コロナで改めて注目される働かないおじさん。若者にとっても他人事ではないし、経営者としても労働力不足問題に直結しますし、おじさんの僕たちは当然自分事です。 働かないおじさんを分析しつつ、どうやったら働きつづけるおじさんになれるのか考察しました。

1. 働かないおじ
さん誕生秘話
～そして誰も働かなく
なった～
岸 コウジロウ

2. 働かないおじさんとは？
古くは窓際族やお荷物なんて言われ方をしてきた「働かないお
じさん」
テレワーク時代によって、あぶり出されてきた記事が散見する
ようになった
今回は、この働かないおじさんというのが、どのようにして生
まれるのかを考察したい

3. けっして馬鹿にしたいわけではない。
いつ自分がそうなってしまうのか
恐ろしくてたまらないから、考察するのだ。
是非とも若い世代にこそ読んで考えてもらいたい。
はじめに

4. 働かないおじさん、みんなはどう思ってる？
https://www.asahi.com/articles/ASN1L5S9ZN1JUHBI01P.html
なんかズルい！
(気がする)
会社のコスト
本人が不幸
でも全員じゃな
いよね…？
不公平

5. 他人の理解が「働いていない」本人の自覚が「働いていない」
なぜ、働かないおじさんなのか？
働きたくない
おじさん
成果・価値が低い
おじさん
働いているつもり
おじさん
あなたはどの働かないおじさん？
（何かかみ合わないおじさん）

6. なぜ、働きたくないおじさんになったのか？
やりがいの低下
自身の能力と仕事の難易度があっていない
不安状態は、時代の移り変わりについていけないケースや、
専門職からの管理職へのステップアップ等で発生する
退屈状態は、上が詰まった組織体質やルーティンばかりの
仕事。他にも、もう飽きたとか…。
やる気・必要性の低下
安定した職と賃金
仕事はクビになることもないし、給料の急に上がることも
ない。文句を言われることも無い年次になってきて、居心
地が良い状態。ＶＩＶＡ年功序列状態！
職に対する諦め
仕事で自己実現なんて若者の言葉
自分はもう承認欲求すら
薄れてきたよ状態。
体力・気力の限界
仕事にも色々あるけど、体力の限界ばかりは仕方ない。
そういうのは若者に任せたいところだよね。
難易度
能力
不安状態
退屈
楽しい
面白い
https://ameblo.jp/ctl-time/entry-12583663002.html
https://motivation-up.com/motivation/maslow.html
ここまで
で良いや

7. なぜ、成果・価値が低いおじさんになったのか？
スキルが不足
スキル（開発）不足
必要な時に必要なスキルを開発してこなかった。または、
開発してもらえなかった。職級、社会的情勢などにより開
発する必要のあるスキルは大きく変わる。
急激なスキルの変化
特に黎明期の業界においては自身の専門性が急に陳腐化す
ることがある。IT業界においては常にその状態。
自身のステップアップとともにスキルアップを
進められなかった…。
成果や価値に繋がっていない
求められている成果や価値の無理解
そもそも求められている成果や価値を把握していない。経
営者からのメッセージや、企業における目標設定を軽視し
ていたり、そもそも「課題解決」への理解が薄い。
やっていることが的外れ
成果へのアプローチが間違っている状態では
いくら頑張っても評価は上がらない。
こういう人は、ほぼ間違いなく成果を
見える化することもできていない。
ヒューマン
社会人スキル
業界知識
リーダー
専門知識
課題解決
マネジメント
専門知識＋
経営

8. なぜ、働いているつもりおじさんになったのか？
誰のための仕事か無理解
組織のために仕事をしていない
「仕事」とは本来、企業や組織への
成果の貢献であると言える。
そもそも、その意識がなければ
独りよがりな作業になってしまう。
人を助けていない、育成していない
年長者や組織に長くいれば、業務知識だけは必ずついてく
る（OJT）。そこを活かして後輩にアドバイスをしたり、自
分の仕事の範囲を拡げていくことができていない。
そして居場所もない…
評価されていない仕事
評価者を特定できていない
アナタの評価者は誰だろうか？上司だろうか、後輩だろう
か、家族だろうか、それとも自分だろうか？評価者を特定
しアプローチを考えられていないと評価はされない。
評価者に訴えられていない
自身の仕事が評価されるためには、評価者の課題を明確に
理解し、解決策を提案、結果を示す必要がある。
どの工程も社会人としては重要であり
必須であるが、そういったスキルを
持っている社会人は数少ない。

9. 「働かないおじさん」は、ある意味被害者でもある
社会構造や会社の制度などにより、やる気を発揮できなかった
壮年期、”いまさら”って気にもなっちゃうよね…。
年功序列で頑張
っても仕方がな
い

10. どうやったら「働かないおじさん」にならずに済むか？
では…

11. どうやったら「働かないおじさん」にならずに済むか？
やりがいの低下
自身の能力と仕事の難易度があっていない
やる気・必要性の低下
安定した職と賃金
職に対する諦め
体力・気力の限界
スキルが不足
スキル（開発）不足
急激なスキルの変化
成果や価値に繋がっていない
求められている成果や価値の無理解
やっていることが的外れ
誰のための仕事か無理解
組織のために仕事をしていない
人を助けていない、育成していない
評価されていない仕事
評価者を特定できていない
評価者に訴えられていない
どうすれば…

12. 「働いている状態」を保つには、良い循環を作らないと！
やりがいの低下
自身の能力と仕事の難易度があっていない
やる気・必要性の低下
安定した職と賃金
職に対する諦め
体力・気力の限界
スキルが不足
スキル（開発）不足
急激なスキルの変化
成果や価値に繋がっていない
求められている成果や価値の無理解
やっていることが的外れ
誰のための仕事か無理解
組織のために仕事をしていない
人を助けていない、育成していない
評価されていない仕事
評価者を特定できていない
評価者に訴えられていない
②人や組織のため
に成果を出し
③適切なロール
を獲得し
①必要なスキルを
獲得し
なるほど

13. おすすめの手段１
あえて火中の栗を拾う
炎上案件は、組織としても課題であり
担当者も困っている状態である
助けることで信頼を獲得＆育成する
そして、自身を大きく成長させる
解決すればそれはアピールに繋がる
失敗しても怒られない
必要なスキルを
獲得
人や組織のために
成果を出す
適切なロールを
獲得

14. おすすめの手段２
自分なりに評価者を定める
評価者を固定化することで
課題分析⇒解決をしやすくする
評価されれば、セミナーなども
斡旋してくれる
上司をターゲットにすれば
適切なロールが割り当てられる
必要なスキルを
獲得
人や組織のために
成果を出す
適切なロールを
獲得

15. おすすめの手段３
人を育て、組織を強くする
後進者育成に力を入れ、人を育てる
ことで、組織力強化に繋がる
専門性を磨き続けるあなたは
常にスキルを獲得している
組織は、その専門性を活かすため
そういった立ち位置を用意してくれる
後輩からは頼れる先輩に
必要なスキルを
獲得
人や組織のために
成果を出す
適切なロールを
獲得

16. でも、ほんとはね…
一番大事なのは自分の気持ち
仕事を自分で作り
解決する楽しさを覚えたり
人を助ける喜び感じたり
やりたい事を作ったり
これが
自身が成長し、人を成長させ、
組織を強くする
「働くおじさん」であり続ける
原動力じゃない？

17. そんな方にオススメは、仲間を作ること！
一緒に学び合える仲間を作ろう！
でも、そんな興味が続かないよ…

18. オトナボックスとは？
仕事、プライベート、睡眠で24時間。
人生の約1/3を占める「仕事の時間を良質に」する。
を支援しあう活動です。
仕事の時間を良質にする方法とは？
ルール
業務知識
マニュ
アル
今の仕事で
詰め込まれるモノ
遊びを仕事に
変える
新しい興味に
出会う
今の仕事の未来を
考える
オトナボックスで
得られるモノ
今の仕事が楽しくなる 今後の仕事にワクワクする
手前ミソですが、オトナボックス
という選択肢もあります！

19. （補足コラム）結局は上司に気に入られ出世しかないのか？
今までの論調で言うと、いわゆる王道の出世コースしかないのか？と思われたかも
しれませんが、言いたいことはそういう事ではありません。
評価者は上司だけとは限らない
評価者はチームのメンバー、後輩なんかでも良いのです。誰かのためになることを
することで、自分の居場所を作る。そういう行動が重要です。
無理に管理職にならなくても良い
もし、管理業務が自分に合わないと感じるなら専門家を目指す方法もあります。し
かしその場合、自身が受ける報酬と同等の対価を示すのには工夫が必要です。
組織に対し大きな成果を示すには、管理業務やリーダーの方が簡単です。専門性で
成果を示すには、それ以上の努力が必要だということは理解すべきです。
火消し役、懐刀、育成リーダー、改善チームなど、色々あると思いますよ。

20. （付録）学ばないフレームワーク
学ぶ方法はあれど、学ばない方法って珍しいよね
技術の生まれ
技術の流行り
はじめ
技術の流行 技術の一般化
結局、何も、学ばない！
聞きかじり期 しったか期 焦り期 開き直り期