SlideShare a Scribd company logo
1 of 63
Download to read offline
#denatechcon
#denatechcon
DeNAの品質を支えるQAの
取り組み
〜標準化から実践まで〜
河野 哲也
システム本部 品質管理部 QC第二グループ
#denatechcon
発表のサマリ
•サマリ
• ゲーム以外の領域にフォーカスする
• 組織全体に対しての課題とその改善事例を報告する
• 新規サービスのQA立ち上げの工夫点や実践例を紹介する
•話さないこと ⇔ 話すこと
• テクノロジー観点のテスト技術 ⇔ 泥臭いテスト技術
• テスト自動化 ⇔ テスト設計
• 単体テスト/結合テスト ⇔ 機能テスト/システムテスト
2
#denatechcon
市場調査
1. 本業がQA/テストの方
2. 開発もQAも両方やっている方
3. QAはやっていないけど組織やチームの観点でQAに興味がある方
3
開発 QA
テストテスト開発 プロダクト
内部リリース
#denatechcon
DeNA 品質管理部:QAの位置づけ
•QAは外部仕様を対象としたテストを担当
• ほとんどは手動テスト
4
開発 QA
テストテスト開発
単体テスト・結合テスト 機能テスト・システムテスト
プロダクト
内部リリース
#denatechcon
発表のサマリとアウトライン
•サマリ
• ゲーム以外の領域にフォーカスする
• 組織全体に対しての課題とその改善事例を報告する
• 新規サービスのQA立ち上げの際の工夫点や実践例を紹介する
•アウトライン
• イントロダクション:背景と課題
• 組織横断の改善事例【部門・組織の視点】
• 標準テストプロセス・TPI NEXT・テスト観点・メトリクス
• QA立ち上げ実践事例【特定のプロダクトの視点】
• 標準テストプロセスの実装、テスト設計の実践
5
#denatechcon
自己紹介:河野 哲也(FB:Tetsuya Kouno )
• 現職
• システム本部 品質管理部 QC第二グループ
• 主にヘルスケアサービス全般のQA取りまとめ
• 部門横断改善活動の旗振り
• 新規サービスのQA立ち上げ
• 経歴
• 通信機器メーカでハードウェアQA(10年弱)
• 電気通信大学で社会人大学、大学院前期・後期課程+フリーのコンサル
• 日立製作所でソフトウェアQA・部門横断のプロセス改善(6年弱)
• DeNAでWeb・モバイルのQA(1年4ヶ月)
• 得意技:テスト分析・テスト設計
• 委員:ソフトウェア品質シンポジウム委員、
ソフトウェアシンポジウムPC委員、品質管理学会会員 6
#denatechcon
DeNA 品質管理部
• 大小様々なサービス・プロダクトのQA業務を担当
• 開発は現在拡大中、開発プロセス・品質レベルもまちまち
• 開発拡大に伴いQAメンバも増加中
• テストベンダ各社から派遣されたメンバが多くを占めている
• 技術レベルや経験領域のばらつきも無視できない
7
品質管理部
QC1G QC2G
PFチーム CIチーム HCチーム AMチーム
ゲームQA
SWET
#denatechcon
横断的な課題
1. テストの進め方が各チームによってバラバラで
統制が取れていない
2. 世の中一般のテスト水準に対して現状の立ち位置が
分からない
3. テスト技術のばらつきが大きく、テストケースの質
が安定しない
4. テストに関するメトリクスが収集できていないため
データに基づく議論ができていない
8
#denatechcon
取り組み・施策
9
1. テストの進め方が各チームによってバラバラで
統制が取れていない
⇨テストプロセスの標準化
2. 世の中一般のテスト水準に対して現状の立ち位置が
分からない
⇨TPI NEXTによるテストプロセスのアセスメント
3. テスト技術のばらつきが大きく、テストケースの質が
安定しない
⇨標準テスト観点の整備
4. テストに関するメトリクスが収集できていないため
データに基づく議論ができていない
⇨テストメトリクス収集の仕組み作り
#denatechcon
取り組み・施策
10
1. テストの進め方が各チームによってバラバラで
統制が取れていない⇨テストプロセスの標準化
2. 世の中一般のテスト水準に対して現状の立ち位置が
分からない⇨TPI NEXTによるテストプロセスのアセスメント
3. テスト技術のばらつきが大きく、テストケースの質が
安定しない⇨標準テスト観点の整備
4. テストに関するメトリクスが収集できていないため
データに基づく議論ができていない
⇨テストメトリクス収集の仕組み作り
課題に対し適切な施策を導出し、施策のボタンを一つずつ押していくことが重要
ボタンの順番を間違えない・ハードルを上げない・焦らない
#denatechcon
発表のサマリとアウトライン
•サマリ
• ゲーム以外の領域にフォーカスする
• 組織全体に対しての課題とその改善事例を報告する
• 新規サービスのQA立ち上げの際の工夫点や実践例を紹介する
•アウトライン
• イントロダクション:背景と課題
• 組織横断の改善事例【部門・組織の視点】
• 標準テストプロセス・TPI NEXT・テスト観点・メトリクス
• QA立ち上げ実践事例【特定のプロダクトの視点】
• 標準テストプロセスの実装、テスト設計の実践
11
#denatechcon
組織横断の改善事例
•テストプロセスの標準化
• 標準化の流れと標準プロセスの概説
•TPI NEXTによるテストプロセスのアセスメント
• TPI NEXTの概説とアセスメント結果の紹介
•標準テスト観点の整備
• JaSST’19 Tokyo で発表予定のため詳細はそちらで報告
•テストメトリクス収集の仕組み作り
• 仕組みの概説
12
#denatechcon
標準テストプロセス
13
キックオフ
議事録
インフラ
整備
発注
DB
キックオフ
テスト計画書作成
(概算見積もり)
テスト計画書
・テスト方針
・概算見積もり
・スケジュール
テスト
設計
開発
ドキュメント
テスト
仕様書
テスト
項目書
外部発注
準備
テスト
項目
設計
外部発注
処理
テスト見積
(詳細+チェック)
テスト見積書
レビュー
レビュー
レビュー
・Slack/メール
・Confluence
・ドライブ
・JIRA
テスト
実行
テスト対象 不具合
の現象
JIRAの
プロジェクト
テスト
進捗の
報告
テスト
結果
報告書
の作成
不具合
の起票
報告
メール
テスト
結果
報告書
振り返り
ナレッジ
ナレッジ
の蓄積
サインオフ
合意形成
#denatechcon
テストプロセスの標準化の流れ(PFDによる表現)
• 詳細はこちら(ブログ内にスライドのリンクがあります)
DeNA Engineers’ Blog :QA Night #1 開催レポート(第二部)
https://engineer.dena.jp/2018/12/qa-night-1-2.html
14
PFチーム
のテスト
プロセス
HCチーム
のテスト
プロセス
CIチーム
のテスト
プロセス
CIチーム
のテスト
プロセス
見える
化
見える
化
見える
化
見える
化
PFチーム
のテスト
プロセス
HCチーム
のテスト
プロセス
CIチームの
テスト
プロセス
AMチーム
のテスト
プロセス
プロセス
の比較・
共通化
共通的な
テスト
プロセス
名称の
定義
JSTQB
用語集
など
標準
テスト
プロセス
ドキュメ
ンテー
ション
標準テスト
プロセス文書
実際の
テスト
業務
PFD(Process Flow
Diagram)で表現
QAメンバが
ハンドブック的に
利用できる
共通は積集合にする
和にすると大変
#denatechcon
標準テストプロセス
15
キックオフ
議事録
インフラ
整備
発注
DB
キックオフ
テスト計画書作成
(概算見積もり)
テスト計画書
・テスト方針
・概算見積もり
・スケジュール
テスト
設計
開発
ドキュメント
テスト
仕様書
テスト
項目書
外部発注
準備
テスト
項目
設計
外部発注
処理
テスト見積
(詳細+チェック)
テスト見積書
レビュー
レビュー
レビュー
・Slack/メール
・Confluence
・ドライブ
・JIRA
テスト
実行
テスト対象 不具合
の現象
JIRAの
プロジェクト
テスト
進捗の
報告
テスト
結果
報告書
の作成
不具合
の起票
報告
メール
テスト
結果
報告書
振り返り
ナレッジ
ナレッジ
の蓄積
サインオフ
合意形成
#denatechcon
標準テストプロセスをベースとした改善施策
16
キックオフ
議事録
インフラ
整備
発注
DB
キックオフ
テスト計画書作成
(概算見積もり)
テスト計画書
・テスト方針
・概算見積もり
・スケジュール
テスト
設計
開発
ドキュメント
テスト
仕様書
テスト
項目書
標準
観点
一覧
外部発注
準備
テスト
項目
設計
外部発注
処理
テスト見積
(詳細+チェック)
テスト見積書
実績値・参考値
標準見積書 開発レビュー
+ QAレビュー
開発レビュー
+ QAレビュー
過去トラブル
・Slack/メール
・Confluence
・ドライブ
・JIRA
テスト
実行
テスト対象 不具合
の現象
JIRAの
プロジェクト
テスト
進捗の
報告
テスト
結果
報告書
の作成
不具合
の起票
報告
メール
テスト
結果
報告書
サインオフ
合意形成
QA
レビュー
振り返り
ナレッジ
ナレッジ
の蓄積
レビュー
#denatechcon
TPI NEXTによるテストプロセスのアセスメント
•目的
• 把握:現状の各チームのテストプロセスを共通のものさしで把握する
• 改善:世の中の標準的な視点で改善ポイントを探る
• 各チームの代表的なサービスのテストプロセスを対象にアセスメント
•TPI NEXT:テストプロセス改善モデル
• テストプロセス成熟度の評価/テスト成熟度マトリクス⇨見える化
• 157のテスト活動に関するチェックポイントに回答することにより評価
例)テスト戦略はプロダクトリスクに基づいている
テスト戦略には適切なテスト設計技法を含めている
• 評価結果に基づく改善/クラスタセット⇨改善のための指針
• テストプロセスというよりはテスト活動全体に対しての改善
17
#denatechcon
アセスメント結果
18
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
利害関係者のコミットメント
関与の度合い
テスト戦略
テスト組織
コミュニケーション
報告
テストプロセス管理
見積もりと計画
メトリクス
欠陥管理
テストウェア管理
手法の実践
テスト担当者のプロ意識
テストケース設計
テストツール
テスト環境
TPI NEXTアセスメント結果(各チーム達成率)
QC1G
PF
C&I
HC
AM
• 長所:利害関係者との
コミットメント/
コミュニケーション/関与
の度合い
• プロセス的な観点ではなく
事業部との関係性を重要視
• 開発プロセスに応じて
臨機応変に対応している
• 短所:テスト戦略/
見積もりと計画/
メトリクス/テストツール
• テスト計画に戦略的視点がない
• データに基づく活動担っていない
• ツールの検討が体系だっていない
#denatechcon
標準テスト観点の整備
• チーム横断で活用可能な標準テスト観点を整備している
19
分析
分析
分析
分析
テスト
観点
リスト
共通化
・整理
標準
テスト
観点
試行
評価
結果
適用
手順
教育
コンテンツ
作成
教育
コンテンツ
導入用の
資料として活用
まずはチーム単位で
テスト観点の整理
過去のテスト
成果物(PF)
PFチーム
テスト観点
過去のテスト
成果物(HC)
過去のテスト
成果物(CI)
過去のテスト
成果物(AM)
AMチーム
テスト観点
テスト
観点
リスト
テスト
観点
リスト
テスト
観点
リスト
チーム横断で
使えるように
共通化
#denatechcon
標準テスト観点の一例
観点タイトル Level1 Level2 Level3
ログイン
複数ブラウザからの多重ログ
イン
ログイン 複数端末からの多重ログイン OS別アプリの組み合わせ Android-Android
ログイン 複数端末からの多重ログイン OS別アプリの組み合わせ Android-iOS
ログイン 複数端末からの多重ログイン OS別アプリの組み合わせ iOS-iOS
ログイン 複数アカウントの切り替え
ログイン 既存アカウントへのログイン
ログイン 連続認証失敗 失敗回数許容上限の超過 20
• 約900観点を導出・整理した
#denatechcon
テストメトリクス収集の仕組み作り
• テスト活動に関わるメトリクスの収集
• 標準テストプロセスをベースに収集データを定義
• 一通りのプロセスが終了したらデータを登録する
• メトリクスの活用例(GQMによる表現)
• Goal1:テストプロセスの各プロセスの工数割合がわかっている
• Question1:案件ごとの各プロセスの工数は全体に対してどれくらいか?
• Metric1:テスト計画・テスト設計・テスト実行の工数
• Goal2:テスト計画・振返りが徹底できているか把握できている
• Question2:案件ごとのテスト計画・振返りの工数は全体に対して
どれくらいか?
• Metric2:テスト計画・振返りの工数、全体の工数
21
#denatechcon
収集データの例
22
キックオフ
議事録
インフラ
整備
発注
DB
キックオフ
テスト計画書作成
(概算見積もり)
テスト計画書
・テスト方針
・概算見積もり
・スケジュール
テスト
設計
開発
ドキュメント
テスト
仕様書
テスト
項目書
外部発注
準備
テスト
項目
設計
外部発注
処理
テスト見積
(詳細+チェック)
テスト見積書
レビュー
レビュー
レビュー
・Slack/メール
・Confluence
・ドライブ
・JIRA
テスト
実行
テスト対象 不具合
の現象
JIRAの
プロジェクト
テスト
進捗の
報告
テスト
結果
報告書
の作成
不具合
の起票
報告
メール
テスト
結果
報告書
振り返り
ナレッジ
ナレッジ
の蓄積
サインオフ
合意形成
作業
時間
テスト
項目数
不具合
件数
標準テストプロセスに従わないと
データが取れないので、
データ収集には一定の強制力がある
#denatechcon
組織横断の改善事例
•テストプロセスの標準化
• 標準化の流れと標準プロセスの概説
•TPI NEXTによるテストプロセスのアセスメント
• TPI NEXTの概説とアセスメント結果の紹介
•標準テスト観点の整備
• JaSST’19 Tokyo で発表予定のため詳細はそちらで報告
•テストメトリクス収集の仕組み作り
• 仕組みの概説
23
#denatechcon
発表のサマリとアウトライン
•サマリ
• ゲーム以外の領域にフォーカスする
• 組織全体に対しての課題とその改善事例を報告する
• 新規サービスのQA立ち上げの際の工夫点や実践例を紹介する
•アウトライン
• イントロダクション:背景と課題
• 組織横断の改善事例【部門・組織の視点】
• 標準テストプロセス・TPI NEXT・テスト観点・メトリクス
• QA立ち上げ実践事例【特定のプロダクトの視点】
• 標準テストプロセスの実装、テスト設計の実践
24
#denatechcon
QA立ち上げ実践事例:アウトライン
•背景/コンテキスト
•立ち上げ時にやったこと/決めたこと
•標準テストプロセスの実装
•テスト設計の実践
25
#denatechcon
事例の背景
•開発とのコミュニケーション開始が2017年12月
• 企画が柔らかい段階で声をかけてもらった:重要ポイント
•このタイミングでQAの立ち上げ開始
• 「開発と一緒にやること/決めること」
「QA内部でやること/決めること」
を洗い出し一つずつ解決していく
•昨年にWebβ版ローンチ、現在アプリ開発中
• 現状、QAは立ち上げ期から安定期にシフト
26
#denatechcon
開発のコンテキスト
• 4名が専任、1名オンデマンド
• サーバ、フロント、プロダクト、ビジネス、デザイン
• ドキュメンテーションできるほど工数・予算的に余裕がない
• β版の開発
• 顧客に提供できる最小限のプロダクト(Webサービス)
• 現在はアプリ開発中
• 開発プロセス:リーンスタートアップ開発+
アジャイル・スクラムのプラクティスをいくつか導入
• QAの単位:実装の終わった機能からQAにリリース(QAサイクル)
• 基本的には機能テスト以降を実施
• 開発者はローカル環境で簡単な機能テストを実施してリリース
27
#denatechcon
QAのコンテキスト
• メンバ構成
• Webβ版QA対応
• 2017年12月〜:1名専任、1名オンデマンド対応
• 2018年4月〜7月:2名専任、1名オンデマンド対応
• アプリQA対応
• 2018年9月〜:1名専任、1名オンデマンド対応
• 経験豊富なメンバをアサインできたわけではない
• ただし技術的な観点においてモチベーションが高いメンバ
• QAの制約
• 低予算での対応
⇨テスト工数が限られており詳細なテスト項目を設計する時間が無い
• 開発ドキュメントが不確定(変更が多い)
28
#denatechcon
QA立ち上げ実践事例:アウトライン
•背景/コンテキスト
•立ち上げ時にやったこと/決めたこと
•標準テストプロセスの実装
•テスト設計の実践
29
#denatechcon
QA立ち上げ時のビュー
•2つのビューで検討する
• 開発⇔QA:開発とQAとの仕組み
• QA内部:QA内部の仕組み
30
開発
QA 人
プロセス技術
#denatechcon
QAの立ち上げのときに何をやりますか?
• 例えば、
QAメンバの調達・調整
テストプロセスの検討
31
開発 QA
テスト開発 プロダクト
内部リリース
人
プロセス技術
#denatechcon
開発⇔QAでやったこと/決めたこと
【基本方針:エンジニアが開発にフォーカスできるように支援する】
• 開発状況ヒアリング
• 開発のリソースの把握:どこまでドキュメントを作れるのか?
• スケジュールと予算:どの期間でどれくらいのQAリソースが必要なのか?
• 対象サービスと品質レベル:必要なQAスキルは?QAのボリュームは?
• 開発プロセスを踏まえたテストプロセス
• テスト対象のリリースフロー:プロセスを回す単位を決める(QAサイクル)
• 細かい機能の実装が終わった段階でリリースされる
• QAからの貢献も一緒に考える⇨【QAで外部仕様書を作成する】
• インシデントレポート(バグチケット)の運用定義
• 入力項目の定義、処理フローの定義とそれらの開発者との合意形成
• 開発⇔QAのやり取りのインフラ
• コミュニケーション手段、ドキュメント
32
#denatechcon
QA内部でやったこと/決めたこと
【基本方針:アジリティのあるテストを目指す】
•標準テストプロセスの実装【詳細解説】
• テスト計画書、テスト仕様書、テスト完了報告書
• 成果物をどのレベルまで作るかを決める
•探索的テストの導入
• ユーザビリティ観点のテスト、など
•テスト設計の実践【詳細解説】
• テスト設計技法にこだわる
•スクラムプラクティスの導入
• バックログ管理/朝会と Daily Scrum
• WeeklyのKPTとテスト業務のプランニング
33
#denatechcon
QA立ち上げに検討が必要なことリスト【一般化】
• QAで確保できるリソースの調整
• 予算、人員、スキル
• 開発プロセスを踏まえたテストプロセスの構築
• 作成するテスト成果物の定義とテンプレ作成
• テスト計画書、テスト仕様書、テスト報告書
• 特にテスト仕様書をどこまで細かく書くかは今後のテスト工数や
スピードに大きく影響するので注意が必要
• インシデントレポートの運用方法の定義
• 開発⇔QAのやり取りのインフラ
• QAチームのマネジメント
• チームビルディング
• テスト業務の割り振り:誰がどの業務を担当するのかを決める 34
#denatechcon
QA立ち上げ実践事例:アウトライン
•背景/コンテキスト
•立ち上げ時にやったこと/決めたこと
•標準テストプロセスの実装
•テスト設計の実践
35
#denatechcon
標準テストプロセスの実装
• 開発形態やQA状況に応じて標準をテーラリング
• テスト設計技法を活用してテスト設計を軽く・スピーディーにする
• テスト設計の段階でデザインとDev環境を見ながら最新の仕様を確認する
• テスト仕様書をベースに最新の仕様を反映した外部仕様書を作成する
36
リリース単位
の仕様
仕様
共有会
テスト
実行
共有会
メモ
テスト
計画書
テスト
計画
テスト
仕様書
テスト
設計
テスト
結果
報告書
テスト結果
報告書
作成
外部仕様書
PRD
JIRAの
プロジェクト
不具合
チケット
外部
仕様
作成
標準
テスト観点
Dev
環境
デザ
イン
環境
+
#denatechcon
標準テストプロセスとの対応
37
キックオフ
議事録
インフラ
整備
発注
DB
キックオフ
テスト計画書作成
(概算見積もり)
テスト計画書
・テスト方針
・概算見積もり
・スケジュール
テスト
設計
開発
ドキュメント
テスト
仕様書
テスト
項目書
外部発注
準備
テスト
項目
設計
外部発注
処理
テスト見積
(詳細+チェック)
テスト見積書
レビュー
レビュー
レビュー
・Slack/メール
・Confluence
・ドライブ
・JIRA
テスト
実行
テスト対象 不具合
の現象
JIRAの
プロジェクト
テスト
進捗の
報告
テスト
結果
報告書
の作成
不具合
の起票
報告
メール
テスト
結果
報告書
振り返り
ナレッジ
ナレッジ
の蓄積
サインオフ
合意形成
#denatechcon
QA立ち上げ実践事例:アウトライン
•背景/コンテキスト
•立ち上げ時にやったこと/決めたこと
•標準テストプロセスの実装
•テスト設計の実践
38
#denatechcon
テストの例:アドホック
• 大きな流れ:テスト計画→テスト設計→テスト実行
39
1. エントリー画面の「規約同意」チェックボックスが
チェック済みになると、
「エントリー」ボタンが活性状態になる
2. エントリー画面でエントリーコードを入力し、
「エントリー」ボタンを押下する
エントリーコードが無効だった場合は
エラーメッセージを表示する
3. エントリーコードが有効だった場合、エントリーに成功し
パスワード登録URLが記載されたメールが
当該ユーザーのメールアドレスに送付される
URLには有効期限があり、10分で期限切れとなる
4. パスワード登録画面で「パスワード入力」と
「パスワード(確認用)入力」が一致していれば
パスワードを登録する
パスワードは6文字以上8文字以内とし、
文字種別は「小文字、大文字、数字、記号」とし、
その範囲以外の場合はエラーメッセージを表示する
この仕様をベースに
テスト対象サービスを触りながら
テストをしては行けない
⇓
どんなテストをやるのかを
テスト設計しないといけない
#denatechcon
テストの例:仕様の書き写し
• 大きな流れ:テスト計画→テスト設計→テスト実行
40
1. エントリー画面の「規約同意」チェックボックスが
チェック済みになると、
「エントリー」ボタンが活性状態になる
2. エントリー画面でエントリーコードを入力し、
「エントリー」ボタンを押下する
エントリーコードが無効だった場合は
エラーメッセージを表示する
3. エントリーコードが有効だった場合、エントリーに成功し
パスワード登録URLが記載されたメールが
当該ユーザーのメールアドレスに送付される
URLには有効期限があり、10分で期限切れとなる
4. パスワード登録画面で「パスワード入力」と
「パスワード(確認用)入力」が一致していれば
パスワードを登録する
パスワードは6文字以上8文字以内とし、
文字種別は「小文字、大文字、数字、記号」とし、
その範囲以外の場合はエラーメッセージを表示する
No. 確認内容
1 エントリー画面の「規約同意」がチェック済みになると「エ
ントリー」ボタンが活性状態になること
2 エントリー画面でエントリーコードを入力し、「エント
リー」ボタンを押下し、エントリーコードが無効だった場合
はエラーメッセージを表示すること
3-1 エントリーコードが有効だった場合、エントリーに成功しパ
スワード登録URLが記載されたメールが当該ユーザーのメール
アドレスに送付されること
3-2 URLには有効期限があり、10分で期限切れとなること
4-1 パスワード登録画面で「パスワード入力」と「パスワード
(確認用)入力」が一致していればパスワード登録すること
4-2 パスワードは6文字以上8文字以内とし、文字種別は「小文
字、大文字、数字、記号」とし、その範囲以外の場合はエ
ラーメッセージを表示すること
仕様を書き写すだけでは不十分
#denatechcon
テストの例:大中小項目
• 大きな流れ:テスト計画→テスト設計→テスト実行
41
1. エントリー画面の「規約同意」チェックボックスが
チェック済みになると、
「エントリー」ボタンが活性状態になる
2. エントリー画面でエントリーコードを入力し、
「エントリー」ボタンを押下する
エントリーコードが無効だった場合は
エラーメッセージを表示する
3. エントリーコードが有効だった場合、エントリーに成功し
パスワード登録URLが記載されたメールが
当該ユーザーのメールアドレスに送付される
URLには有効期限があり、10分で期限切れとなる
4. パスワード登録画面で「パスワード入力」と
「パスワード(確認用)入力」が一致していれば
パスワードを登録する
パスワードは6文字以上8文字以内とし、
文字種別は「小文字、大文字、数字、記号」とし、
その範囲以外の場合はエラーメッセージを表示する
大中小項目でも不十分
No. 大項目 中項目 小項目
1 エントリー
画面
規約チェック
ボックス
OFF
2 ON
3 エントリー
コード
無効
4 有効
5 パスワード
登録画面
URL
有効期限
期限切れ:10分経過
6 期限内:10分以内
7 パスワード 桁数が最小値-1
8 桁数が最大値+1
9 小文字、大文字、数字、記号 以外
10 確認用パスワードと不一致
11 有効:桁数が最小値
12 有効:桁数が最大値
#denatechcon
テストの例:テスト設計技法によるテスト設計
• 大きな流れ:テスト計画→テスト設計→テスト実行
42
1. エントリー画面の「規約同意」チェックボックスが
チェック済みになると、
「エントリー」ボタンが活性状態になる
2. エントリー画面でエントリーコードを入力し、
「エントリー」ボタンを押下する
エントリーコードが無効だった場合は
エラーメッセージを表示する
3. エントリーコードが有効だった場合、
エントリーに成功し
パスワード登録URLが記載されたメールが
当該ユーザーのメールアドレスに送付される
URLには有効期限があり、10分で期限切れとなる
4. パスワード登録画面で「パスワード入力」と
「パスワード(確認用)入力」が一致していれば
パスワードを登録する
パスワードは6文字以上8文字以内とし、
文字種別は「小文字、大文字、数字、記号」とし、
その範囲以外の場合は
エラーメッセージを表示する
テスト設計技法を使ってテスト設計する
#denatechcon
テスト設計の実践:テスト設計技法にこだわる
•今までのテスト設計
• 大中小項目でのテスト観点の整理→ローレベルテストケースの作成
• 上記ドキュメントでは外部仕様を表現できない
•テスト設計技法を使いこなす
• 技法を勉強しながら、勘所を習得→【ペアテストデザイン】
• QAメンバには新しい技術を習得したいという意欲が必要
• テスト設計技法を使って作成したテスト仕様書は
外部仕様として活用できる
•参考資料
• JaSST’18 Kyushu 基調講演
「品質・仲間・技術と向き合ってテスト設計技法の力を引き出す」
http://www.jasst.jp/symposium/jasst18kyushu/pdf/S4.pdf
43
#denatechcon
テスト設計の例:うるう年の計算
•うるう年は以下で決まる
(引用:ソフトウェアテスト技法ドリル)
1)西暦年が4で割切れる年はうるう年
2)ただし、西暦年が100で割切れる年は平年
3)ただし、西暦年が400で割切れる年はうるう年
例:2012年と2000年はうるう年、2013年と2100年は平年
44
#denatechcon
テスト設計の例:うるう年の計算
• うるう年は以下で決まる
(引用:ソフトウェアテスト技法ドリル)
1)西暦年が4で割切れる年はうるう年
2)ただし、西暦年が100で割切れる年は平年
3)ただし、西暦年が400で割切れる年はうるう年
例:2012年と2000年はうるう年、
2013年と2100年は平年
45
入力データ 出力データ
2000年 うるう年
2100年 平年
2012年 うるう年
1999年 平年
#denatechcon
テスト設計の例:うるう年の計算
• うるう年は以下で決まる
(引用:ソフトウェアテスト技法ドリル)
1)西暦年が4で割切れる年はうるう年
2)ただし、西暦年が100で割切れる年は平年
3)ただし、西暦年が400で割切れる年はうるう年
例:2012年と2000年はうるう年、2013年と2100年は平年
46
原因 1 2 3 4
入力データ 400で割切れる年 ○ - - -
400で割切れないで100で割切れる年 - ○ - -
100で割切れないで4で割切れる年 - - ○ -
4で割切れない年 - - - ○
結果 - - - -
出力データ 平年 - ● - ●
うるう年 ● - ● -
#denatechcon
テスト設計の例:ストップウォッチ
47
1. デフォルト状態でスタートボタンを押すと
ストップウォッチが動き出す
2. 動いている最中にスタートボタンを押すと
停止する
3. 停止状態でスタートボタンを押すと
そこから再スタートする
4. 停止状態でラップボタンを押すと
リセットされデフォルト状態に戻る
5. 動いている最中にラップボタンを押すと
表示は停止するが内部は動いているラップ
表示状態になる
6. ラップ表示状態でラップボタンを押すと
計測開始からのトータル時間から再開する
(引用:ソフトウェアテスト技法ドリル)
#denatechcon
テスト設計の例:ストップウォッチ
48
1. デフォルト状態でスタートボタンを押すと
ストップウォッチが動き出す
2. 動いている最中にスタートボタンを押すと
停止する
3. 停止状態でスタートボタンを押すと
そこから再スタートする
4. 停止状態でラップボタンを押すと
リセットされデフォルト状態に戻る
5. 動いている最中にラップボタンを押すと
表示は停止するが内部は動いているラップ
表示状態になる
6. ラップ表示状態でラップボタンを押すと
計測開始からのトータル時間から再開する
(引用:ソフトウェアテスト技法ドリル)
原因 1 2 3 4 5 6 7 8
現在の状態 デフォルト ○ ○ - - - - - -
動作中 - - ○ ○ - - - -
停止中 - - - - ○ ○ - -
ラップ表示中 - - - - - - ○ ○
ボタン スタートボタン ○ - ○ - ○ - ○ -
ラップボタン - ○ - ○ - ○ - ○
結果 - - - - - - - -
遷移後の状態 デフォルト - - - - - ● - -
動作中 ● - - - ● - - ●
停止中 - - ● - - - - -
ラップ表示中 - - - ● - - - -
無効 - ● - - - - ● -
#denatechcon
テスト設計の例:ストップウォッチ
49
1. デフォルト状態でスタートボタンを押すと
ストップウォッチが動き出す
2. 動いている最中にスタートボタンを押すと
停止する
3. 停止状態でスタートボタンを押すと
そこから再スタートする
4. 停止状態でラップボタンを押すと
リセットされデフォルト状態に戻る
5. 動いている最中にラップボタンを押すと
表示は停止するが内部は動いているラップ
表示状態になる
6. ラップ表示状態でラップボタンを押すと
計測開始からのトータル時間から再開する
(引用:ソフトウェアテスト技法ドリル)
動作中
停止中
ラップ
表示中
初期状態
スタート
スタート
ラップ
ラップ
ラップ
スタート
デフォ
ルト
#denatechcon
テスト設計の例:ストップウォッチ
50
1. デフォルト状態でスタートボタンを押すと
ストップウォッチが動き出す
2. 動いている最中にスタートボタンを押すと
停止する
3. 停止状態でスタートボタンを押すと
そこから再スタートする
4. 停止状態でラップボタンを押すと
リセットされデフォルト状態に戻る
5. 動いている最中にラップボタンを押すと
表示は停止するが内部は動いているラップ
表示状態になる
6. ラップ表示状態でラップボタンを押すと
計測開始からのトータル時間から再開する
(引用:ソフトウェアテスト技法ドリル)
動作中
停止中
ラップ
表示中
初期状態
スタート
スタート
ラップ
ラップ
ラップ
スタート
デフォ
ルト
#denatechcon
テスト設計の実践:テスト設計技法にこだわる
•今までのテスト設計
• 大中小項目でのテスト観点の整理→ローレベルテストケースの作成
• 上記ドキュメントでは外部仕様を表現できない
•テスト設計技法を使いこなす
• 技法を勉強しながら、勘所を習得→【ペアテストデザイン】
• QAメンバには新しい技術を習得したいという意欲が必要
• テスト設計技法を使って作成したテスト仕様書は
外部仕様として活用できる
•参考資料
• JaSST’18 Kyushu 基調講演
「品質・仲間・技術と向き合ってテスト設計技法の力を引き出す」
http://www.jasst.jp/symposium/jasst18kyushu/pdf/S4.pdf
51
#denatechcon
ペアテストデザインの実践例:申請系の機能
• ホワイトボードにスケッチをしてテスト設計技法の勘所をメンバと共有
52
#denatechcon
ペアテストデザインの実践例:申請系の機能
• スケッチをベースに成果物としてきちんと整理する
53
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13
前状態 CB可能額 有効(≧1,000円) - ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯
無効(<1,000円) ◯ - - - - - - - - - - - -
期間 ※ 有効(申請期間中) ◯ - ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯
無効(申請開始前) - ◯ - - - - - - - - - - -
無効(申請期間締め後) - - - - - - - - - - - - -
申請 確認ダイアログ OK(申請する) - - ◯ ◯ - ◯ ◯ - - - - - -
NG(キャンセルする) - - - - ◯ - - ◯ ◯ - - - -
申請取消 確認ダイアログ OK(申請取消) - - - - - - - - - ◯ ◯ - -
NG(キャンセルする) - - - - - - - - - - - ◯ ◯
期間 ※ 有効(申請期間中) - - - - - ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯
無効(申請開始前) - - - - - - - - - - - - -
無効(申請期間締め後) - - ◯ - - - - - - - - - -
申請 確認ダイアログ OK(申請する) - - - - - - - - ◯ - ◯ - -
NG(キャンセルする) - - - - - - - ◯ - ◯ - - -
申請取消 確認ダイアログ OK(申請取消) - - - - - - ◯ - - - - - ◯
NG(キャンセルする) - - - - - ◯ - - - - - ◯ -
期待値
CB申請画面 再表示 - - - - ◯ ◯ ◯ ◯ - ◯ - ◯ ◯
申請完了ダイアログ→ホーム画面 - - - ◯ - - - - ◯ - ◯ - -
 @CB申請画面
非活性状態であること ○ ○ ○ - - - - - - - - - -
活性状態であること - - - - ○ - ○ ○ - ○ - - ○
非活性状態であること - - - - - - - - - - - - -
活性状態であること - - - ○ - ○ - - ○ - ○ ◯ -
「次の申請期間:mm/dd-mm/dd」 - ○ ○ - - - - - - - - - -
「申請期間中:mm/dd まで」 ○ - - - ○ - ○ ○ - ○ - - ○
「申請取消可能期間:mm/dd まで」 - - - ○ - ○ - - ○ - ○ ○ -
≧1,000円であること - - - - ◯ - ◯ ◯ - ◯ - - ◯
「0 ¥◯◯を申請済み」であること - - - ◯ - ◯ - - ◯ - ◯ ◯ -
当月分の履歴が表示されないこと - - - - ◯ - ◯ ◯ - ◯ - - ◯
当月分の履歴が表示されること - - ◯ ◯ - ◯ - - ◯ - ◯ ◯ -
 @獲得履歴画面
当月分の履歴が表示されないこと - - - - ◯ - ◯ ◯ - ◯ - - ◯
当月分の履歴が表示されること - - ◯ ◯ - ◯ - - ◯ - ◯ ◯ -
    CB申請履歴
    申請期間表示(ラベル、日付)
画面遷移
    CB可能額
1番目に実行する機能/アクション
2番目に実行する機能/アクション
確認項目
    CB申請履歴
    「キャッシュバック申請を取消」ボタン
    「キャッシュバックを申請する」ボタン
#denatechcon
ペアテストデザインの実践例:プッシュ通知
• ホワイトボードに
スケッチをして
テスト設計技法の
勘所をメンバと共有
54
#denatechcon
ペアテストデザインの実践例:プッシュ通知
• スケッチを成果物としてきちんと整理する
55
#denatechcon
ペアテストデザインを続けると
• 当たり前にテスト設計できるようになってくる
56
#denatechcon
ペアテストデザインを続けると
• 当たり前にテスト設計できるようになってくる
57
#denatechcon
テスト設計を実践するためには
•テスト設計がそれなりにできるリーダが必要
• テストデザインにツッコミを入れる人が必要:ペアテストデザイン
• メンバ間で批判的にレビューするような形式でも良い
(ただし、ちょっとつらくなるかも)
•テスト設計ができるリーダがいない場合
• テスト設計コンテストを利用する
(テスト設計コンテスト’19 申込受付中 締切3月6日)
• ただし部下にお任せにしないで、リーダも一緒にやる
• 査読のある社外発表に投稿して批判を受ける
58
#denatechcon
テスト設計技法導入による効果
•技法を使ったテスト設計が当たり前になる
• テスト設計技法をベースとしたコミュニケーションが取れる
• テスト仕様書の理解性が高い
• 技法の選定→技法で設計、の2段階でレビューできる
•テスト仕様書が外部仕様書の代わりになる
• テスト設計技法は仕様を整理するための方法でもある
⇒テスト仕様書の設計情報を外部仕様として活用できる
• 大中小項目のテスト仕様書だと
情報量が多すぎて外部仕様としては見通しが悪く、保守性も悪い
59
#denatechcon
まとめ:DeNAの品質を支えるQAの取り組み
•イントロダクション:背景と課題
•組織横断の改善事例【部門・組織の視点】
• 標準テストプロセス
•QA立ち上げ実践事例【特定のプロダクトの視点】
• やったこと/決めたこと
• 標準テストプロセスの実装
• テスト設計の実践
60
#denatechcon
宣伝:DeNA QA Night #2 やります!
• 日時:3月6日(水)19時〜
• 会場:株式会社ディー・エヌ・エー 会議室
• ゲストスピーカー:奈良 隆正 氏/西 康晴 氏
• 当日のコンテンツ
• パネルディスカッション
• DeNA ゲームQAの発表
61
#denatechcon
#denatechcon
ご清聴ありがとうございました
質問・コメントあれば気軽に声かけて下さい!
DeNAの品質を支えるQAの取り組み
〜標準化から実践まで〜
河野 哲也
システム本部 品質管理部 QC第二グループ
#denatechcon
#denatechcon
63

More Related Content

What's hot

アジャイル開発とメトリクス
アジャイル開発とメトリクスアジャイル開発とメトリクス
アジャイル開発とメトリクスRakuten Group, Inc.
 
【SQiP2016】楽天のアジャイル開発とメトリクス事例
【SQiP2016】楽天のアジャイル開発とメトリクス事例【SQiP2016】楽天のアジャイル開発とメトリクス事例
【SQiP2016】楽天のアジャイル開発とメトリクス事例Kotaro Ogino
 
Agile Quality アジャイル品質パターン (QA2AQ)
Agile Quality アジャイル品質パターン (QA2AQ)Agile Quality アジャイル品質パターン (QA2AQ)
Agile Quality アジャイル品質パターン (QA2AQ)Hironori Washizaki
 
Re-collection of embedded software qa in the last decade
Re-collection of embedded software qa in the last decadeRe-collection of embedded software qa in the last decade
Re-collection of embedded software qa in the last decadeYasuharu Nishi
 
エムスリーのQAチームが目指すもの
エムスリーのQAチームが目指すものエムスリーのQAチームが目指すもの
エムスリーのQAチームが目指すものYuki Shiromoto
 
What is quality engineer? Is it something tasty?
What is quality engineer? Is it something tasty?What is quality engineer? Is it something tasty?
What is quality engineer? Is it something tasty?Yasuharu Nishi
 
自動テストにおけるコードベース戦略とローコード戦略のすみ分け
自動テストにおけるコードベース戦略とローコード戦略のすみ分け自動テストにおけるコードベース戦略とローコード戦略のすみ分け
自動テストにおけるコードベース戦略とローコード戦略のすみ分けtomohiro odan
 
概説 テスト分析
概説 テスト分析概説 テスト分析
概説 テスト分析崇 山﨑
 
探索的テスト入門
探索的テスト入門探索的テスト入門
探索的テスト入門H Iseri
 
Is No More QA Idealist Practical and Something Tasty?
Is No More QA Idealist Practical and Something Tasty?Is No More QA Idealist Practical and Something Tasty?
Is No More QA Idealist Practical and Something Tasty?Yasuharu Nishi
 
What should you shift left
What should you shift leftWhat should you shift left
What should you shift leftYasuharu Nishi
 
テスト分析・設計を体感しよう ~マインドマップを活用してテスト観点を発想しよう
テスト分析・設計を体感しよう ~マインドマップを活用してテスト観点を発想しようテスト分析・設計を体感しよう ~マインドマップを活用してテスト観点を発想しよう
テスト分析・設計を体感しよう ~マインドマップを活用してテスト観点を発想しようAkira Ikeda
 
アプリ開発へのOdc分析導入の取り組み
アプリ開発へのOdc分析導入の取り組みアプリ開発へのOdc分析導入の取り組み
アプリ開発へのOdc分析導入の取り組みNaokiKashiwagura
 
JaSST Tokyo 2022 アジャイルソフトウェア開発への統計的品質管理の応用
JaSST Tokyo 2022 アジャイルソフトウェア開発への統計的品質管理の応用JaSST Tokyo 2022 アジャイルソフトウェア開発への統計的品質管理の応用
JaSST Tokyo 2022 アジャイルソフトウェア開発への統計的品質管理の応用Akinori SAKATA
 
アジャイル品質パターンによる伝統的な品質保証(Quality Assurance)からアジャイル品質(Agile Quality)への変革
アジャイル品質パターンによる伝統的な品質保証(Quality Assurance)からアジャイル品質(Agile Quality)への変革アジャイル品質パターンによる伝統的な品質保証(Quality Assurance)からアジャイル品質(Agile Quality)への変革
アジャイル品質パターンによる伝統的な品質保証(Quality Assurance)からアジャイル品質(Agile Quality)への変革Hironori Washizaki
 
テストを分類してみよう!
テストを分類してみよう!テストを分類してみよう!
テストを分類してみよう!Kenji Okumura
 
テストエンジニアの品格 #automatornight
テストエンジニアの品格 #automatornightテストエンジニアの品格 #automatornight
テストエンジニアの品格 #automatornightkyon mm
 
アジャイル品質パターン (Agile Quality, QA2AQ)
アジャイル品質パターン (Agile Quality, QA2AQ)アジャイル品質パターン (Agile Quality, QA2AQ)
アジャイル品質パターン (Agile Quality, QA2AQ)Hironori Washizaki
 
シリコンバレーの「何が」凄いのか
シリコンバレーの「何が」凄いのかシリコンバレーの「何が」凄いのか
シリコンバレーの「何が」凄いのかAtsushi Nakada
 
LINE Developer Meetup in Tokyo #39 Presentation (modified)
LINE Developer Meetup in Tokyo #39 Presentation (modified)LINE Developer Meetup in Tokyo #39 Presentation (modified)
LINE Developer Meetup in Tokyo #39 Presentation (modified)Yasuharu Nishi
 

What's hot (20)

アジャイル開発とメトリクス
アジャイル開発とメトリクスアジャイル開発とメトリクス
アジャイル開発とメトリクス
 
【SQiP2016】楽天のアジャイル開発とメトリクス事例
【SQiP2016】楽天のアジャイル開発とメトリクス事例【SQiP2016】楽天のアジャイル開発とメトリクス事例
【SQiP2016】楽天のアジャイル開発とメトリクス事例
 
Agile Quality アジャイル品質パターン (QA2AQ)
Agile Quality アジャイル品質パターン (QA2AQ)Agile Quality アジャイル品質パターン (QA2AQ)
Agile Quality アジャイル品質パターン (QA2AQ)
 
Re-collection of embedded software qa in the last decade
Re-collection of embedded software qa in the last decadeRe-collection of embedded software qa in the last decade
Re-collection of embedded software qa in the last decade
 
エムスリーのQAチームが目指すもの
エムスリーのQAチームが目指すものエムスリーのQAチームが目指すもの
エムスリーのQAチームが目指すもの
 
What is quality engineer? Is it something tasty?
What is quality engineer? Is it something tasty?What is quality engineer? Is it something tasty?
What is quality engineer? Is it something tasty?
 
自動テストにおけるコードベース戦略とローコード戦略のすみ分け
自動テストにおけるコードベース戦略とローコード戦略のすみ分け自動テストにおけるコードベース戦略とローコード戦略のすみ分け
自動テストにおけるコードベース戦略とローコード戦略のすみ分け
 
概説 テスト分析
概説 テスト分析概説 テスト分析
概説 テスト分析
 
探索的テスト入門
探索的テスト入門探索的テスト入門
探索的テスト入門
 
Is No More QA Idealist Practical and Something Tasty?
Is No More QA Idealist Practical and Something Tasty?Is No More QA Idealist Practical and Something Tasty?
Is No More QA Idealist Practical and Something Tasty?
 
What should you shift left
What should you shift leftWhat should you shift left
What should you shift left
 
テスト分析・設計を体感しよう ~マインドマップを活用してテスト観点を発想しよう
テスト分析・設計を体感しよう ~マインドマップを活用してテスト観点を発想しようテスト分析・設計を体感しよう ~マインドマップを活用してテスト観点を発想しよう
テスト分析・設計を体感しよう ~マインドマップを活用してテスト観点を発想しよう
 
アプリ開発へのOdc分析導入の取り組み
アプリ開発へのOdc分析導入の取り組みアプリ開発へのOdc分析導入の取り組み
アプリ開発へのOdc分析導入の取り組み
 
JaSST Tokyo 2022 アジャイルソフトウェア開発への統計的品質管理の応用
JaSST Tokyo 2022 アジャイルソフトウェア開発への統計的品質管理の応用JaSST Tokyo 2022 アジャイルソフトウェア開発への統計的品質管理の応用
JaSST Tokyo 2022 アジャイルソフトウェア開発への統計的品質管理の応用
 
アジャイル品質パターンによる伝統的な品質保証(Quality Assurance)からアジャイル品質(Agile Quality)への変革
アジャイル品質パターンによる伝統的な品質保証(Quality Assurance)からアジャイル品質(Agile Quality)への変革アジャイル品質パターンによる伝統的な品質保証(Quality Assurance)からアジャイル品質(Agile Quality)への変革
アジャイル品質パターンによる伝統的な品質保証(Quality Assurance)からアジャイル品質(Agile Quality)への変革
 
テストを分類してみよう!
テストを分類してみよう!テストを分類してみよう!
テストを分類してみよう!
 
テストエンジニアの品格 #automatornight
テストエンジニアの品格 #automatornightテストエンジニアの品格 #automatornight
テストエンジニアの品格 #automatornight
 
アジャイル品質パターン (Agile Quality, QA2AQ)
アジャイル品質パターン (Agile Quality, QA2AQ)アジャイル品質パターン (Agile Quality, QA2AQ)
アジャイル品質パターン (Agile Quality, QA2AQ)
 
シリコンバレーの「何が」凄いのか
シリコンバレーの「何が」凄いのかシリコンバレーの「何が」凄いのか
シリコンバレーの「何が」凄いのか
 
LINE Developer Meetup in Tokyo #39 Presentation (modified)
LINE Developer Meetup in Tokyo #39 Presentation (modified)LINE Developer Meetup in Tokyo #39 Presentation (modified)
LINE Developer Meetup in Tokyo #39 Presentation (modified)
 

Similar to DeNAの品質を支えるQAの取り組み 〜標準化から実践まで〜

QA組織とiOSのテスト
QA組織とiOSのテストQA組織とiOSのテスト
QA組織とiOSのテストLINE Corporation
 
【システムテスト自動化カンファレンス2015】 楽天の品質改善を加速する継続的システムテストパターン #stac2015
【システムテスト自動化カンファレンス2015】 楽天の品質改善を加速する継続的システムテストパターン #stac2015【システムテスト自動化カンファレンス2015】 楽天の品質改善を加速する継続的システムテストパターン #stac2015
【システムテスト自動化カンファレンス2015】 楽天の品質改善を加速する継続的システムテストパターン #stac2015Kotaro Ogino
 
DMMアカウントサービス フロントエンド改善支援のためのTestcafeを用いた自動e2eテストの刷新
DMMアカウントサービス フロントエンド改善支援のためのTestcafeを用いた自動e2eテストの刷新DMMアカウントサービス フロントエンド改善支援のためのTestcafeを用いた自動e2eテストの刷新
DMMアカウントサービス フロントエンド改善支援のためのTestcafeを用いた自動e2eテストの刷新tomohiro odan
 
アジャイルテスト -高品質を追求するアジャイルチームにおけるテストの視点-
アジャイルテスト  -高品質を追求するアジャイルチームにおけるテストの視点-アジャイルテスト  -高品質を追求するアジャイルチームにおけるテストの視点-
アジャイルテスト -高品質を追求するアジャイルチームにおけるテストの視点-Satoshi Masuda
 
Fearless Change RSG Japan English.pdf
Fearless Change RSG Japan English.pdfFearless Change RSG Japan English.pdf
Fearless Change RSG Japan English.pdfDaniel Teng
 
Team Foundation Server ~ 今を生きるエンジニアのための開発基盤とは 【BPStudy #63】
Team Foundation Server ~ 今を生きるエンジニアのための開発基盤とは 【BPStudy #63】 Team Foundation Server ~ 今を生きるエンジニアのための開発基盤とは 【BPStudy #63】
Team Foundation Server ~ 今を生きるエンジニアのための開発基盤とは 【BPStudy #63】 智治 長沢
 
QA SUMMIT in GDC2013
QA SUMMIT in GDC2013QA SUMMIT in GDC2013
QA SUMMIT in GDC2013IGDA JAPAN
 
#NagoyaTesting アジャイルなテストの見積りと計画づくり
#NagoyaTesting アジャイルなテストの見積りと計画づくり #NagoyaTesting アジャイルなテストの見積りと計画づくり
#NagoyaTesting アジャイルなテストの見積りと計画づくり kyon mm
 
アジャイルなテストの見積もりと計画作り
アジャイルなテストの見積もりと計画作りアジャイルなテストの見積もりと計画作り
アジャイルなテストの見積もりと計画作りkyon mm
 
Gui自動テストツール基本
Gui自動テストツール基本Gui自動テストツール基本
Gui自動テストツール基本Tsuyoshi Yumoto
 
ワンクリックデプロイ101 #ocdeploy
ワンクリックデプロイ101 #ocdeployワンクリックデプロイ101 #ocdeploy
ワンクリックデプロイ101 #ocdeployRyutaro YOSHIBA
 
ぼくのかんがえた iOSテスト戦略
ぼくのかんがえた iOSテスト戦略ぼくのかんがえた iOSテスト戦略
ぼくのかんがえた iOSテスト戦略Naoki Umehara
 
テストとの上手な付き合い方
テストとの上手な付き合い方テストとの上手な付き合い方
テストとの上手な付き合い方Akira Suenami
 
組み込み開発のテストとゲーム開発のテストの違い
組み込み開発のテストとゲーム開発のテストの違い組み込み開発のテストとゲーム開発のテストの違い
組み込み開発のテストとゲーム開発のテストの違いgree_tech
 
アジャイルソフトウェア開発における テスティングの課題およびその解決アプローチ
アジャイルソフトウェア開発におけるテスティングの課題およびその解決アプローチアジャイルソフトウェア開発におけるテスティングの課題およびその解決アプローチ
アジャイルソフトウェア開発における テスティングの課題およびその解決アプローチTetsuya Kouno
 
QAファンネル振り返り術
QAファンネル振り返り術QAファンネル振り返り術
QAファンネル振り返り術JumpeiIto2
 
19-B-4 開発品質向上のための、ASQ/ALMソリューション
19-B-4 開発品質向上のための、ASQ/ALMソリューション19-B-4 開発品質向上のための、ASQ/ALMソリューション
19-B-4 開発品質向上のための、ASQ/ALMソリューションDevelopers Summit
 
隣の業界、のぞいてみませんか?
隣の業界、のぞいてみませんか?隣の業界、のぞいてみませんか?
隣の業界、のぞいてみませんか?Akira Ikeda
 

Similar to DeNAの品質を支えるQAの取り組み 〜標準化から実践まで〜 (20)

QA組織とiOSのテスト
QA組織とiOSのテストQA組織とiOSのテスト
QA組織とiOSのテスト
 
Q te cc2
Q te cc2Q te cc2
Q te cc2
 
【システムテスト自動化カンファレンス2015】 楽天の品質改善を加速する継続的システムテストパターン #stac2015
【システムテスト自動化カンファレンス2015】 楽天の品質改善を加速する継続的システムテストパターン #stac2015【システムテスト自動化カンファレンス2015】 楽天の品質改善を加速する継続的システムテストパターン #stac2015
【システムテスト自動化カンファレンス2015】 楽天の品質改善を加速する継続的システムテストパターン #stac2015
 
DMMアカウントサービス フロントエンド改善支援のためのTestcafeを用いた自動e2eテストの刷新
DMMアカウントサービス フロントエンド改善支援のためのTestcafeを用いた自動e2eテストの刷新DMMアカウントサービス フロントエンド改善支援のためのTestcafeを用いた自動e2eテストの刷新
DMMアカウントサービス フロントエンド改善支援のためのTestcafeを用いた自動e2eテストの刷新
 
ITS fidel
ITS fidelITS fidel
ITS fidel
 
アジャイルテスト -高品質を追求するアジャイルチームにおけるテストの視点-
アジャイルテスト  -高品質を追求するアジャイルチームにおけるテストの視点-アジャイルテスト  -高品質を追求するアジャイルチームにおけるテストの視点-
アジャイルテスト -高品質を追求するアジャイルチームにおけるテストの視点-
 
Fearless Change RSG Japan English.pdf
Fearless Change RSG Japan English.pdfFearless Change RSG Japan English.pdf
Fearless Change RSG Japan English.pdf
 
Team Foundation Server ~ 今を生きるエンジニアのための開発基盤とは 【BPStudy #63】
Team Foundation Server ~ 今を生きるエンジニアのための開発基盤とは 【BPStudy #63】 Team Foundation Server ~ 今を生きるエンジニアのための開発基盤とは 【BPStudy #63】
Team Foundation Server ~ 今を生きるエンジニアのための開発基盤とは 【BPStudy #63】
 
QA SUMMIT in GDC2013
QA SUMMIT in GDC2013QA SUMMIT in GDC2013
QA SUMMIT in GDC2013
 
#NagoyaTesting アジャイルなテストの見積りと計画づくり
#NagoyaTesting アジャイルなテストの見積りと計画づくり #NagoyaTesting アジャイルなテストの見積りと計画づくり
#NagoyaTesting アジャイルなテストの見積りと計画づくり
 
アジャイルなテストの見積もりと計画作り
アジャイルなテストの見積もりと計画作りアジャイルなテストの見積もりと計画作り
アジャイルなテストの見積もりと計画作り
 
Gui自動テストツール基本
Gui自動テストツール基本Gui自動テストツール基本
Gui自動テストツール基本
 
ワンクリックデプロイ101 #ocdeploy
ワンクリックデプロイ101 #ocdeployワンクリックデプロイ101 #ocdeploy
ワンクリックデプロイ101 #ocdeploy
 
ぼくのかんがえた iOSテスト戦略
ぼくのかんがえた iOSテスト戦略ぼくのかんがえた iOSテスト戦略
ぼくのかんがえた iOSテスト戦略
 
テストとの上手な付き合い方
テストとの上手な付き合い方テストとの上手な付き合い方
テストとの上手な付き合い方
 
組み込み開発のテストとゲーム開発のテストの違い
組み込み開発のテストとゲーム開発のテストの違い組み込み開発のテストとゲーム開発のテストの違い
組み込み開発のテストとゲーム開発のテストの違い
 
アジャイルソフトウェア開発における テスティングの課題およびその解決アプローチ
アジャイルソフトウェア開発におけるテスティングの課題およびその解決アプローチアジャイルソフトウェア開発におけるテスティングの課題およびその解決アプローチ
アジャイルソフトウェア開発における テスティングの課題およびその解決アプローチ
 
QAファンネル振り返り術
QAファンネル振り返り術QAファンネル振り返り術
QAファンネル振り返り術
 
19-B-4 開発品質向上のための、ASQ/ALMソリューション
19-B-4 開発品質向上のための、ASQ/ALMソリューション19-B-4 開発品質向上のための、ASQ/ALMソリューション
19-B-4 開発品質向上のための、ASQ/ALMソリューション
 
隣の業界、のぞいてみませんか?
隣の業界、のぞいてみませんか?隣の業界、のぞいてみませんか?
隣の業界、のぞいてみませんか?
 

More from Tetsuya Kouno

After jasst the use of test design for organizing specifications(fullslide)
After jasst the use of test design for organizing specifications(fullslide)After jasst the use of test design for organizing specifications(fullslide)
After jasst the use of test design for organizing specifications(fullslide)Tetsuya Kouno
 
配布用_仕様整理のためのテスト設計入門afterJaSST
配布用_仕様整理のためのテスト設計入門afterJaSST配布用_仕様整理のためのテスト設計入門afterJaSST
配布用_仕様整理のためのテスト設計入門afterJaSSTTetsuya Kouno
 
The use of test design for organizing specifications
The use of test design for organizing specificationsThe use of test design for organizing specifications
The use of test design for organizing specificationsTetsuya Kouno
 
Webサービス・モバイルアプリケーション開発におけるテスト設計を支援するための標準テスト観点の整備
Webサービス・モバイルアプリケーション開発におけるテスト設計を支援するための標準テスト観点の整備Webサービス・モバイルアプリケーション開発におけるテスト設計を支援するための標準テスト観点の整備
Webサービス・モバイルアプリケーション開発におけるテスト設計を支援するための標準テスト観点の整備Tetsuya Kouno
 
DeNA QA Night #1 DeNA part
DeNA QA Night #1 DeNA partDeNA QA Night #1 DeNA part
DeNA QA Night #1 DeNA partTetsuya Kouno
 
テスコン優勝事例におけるテスト分析公開用
テスコン優勝事例におけるテスト分析公開用テスコン優勝事例におけるテスト分析公開用
テスコン優勝事例におけるテスト分析公開用Tetsuya Kouno
 

More from Tetsuya Kouno (7)

After jasst the use of test design for organizing specifications(fullslide)
After jasst the use of test design for organizing specifications(fullslide)After jasst the use of test design for organizing specifications(fullslide)
After jasst the use of test design for organizing specifications(fullslide)
 
配布用_仕様整理のためのテスト設計入門afterJaSST
配布用_仕様整理のためのテスト設計入門afterJaSST配布用_仕様整理のためのテスト設計入門afterJaSST
配布用_仕様整理のためのテスト設計入門afterJaSST
 
The use of test design for organizing specifications
The use of test design for organizing specificationsThe use of test design for organizing specifications
The use of test design for organizing specifications
 
Webサービス・モバイルアプリケーション開発におけるテスト設計を支援するための標準テスト観点の整備
Webサービス・モバイルアプリケーション開発におけるテスト設計を支援するための標準テスト観点の整備Webサービス・モバイルアプリケーション開発におけるテスト設計を支援するための標準テスト観点の整備
Webサービス・モバイルアプリケーション開発におけるテスト設計を支援するための標準テスト観点の整備
 
Qa night#2 intro
Qa night#2 introQa night#2 intro
Qa night#2 intro
 
DeNA QA Night #1 DeNA part
DeNA QA Night #1 DeNA partDeNA QA Night #1 DeNA part
DeNA QA Night #1 DeNA part
 
テスコン優勝事例におけるテスト分析公開用
テスコン優勝事例におけるテスト分析公開用テスコン優勝事例におけるテスト分析公開用
テスコン優勝事例におけるテスト分析公開用
 

DeNAの品質を支えるQAの取り組み 〜標準化から実践まで〜