参考資料
- 2. 本日の内容
1.種子発芽とは
2.休眠打破と発芽誘導
3.環境条件・内性物質の影響
発芽と光
発芽と酸素
発芽と化学物質
発芽とジベレリン
発芽とアブシジン酸
- 8. 2.種子休眠と発芽誘導
物理的休眠
吸水
不透水性の種皮
発芽誘導
幼根の伸長
種皮による吸水の妨害
剥皮、乾熱、酸など
双子葉植物の種子の断面模式図
a:種皮 - b:胚乳 - c:子葉 - d:胚軸
- 20. セリの発芽率向上に向けて
種皮の処理 温度管理
・硫酸処理 ・低温処理
・種皮の洗い方(もみ洗いなど) ・恒温、変温
・磨傷処理
光照射
薬剤・ホルモン処理
・ジベレリン
・エチレン
・チオ尿素 以上です。
・硝酸塩
- 23. 3.発芽誘導
発芽と光
暗発芽種子の多く
Prとして作られたフィトクロムが種子の成熟する過程や
貯蔵期間にPfrに変化するものがあって、この場合には
暗黒でも容易に発芽
フィトクロムが関与しない暗発芽種子
(エンドウ、インゲンマメ、トウモロコシなど)
光とは無関係に植え付けられる便利な形質をもつものを
選抜してきた結果?
Pfrが発芽を抑えている場合
発芽を引き起こすフィトクロムと抑制するフィトクロムが、互い
に働きあって最も適した光環境で発芽するように適応?
- 29. 3.発芽誘導
発芽とジベレリン
発芽
胚が成長→胚乳・種皮を突き破る
幼根突出部分の
ジベレリン 胚乳の細胞壁
(ガラクトマンナン)
βマンナナーゼ
- 30. 2.種子休眠
形態的休眠
胚が未発達、もしくは未分化
幼根が認められるまでに時間が掛かる
形態的休眠に分類される植物はあまり多くないため割愛