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スタートアップにおける技術チームの作り方

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2015年8月21日の勉強会「スタートアップにおける技術チームの作り方」で発表した際の資料です。

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スタートアップにおける技術チームの作り方

  1. 1. スタートアップにおける 技術チームの作り方 株式会社インテリジェンス 大谷 祐司 1 2015/08/21@いいオフィス
  2. 2. 2 ・山口県下関出身の34歳 ・インテリジェンスの新規事業チームの開発責任者。 ・企画、開発、マネジメントまで幅広く担当。 ・最近がGo言語がお気に入り。 ・家では育児をしながら開発してます。 ・Facebookの友達申請は気軽にぜひ! https://www.facebook.com/yuji.otani.16 自己紹介
  3. 3. 3 今日のテーマ
  4. 4. 4 7月にリリースした「MIIDAS」の新規 事業開発チームを例に、どのように 技術チームを作ったかお話しします。
  5. 5. 5 ・スカウト型の転職サービス ・「面接確約オファー」を受けられる ・「年収診断」「転職実績」などのコンテンツ ・Web/アプリで展開 MIIDASの概要
  6. 6. 6 事業企画/営業 :4名 デザイン :1名 フロントエンド :2名 サーバーサイド :6名 スマホアプリ :2名 チームの人員構成
  7. 7. 7 2014年11月 事業化決定 2015年01月 カンパニー発足/採用開始 2015年02月 エンジニア7名を採用完了 2015年03月 本格的な開発開始 2015年07月 リリース リリースまでのフェーズ
  8. 8. チーム作りで最も大切にしていること 組織成果 楽しく働く 挑戦できる
  9. 9. 9 組織成果と技術者の自己実現を、 高いレベルでバランスをとる。 それを実現するためのチーム作りだと 考えています。
  10. 10. チーム作りの4つのプロセス コンセプト 策定 マネジメント 人材採用 技術選定
  11. 11. 11 コンセプト策定 (土台づくり)
  12. 12. 12 コンセプト策定 ・会社でいうところの「企業理念」 ・あらゆる意思決定のベース。 ・どんなチームにしたいのか。 ・何を大切にしていくのか。
  13. 13. 13 MIIDASチームのコンセプト ・エンジニアが「開発を楽める」チーム。 ・挑戦を推奨して失敗を恐れない。 ・新しくて「将来性のある」技術を使う。 ・時間生産性を重視する。 ・「何のためにそれを作るか」を考える。
  14. 14. 14 チームのスローガンとして 技術のインテリジェンスを創る これを打ち出すことにしました。
  15. 15. 15 ・スーツではなく私服。 ・重たいデスクトップよりも身軽なMac。 ・音楽を聴いたり、リラックスして働ける。 ・静かな環境で開発に集中できる。 ・ノウハウをどんどん共有していく。 作りたいエンジニア文化 →モダンなWebエンジニア
  16. 16. 16 開発部屋の風景
  17. 17. 17 ・リリースまではスピード優先。 ・リリース後はクオリティとバランスよく。 ・10時以降の残業は禁止。 ・スケジュールは自分で決める。 ・きちんと意味を理解して開発を行う。 開発チームのルール
  18. 18. 18 ・経営にもきちんと同意を得る。 ・自分が率先してルールを守る。 ・全体に、個別に、同じことを何度も伝える。 ・判断に迷うことがあったら、必ずそこに戻る。 浸透させるポイント
  19. 19. 19 ・コンセプトがチーム作りの基礎になる。 ・どんなチームを作りたいかイメージする。 ・経営を巻き込んで方針を理解してもらう。 ・自分が誰よりもそれを体現する。 「コンセプト策定」まとめ →コンセプト策定はとても重要!
  20. 20. 20 技術選定
  21. 21. 21 技術選定はチームの方向性を示すもの であり、意思をもって決めるものだと 考えています。
  22. 22. 22 技術選定 ・どんなチームにしたいのか。 ・どんな人を採用したいのか。 ・決定に責任を持てるのか。 →チームにとって非常に大きな意思決定。
  23. 23. 23 8割の「普通に仕事ができる」エンジニアよりも、 2割の「技術に熱狂する」エンジニアを採用したい。 挑戦できる環境だということを打ち出したい。 ノウハウをどんどん発信する文化にしたい。 MIIDAS技術選定における軸
  24. 24. 24 MIIDASで採用している技術 OS :CentOS7 Webサーバ :nginx1.9 DB :MariaDB10.0 インフラ管理 :Ansible Web開発言語 :Hack(hhvm3.7) フレームワーク :FuelPHP1.7 バッチ開発言語 :Go言語1.4
  25. 25. 25 MIIDASで採用している技術 インフラ環境 :さくらクラウド バージョン管理 :Git(Gitlab) 運用監視 :Zabbix2.4 デプロイ :Jenkins ファイル共有 :GlusterFS 開発環境 :Docker
  26. 26. 26 ・Go経験者が1名→5名以上に ・社外で4回のGo言語勉強会に登壇 ・Hackが採用時に差別化ポイントになった ・「技術で挑戦して良い」という空気が作れた ・困難への挑戦を楽しめるチームになった 選定して良かったこと
  27. 27. 27 ・技術選定はきちんと意志をもって決める。 ・人材採用においても大きなポイントになる。 ・選定理由を明確にし、説明できるようにする。 ・「開発ツール」以上の意味が技術にはある。 技術選定まとめ →技術選定はとても重要!
  28. 28. 28 人材採用
  29. 29. 29 チーム立ち上げに2ヶ月で7名を採用しました。 その際に取り組んだことを紹介します 採用について
  30. 30. 30 ・露出を増やす ・チームの説明資料をつくる ・人材会社との接点を増やす ・経営と認識を合わせる 採用時に取り組んだ4つのこと
  31. 31. 31 露出を増やす
  32. 32. ・テクノロジーで勝っていける会社にする。 ・ゼロから技術の組織をつくる。 ・新しい技術に挑戦している。
  33. 33. ・テクノロジーでイノベーションを起こす。 ・失敗を恐れずに挑戦できる。 ・エンジニアが成長できる。
  34. 34. ・インテリジェンスを技術の会社にする。 ・最高のエンジニアチームをつくる。 ・会社の柱となるサービスをつくる。
  35. 35. チームの説明資料をつくる
  36. 36. 39 人材会社との接点を増やす 10社以上の人材会社を自分で訪問して、チームの 特徴や欲しい人材、チャレンジできる環境を説明 して回りました。 「技術のインテリジェンスを一緒に創る」メンバー であることを伝え、チームのコンセプトに合った 人を紹介していただけるように話をしました。
  37. 37. 40 経営と認識を合わせる ・必要な人材についてディスカッション ・採用したメンバーに自分が責任を持つと宣言 ・面接1回で内定を出す(その場で面接合格) ・挑戦したいことを聞いて、その仕事を任せる。 (場合によってはミッションを新しく作る)
  38. 38. 突然ですが7つの質問です
  39. 39. [質問1] フィットする人材でなくても業務要 件を満たすなら採用すべきである。
  40. 40. [質問2] ソフトウェアの品質はとても重要で、 バグは絶対に出すべきではない。
  41. 41. [質問3] エンジニアを採用した際、評価の基 準は独自に定めるべきである。
  42. 42. [質問4] 仕事はあらゆる事と比較をして、 最も優先度が高くあるべき。
  43. 43. [質問5] 成長意欲のあるメンバーだけがチー ムにいる状態が良い。
  44. 44. [質問6] 開発チームの目標は、システムの 開発完了である。
  45. 45. [質問7] きちんと準備ができていなくても、 スピード重視で開発を進めるべき。
  46. 46. どんな回答をされましたか? 採用を始めるにあたってこのような内容を ボードメンバーで意識統一して、チーム内で 採用の軸がブレないようにしました。
  47. 47. ・毎年新規事業を作っている。 ・5000人規模の会社で安定。 ・ワークライフバランスを重視。 ・グローバル展開している。 ・技術的な自由がある。 ・ゼロから組織を作れる。 なぜインテリジェンスなのかを明文化 →他社比較ではなく「オンリーワン」に。
  48. 48. 51 ・自分たちの強みをしっかりと考える。 ・とにかく発信してチームを知ってもらう。 ・泥臭い事に時間を割くことが成功につながる。 ・採用の軸を、経営陣も含めて意識統一する。 「採用」まとめ →採用はとても重要!
  49. 49. 52 マネジメント
  50. 50. チームマネジメントの役割 ・組織の向かう方向性を正しく伝える。 ・メンバーの組織成果を最大化する。 ・自立して「何をすべきか」考えられるようにする。 ・問題を見つけ、解決のアクションをサポートする。
  51. 51. 54 新規事業のマネジメントにおいて、 3つのことを実践してきました。
  52. 52. 55 ①技術的にチャレンジできるネタを メンバーにまるっと任せる。
  53. 53. 56 ・LINE認証 ・Swiftを使ったiOSアプリ開発 ・Hack言語の検証〜導入まで ・Dockerを使った開発環境の統一 ・本番インフラの構築 ・デプロイ環境の構築 MIIDASにおける技術的チャレンジ →「手を挙げた」担当に任せてます。
  54. 54. 57 ② 緊張感を持って開発できる マイルストーンを設定する。
  55. 55. 58 ・開発完了 ・テスト開始 ・脆弱性診断の開始 ・ユーザーテスト ・社内向けテストリリース ・広告の開始 MIIDASのマイルストーン →常に目標を持てるように心がけています。
  56. 56. 59 ③ 重要な決断を任せて、 自ら意思決定して動けるチームにする。
  57. 57. 60 ・各種マイルストーンのスケジュール ・使用する技術 ・リリースの遅延 ・主要機能の詳細な仕様 ・機能の実装方法 メンバーに意思決定を任せた内容 →「なぜそれをやるか」をセットで考えて 意思決定できるようにしています。
  58. 58. 61 強いチームを作るために マネジメントとして心がけていること
  59. 59. 62 経営の立場から、何を優先すべきかを 考え、状況によっては「中止」する。
  60. 60. 63 最新の技術や面白いネタにアンテナを 張り、サービスで活用を検討する。
  61. 61. 64 コミュニケーションを頻繁にとり、 メンバーがやりたいことを実現し、 仕事に満足しているのか気をつける。
  62. 62. 65 自分自身の技術力を磨き続ける。 技術的な取り組みを行い、 社内外に積極的に発信していく。
  63. 63. 66 ・組織成果の最大化に必要。 ・メンバーとのコミュニケーションが重要。 ・アンテナを張り、チームのミッションを作る。 ・自分自身も成長し続ける必要がある。 「マネジメント」まとめ →マネジメントはとても重要!
  64. 64. 67 さいごに
  65. 65. 68 これまで私が大事にしてきた事をお伝えしま した。質問があれば、なんでも聞いていただ ければと思います。 ※本日の内容はあくまでも私の考えであり、 正解や一般論ではありませんのでご注意ください。
  66. 66. 69 ご静聴ありがとうございました。

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