Power Automate
with Kintone
2019-12-28
TsukasaKato
Profile
• Tsukasa Kato / 加藤 司
• 株式会社オルターブース
テクニカルアーキテクト
• Microsoft MVP for Microsoft Azure
• https://tsukatoh.hatenablog.com/
• https://www.slideshare.net/tsukasakatou9
Overview
• Kintoneで作成した業務アプリケーション(申請付)の通知
をTeamsに出力したい
• 認証は別途せず、シングルサインオンで実現
• コードは書かない
Power Automate
• Microsoft が提供するiPaaS
(integration Platform-as-
a-Service)
• ワークフローをすばやく自
動化したり、ビジネス ロ
ジックを有効にしてアプリ
の作成を簡素化したりでき
るほか、接続されたあらゆ
るデータ ソースやサービス
でプロセスをモデル化でき
る。
Architecture
認証
データ入力 +
Webhook
HTTPトリガー +
Case + Teams投稿
対象ユーザーへメ
ンション付き投稿
Power Automate
Microsoft Teams
Azure Active Directory
今回使ったコネクタ
• 「要求」 → HTTP 要求の受信時
• 「制御」 → スイッチ
• 「Microsoft Teams」 → メッセージをフローボットとし
てチャンネルに投稿する Preview
kintone側の設定
Webhook URLを設定
Power Automate側の処理
JSON形式でデータを受信
ステータスで後続の処理を
case処理
Teamsへ投稿するメッセージ
をhtmlで整形
(caseの数だけ用意)
Teamsへの出力結果
確認すべき人物へメンション
をつけて投稿
ハマった点
• Teamsへのメンションの付け方がうまくいかずに時間がか
かった
→特定のアクションアイテムしかメンションがつけられな
かった
• Kintoneから送信されてくるJSONデータの階層が深くデータ
整形に手間取った
→kintoneのアプリ作成時には可能な限り複雑化しない
Teamsのコネクタ
これを選択して
メンションするユーザーは
<at>タグで囲む
まとめ
• ユーザーの特定の行動(今回は申請データ入力・編集)をト
リガーに処理を作成できるPowerAutomateで直感的に業務ア
プリケーションを構築できる
• ユーザー認証はAzure Active Directoryを使うことで各アプリ
ケーションのユーザーを一元管理できる
• トライアンドエラーで作成してまずはリリース
• そしてより良いものにしていく
ご清聴ありがとうございました

Power Automate with kintone