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市民参加型の地域情報
オープンデータ作成活動
青木 和人
あおきGIS・オープンデータ研究所
第5回越境地域政策研究フォーラム
シンポジウム「地方創生に向けた地域情報の活用とは」
2018.2.10
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オープンデータとは
出典:オープンデータとは何か? — Open Data Handbook http://opendatahandbook.org/ja/what-is-open-data/index.html
・誰でもアクセスできる
・誰でも使える
・誰でも二次利用と再配布ができる
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行政公開型オープンデータ 「鯖江市モデル」
出典:鯖江市 市内公園等のトイレ情報(XMLRDF) http://www.city.sabae.fukui.jp/pageview.html?id=11592
二次利用できる
CC BY ライセンス
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「DATA.GOV」日本版:JP
出典:DATA GO JP: http://t.co/uDtPKqo
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地方自治体のオープンデータの取組状況
出典:福野泰介:地方自治体のオープンデータの取組状況について,入手先〈http://fukuno.jig.jp/2014/opendatajpstat〉
日本のオープンデータ都市数
2018/1/29 現在で,オープンデータに取り組んでいる自治体は,
都道府県で 42団体 89.3% (42/47)
市区町村で259団体 13.9% (259/1852)
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オープンデータって、
行政からもらうもの?
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行政にオープンデータを
求めるだけでなく、
自分たちで
オープンデータを
作りましょう!
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まちあるきして、地域の情報をオープンデータにして
インターネットで知ってもらうために市民でつくるオープン
データ「wikipediaタウン」+「OSMマッピングパーティー」
を行っています。
市民参加型オープンデータ作成活動
けっして怪しい活動
ではありません。。
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インターネット百科事典:ウィキペディア
OSMの意義も、相互運用性
・誰もが無料で自由に読むこと、書くこと
もできます。
・世界の各言語(293言語)もある。
・文章や写真は自由に使うことができま
す。(CC-BYライセンスのオープンデータ)
出典:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/
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市民参加型オープンデータ OpenStreetMap
出典:OpenStreetMap Japan http://openstreetmap.jp/
OpenStreetMap(OSM)は、
道路地図などの地理情報データを
誰でも利用できるよう、
フリーでオープンな地理空間情報を
作成することを目的としたプロジェクト
誰でも自由に参加して、
誰でも自由に編集でき、
誰でも自由に利用する事が出来ます。
みんな(市民)で作る
地理空間情報における
オープンデータ
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まちあるき
(現地調査)
郷土史家さんから
現地の案内と説明
市民参加型オープンデータ作成活動
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市民参加型オープンデータ作成活動
図書館司書による
レファレンス講習
資料をもとに
オープンデータ作成
OpenStreetMap
の作成講習
Wikipedia
の作成講習
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市民参加型オープンデータ作成活動
地図(オープンストリー
トマップ)を作成Wikipediaにページを作成
成果発表
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OSM利用例 Facebook
出典:Facebook
https://www.facebook.com/pages/%E6%84%9B%E7%9F%A5%E5%A4%A7%E5%AD%A6/208638302495722
即時性
Google Mapsは
1 日あたり 25,000
回以上のアクセス
がある場合は有
料!
OSMはオープン
データとして自由
に利用できるため
Facebookは背景
地図に採用
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OSM利用例 RESAS 地域経済分析システム
出典:人口構成 / マップ - RESAS 地域経済分析システム https://resas.go.jp/population-
composition/#/map/17/17201/2015/0/5.333900736553437/41.42090017812787/142.29371418128918
内閣官房まち・ひ
と・しごと創生本部
地域経済に関する
官民の様々なデ
ータを、地図やグ
ラフ等で分かりや
すく「見える化」し
ているシステム
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地図とは
お国が作るもの!?
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伊豆大島クライシスマッピング
出典:古橋大地(2013)「伊豆大島クライシスマッヒンク報告」http://www.slideshare.net/mapconcierge/20131119-
28429219
2013 年10 月に発生した台風26 号
伊豆大島で大規模な大雨土砂災害
災害対応のためのOSM地図の作成
災害発生から約1 ヶ月間で248 件の情
報がサイト上に掲載
大判の紙地図として現地で利用された
平常時のマッピング
マッピングコミュニティと
現地との協力関係
即時性
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ネパール地震クライシスマッピング
出典:OSM Tasking Manager - #994 - Nepal Earthquake, 2015, Road Network - task 1 http://tasks.hotosm.org/project/994
即時性
日本のように
迅速に災害対応で
きない
海外で威力を発揮
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福島県会津若松市車椅子専用マップ
出典:会津若松観光ナビ:マイルートガイド http://www.aizukanko.com/news/index.cfm#wn191
2012年11月14日「オープンデータを活用して車椅子マップを作ろう! 」
オープンデータ活用&マッピングイベントを開催
市民参加型の地図づくりを行う「OpenStreetMap」と会津若松市が公開する公共施設の
所在データや基盤地図情報、車椅子利用者が自分で行けるお店や施設を探すための
マップ「Wheelmap」を組み合わせ、車椅子専用のマップを作成
福島県会津若松市
多様性
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ウィキペディア作成例
観光地じゃないだけで、
地域には、歴史・文化的
に貴重な資産がいっぱい
あります!
出典:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/
Wikimedia commons
ウィキペたんより
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市民参加型オープンデータ作成活動
地域を
歩く
見る
地域を
調べる
発信する
地域を
好き
になる

青木和人,「市民参加型の地域情報オープンデータ作成活動」,越境地域政策研究フォーラム シンポジウム「地方創生に向けた地域情報の活用とは」