽に」⾒返すことができるツールを探した
デイリーでWikiページを
作成して記録を付けるも、
アクセスが⾯倒で記録が
抜け落ち、⾒返すことも
なく記録が塩漬けになり、
中断。
タスクごとに作業⽇誌を
つけるように⼯夫。記録
は楽だが、時系列で⾒か
えすことが⼿間で、作業
の関連性がわかりにくく
なり中断。
トピックごとにスレッド
を作成して記録。アクセ
スも楽、時系列でのふり
かえりも可能だが、ス
レッドが流れて⾒返す⼿
間がかかってしまい中断
⾏き着いた先は、
アクセス:
ウェブリンクからアクセス可能。ストレ
スフリー。ブラウザで開きっぱなしにし
ておけば、逐次書き込み可能。
編集:
ノート形式なので、時系列に記載可能。
ページ間で相互リンクを貼れるので、
ページの分割、紐付け、等編集の⾃由度
が⾼い。画像の貼り付けも可、コードの
記載も可。
検索性:
キーワードで全ページ⼀括検索してくれ
るので、検索性にも優れている
とはいえ、書きもらすので、もうひと⼯夫
「楽に」記録して、「楽に」⾒返す環境は
整ったが、記録できるかどうかは別の話
そこで、ポモドーロを応⽤した
Apple watchのアプリで、25分間の作業ご
とに5分間アラートを起こして、作業記録
の時間を確保したら⾰命が起きた。これに
よって、分単位の⾃分の作業記録を取れる
ようになった。
変化点としては、分単位なので、作業結果
ではなく、作業内容が記載される割合が⾼
くなった。
結果、意図せず、
25分毎にふりかえりをしている状態ができた
https://speakerdeck.com/moriyuya/shin-hypothesis-testing?slide=134
25分ごとに俯瞰して作業内容と結果事象を記
録することで、作業間のつながり、各作業の意
味合いについての気づきも合わせて記録。
YOWのフレームを意識することで、課題の仮
説⽴案と検証を意識、次の25分で改善にトラ
イする流れができた。
記録をもとに、現役プログラマ(さとりゅーさ
ん)との違いを分単位の作業精度で⽐較可能に、
課題発⾒の精度がバク上がり!
現状は、記録にも慣れてきたので逐次記載、
25分ごとにふりかえる流れに定着
仮説検証のYOW
Y:やったこと
O:起きたこと
W:分かったこと
1⽇毎のふりかえりでは
「デイリーヒット」で技の定着を意識
記録が蓄積するにつれ、1⽇の作業内容を何度
か俯瞰して確認する習慣が芽⽣えた
「これはできた」というデイリーヒット探して、
意識的に定着させるようにすることで、できる
ことを増やす
ふりかえって、理解が浅かったと感じるところ
はチェックして、後で調べる!
何もやっていない場合、記録が空⽩になるのが
嫌なので、30分くらいの作業をやってみること
で、継続を促す効果もあった
この⽇のデイリーヒットは、
Saasとインフラのリポジトリ
構成について整理してみたこと。
意識することで、記憶に定着し
やすくなる気がする。
1週間毎のふりかえりでは
圧倒的な作業量から⾃⾝の成⻑を感じる
ウィークリーは可能性を感じてい
るが、効能を明⾔できるほど回数
をこなせていない
1週間を通じると、結構な記録量
になるので、純粋に成⻑と達成感
を感じることができる。
また、気がついたらできるように
なっていることも⾒つかる
意図せずして、作業内容が偏るこ
ともあるので、リバランスを意識
するきっかけにもなる
1週間分の作業記録
1ヶ⽉毎のふりかえりでは
成し遂げた成果を味わう
マンスリーでのふりかえりも可能性を感じているが、
効能を明⾔できるほど回数をこなせていない。
ただ、⽉次で成果が出せているのも事実なので、
今後ブラッシュアップしていきたい
⾃⼰研鑽でやってきた、
記録のとり⽅とふりかえりのリズムの作り⽅
• ScrapBox&ポモドーロテクニックで、分単位の作業記録を残す
• 25分毎に、YOWを⽤いて作業の意味を深堀る
• 1⽇毎に、デイリーヒットを⾒つけて、技の定着を意識
• 1週間毎に、圧倒的な作業量から⾃⾝の成⻑を感じる
• 1ヶ⽉毎に、成し遂げた成果を味わう
記録を残せたことで、ふりかえりの⼯夫が始まっている!
重要なのは、「楽に」記録を残す⼯夫
それで、
そもそもの悩みは解消できたのか?
現場の⾔葉って何??
エンジニアが⽇々の作業の中で課題を
解決するために使う⾔葉
とすると、
エンジニアリング⽇誌に記録してきた
作業記録と同じでは??
つまりは、⾃⾝の技術知識獲得のため
の試⾏錯誤が、いつのまにか、現場の
⾔葉を獲得することに繋がってい
た!!
作業記録は
現場の⾔葉と同じ!!
今後の展開!!
これは、まさか!!
フラクタルスプリントに通じるのでは?
https://kyon-mm.hatenablog.com/entry/2019/09/11/083000
• ScrapBox&ポモドーロテクニックで、
分単位の作業記録を残す
• 25分毎に、YOWを⽤いて作業の意味を深堀る
• 1⽇毎に、デイリーヒットを⾒つけて、
技の定着を意識
• 1週間毎に、圧倒的な作業量から
⾃⾝の成⻑を感じる
• 1ヶ⽉毎に、成し遂げた成果を味わう
もっと知りたい!!
47機関含めた、魅⼒的なメンバを
もっと⾝近に観察するために、Deloitteにジョインしました!
そして、Deloitteでは仲間を募集中です!!
https://speakerdeck.com/kyonmm/unlearn-agile?slide=13
そして、さとりゅーさんと学びたい⽅は!
おわりです
聞きに来てくれて、ありがとうございました!!

2022ふりかえりカンファレンス.pdf