人工知能やIOTによって、新たな広告手法に変革しようとしているこち、日本国内のGDP減少を懸念して、日本の大手広告代理店が今後グローバル化していくべき理由を述べています。

1. 国内代理店の新たな広告手法への適応
と閉鎖的経営からの脱却
～国内大手代理店のグローバル展開の必要性～
” The need for global expansion of the transition and the
Japanese agency advertising methods by technology”

2. 国内の媒体別広告費の推移
テレビ広告
ネット広告
電通コーポレート・コミュニケーション調査 2015/2/24

3. 世界全体の媒体別広告費比率
0
20
40
60
80
100
2005 2006 2007 2008 2009 2010
テレビ インターネット
International Communications Market Report 2011/12/28

4. 日本人のテレビ視聴の変化
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
2010
2015
普段一日にテレビを見る時間
１時間未満
2~6時間
2~6時間
調査元:NHK放送文化研究所 調査日:2015/2/27~3/8
対象:全国の１６歳以上の男女 母集団:3600人

5. 2010年の主要国広告費総額
0
10
20
30
40
50
60
70
80
90
100
アメリカ 日本 ドイツ 中国 イギリス ブラジル

6. 日本人のテレビ接触時間の減少
51.2%
50.4%
50.5%
50.5%
49.7%
46.1%
45.9%
42.9%
40.7%
39.8%
48.8%
49.6%
49.5%
49.5%
50.3%
53.9%
54.1%
57.1%
59.3%
60.2%
2006
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013
2014
2015
メディア接触時間
テレビ その他
調査元:博報堂DYホールディングス 調査日:2014/7/7
対象:全国の１６歳以上の男女 母集団:3600人

7. 日本の大手広告代理店の収益構造は企業との癒着による
部分が大きく、新たな広告手法に適応できていない。
また、今後の国内マーケットは縮小が予想されるため、
早い段階で癒着による売上比率を下げ、グローバル展開
する必要がある。
問題提起
日本の大手広告代理店の収益構造は企業との癒着による
部分が大きく、広告手法の変化にも弱いため、現在の売
上を保ち向上していくためにはグローバル展開をする必
要があるのではないか？
仮設

8. 第1章 研究の背景
1-1 研究の動機
1-2 研究の背景
1-3 問題提起
1-4 先行研究
1-5 問題へのアプローチ方法
第3章 日本の広告代理店
3-1 日本の広告代理店の特徴
3-2 事例：電通
3-3 事例：サイバーエージェント
第4章 海外の広告代理店
4-1 海外の広告代理店の特徴
4-2 事例：WPP
4-3 事例：オムニコム(東急エージェンシーと提携)
第2章 広告代理店のビジネスモデル
2-1 広告代理店の沿革
2-2 広告手法の変遷(テレビ,ネット,AI,IOTなど)
目次

9. 第5章 日本と海外の広告代理店の比較
5-1 海外と比較した日本の広告代理店の強みと弱み
5-2 日本の広告代理店の課題
結語
参考文献
謝辞
第6章 考察
6-1 仮説の検証
6-2 日本の広告代理店の今後の展望