Oracle GoldenGate Studio R12.2.1.1 セットアップガイド

Copyright © 2016, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. |
Oracle GoldenGate Studio 12.2
セットアップガイド for R12.2.1.1
ver.1.0
2016年9月
日本オラクル株式会社
クラウド＆テクノロジー事業統括

Safe Harbor Statement
The following is intended to outline our general product direction. It is intended for
information purposes only, and may not be incorporated into any contract. It is not a
commitment to deliver any material, code, or functionality, and should not be relied upon
in making purchasing decisions. The development, release, and timing of any features or
functionality described for Oracle’s products remains at the sole discretion of Oracle.
2

はじめに
• 本資料では、Oracle GoldenGate Studio R12.2.1.1 の環境構築から
動作確認までの一連の手順について説明します。
• 本資料は製品マニュアルを補足する資料です。
手順の一例としてご活用ください。
– Fusion Middleware Installing Oracle GoldenGate Studio
• http://docs.oracle.com/goldengate/s1221/gg-studio/INGGT/toc.htm
3

本ドキュメントの流れ
• 本ドキュメントは下記の流れで、Oracle GoldenGate Studio のセットアップ
方法を説明します。
– 1章：前提知識
– 2章：環境準備
– 3章：GoldenGate Studioのインストール
– 4章：GoldenGate Studioの設定
– 5章：GoldenGate Studioのアンインストール
– 6章：参考情報
4

Agenda
前提知識
事前の環境準備（メディアの用意）
Oracle GoldenGate Studioのインストール
Oracle GoldenGate Studioの設定
Oracle GoldenGate Studioのアンインストール
参考情報
5
1
2
3
4
5
6

Agenda
前提知識
参考情報
6
1
2
3
4
5
6

Oracle GoldenGate関連ツールの歴史
Nov
R12.2
Oracle GoldenGate
2012 2013 2014 2015 20162009 2010 2011
Oct
R10.4
Aug
R11.1.1
Feb
R11.2.1
Sep
R12.1.2.0
May
R12.1.2.1
Director
Monitor
EM Plug-inMay
R12.1.0.1
Sep
R12.1.0.2
StudioNEW
Nov
R12.1.2
Oct
R2.x
Sep
R11.1.1
Jul
R11.2.1
Jun
R12.1.3
Apr
R11.1.1
ManagementPack
構築用
(レガシー)
監視用
EM統合
監視
＊FM統合、管理機能追加
＊管理機能追加
＊監視のみ
＊監視のみ
＊マルチバイト対応
＊R11.1のBundled Patch
Jun
R11.2.1
2017
Jan
R12.2
Jun
R12.2
構築用
(次世代)
FoundationSuite
Veridata
NEW
データ
比較
・Dec 2012
R11.2
・Jun 2014
R12.1.3
・Oct 2015
R12.2.1
・Oct 2009
R3.x

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GoldenGate Studio概要
• GoldenGate Studioとは？
– GoldenGateによるレプリケーション環境をGUI
で容易に構築するための製品
– 各種ウィザードにより容易にベストプラクティス
に基づいたレプリケーション構成を自動作成
– レプリケーションフローやマッピング・競合検
知・フィルタ設定などがGUIで容易に把握可能
– 各環境へ1クリックでデプロイ＆再デプロイ
– 変化するビジネスニーズに応じて、容易に構
成を変更
– 全ての変更履歴をリポジトリに安全に保管
• 既存GoldenGateユーザ様がGoldenGate
Studioを導入するメリット
– デザインやデプロイに関わる作業時間を削減
– 従来手動で行っていた作業を、ウィザードや自動
マッピング機能などにより一部自動化
– 個々の環境で設定を確認する必要がなくなり、レ
プリケーション環境の全体構成を可視化し、
Studioから全ての環境の設定を行うことが可能
– 論理デザインと物理デザインが分離できるので、
GoldenGateの詳細を知らない方でも論理デザイ
ンを作成可能
＊GoldenGate Studio を使用する場合は、別途GoldenGate Foundation Suite ライセンスが必要です。

GoldenGate Studioの特徴① デザインの再利用性
9
論理デザインと物理デザインの分離
Design
One Click Deploy
Deploy
開発、テスト、本番

• 柔軟なレプリケーション構成 • 多様なプロセスの配置
– 例：基本的な構成（ソースとターゲットに配置）
– 例：ソースに負荷をかけないリモート構成
– 例：中間サーバを置く構成
GoldenGate Studioの特徴②柔軟な構成に対応
1：1のレプリケーションだけではなく、多様な構成に対応
一方向
双方向
ハブ＆スポーク
ソース、
ターゲット
（デフォルト）
GG GG
ターゲットのみ
（リモートソース）
GG
ソース、
ハブ、
ターゲット
GG GG GG
＊最初にこれらの構成を選択後、追加・変更が可能

GoldenGate Studioのアーキテクチャ
11
デプロイ ./dirtmp バックアップディレ
クトリ
./dirprm 設定ファイル用ディ
レクトリ
./diroby コマンドファイル用
ディレクトリ
GLOBALS Globalファイルパラ
メータ
ggsci 表ロギングの追加
Capture/Pump/Repl
icat/初期ロードの
起動・停止
監視（簡易版）
Oracle
GoldenGate
Studio
12.2.1.1
(Java)
メトリック
(REST via OGG Manager Port)
OGG Studio
リポジトリ
(Oracle only)
Monitor Agent
12.2.1
GoldenGate
12.2.0
アクセスするGoldenGateコンポーネント

Agenda
前提知識
参考情報
12
1
2
3
4
5
6

本資料の環境情報
• 本資料で構築する環境は以下を使用しています。
• Oracle Linux Server Release 6.7 (64bit)
• JDK
• Oracle GoldenGate Studio R12.2.1.1.0
– 本資料では、Studioは専用のサーバにインストールします。
• Oracle GoldenGate Monitor Agent R12.2.1.0.0
– GoldenGateからの情報取得用のAgentとして必要です。
• Oracle Database 12.1.0.2.0
– 既に2台のサーバにソース用、ターゲット用のデータベースとしてOracle Database が用意されているものとします。
– リポジトリデータベースとして、Oracle Databaseが用意されているものとします。
• Oracle GoldenGate R12.2.0.1.0
– 既に上記の2台のデータベース・サーバにGoldenGateがインストールされているものとします。
– インストールされた直後の状態（Managerのみ起動している状態）を想定しています。
13
Studio ホストA
ホストB
GoldenGate
Monitor Agent
GoldenGate
Monitor Agentリポジトリ
Oracle Database
OracleDB
OracleDB
GoldenGate
Studio
GoldenGate
GoldenGate

• 事前にGoldenGate Studioやリポジトリをインス
トールするOSやJavaバージョンがCertifyされて
いるか、下記のCertification Matrixからご確認
下さい。
– http://www.oracle.com/technetwork/middleware/fusio
n-middleware/documentation/fmw-122110certmatrix-
3050412.xlsx
– この資料はマニュアルと異なり、新しいCertifyがあった
場合などに、随時更新されます。
• Clientタブ：Studio システム要件
– Product Offering列で「Studio」を探します。
– Studioをインストールする予定のOSやJDKが要
件に当てはまっているか確認します。
• Databaseタブ：リポジトリ要件
• （GoldenGate Databaseタブではありません）
– Product Offering列で「Studio」を探します。
– Type of Use列=“Target DB for RCU”：Studioのリ
ポジトリをインストールする予定のデータベー
スやJDBCの要件を確認します。
– Type of Use列=“Source/Target”：Studioのソー
ス・ターゲットDBの要件を確認します。
Confidential – Oracle Internal/Restricted/Highly Restricted 14
要件の確認① Certify情報の確認

要件の確認② Fusion Middlewareのシステム要件の確認
• システム要件の確認
– Fusion MiddlewareはGoldenGate Studioを含むOracleミドルウェア製品の総称です。Fusion
Middlewareのマニュアルでシステム要件をご確認ください。
• http://docs.oracle.com/cd/E23104_01/sysreqs1221/sysrs.htm
– プロセッサ要件
– JDK要件
– メモリ・ディスク容量要件
– 製品固有のメモリ・ディスク容量要件
• Oracle Universal Installer Requirements（Studioのインストール時に使用）
• Repository Creation Utility

要件の確認③ 関連製品との互換性の確認
• 互換性の確認
– 2.10 Oracle GoldenGate Studio Interoperability with Other Fusion Middleware Products
• http://docs.oracle.com/middleware/1221/core/INTOP/interop_12c.htm#A1006528689
– Studioと互換性のあるGoldenGate及びGoldenGate Monitoring Agentのバージョン
が記載されています。

2. アカウント情報を入力し、サインインボタ
ンをクリックします。
メディアのダウンロード（1/3）
1. Oracle Software Delivery Cloudにサイ
ンインします。
17
http://edelivery.oracle.com

4. 「Oracle GoldenGate Studio(12.2.1.1.0)」を
選択し「続行」を押します。
3. 「製品」で、「Oracle GoldenGate
Foundation Suite」とプラットフォームを
選択して、「続行」を押します。
18

5. 「オラクル標準の条件及び規制」のライ
センス契約を読み、受諾する場合は
チェックして「続行」ボタンを押します。
19
6.「すべてダウンロード」をクリックして、3つ
のファイルをダウンロードします。

Agenda
前提知識
Oracle Database Studioの設定
参考情報
20
1
2
3
4
5
6

JDKのインストール
• JDK 1.8（JDK 1.8.0_77以上、本例ではJDK 1.8.0_77 ）をインストールします。
– 事前に取得したJDK（ jdk-8u77-linux-x64.tar.gz ）をインストール
• # gunzip jdk-8u77-linux-x64.tar.gz
• # tar -xvf jdk-8u77-linux-x64.tar -C /usr/java/
– インストール後、環境変数（JAVA_HOMEとPATH）を設定
• export JAVA_HOME=/usr/java/jdk1.8.0_77
• export PATH=$JAVA_HOME/bin:$JAVA_HOME/jre/bin:$PATH
21
OGG Studio
用マシン

Oracle GoldenGate Studioのインストール（1/5）
1. 事前にインストール用ディレクトリを作
成しておきます。また、メディア・パック
を解凍し、インストーラを起動します。
• GoldenGate Studioをサーバにインス
トールします。
– リポジトリ用のDBは既に用意されているも
のとします。
22
OGG Studio
用マシン
$mkdir -p /u01/app/Middleware/studio12c
$ unzip V262060-01.zip
$ java -jar fmw_12.2.1.1.0_oggstudio.jar
Studio ホストA
ホストB
GoldenGate
Monitor Agent
GoldenGate
Oracle Database
OracleDB
OracleDB
GoldenGate
Studio
GoldenGate
GoldenGate

23
2. ようこそ画面で「次」をクリックします。 3. 自動更新画面で、必要なオプションを
選択し、「次へ」をクリックします。（本
例では「自動更新をスキップ」を選択）
OGG Studio
用マシン

24
4. インストール場所画面でインストールす
る場所を入力し、「次」をクリックします。
5. インストール・タイプ画面で、「完全イン
ストール」をチェックされているのを確
認して、「次」をクリックします。
OGG Studio
用マシン

25
6. 前提条件のチェック画面で、すべての
条件を満たすことを確認し、「次」ボタン
をクリックします。
7. インストール・サマリー画面で、インス
トール内容を確認の上、「インストール」
ボタンをクリックします。
OGG Studio
用マシン

8. インストールの進行状況画面で、イン
ストール完了したことを確認し、「次」を
クリックします。
9. インストール完了画面で、内容を確認
の上、「終了」をクリックします。
26
OGG Studio
用マシン

1. OGG Studio用マシン上で下記を実行
します。
– RCUプログラムを起動します。
• cd
/u01/app/Middleware/studio12c/ora
cle_common/bin/
• $ ./rcu
2. ようこそ画面で、「次」をクリックします。
27
RCUによるリポジトリスキーマの作成（1/5）
OGG Studio
用マシン

3. リポジトリの作成画面で「システム・
ロードおよび製品ロード」を選択し、
「次」をクリックします。
28
4. データベース接続の詳細に必要な情報
を記入し、「次」をクリックします。前提条
件確認画面では「OK」を押します。
OGG Studio
用マシン
* 必ずSysdba権限のあるユーザを指定してください。

5. コンポーネントの選択画面で「Oracle
GoldenGate」を選択し、「次」をクリック
します。確認画面で「OK」を押します。
29
6. スキーマ・パスワード画面で作成する
スキーマのパスワードを入力し、「次」
OGG Studio
用マシン

7. カスタム変数画面でパスワードを入力
し、「次」をクリックします。
30
8. 表領域のマップ画面で内容を確認し、「次」
OGG Studio
用マシン

9. サマリー画面で内容を確認の上、「作
成」をクリックします。
31
10.完了サマリー画面で内容を確認の上、
OGG Studio
用マシン

Oracle GoldenGate Monitor Agentのインストール（1/8）
※このバージョンはAgentを含んでいないため、
別途OGG Monitor Agentをダウンロードする
必要です。
ダウンロードするのは、同じく
edelivery.oracle.comから取得します。
• GoldenGate と接続するために
GoldenGate Monitor Agentを同じサー
バにインストールします。
• 本例では、ホストAとホストBにて既に
Oracle GoldenGateがインストール済み
であることを前提とします。
32
GoldenGate
配置サーバ
Studio用マシンホストA
ホストB
GoldenGate
Monitor Agent
GoldenGate
Oracle Database
OracleDB
OracleDB
GoldenGate
Studio
GoldenGate
GoldenGate

• 「製品」で、「Oracle Management
Pack for Oracle GoldenGate (Cloud
Control, Oracle Enterprise Manager
Cloud Control)」とプラットフォーム
を選択して、「続行」を押します。
• 「Oracle GoldenGate Monitor
(12.2.1.0.0)」を選択し「続行」を押し
ます
GoldenGate
配置サーバ

• 「オラクル標準の条件及び規制」の
ライセンス契約を読み、受諾する
場合はチェックして「続行」ボタンを
押します。
• 「すべてダウンロード」をクリックし
て、3つのファイルをダウンロードし
ます。
GoldenGate
配置サーバ

• ファイルV78177-01.zipをダウン
ロードします。
• メディア・パックを解凍し、インス
トーラを起動します。
$ mkdir -p /u01/app/Middleware/monagent
$ unzip V78177-01.zip
$ java -jar fmw_12.2.1.0.0_ogg.jar
GoldenGate
配置サーバ

36
2. ようこそ画面で「次」をクリックします。 3. 自動更新画面で、必要なオプションを
選択し「次へ」をクリックします。
（本例では「自動更新をスキップ」を選択します。）
GoldenGate
配置サーバ

37
4. インストール場所画面で、Monitor
Agentをインストールするディレクトリを
入力し、「次」をクリックします。
5. インストール・タイプ画面で、「Oracle
GoldenGate エージェント」選択して、
「次へ」をクリックします。
GoldenGate
配置サーバ

38
6. 前提条件のチェック画面で、すべての
条件を満たすことを確認し、「次」ボタン
7. インストール・サマリー画面で、インス
トール内容を確認の上、「インストール」
ボタンをクリックします。
GoldenGate
配置サーバ

8. インストールの進行状況画面で、イン
ストール完了したことを確認し、「次」を
9. インストール完了画面で、内容を確認
の上、「終了」をクリックします。
39
GoldenGate
配置サーバ

Oracle GoldenGate Monitor Agentのデプロイ（1/3）
1. 下記のコマンドにてインストールした
Monoitor Agentを配置します。
•
• このステップでは、インストールした
Monitor Agentのモジュールから、Agent
のインスタンスを作成します。
• 同じインストールから、複数のMonitorイ
ンスタンスを作成することが可能です。
– 複数のOracle DatabaseやPDBが同じサーバに
ある場合は、異なるデプロイ先ディレクトリを
指定して複数のインスタンスを作成する必要
があります。
40
GoldenGate
配置サーバ
$ cd /u01/app/Middleware/monagent/oggmon/ogg_agent
（Agentインストールディレクトリ/oggmon/ogg_agentに移動）
$ ./createMonitorAgentInstance.sh
Please enter absolute path of Oracle GoldenGate home
directory : /u01/app/ogg1
(GoldenGateがインストールされているディレクトリを指定）
Please enter absolute path of OGG Agent instance :
/u01/app/Middleware/monagent_1
(Agentインスタンスを作成するディレクトリを指定）
Please enter unique name to replace timestamp in
startMonitorAgent script (startMonitorAgentInstance_
20160830165325.sh) : [Enter]
Sucessfully created OGG Agent instance.

3. Walletを作成します。Java Agentのパス
ワードを指定します。
2. 配置ファイル（Config.properties)を更新
します。
– 下記の項目を更新
41
GoldenGate
配置サーバ
$ cd /u01/app/Middleware/monagent_1/cfg
$ vi Config.properties
agent.type.enabled=OEM
jagent.rmi.port=5559
$ cd /u01/app/Middleware/monagent_1/bin
$ ./pw_agent_util.sh -jagentonly
Please create a password for Java Agent:パスワード
Please confirm password for Java Agent:パスワード
8 30, 2016 5:08:49 午後
oracle.security.jps.JpsStartup start
情報: JPSの初期化中です。
8 30, 2016 5:08:50 午後
oracle.security.jps.JpsStartup start
情報: Jpsが開始されました。
Wallet is created successfully.

4. 【GoldenGate本体側の設定】
Datastoreを作成し、とユーザ別名を作
成します。
※OGG Studioは現状「ggalias」という別名を利用するため、
事前に設定しておく必要があります。
5. 【GoldenGate本体側の設定】
Jagentを起動します。
42
GoldenGate
配置サーバ
$ cd /u01/app/ogg1
$ ./ggsci
GGSCI > create datastore
Profile 'Trace' added.
2016-08-30 17:11:10 INFO OGG-06489
Datastore created.
GGSCI > add credentialstore
Credential store created in ./dircrd/.
GGSCI> alter credentialstore add user ggs@orcl
password Welcome1 alias ggalias
Credential store in ./dircrd/ altered.
GGSCI > edit params ./GLOBALS
GGSCI >quit
$ ./ggsci
GGSCI >start mgr
GGSCI >start jagent
GGSCI > info all
Program Status Group Lag at Chkpt Time
Since Chkpt
MANAGER RUNNING
JAGENT RUNNING （起動していることを確認する）
ENABLEMONITORING （追記）

Agenda
前提知識
参考情報
43
1
2
3
4
5
6

1. OGG Studio用マシン上で下記のコマ
ンドを実行してOGG Studio用マシンを
起動します。
2. インポート・プリファレンスの確認画面
で、適切なオプションを選択します。本
例では、最初のインストールなので「い
いえ」をクリックします。
44
Oracle GoldenGate Studio の起動
OGG Studio
用マシン
$ cd
/u01/app/Middleware/studio12c/oggstudio/bin
$ ./oggstudio

リポジトリへの接続（1/3）
45
1. 初期化ページから、「リポジトリへの接
続」をクリックします。
2. 新規ウォレット・パスワード画面で、適
切なオプションを選択して、「OK」をク
リックします。
OGG Studio
Screen

46
4. リポジトリ接続情報画面に、適切な情報
を入力の上、「OK」をクリックします。
OGG Studio
Screen
任意の接続名を定義
RCU作成時に指定したパスワード
RCU作成時に指定したユーザ
RCU作成時に指定したパスワード
3. リポジトリ接続画面で、プラスをクリック
します。

47
5. リポジトリ接続画面で、「OK」をクリックし
ます。
6. 下記のページが表示されたら、リポジ
トリへの接続は完了です。
OGG Studio
Screen

ホストA
ホストB
• 事前に用意してあるデータベース・サー
バを登録します。
• 本資料では、ホストAとホストBのデータ
ベースを登録します。
1. 「新規…」ボタンを押します。
– または「ファイル」→「新規」を押します。
データ・サーバー接続の定義（1/3）
Studio
GoldenGate
Monitor Agent
GoldenGate
Oracle Database
OracleDB
OracleDB
GoldenGate
Studio
GoldenGate
GoldenGate
OGG Studio
Screen

49
2. 新規ギャラリ画面に、「データ・サーバー
接続」を選択し、「OK」をクリックします。
3. ソースDBの接続情報を入力して、「接
続のテスト」をクリックして、成功したら、
「OK」をクリックします。
DBのGGユーザ
OGG Studio
Screen

50
4. 「リソース」ウィンドウにて、定義じたDB
接続が表示されたのを確認します。
5. 同じように「新規」のシンボルをクリック
して、ターゲットDBを定義します。
OGG Studio
Screen

• 事前に用意してあるGoldenGateインスタ
ンスを登録します。
• 本資料では、ホストAとホストBの
GoldenGateインスタンスを登録します。
1. 再び「新規」ボタンを押して、新規ギャ
ラリ画面で「GoldenGateインスタンス接
続」を選択し、「OK」をクリックします。
GoldenGateインスタンス接続の定義（1/2）
ホストA
ホストB
Studio
GoldenGate
Monitor Agent
GoldenGate
Oracle Database
OracleDB
OracleDB
GoldenGate
Studio
GoldenGate
GoldenGate
OGG Studio
Screen

2. ソースGG接続情報を入力して、
「GoldenGateへの接続のテスト」をクリッ
クし、成功したら、「OK」をクリックします。
3. 「リソース」ウィンドウにて、定義じた
OGG接続が表示されたのを確認します。
4. 同じように「新規」のシンボルをクリック
して、ホストBのGoldenGateを定義しま
す。
52
GoldenGateインスタンス接続の定義（2/2）
OGG Studio
Screen
AgentのConfig.propertiesファイルに
← 記載したjagent.usernameパラメータの値
← pw_agent_util.sh で指定したパスワード
← AgentのConfig.propertiesファイルに
記載したjagent.rmi.portの値

前提知識：GoldenGate Studioの用語
• プロジェクト
– GoldenGateレプリケーション・ソリューショ
ンのコンテナ。1つのプロジェクトは複数
のソリューションを含む。
• ソリューション
– GoldenGateでサポートされる論理デザイ
ン（例：一方向、双方向など）
– 1つ以上の物理デザイン（デプロイメント・プロ
ファイル）とマッピング・グループを含む。
• デプロイメント・プロファイル
– レプリケーションの物理的な属性を定義
するもの。（例：GGの配置場所、DBサー
バの属性など）
• マッピング・グループ
53
＊各ウィンドウの配置は自由に変更できます。

前提知識：ソリューション
• ビジネスニーズに合わせて論理デザインを作成
• GoldenGateでサポートされる構成のテンプレートを提供
54
GoldenGateの詳細を知らなくても論理デザインが可能
テンプレートによる迅速なデザイン一方向
双方向
ハブ＆スポーク
論理デザイン
ソリューション・ウィザード

• Capture/Replicatプロセスの配置に関わる8つのテンプレートを提供
ソース、
ハブ
（リモートターゲット）
シングル
ホスト
ソース、
ハブ、
ターゲット
ハブ
ターゲット
ソースのみ
（リモートターゲット）
ハブのみ
（リモートソース、
リモートターゲット）
ソース、
ターゲット
（デフォルト）
ターゲットのみ
前提知識：デプロイメント・プロファイル
55
デプロイメント・プロファイル・ウィザードにより物理デザインを選択
ニーズに応じて様々な構成を選択可能
• ソースやターゲットの上で稼働させるか？
• リモートCaptureやリモートReplicatを使用するか？
• Hubサーバにもプロセスを配置するか？
GG GG
GG
GG
GG
GG GG GG
GG GG
GGGG
GG
物理デザイン
デプロイメント・プロファイル・ウィザード

プロジェクトの作成
56
1. 新規ギャラリ画面で、「プロジェクト」を
選択し、「OK」をクリックします。
2. 新規GoldenGateプロジェクトの画面で、
任意のプロジェクト名を入力して、
「OK」をクリックします。
• 「ソリューション・ウィザードに進む」をチェックし
たままで次に進みます。
OGG Studio
Screen

ソリューションの作成
57
1. 新規GoldenGateソリューションの作成
画面にて、任意のソリューション名を入
力して、「次」をクリックします。
2. 本資料では「一方向」を選択して「終
了」をクリックします。
– 「デプロイメント・プロファイル・ウィザードに
進む」をチェックして次に進みます。
OGG Studio
Screen

デプロイメント・プロファイルの作成（1/2）
58
1. 新規GoldenGateデプロイメント・プロファ
イルの作成画面にて、任意の名前を入
力して、「次」をクリックします。
2. 本資料では、デプロイメント・テンプ
レート画面にて、「ソース、ターゲット」
を選択して、「次」をクリックします。
OGG Studio
Screen

デプロイメント・プロファイルの作成（2/2）
59
3. 物理リソース画面にて、先ほど作成した
ソースとターゲットのDBとGoldenGateへ
の接続を選んで、「次」をクリックします。
4. デプロイメント・オプション画面にて、す
べてのオプションをチェックして、「終
了」をクリックします。
OGG Studio
Screen

マッピング・グループの作成（1/5）
60
• ソースとターゲットの表をマッピングしま
す。ここでは、既に両方のDBに同じ構
造の表が用意されていることとします。
1. 左側のマッピング・グループを右クリック
して、「新規」をクリックします。
2. マッピング・グループのプロパティの定
義画面にて、名前を入力して、「OK」を
OGG Studio
Screen

61
3. 右側のリソースパネルで、「データベー
ス」→「sourceDB」 → 「他のユーザー」
から、レプリケーション対象テーブルを
選びます。
4. 選んだテーブルを真ん中のマッピング
画面のソース側にドラッグ＆ドロップす
ると、マッピング対象になります。
OGG Studio
Screen

62
5. 同じ方法で、ターゲットの対象テーブル
をドラッグして、マッピングのターゲット
対象に追加します。
6. 「自動マップ」をクリックすると、ター
ゲットのマップ元に自動的にソースの
表明が表示されます。
OGG Studio
Screen
＊手動でマッピングすることも可能です。

63
7. マップ元の表名をダブルクリックすると、
テーブルの列が表示されます。
8. 「自動マップ」をクリックすると、マップ
元に自動的に対応する列が表示され
ます。
OGG Studio
Screen
＊手動でマッピングすることも可能です。

64
9. ソリューションパネルのソリューション名
をクリックして、作成したマップを真中の
矢印にトラックします。
10. 保存ボタンをクリックして、マッピング
情報を保存します。
OGG Studio
Screen
黒い点線から、赤い実線の矢印に変わります。

ソリューションのデプロイ
65
1. 左側のソリューションパネルのプロファ
イル名をクリックします。
2. 真中の「デプロイメント・ビュー」の白い
部分で右クリックして、ポップアップメ
ニューの「デプロイ」を選択します。
OGG Studio
Screen

動作確認（1/2）
66
1. 【ソース側】OGGプロセス情報を確認しま
す。全てRUNNINGであれば、各プロセス
は正常にデプロイされ起動しています。
2. 【ターゲット側】OGGプロセス情報を確認
します。全てRUNNINGであれば、各プロ
セスは正常にデプロイされ起動していま
す。
GGSCI > info all
Program Status Group Lag at Chkpt Time Since
Chkpt
MANAGER RUNNING
JAGENT RUNNING
EXTRACT RUNNING C01AA 00:00:09
00:00:06
EXTRACT RUNNING P02#### 00:00:00
00:00:09
EXTRACT RUNNING P02AABB 00:00:00
00:00:06
GGSCI > info all
Program Status Group Lag at Chkpt Time Since
Chkpt
MANAGER RUNNING
JAGENT RUNNING
REPLICAT RUNNING R01BB 00:09:51 00:05:27
GoldenGate
配置サーバ

動作確認（2/2）
67
3. 【ソース側】DBにテストテーブルにデー
タをインサートします。
4. 【ターゲット側】DBのデータ情報を確認し
て反映されていれば成功です。
SQL> insert into demo.sample values(1,'山本');
1行が作成されました。
SQL> commit;
コミットが完了しました。
SQL> select * from demo.sample;
id name
---------- ------------------------------
1 山本
GoldenGate
配置サーバ

Agenda
前提知識
参考情報
68
1
2
3
4
5
6

RCUスキーマの削除(1/5)
69
1. 下記のコマンドでRCUツールを起動しま
す。
2．ようこそ画面で、「次」をクリックします。
OGG Studio
用マシン
$ /u01/app/Middleware/studio12c/oracle_common/bi
n/rcu

70
3. リポジトリの削除を選択し、「次」をクリッ
クします。
4．DBの情報を記入し、「次」をクリックしま
す。
OGG Studio
用マシン

71
5. チェックが終わりましたら、「OK」をクリッ
クします。
6．削除するスキーマを選んで、「次」をク
OGG Studio
用マシン

72
7. チェックが終わりましたら、「OK」をクリッ
クします。
8．サマリー画面で内容を確認の上、「削
除」をクリックします。
OGG Studio
用マシン

73
9．完了サマリー画面ｄ、内容を確認の上、
閉じるをクリックします。
10．RCUスキーマの削除が完了しました。
OGG Studio
用マシン

OGG Studioのアンインストール(1/3)
74
1. 下記のコマンドでアンインストールツー
ルを起動します。
2．ようこそ画面で、「次」をクリックします。
OGG Studio
用マシン
$ /u01/app/Middleware/studio12c/oui/bin/deinstall.sh

75
3．アンインストール・サマリー画面で、内容
を確認の上、「アンインストール」をク
4．アンインストールの進行状況画面で、
OGG Studio
用マシン

76
5. アンインストール完了画面で、「終了」を
6．下記のコマンドでディレクトリを削除しま
す。
7．OGG Studioのアンインストールが完了し
ました。
OGG Studio
用マシン
$ rm -rf /u01/app/Middleware/studio12c

Agenda
前提知識
Oracle Database Studioの動作確認
参考情報
77
1
2
3
4
5
6

参考情報
• GoldenGate Studioのデータシート（英語）
– http://www.oracle.com/technetwork/middleware/goldengate/overview/ds-
oggstudio-12-2-1-0-2868485.pdf
• GoldenGate Studioのマニュアル（英語）
– http://docs.oracle.com/goldengate/s1221/gg-studio/index.html
• GoldenGateの開発者ライセンス用メディアダウンロード
– http://www.oracle.com/technetwork/middleware/goldengate/downloads/index.html
78

Document Control
Author
Oracle Asia Research & Development Center
• 黄明
• 楊帆
Reviewer
日本オラクル株式会社
• 谷川信朗
• 後藤陽介
• 舟橋直美
79
変更履歴
Date Version
2016/9 1.0 Created.

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