個人事業主のお客様が、freeeではじめて開始残高を設定される際の手順を掲載しています。

1. 開始残高の設定ガイド
freee カスタマーサポート
（個人事業主のお客様用）

2. ◎開始残高を登録して正しい決算書をつくりましょう
まず、メニューから、[設定]→[開始残高の設定]を選択します。
(次ページヘ）
◆開始残高を登録する、とは？
freeeでは開業時点で、手元にいくら現預金があったか、または売掛金や買掛金
などの残高がいくらなのかをあらかじめ登録する必要があります。
これを登録すると、正しい貸借対照表が作成できますので、freeeを使い始めた
ら必ず登録しましょう。

3. 設立初年度の場合は1番左を、前期末の決算書が手元にある場合は真ん中を、
他社ソフトから乗換の場合は1番右を選択します。

4. ◎「今期から事業を始めた方」を選んだら...
事業を今期から開始している場合（新規開業）は、その事業開始時点の残高を入力します。
現金や銀行口座、その他の勘定科目について残高を入力しましょう。
事業開始時の銀行口座は、下記のように「口座」として入力していきます。
上記の画面では、「ゆうちょ」「三菱東京UFJ」「開業費」の金額の合計が元入金として登録されます。
※元入金…事業をはじめた時の元手となるお金です。法人で言う「資本金」のようなものです。

5. ◎「前期末の決算書をお持ちの方」を選んだら...
昨年の確定申告時に作成した「青色申告決算書」を見ながら、画面に沿って入力していきます。
なお現金預金の補助科目については、前述の通り、口座として入力していきます。
借方・貸方に使いたい勘定科目が見当たらない場合は「借方科目（貸方科目）を追加」をクリ
ックして、勘定科目欄を追加後、科目を入力しましょう。

6. ◎各科目の内訳を登録しましょう
2. 取引先の名前、金額を入れ、適用ボタンをクリックすれば登録完了です。
登録内容は、メニュー「取引」→「取引を登録」の画面にて、前年末日の日付で「前年度繰越収
益」として登録されます。検索するときには注意してください。
1. 科目右側の「内訳を登録」ボタンをクリックすると、取引先ごとの内訳を入力できます。

7. ◎前期末の決算書が作成されている場合の元入金の入力方法
前期末に決算書を作られている場合は、「事業主貸」「事業主借」の科目が作られています。
その場合、開始残高の設定画面の貸方にある「元入金」へは、
貸方の「元入金」＋「事業主借」＋「青色申告特別控除前の所得金額」の合計金額
から、
借方の「事業主貸」の金額を引いた差額
を今年度の元入金として入力します。（図の赤い点線部分の差額）
←青色申告決算書の4ページ目を
確認しましょう。

8. ◎設定が終わったら...
freeeホーム画面の左側の口座一覧に残高が反映されます。
（既に収支を登録している場合は、開始残高を基に金額が変わっています）
←収入や支出の登録前であれば、開始残高の設定画面で
入力した残高がそのまま反映されています。