@no_______nononoが発表したスライドの修正版。 時間内に言えなかったことや口頭で説明したところを追加。

2. 始めに
•オンラインゲームでチートなどの不正行為など、運営の人
が困ってる。
•実はオンラインゲームなどもセキュリティの分野が
とても大切です。

3. 今回のTL
実際にチートをしてみて、
どのような脆弱性は潜んでいるはか調べてみる。

4. 今回使うゲーム
もふもふしよ♡
10秒以内に何回キー
ボードが叩けるか競う
ゲーム

5. 今回使うゲーム
ランキング
スコアが高い順に順
位がつく

6. ゲームシステム（軽く）
ユーザ
サーバ
WEB
スコア
Play
Access

7. ゲームスタート（5分）
•なんでもあり！
•ゲーム終了時にスコアが一番高い人が1位！

8. ゲームスタート（5分）
http://192.168.7.36:60000

9. チート方法（実演）
•メモリをいじる
•逆コンパイル
•パケットの偽装

10. メモリをいじる１
うさみみハリケーンを使う！

11. メモリをいじる２
UsaMimi64.exeを実行

12. メモリをいじる３
対象の実行ファイルを選択

13. メモリをいじる４
検索 → メモリの範囲を指定して検索

14. メモリをいじる５
制限時間が短い時（今回は10秒）
実行速度を落としたり、
一時停止を使用する。

15. メモリをいじる６
値を変えて、メモリを特定。

16. メモリをいじる７
特定した。

17. メモリをいじる８
特定したメモリを書き換
えてスコアを改ざんする。

18. 逆コンパイル１
• ILPsyを使う。

19. 逆コンパイル２
• fileコマンドを使う。
• .NETで動いてることがわかる

20. 逆コンパイル３
• 1度保存して自分の開発環境で開
いてみると便利
• 今回はvisual studio 2013 で開く

21. 逆コンパイル４
• めちゃくちゃ変数宣言してるところ
がある。
• 変数の値を変えたらスコアがいじ
れるかも。

22. 逆コンパイル５
• ロード時に変数を初期化してる。
• CountEventの初期値が０。
• CountEventの値を変えてコンパイ
ルしてみたらどうか。

23. 逆コンパイル６
• スコアが変わった。

24. パケットの偽装１
•Fidolrを使う！！

25. パケットの偽装１-２
• 送信時にプロキシで止める

26. パケットの偽装１-３
• Rules → Automatic Breakpoints
→ Before Requests

27. パケットの偽装１-４
• 送信するスコアを止めれる。

28. パケットの偽装１-５
• スコアの改ざん。

29. パケットの偽装１-６
• 改ざんしたスコアの送信。

30. パケットの偽装１-７
•成功！

31. パケットの偽装２
•Wiresharkを使う！！

32. パケットの偽装２-２
•パケットの中身が見える

33. パケットの偽装２-３
•追跡 → TCPストリーム

34. パケットの偽装２-４
•POSTメッソドでデータを送っている
•パラメータは
• UserName → ユーザの名前？
• Score → 得点？？
小ネタ。
赤文字が リクエスト
青文字がレスポンス

35. パケットの偽装２-５
•偽装パケットの生成。
• C#
• シェル
• 他にも

36. パケットの偽装２-６
•偽装パケットの生成。
• C#
• シェル
• 他にも

37. パケットの偽装２-６
•偽装パケットの生成。
• C#
• シェル
• 他にも
Chrome拡張
Advanced REST client
Google
rest-client
HTTPSender
ツールを自分で作ってみると面白いかも
ね…

38. 対策１
• メモリを解析されにくくする
• 動いている変数の数が少なかったため、メモリが特定された。
• 変数の数を増やして動いているメモリを特定されにくくさせる。

39. 対策２
• デコンパイルさせない
• 容易にデコンパイルされる言語であるC#で作られていた。
• デコンパイルされにくい言語で作成する。
• 難読化する
• デコンパイルされたとき、綺麗にソースコードが見えていた。
• デコンパイルされてもコードが読みずらくさせる。 →難読化されてるだけであきらめる人は多い

40. 対策３
• プロトコルの変更
• HTTPを使用していたため、容易に解析されてしまった。
• 独自プロトコルを用いて解析を困難にさせる。

41. 対策４
• どんなに対策しても、必ずチートをしてくる人がいる。
• 対策したからと言って油断せずに…
• チートを使用した人は、しょっ 処刑です！！！

42. 対策５
•実は、1つだけチートの対策してた。

43. 対策６
•XSSの対策

44. 対策７
•理由
•うまいこと動かなかった。（すみません）
•別のユーザーにガチで迷惑かかる。（ゲーム以外にところで）

45. 対策８
•もしできたら
•DOM操作のスクリプトを埋め込んでスコアが低くても
常に自分が1位になれる。

46. 最後に…
•今回得た知識を悪用しないこと。
• 攻撃したくなったら、自分の攻撃者側と攻撃される人側になって攻撃してみる。
• 自分の作ったシステムに脆弱性がありそうだったら、友人達に攻撃してもらう。