Work efficiency

Excelの作業が遅い原因
1. PCの操作に慣れていない
2. 資料が分かりづらい
3. 入力ミスが多い

PCの操作に慣れていない
① 文字や数字の入力が遅い
② マウスでの操作が多い
③ 入力が多い

文字や数字の入力が遅い
• 一つ一つの入力が遅いと、その積み重ねで多くの時間
を無駄にしていることに...
• 解決策
⇒ホームポジションを覚える
⇒タッチタイピングを習得する
⇒タイピングのスピードを速くする
※毎日10分、「e-typing」や「寿司打」で練習する

マウスでの操作が多い
• 多くの場合、マウスによる操作よりもショートカット
による操作が速いと言われています。
• 解決策
⇒Windowsのショートカットキーを覚え、慣れる
⇒Excelのショートカットキーを覚え、慣れる

入力が多い
• コピペやオートフィルの機能を使えば入力しなくても
済むものを、わざわざ毎回入力してませんか？
• 解決策
⇒コピー・貼り付けを使いこなす
⇒オートフィルなどを使用して、
入力を最小限に抑える

まとめ
• 文字や数字の入力が遅い
⇒ タイピングの練習をする
• マウスでの操作が多い
⇒ ショートカットキーを活用する
• 入力が多い
⇒ コピペやオートフィルなど、
入力に関する機能を活用

資料が分かりづらい
① 資料のセルや文字色が単色
② 非表示が使われている
③ 数式が長い
④ 数式が何を参照しているか分からない

資料のセルや文字色が単色
• 資料の中身が単色だと、入力すべき個所と入力しない
個所の区別がつかないため、分かりづらくなります。
• 解決策
⇒役割によって文字色や背景色を分ける
例
手入力：青、数式：黒、別シートから参照：緑

非表示が使われている
• 非表示は便利ですが、ぱっと見で隠れている列や行が
発見しにくいため、資料が分かりづらくなります
• 解決策
⇒グループ化の機能を使う

数式が長い
• 一つのセルの中の数式が長くなると、作った本人以外
が見た時に解読が難しいです。
• 解決策
⇒作業用の列を追加する
⇒計算式を分けて一つ一つを単純な式にする
⇒作業列はグループ化の機能を使って隠す

数式が何を参照しているか分からない
• 数式が別のセルを参照している場合、参照元が何を表
しているか確認が必要な場合は、時間がかかります。
• 解決策
⇒セルに名前を付ける
⇒セルを参照する場合に名前を使用する

まとめ
• 資料のセルや文字色が単色
⇒文字色や背景色で資料を分かりやすく
• 非表示が使われている
⇒今すぐグループ化
• 数式が長い
⇒作業列を追加して一つ一つの式を単純に
• 数式が何を参照しているか分からない
⇒セルに名前を付ける

入力ミスが多い
ミスが多いことへの解決策は主に2つ
① ミスを減らす（ミスをしないための仕組みをつくる）
② チェック作業を効率化し、ミスの発見を速くする

入力ミスをしないようにする
• 入力する値があらかじめ決められている場合、それ以
外の値は入力できないようにした方が良いです。
• 解決策
⇒データの入力規則を使用する
⇒リストからの選択によって入力値を制限する

異常な値を見つけやすくする
• 本来入るべきでない値が入っていた場合に、それを発
見できる仕組みがあると便利です。
• 解決策
⇒条件付き書式で色分けをする
⇒関数を使用したチェックを導入する

チェック作業を工夫する
• チェックの際は機能をうまく活用してチェックしやす
くしましょう
• 解決策
⇒リボンの非表示
⇒ウィンドウ枠の固定
⇒並べて表示

まとめ
ミスが多いことへの解決策は主に2つ
• ミスを減らす（ミスをしないための仕組みをつくる）
⇒データの入力規則、条件付き書式、関数の使用
• チェック作業を効率化し、ミスの発見を速くする
⇒ウィンドウ枠の固定、並べて表示、関数の使用

全体のまとめ
• PCの操作に慣れていない
⇒タイピング力、ショートカット、コピペ
• 資料が分かりづらい
⇒色分け、グループ化、セルの名前付け
• 入力ミスが多い
⇒入力を制限、チェックを効率化

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