2. 2017/11/04 大杉
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外来診療におけるコミュニケーション
n 2016年は内科関連で計10回、外科関連で5回外来診療あり。
n 内科関連で⼿話通訳を依頼したのは9回。1回は近くの医院(⼿話・筆談)。
n 外科関連は筑波技術⼤学附属医療センターを利⽤のため、⼿配なし。
n 病院で⻑時間待たされること(待合室効果、効率改善)
n 医師の⼿話通訳及びろう者への理解度の改善(椅⼦の⽤意、通訳者の
位置、医師の⽬線、⼿話の特徴、ろう者の理解⽅法など)
n ろう者⾃⾝の医療⽂化理解と、⼿話通訳活⽤技術の習得(⽣活⽀援及
びエンパワメント)
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米国ロチェスターの医療事情(1998年当時)
n ロチェスター⼤学医学部の「ろう者の病院」企画
n 22名のろう者が医師、看護師、薬剤師、事務員などに扮する。100名ほど
の医学⽣が患者になって模擬診療を受ける。
n 話し⾔葉の使⽤を禁⽌。
n 医学⽣のサークル「PAH・MD」の活動:聴障者への医療サービスの質向上
n 団体健康保険医療センターのろう者コミュニティ市場調査担当設置
n 取組テーマ:⾔語と⽣活様式の違いによるコミュニケーションの壁をなくす。
n SW、経営学修⼠号のろう者の雇⽤
n 聴覚障害のある利⽤者への調査→センター内の啓発→ろう者コミュニティへ
の啓発→利⽤者の増加→聞こえない医師と⼿話の堪能な医師の雇⽤
n ⽋格条項の撤廃が実現し、障害差別解消法ができた今、次に求められ
る取組みは?