1. 炎婦羅
～ Azure 次郎の花～
○○証券
NUMURA
NIZUHO
にずほ銀行
PamilyMart

2. 自己紹介
•名前
–割と普通( @normalian)
•所属
–JAZUG
•その他
–Microsoft MVP for Microsoft Azure 2010～
–AzureのコミュニティJAZUG の運営http://r.jazug.jp/
–「クラウドデザインパターン」監訳
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3. 3
はじめに
エンプラってなぁに？
エンプラでクラウドを使うには？
まとめ

4. 本セッションのゴール
•エンプラの空気を理解する
•エンプラの仕方無さを理解する
•どうしたら新技術（クラウド等）を普及推進出来るか理 解する
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5. 5
はじめに
エンプラってなぁに？
エンプラでクラウドを使うには？
まとめ

6. エンプラの文化とは？①
•ユーザ企業さんの業務を効率化させるのが目的であり、 動いていて当然という感覚が強い
–「安く安定して動けば何でも良い」傾向が実は強い
•日本だと雇用流動性が低く、システムに人を合わせる文 化がないので、カスタマイズが大流行り
–これがDynamic CRM やSharePoint がいまいちはやらない 理由だと思われる

7. エンプラの文化とは？②
•新規技術の導入に非常にうるさい
•労働集約型になりやすい（人月単価系になりやすい）
•止まると数十億の賠償とかも十分あり得る（証券・金融 系だと特に）
なぜそんなに新規技術の導入にうるさいのか？

8. 一瞬で会社が崩壊する恐れも
•例1）ベ○ッセ情報流出事件
•例2）ジェイ○ム株大量誤発注事件
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9. エンタープライズな体制が多い
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○○社
○○
システムズ
業務
SE部隊
基盤
SE部隊
開発会社A
開発会社B
お客さんゾーン
SEゾーン
開発ゾーン
•たいがい「○○システムズ」な子会社があり、SE 側に案 件を投げるケースが多々
•SE 会社が業務設計等を行い、開発会社さんにお願いする ケースが多い

10. SE 会社
SE 会社
SE 会社
•情報システム部、○○システムズともに現場からのリス クを回避するためにSE 会社に投げる傾向が強い
•システムズ系が中間利益を積んで、より悲劇が…（金の 流れは力の流れ
•）
エンタープライズ開発あるある
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○○社
○○
システムズ
営業部
企画部
…
情報システム部
現場の多様な
無理難題
発注
発注
問題が起こった際には会社の存続にかかわる ため、新規技術導入には消極的なことが多い
問題があると直に評価に係わるため、 新規技術導入に消極的なことが多い

11. 11
はじめに
エンプラってなぁに？
エンプラでクラウドを使うには？
まとめ

12. SE 会社
SE 会社
SE 会社
•まずは顧客側に「安心して使える」「儲かる」がイン プットされないとスタートラインに立てない！！
お客さんが安心しないと使えない！
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○○社
○○
システムズ
営業部
企画部
…
情報システム部
現場の多様な
無理難題
発注
発注
キーパーソン

13. 新技術導入を進めるのに必要なもの
•「開発」に関するベンダー資料は多いが、顧客RM、提 案、運用に関する情報は無い場合が多い
•今回は「提案」部分に関するお話を少々
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顧客
RM
提案
体制
構築
開発
運用
サンプルコード、
パターン集、
ホワイトペーパー等々
セミナー、
トレーニング
ベンダーさんが頑張ってるところ

14. クラウド利用の推進顧客を安心させるため に必要なもの
①事例
②セキュリティチェックへの対応
③顧客要件への対応
④発注可能な開発会社の確保
⑤サポート
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15. ①事例
•完全ド新規は顧客（本社、システムズ）への心理 敷居が非常に高い
•同業他社の成功事例は非常に効果的
15 http://azure.microsoft.com/ja-jp/community/evidence/

16. ②セキュリティチェックへの対応
•同じ国にデータセンタをおけ
•他の会社と同じ筺体にデータを置くな
•データは暗号化されているか
とかとか
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17. ②セキュリティチェックへの対応
•お国がセキュリティのガイドラインを公開してお り、これらに従わないとパスできない
17
http://www.ipa.go.jp/files/000013460.pdfhttp://www.fsa.go.jp/common/law/kj-hogo/

18. ②セキュリティチェックへの対応
•「金融機関向け『Amazon Web Services』対応セ キュリティリファレンス」っぽいのがあると強力
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https://www.scsk.jp/news/2012/press/product/20120910.html

19. ③顧客要件への対応
•業務要件
–「○○の業務ができること～」が殆ど
•非機能要件
–DR 対応、性能要件、セキュリティ要件、SLA、拡張性
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・業務要件は千差万別だが、非機能要件は同業（金融、
証券とかは特に）で似るケースが多い
・クラウドが引っかかりやすいのは非機能要件（主に
セキュリティ要件、SLA側）

20. ④発注可能な開発会社の確保
•SE に開発力をもとめてはいけません！
•新規系のテクノロジを乗りこなしてくれる実績の ある開発会社さんが確保できないと踏み切れない ことが多い
•与信とか情報セキュリティの監査とかがあったり すると発注できないことも・・・
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21. ⑤サポート
•最終的なよりどころが無いと不安で眠れませ ん！！
•ベンダーのいう「サポート」とSE のいう「サ ポート」は語彙が違うので注意が必要！
–SE のサポート== 最終的な問合せ先がある？
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はじめに
エンプラってなぁに？
エンプラでクラウドを使うには？
まとめ

23. まとめ
•エンプラは社会を支えてたりする場合が多いので、ひ じょーに高い稼働率を求められる傾向があります
•開発方法論以前に利用できるスタートラインに立つため には色々と必要です
•SE をいじめないであげてください

24. 御清聴ありがとうございました