SlideShare a Scribd company logo
1 of 28
サーバントリーダーシップが起こす組織の”覚醒”
Apr 20, 2019
じゃっきー(Tsuyoshi Miyamoto)
ECインキュベーション開発部
Rakuten, Inc.
2
Agenda
• SelfIntroduction
• 超訳サーバントリーダーシップ
• 2016 Baby Manager
• 2017 Kid Manager サーバントリーダーシップへの目覚め
• 2018 Manager サーバントリーダーシップの適用と組織の覚醒
• Summary
• 今日持ち帰ってほしいこと
3
Self introduction
• じゃっきー(みやもと つよし)
• 39歳、3児の父(高2、小3、小1)
• 略歴
• 22歳〜27歳 肉体労働的なことをいろいろ
• 27歳 某社でエンジニアキャリアスタート
• 30歳 楽天でエンジニアとしてはたらき始める
• 楽天ダウンロード -> 楽天ダイニング -> 楽天デリバリー
• 36歳 楽天デリバリーの開発グループのマネージャ
• 今に至る
• 趣味
• ない(今はルービックキューブにはまっている) Image :https://pixabay.com/photos/man-corporate-businessman-suit-tie-871960/
4
超訳サーバント・リーダーシップ
1.傾聴(Listening)
2.共感(Empathy)
3.癒やし(Healing)
4.気づき(Awareness)
5.説得(Persuasion)
6.概念化(Conceptualization)
7.先見力(Foresight)
8.執事役(Stewardship)
9.人々の成長に関わる
(Commitment to the growth of people)
10.コミュニティづくり
(Building Community)
池田守男、金井壽宏『サーバントリーダーシップ入門』より引用
5
超訳サーバント・リーダーシップ
明確な期待値と
的確なサポートで
個人/組織をサンドイッチにし
永遠に成長(覚醒)させ続ける
Image :https://pixabay.com/photos/sandwich-food-bread-nutrition-4034042/
6
はじめからできた
わけではない
Image :Angelov/stock.adobe.com
7
チームが
バラバラ
トラブルが
続発
主体性ない
2016 Baby Manager
8
チームが
バラバラ
トラブルが
続発
指示待ち
1on1
• メンバーがどんな事考えてるのか?
• メンバーが抱えている課題はなにか?
• どのように解決すればよいか?
2016 Baby Manager
傾聴 共感 癒やし 気づき
説得 概念化
先見力 執事役 成長 コミュニティ
9
チームが
バラバラ
トラブルが
続発
指示待ち
マイクロマネジメント
• 自分が課題と感じたところに対し細かく指示
• もしくは、自分が解決までもっていってしまう
• メンバーの主体性を奪っていたのは自分だった
傾聴 共感 癒やし 気づき
説得 概念化
先見力 執事役 成長 コミュニティ
2016 Baby Manager
10
チームが
バラバラ
トラブルが
続発
指示待ち
グループディスカッション
• 傾聴したものをベースにみんなで話す場
• 全体性で包み込む
2016 Baby Manager
傾聴 共感 癒やし 気づき
説得 概念化
先見力 執事役 成長 コミュニティ
11
チームが
バラバラ
トラブルが
続発
主体性
2016 Baby Manager
12
チームが
バラバラ
トラブルが
続発
主体性
Big Project
主体性を持ってメンバーは計画を立て実行に移していく
のだが・・・
2017 Kid Manager サーバントリーダーシップへの目覚め
傾聴 共感 癒やし 気づき
説得 概念化
先見力 執事役 成長 コミュニティ
13
チームが
バラバラ
トラブルが
続発
主体性
放置
実力にみあわない計画
2017 Kid Manager サーバントリーダーシップへの目覚め
傾聴 共感 癒やし 気づき
説得 概念化
先見力 執事役 成長 コミュニティ
14
チームが
バラバラ
トラブルが
続発
主体性
自身の覚醒
期待値を明確に
サポートを的確に
2017 Kid Manager サーバントリーダーシップへの目覚め
傾聴 共感 癒やし 気づき
説得 概念化
先見力 執事役 成長 コミュニティ
15
One Team
2017 Kid Manager サーバントリーダーシップへの目覚め
トラブル減少
主体性
16
主体性
トラブルほぼなし
One Team
組織が安定してきた
かに見えた・・・
2018 Manager サーバントリーダーシップの適用と組織の覚醒
17
主体性
トラブルほぼなし
One Team
主要メンバーが相次いで退職
一気に崩壊の危機
2018 Manager サーバントリーダーシップの適用と組織の覚醒
18
主体性
トラブルほぼなし
One Team サーバントリーダーとして彼らをどう支えたのか?
• あるべき姿の構築
• 今やるべきことの整理
• それに向けて何ができるのか
2018 Manager サーバントリーダーシップの適用と組織の覚醒
傾聴 共感 癒やし 気づき
説得 概念化
先見力 執事役 成長 コミュニティ
19
主体性
トラブルほぼなし
One Team
結果
• 品質を落とすことなく乗り切った
• チームワーク・自律性はより強固に
2018 Manager サーバントリーダーシップの適用と組織の覚醒
傾聴 共感 癒やし 気づき
説得 概念化
先見力 執事役 成長 コミュニティ
20
2017 Releases
TOTAL 170
2018 Releases
TOTAL 274
2017 Troubles
TOTAL 34
(not include premium)
2018 Troubles
TOTAL 11
(include premium)
62%
Power UP!!
68%
Reduce
Troubles!!Trouble 0 Month number : 1(2017) -> 5(2018) 5
Times!!
2018 数字で見える結果
21
Keep trouble ZERO !!
In 2019
But 1 trouble occurred on 4.16(T T)
Image :kegfire/stock.adobe.com
2019は・・・
22
• チームがばらばら
• 指示がないと動かない
• 自分たちから確認しない
• システムトラブルが耐えない
Image :Wayhome Studio/stock.adobe.com
• 何度言っても同じミスや
認識違いをする
• やる気がない
Summary
Why ?
23
リーダーやマネージャーの
日々の行動を映す鏡
Image :https://pixabay.com/photos/monkey-mirror-stare-thinking-3512996/
Summary
24
持って帰ってほしいこと
1. 期待は明確に伝わっていますか?
2. 差を埋めるためのステップを明確にできていますか?
3. 相手の答えを引き出せていますか?
4. メンバーは”よく”あなたに相談しにきますか?
5. 成果を定期的に振り返っていますか?
6. チームみんなで議論する場を作れてますか?
7. 時には厳しい意見を安心して投げかけることができますか?
No -> Yes -> 覚醒が始まる
25
持って帰ってほしいこと
しっかり奉仕できているかどうかを判断するには
次のように問うのが最もよい。
奉仕を受ける人達が、人として成長しているか。
奉仕を受けている間に、より健康に、聡明に、自由に、自主的になり、
自らもサーバーントになる可能性が高まっているか。
ロバート・K・グリーンリーフ野津智子 訳『サーバントであれ~奉仕して導く、リーダーの生き方~』より引用
26Image :Angelov/stock.adobe.com
あなたも
今日から
サーバントリーダー
27
Again
明確な期待値と
的確なサポートで
個人/組織をサンドイッチにし
永遠に成長(覚醒)させ続ける
Image :https://pixabay.com/photos/sandwich-food-bread-nutrition-4034042/
サーバントリーダーシップが起こす組織の"覚醒"

More Related Content

Similar to サーバントリーダーシップが起こす組織の"覚醒"

NPOのクラウド事務局1DAYセミナー【オープニング】マドレボニータ事務局紹介(マドレボニータ)
NPOのクラウド事務局1DAYセミナー【オープニング】マドレボニータ事務局紹介(マドレボニータ)NPOのクラウド事務局1DAYセミナー【オープニング】マドレボニータ事務局紹介(マドレボニータ)
NPOのクラウド事務局1DAYセミナー【オープニング】マドレボニータ事務局紹介(マドレボニータ)madrebonita
 
Lifebear beernight 1_for_share
Lifebear beernight 1_for_shareLifebear beernight 1_for_share
Lifebear beernight 1_for_shareYasuhiro Mashiyama
 
SBU18プログラム紹介2022.pptx
SBU18プログラム紹介2022.pptxSBU18プログラム紹介2022.pptx
SBU18プログラム紹介2022.pptxmayuko mori
 
20170209介護労働安定センターセミナー資料
20170209介護労働安定センターセミナー資料20170209介護労働安定センターセミナー資料
20170209介護労働安定センターセミナー資料Takeshita Kouhei
 
140621 起業論企画part2 slideshare版
140621 起業論企画part2 slideshare版140621 起業論企画part2 slideshare版
140621 起業論企画part2 slideshare版Shigeatsu Muranishi
 
20151116ケアワークアカデミー資料
20151116ケアワークアカデミー資料20151116ケアワークアカデミー資料
20151116ケアワークアカデミー資料Takeshita Kouhei
 
フェローズ講演資料
フェローズ講演資料フェローズ講演資料
フェローズ講演資料Kenta Nakamura
 
シリコンバレーの先達 68 人が教えてくれた "Growth Team" のつくり方 - lite ver. for presentation @ inc...
シリコンバレーの先達 68 人が教えてくれた "Growth Team" のつくり方 - lite ver. for presentation @ inc...シリコンバレーの先達 68 人が教えてくれた "Growth Team" のつくり方 - lite ver. for presentation @ inc...
シリコンバレーの先達 68 人が教えてくれた "Growth Team" のつくり方 - lite ver. for presentation @ inc...Daisuke Danny Miyoshi
 
サボる時間術(実践編)120125 slideshare
サボる時間術(実践編)120125 slideshareサボる時間術(実践編)120125 slideshare
サボる時間術(実践編)120125 slideshareArata Suehira
 
56才でも現役でいられる創造的学習術 みたいなおはなし

56才でも現役でいられる創造的学習術 みたいなおはなし
56才でも現役でいられる創造的学習術 みたいなおはなし

56才でも現役でいられる創造的学習術 みたいなおはなし
Masao Niizuma
 
20130314プロジェクトマネジメント学会キーノート4
20130314プロジェクトマネジメント学会キーノート420130314プロジェクトマネジメント学会キーノート4
20130314プロジェクトマネジメント学会キーノート4理栄 山口
 
株式会社プレスマン 2022卒新卒エンジニア採用 会社説明資料
株式会社プレスマン 2022卒新卒エンジニア採用 会社説明資料株式会社プレスマン 2022卒新卒エンジニア採用 会社説明資料
株式会社プレスマン 2022卒新卒エンジニア採用 会社説明資料harukaochiai
 
グローバル時代に求められるキャリアと生き方(有賀さん)
グローバル時代に求められるキャリアと生き方(有賀さん)グローバル時代に求められるキャリアと生き方(有賀さん)
グローバル時代に求められるキャリアと生き方(有賀さん)MKT International Inc.
 
20151017八戸学院大学かいごの学校資料(ビーブリッド竹下)
20151017八戸学院大学かいごの学校資料(ビーブリッド竹下)20151017八戸学院大学かいごの学校資料(ビーブリッド竹下)
20151017八戸学院大学かいごの学校資料(ビーブリッド竹下)Takeshita Kouhei
 
解剖!テレワーク普及の秘訣、導入ノウハウ、業績向上とのつながり
解剖!テレワーク普及の秘訣、導入ノウハウ、業績向上とのつながり解剖!テレワーク普及の秘訣、導入ノウハウ、業績向上とのつながり
解剖!テレワーク普及の秘訣、導入ノウハウ、業績向上とのつながりTomohiro KIMURA
 
摂南大学 20190510
摂南大学 20190510摂南大学 20190510
摂南大学 20190510ToCJ
 
20180126グッドツリー主催人材獲得定着セミナー
20180126グッドツリー主催人材獲得定着セミナー20180126グッドツリー主催人材獲得定着セミナー
20180126グッドツリー主催人材獲得定着セミナーTakeshita Kouhei
 
Digital Business and Agile
Digital Business and AgileDigital Business and Agile
Digital Business and AgileKenji Hiranabe
 
20161203グローバルラボ仙台 ヘルスケアハッカソン2016
20161203グローバルラボ仙台 ヘルスケアハッカソン201620161203グローバルラボ仙台 ヘルスケアハッカソン2016
20161203グローバルラボ仙台 ヘルスケアハッカソン2016Takeshita Kouhei
 

Similar to サーバントリーダーシップが起こす組織の"覚醒" (20)

NPOのクラウド事務局1DAYセミナー【オープニング】マドレボニータ事務局紹介(マドレボニータ)
NPOのクラウド事務局1DAYセミナー【オープニング】マドレボニータ事務局紹介(マドレボニータ)NPOのクラウド事務局1DAYセミナー【オープニング】マドレボニータ事務局紹介(マドレボニータ)
NPOのクラウド事務局1DAYセミナー【オープニング】マドレボニータ事務局紹介(マドレボニータ)
 
Lifebear beernight 1_for_share
Lifebear beernight 1_for_shareLifebear beernight 1_for_share
Lifebear beernight 1_for_share
 
SBU18プログラム紹介2022.pptx
SBU18プログラム紹介2022.pptxSBU18プログラム紹介2022.pptx
SBU18プログラム紹介2022.pptx
 
20170209介護労働安定センターセミナー資料
20170209介護労働安定センターセミナー資料20170209介護労働安定センターセミナー資料
20170209介護労働安定センターセミナー資料
 
140621 起業論企画part2 slideshare版
140621 起業論企画part2 slideshare版140621 起業論企画part2 slideshare版
140621 起業論企画part2 slideshare版
 
20151116ケアワークアカデミー資料
20151116ケアワークアカデミー資料20151116ケアワークアカデミー資料
20151116ケアワークアカデミー資料
 
フェローズ講演資料
フェローズ講演資料フェローズ講演資料
フェローズ講演資料
 
シリコンバレーの先達 68 人が教えてくれた "Growth Team" のつくり方 - lite ver. for presentation @ inc...
シリコンバレーの先達 68 人が教えてくれた "Growth Team" のつくり方 - lite ver. for presentation @ inc...シリコンバレーの先達 68 人が教えてくれた "Growth Team" のつくり方 - lite ver. for presentation @ inc...
シリコンバレーの先達 68 人が教えてくれた "Growth Team" のつくり方 - lite ver. for presentation @ inc...
 
サボる時間術(実践編)120125 slideshare
サボる時間術(実践編)120125 slideshareサボる時間術(実践編)120125 slideshare
サボる時間術(実践編)120125 slideshare
 
56才でも現役でいられる創造的学習術 みたいなおはなし

56才でも現役でいられる創造的学習術 みたいなおはなし
56才でも現役でいられる創造的学習術 みたいなおはなし

56才でも現役でいられる創造的学習術 みたいなおはなし

 
20130314プロジェクトマネジメント学会キーノート4
20130314プロジェクトマネジメント学会キーノート420130314プロジェクトマネジメント学会キーノート4
20130314プロジェクトマネジメント学会キーノート4
 
株式会社プレスマン 2022卒新卒エンジニア採用 会社説明資料
株式会社プレスマン 2022卒新卒エンジニア採用 会社説明資料株式会社プレスマン 2022卒新卒エンジニア採用 会社説明資料
株式会社プレスマン 2022卒新卒エンジニア採用 会社説明資料
 
グローバル時代に求められるキャリアと生き方(有賀さん)
グローバル時代に求められるキャリアと生き方(有賀さん)グローバル時代に求められるキャリアと生き方(有賀さん)
グローバル時代に求められるキャリアと生き方(有賀さん)
 
Socio design note
Socio design noteSocio design note
Socio design note
 
20151017八戸学院大学かいごの学校資料(ビーブリッド竹下)
20151017八戸学院大学かいごの学校資料(ビーブリッド竹下)20151017八戸学院大学かいごの学校資料(ビーブリッド竹下)
20151017八戸学院大学かいごの学校資料(ビーブリッド竹下)
 
解剖!テレワーク普及の秘訣、導入ノウハウ、業績向上とのつながり
解剖!テレワーク普及の秘訣、導入ノウハウ、業績向上とのつながり解剖!テレワーク普及の秘訣、導入ノウハウ、業績向上とのつながり
解剖!テレワーク普及の秘訣、導入ノウハウ、業績向上とのつながり
 
摂南大学 20190510
摂南大学 20190510摂南大学 20190510
摂南大学 20190510
 
20180126グッドツリー主催人材獲得定着セミナー
20180126グッドツリー主催人材獲得定着セミナー20180126グッドツリー主催人材獲得定着セミナー
20180126グッドツリー主催人材獲得定着セミナー
 
Digital Business and Agile
Digital Business and AgileDigital Business and Agile
Digital Business and Agile
 
20161203グローバルラボ仙台 ヘルスケアハッカソン2016
20161203グローバルラボ仙台 ヘルスケアハッカソン201620161203グローバルラボ仙台 ヘルスケアハッカソン2016
20161203グローバルラボ仙台 ヘルスケアハッカソン2016
 

サーバントリーダーシップが起こす組織の"覚醒"

Editor's Notes

  1. どうも、こんにちは 本日はこのイベントにお越しいただきありがとうございます。 早速ですが、サーバントリダーシップが起こす組織の覚醒ということで、お話をさせていただきます。 どうぞよろしくお願いいたします。
  2. 本日のアジェンダです 自己紹介と、超訳のサーバントリーダーシップとして、サーバントリーダーシップを発揮していくのに重要とされている10の属性についてお話します。 2016年からマネージャとしてグループの管理をし始めるのですが、そこからこれまでで起きたことや、自身また、グループが覚醒してきたことをお話します。 で、最後にサマリをお話して、持ち帰っていただきたいことをお伝えする という流れになります
  3. 傾聴:個人への傾聴から導き出せるグループの意思を見つけ出しそれを明確にする口から出る言葉、また、でてこない言葉も感じとり、さらに自分の内なる声にも耳を傾ける 共感 癒やし:得手不得手を全体性で包んで補い合う環境を作り出す力 気づき:いろんなことに気づく力、人の一挙手一投足からも気づく、また、自身が支援できることはなにかに気づける力 説得:何かしらの意思決定を強制や権限ではなく話し合いによって納得を得、進めていく力 概念化:原文「大きな夢を見る力を育てたいと願う」、今目の前で起きている事実・現実、また未来に関してを概念として捉え、人々と話をできるようにする 先見力:これまで、そして現状を踏まえ先に起きそうなことに気づくちから 執事役:あながた言うならやりましょう。って思ってもらえる力 人々の成長に関与:人が人間として職業人として、また精神的に成長するためならなんでもする。という大きな責任を自ら負い行動をする コミュニティづくり:自身の責任において皆が活躍し成長するために必要なコミュニティを作り育んでいく
  4. あくまでも、僕の解釈ですが、サーバントリーダーシップって一言で言うとこれだと思っています。
  5. もちろんですが、はじめからこんなことができていたわけではありません。 あと、実はサーバントリーダーシップというこ言葉を意識し始めたのは2018年の最後のほうですね。 これまでやって来たことのまとめの意味も込めて、Scrum Festo Osakaにプロポーザルをだす際に、自分がやって来たことを振り返ると 当てはまることがたくさんあり、今後も活かし広めていきたいな。と思いました。 それでは、2016年からこれまでのお話を始めたいと思います。
  6. 2016年当時のチームの状態を表すとまさしくこんな感じでした。 チームがばらばら、 トラブル続発>これは、システムのトラブルもそうですが、チーム間、事業部とのコミュニケーションでもよくトラブルが有りました。 で、主体性がなく、自分たちで自分たちのやるべきことを見つけ取り組んでいくということができていなかったように思います。 そこで、僕がマネージャとして注力したのが ページめくる
  7. 1on1です とはいえ、これだけでは、一体感や主体性はなかなか育たなかったし、トラブルも減らなかった なぜか?
  8. 今思うと1on1という場を使って、強烈にマイクロマネジメントをしてしまっていた。 傾聴や、共感の大切さは常に意識はしていた部分ではありますが、成長につなげていくという部分には着眼できていなかった これは、頑張ってなんとかなる部分ではなく、こういった経験を通じて視野が広がり、視座も上がる 良い教訓になった じゃあ、どうすんだ? 自分とメンバーが1対1でしか話していないということが問題だと思い
  9. ここで注力しようと思ったことは グループディスカッション チームとして、自分たちの課題を自分たちで設定しディスカッションする必要性を感じた コミュニティ 場作りといういみではコミュニティに近いのかもしれませんが、そこまで視座の高いものではなかった どちらかというと、ま、みんなで話そうよ。みたいな感じ。 癒やし 得手不得手 ペアワーク チーム全体でアウトプットを出していくというところ
  10. 少しずつメンバーが主体性を持ってくるようになってきた
  11. 大きなプロジェクトを始めるということで、メンバーもかなりやる気になり、主体的にいろんなことを考えてくれていました。 彼らの言うことを傾聴し、共感することで、どんどん自分たちで進めるように伝えていました。 が、このあと、彼らは、計画時に設定したマイルストーンをことごとくリスケすることになり、かつ、超残業でリカバリを強いられる事になりました。 なぜか?
  12. メンバーは自身で考え、実現に向けて自分たちの枠の中で考えてくる 相次ぐリスケ 超残業するめんばー 考えるために集まるという指示は出すが、話し合いはみんなでやってさまって。というようなディレクション。 アウトプットはまともに見れていなかった 本来であれば、傾聴や共感は気づきを得て先見力により見通しをたて、今すべき対処を考慮した計画づくりをするための力のハズ ただ、聞いて、うなずいているだけだった その結果 聞くのは聞くのだけれど、計画の実現性について僕自身が全く考慮できていなかった よき、よき、と言って、進めさせていた マイクロマネジメントを繰り返したくない思いが強く、メンバーの意見を尊重しすぎた というか、結果としてはこの言葉どおり、放置ですね 相談には乗る、助言もする 実際にメンバーがその計画を実現するスキルを持っているかを見れていなかった。 そのため、このような大失敗をさせることになった ここから学んだこと
  13. ターニングポイント サブマネージャの存在 ターニングポイント マネージャの育成としてサブマネージャの面倒も見ていた その中でその人に伝えていたことが、そのまま自分にも当てはまってハッとした 期待と結果の差分に愕然とする なんでか? 期待値が伝わっていない 期待のレベルがメンバーと合っていない 適切なサポートが必要 期待と実力の差分を明確にし埋めるのが我々の仕事 トラブルが減り始める チェックシートが作られ始める メンバーが真に考え抜き、提案し、責任をもって動き始める
  14. 彼ら抜きで残されたメンバーは耐えきれるだろうか?下手すると組織が崩壊しかねない。 という思いはなるべく表には出さないようにし、まず、考えました。 残されたメンバーでできることはなにか? 残されたメンバーに抜けていくメンバーから伝えてもらうことはなにか?
  15. 今やるべきことの整理 理想像の構築 それに向けて 残されたメンバー、去っていくメンバーから自分たちが理想像を実現するために何が必要か 体制、役割 引き継いでおくべき事項 この問題を乗り越えるための、短期的な目標Vision メンバーに主体的に考えてもらう 気になる部分や不確定な部分は、質問を投げかけることで自身で考えさせ確実に実行し、ステータスが確認できる状況まで推敲する 自分たちで作り上げることが大切だということを常に意識付ける ヒントではなく、意見 なぜそのような選択をするのかなど、思考の整理をした上で判断できるよう支援 考えが足りていない場合は、具体的に「XXというシチュエーションが起きたとき、これはどうなるの?」どいう具合に質問をなげ視座を高くを支援 広がる・高くなる・実際に行動に現れる これが覚醒
  16. 全属性を注ぎ込んだ
  17. 実はそれは、あなたやチームの日々の行動を映す鏡です
  18. NoをYESに変えるだけで、メンバーが覚醒し、メンバーが覚醒すると当然チームのアウトプットも良くなり、チームが覚醒する
  19. こうなっているメンバーが多ければ多いほど、強いチームになっていけるはずだと革新しています。 なので、サーバント・リーダーシップは
  20. 楽しいスクラムライフを!!