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聞き書きからはじめる地域づくり(2013.12.7 聞き書きと市民調査の勉強会「聞いて、記録し、そして活かそう」、奄美大島)
- 29. どう聞くか
基本情報を押さえる
趣旨説明と自己紹介
• 基本情報=正確な氏名、生
年月日、家族構成、住所・
電話番号
• 氏名以外の基本情報は、冒
頭に聞くのではなく、話の
流れの中で聞く、あるい
は、最後に聞く方がよい
• まずは簡単に調査の趣旨説明
と自己紹介をする
• 名刺を渡す
• 趣旨説明をする
受容的に聞く
柔軟に聞く
• リラックスした雰囲気で。
日常会話的に聞く
• 相手の話をすべて受け入れ
る
• 聞き取りは「コミュニケー
ション」であることを忘れ
ずに
• 詰問しない。圧迫的な聞き
方は絶対にしない
• 答えやすい質問を
• あらかじめ用意した質問
項目にこだわらない
• 話の流れを重視する
• 聞き取りの中で新たなポ
イントが出てくることが
ある。それを逃さないよ
うに
• しかし大事な質問項目は
落とさないように
メモを取る
ICレコーダーによる記録をとる
• 最初に「記録のため録音させ
ていただいてよいですか」と
さりげなく了解をとる
• ICレコーダーがちゃんと動い
ているかどうか確認する
• 各自メモ帳を用意してくださ
い
• メモは大事。しかし、メモを
取ることに忙しく下を向きな
がら聞くのは避けるべし。
• メモは、インタビューの間に
適宜ふりかえって次の質問を
考えるために重要。
地図に書き込む
• 地図を用意する
• 地図にいろいろと書き込
んでいく(何がそこに
あったか、そこで何をし
たか、などなど)