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1.
初めての要件定義 変革に強いビジネスクリーンアーキ テクチャ 発表者名 工藤 由美
2.
アジェンダ トピック 1 UAFについて トピック
2 苦労と工夫 トピック 3 やった方がいいと 思うこと トピック 4 まとめ 2
3.
概要 ドメイン知識が全くないDX推進ビジネスにおける、 システム化以前の超上流工程~ リソース要件定義(システム要件定義含む) までを実体験した中での気づきや創意工夫。 主な提供したいステークホルダー一覧 ・関心の異なるステークホルダーの要求などの整理に困ってる ・これから要件定義に触れたい ・システム以前の企画段階の工程を知りたい 3
4.
自己紹介 業部所属 2021年秋からIT業界へ、今2年目。 IT業界入る前は、 予備校講師や飲食店接客、音楽など。 モットーは 【昨日の常識は今日の非常識】 【制約は振り回されるものでなく使いこな すもの】 【目的はミュータブル】 【国内は部屋】 現在 System
Of Systems関連ビジネス で OOを用いた戦略的ビジネスアーキテクチャ 構築 (ビジネス要求、要件定義) 4
5.
System Of Systemsについて コンテキストポンチ絵
5 複数のシステムで 1つの大きなシステム って捉える。 他のSoSへまたいでる。
6.
課題 エンタープライズモデル 6 ビジネスモデルが 下位のシステムに依存してる場合、 どんなにシステムを保守性高めても すべて水の泡。 (寿命の短いビジネスでいいとか、 後からリアーキテクティングするとかは別)
7.
トピック1 UAFについて
8.
UAFってなに? EAをベースにした、 マスターすれば 無駄なリソース削減や、 組織改革 DXにも繋がる枠組みを提 供。 20XX/9/3 プレゼンテーションのタイトル 8
9.
早い話がピラミッドストラクチャー 20XX/9/3 プレゼンテーションのタイトル 9
10.
UAFに必要な前提知識 方法論がない中で、実体験を通して思った必要な前提知識。 • 具体と抽象(部分と全体) • クリーンアーキテクチャ(依存の向き、関心の分離) •
MECEのダブりなく思想(※モレは拡張しやすく設計すること で対処) • KPIフレームワーク • 設計原則 • トレードオフのための水平思考(今回カット) • デザイン思考などなど 20XX/9/3 プレゼンテーションのタイトル 10
11.
トピック2 苦労と工夫
12.
議論の空中戦 全く触れたことがないドメイン知識のビジネスで、 様々なステークホルダーが、 各々の関心事を話してしまっているため、 常に瞬間的に具体な視点と 抽象な視点とが行きかい、頭が混乱する。 本当にあっちこっち話が飛んでました汗 ある人は、めっちゃ具体に ある人は、めっちゃに抽象に汗 プレゼンテーションのタイトル 12
13.
ファシリテートの徹底工夫 全員の話を事細かに聞いていてはラチがあかないと感じ、 ドメイン知識もないから、 全員の視点が合わせやすい、リソースレベルに着目した。 まずはどのような既存情報システムや運用者含めた、 リソースがどのように振舞うのかを リソースレベルでのアクティビティ図を描きながらヒアリング。 その中で出てきた重要なデータや状態もメモっておく。 20XX/9/3 プレゼンテーションのタイトル 13
14.
早い話がピラミッドストラクチャー 20XX/9/3 プレゼンテーションのタイトル 14
15.
ボトムアップに抽象をくくりだす リソースレベルのものを作成し、 一旦持ち帰って、 リソースに依存しないロジックや状態、データを抽出するために、 リソースレベルのアクティビティ図から抽象化して、 オペレーショナルレベルの業務フロー(業務戦術フロー)を描いた。 20XX/9/3 プレゼンテーションのタイトル 15
16.
トピック2 やった方がいい と思うこと
17.
貸出サービス(左が具体フロー、右が抽象フ ロー) 20XX/9/3 プレゼンテーションのタイトル 17
18.
返却サービス(左が具体フロー、右が抽象フ ロー) 20XX/9/3 プレゼンテーションのタイトル 18
19.
SOLID原則思想の適用 リソースの登場概念(図書館スタッフや借出者)が、 対応するオペレーショナルレベルの活動をすべて実現しているかの チェックをした後、実現関係のトレースをした。-リスコフ置換に基 づいた- ※まだこの段階で実現できてるかのチェックは不十分 さらにオペレーショナルの 登場概念を目的別に 分解した。 -interface分離- 20XX/9/3 プレゼンテーションのタイトル 19
20.
戦略ビューの要素を抽出 具体な戦術から、戦術に依存しない 活動を抽出する。 それが戦略interfaceの持つ 能力と結びついてるから。 持っているといえるための根拠の 指標をまず先に定義する。 20XX/9/3 プレゼンテーションのタイトル 20
21.
早い話がピラミッドストラクチャー 20XX/9/3 プレゼンテーションのタイトル 21
22.
要求に対する指標パラメタの定義 20XX/9/3 プレゼンテーションのタイトル 22
23.
Operationalとリソースのトレーサビリ ティ 20XX/9/3 プレゼンテーションのタイトル 23
24.
ビジネスで必要なデータを抽出 本来は、この各ビューに対して 強い関心を持つステークホルダーに 対して、他にも重要なパラメタないか ヒアリングする。 折衷方式で割り出す!! ここからそのビジネスで必要なデータが割り出せる。 それをUAFではInformationという列に定義。 ビジネスアーキテクチャでは、データ要求まで最低限定義しなくて はならない。 20XX/9/3 プレゼンテーションのタイトル 24
25.
2022/10/8 プレゼンテーションのタイトル 25
26.
トップダウンからもアプローチ Strategicビューよりさらに 1つ上位の目的からもトップダウンに要素を出していき、 先程までのボトムアップと混ぜ合わせた。 その中でStrategicビューに関心のあるステークホルダも 巻き込みながらヒアリング。 両軸からのアプローチが大事!! (目的ありきでの手段、手段ありきでの目的 てだけでなく、時間が許すなら敢えて目的無視した手段とかを出す のも手) 20XX/9/3 プレゼンテーションのタイトル 26
27.
観点ごとに、階層ごとのツリーをつくる ①要求ツリー ・動的な側面の要求 ・静的な側面の要求 (データやPerformerなど) リスク分析はどっちにもかかる要求。 ②要求指標ツリー(要件ツリー) ③実績ツリー (テストツリーと呼んでます) 20XX/9/3 プレゼンテーションのタイトル 27
28.
(補足)Serviceビュー Serviceビューでは、1つの貸出 or 返却て粒度でサービスを抽出。 そのService
Functionを1つのリソースで実現するのか? それとも複数のリソースで実現するのか? この後者がSystem Of Systemsのスタイルです。 20XX/9/3 プレゼンテーションのタイトル 28
29.
トピック3 まとめ
30.
こだわったポイント 20XX/9/3 プレゼンテーションのタイトル 32 ・依存の向きを厳守 ・抽象度を揃える ・折衷方式 ・トレーサビリティが取りやすいツリー作成 ・設計原則の適用 ・図形によるトレードオフ分析 (時間制約によりカット)
31.
すべてのITを導入してる企業の社員に忘れないでほしい こと 20XX/9/3 プレゼンテーションのタイトル 33 ビジネス、データ、アプリ、テクノ 各アーキテクチャ層を拡大すると、 戦略~リソースまでの層がある。 お願いだから、 自分の層で責務を全うせずとも 下の手段層でカバーすれば イイっしょ みたいに放棄しないで下さい。
32.
UAFを使った アーキテクチャや DXコンサルの オファーお待ちして ます。 34
33.
ありがとう ございまし た! 35 発表者名 工藤 ゆみ Web
サイト https://qiita.com/Kudo_panda Qiitaアカウント名 せやかて 駆動