ビジネスモデルジェネレーション

    Patterns
   2012.07.30@ConnectStar
          木村 壮介
5つのビジネスモデルパターン

1. アンバンドル

2. ロングテール

3. マルチサイドプラットフォーム

4. フリー戦略

5. オープンビジネスモデル
アンバンドル

• 3つのビジネスモデルタイプの共存
 • 顧客ビジネス
 • 製品ビジネス
 • インフラビジネス
共存する3つのタイプ
モバイル通信事業社の例
•   顧客ビジネス

    •   位置情報アプリを提供する等、コンテンツプロバイ
        ダーとして

•   製品ビジネス

    •   通信機器の提供 → ノキア、Sony Ericssonなどに
        アウトソース

•   インフラビジネス

    •   ネットワークのメンテナンス
アンバンドル
     キャンバス
• P64 - 65
• 顧客ビジネス:信用関係の上で、財布のシェ
 アを獲得することが目的。

• 製品ビジネス:新しい製品やサービスを市
 場に投入する研究開発。

• インフラビジネス:インフラの開発と管理
 に特化した活動で、高い固定費が発生。
ロングテール
• 少しのものを沢山売るモデル
• パレート法則(2:8)の否定
背景と事象
• インターネット
• 検索性の向上
• 個人趣向の多様化
• 在庫コストの低下 ­ SCM(サプライ
 チェーン)

• AmazonとかeBayとか
出版社の例
• 旧来
 • コンテンツ事業
 • 大量印刷と読者を惹きつけるコンテンツ提供
• 現代
 • プラットフォーム事業
 • ニッチ読者を狙ってのセルフパブリッシング
  に代表されるプラットフォーム事業
レゴの例
•   旧来

    •   コンテンツ事業

    •   大ヒット映画のライセンスを獲得し、ユーザに提供

•   現代

    •   プラットフォーム事業

    •   ユーザ参加型

    •   サプライチェーンの背景で求めるパーツの提供
ロングテール・キャンバス

• P75
• 主要コストはプラットフォームの維持
• ニッチな顧客にフォーカス
• ユーザの作るコンテンツによって構
 築??

• チャネルは通常インターネット
マルチサイドプラットフォーム

• 顧客グループをつなぎ合わせるプラッ
 トフォーム

• つながれる顧客グループが存在しない
 と価値が生まれない

• ネットワーク効果によりプラット
 フォームの価値は高まる
背景や事象
• ユーザは他のユーザが居ることを価値
 として集まる。開発はユーザが居る事
 で行われる、という卵・鶏問題

• Windowsの例では、SDKの無料配布で
 開発者を引き寄せ、アプリケーション
 利用者も増えるというモデル
Google例
•   価値提案

    •   ターゲッティング広告(AdWords) /無料検索/コンテンツの
        収益化(AdSense)

•   顧客セグメント

    •   広告主/ウェブ閲覧者/コンテンツ制作者

•   収益

    •   キーワードへの入札/無料サービス

•   主要活動

    •   検索インフラの構築・メンテ/3つのサービスの管理/プラット
        フォームを新しいユーザや広告主へと訴求
Wii vs PSPの例
•   従来

    •   本格的なゲームファンに訴求

    •   消費者に普及させて(赤字販売)、ゲーム開発会
        社からロイヤリティ収入

•   Wiiは

    •   パフォーマンスを重視しないライトユーザに訴求

    •   ハード販売、ゲーム会社の両方から収益
マルチサイドプラットフォーム
     キャンバス

• P87
• 主要リソースとコストはプラットフォーム
• 顧客の誘引、マッチング、決済が価値提案
• 顧客セグメントは2つ以上あり、相互に価
 値提案と利益を生む
フリー戦略

• 一部のユーザがお金を払い、残りの
 ユーザを支える図式
3つのフリーモデル
1. 広告オファー:マルチサイドプラット
   フォーム上での無料広告

2. フリーミアム:基本無料でプレミアム
   サービスを有料利用

3. 餌と釣り針:無料で呼び込み継続利用
   などを有料利用
広告オファー

• 無料のコンテンツでユーザを集め
• 広告主から収益
• 新聞や購読料も得ている → 無料にスべ
 きか論議は結果でず
広告オファー・キャンバス


• P95
• 主要コストはプラットフォームの維持
 開発。

• 高いトラフィックが広告主(顧客セグ
 メント)への魅力
フリーミアム
• 利用者の10%以内でプレミアムユーザを得
 る

• 無料ユーザに関する平均コスト、プレミアム
 への移行率が良ければ儲かる仕組み

• オープンソース・モデル(RedhatLinuxのサ
 ポート)

• Skypeは10%が有料ユーザ
“デジタル化するあらゆる産業が、遅かれ
     早かれ無料になる”
    クリス・アンダーソン
フリーミアム・キャンバス

• P102
• プラットフォームが資産
• 無料アカウントの維持とプレミアカウントへ
 の経費がコスト

• 無料ユーザを養う為、Relationはコスト低く
 自動化されている必要がある

• 有料アカウントへの移行率が重要
エサと釣り針

• ジレットによる使い捨てカミソリのモ
 デル

• 付属品購入との強い関連
エサと釣り針・キャンバス

• P107
• 強いブランドが必要
• エサによって顧客を引き寄せ、付属品
 を提供する

• 顧客は低価格か無料のサービスに引き
 寄せられる
オープンビジネスモデル
• 他のパートナーとコラボして価値を作り出す
• 外部のアイデア実行が「アウトサイド・イ
 ン」

• 内部の資産を外部パートナーに提供する「イ
 ンサイド・アウト」

• オープンイノベーション
オープン&クローズド
• P111
P&Gの例
• 「コネクト&デベロップメント」の実施
 • 外部パートナーとの開発割合を15→50%に
 • 生産性は85%上昇
 • 内部と外部をつなげる為の3つの橋
   • 技術系の起業家、インターネット、P&G
   の退職者達
グラクソ・スミスクライ
       ンの例
• 「パテントプール」
   • 研究対象として比重の低い知的財産
   権を他の研究者が利用できるように
   した「インサイド・アウト」
コネクターとしての
  InnoCentiveの例
• 解決すべき研究課題を持っている組織
 と、課題解決したいと思っている研究
 者をコネクト

• 企業はSeekerとして課題と賞金を掲
  載。Solverの研究者は研究課題にア
  クセスする。
“オープンイノベーションは、豊富な知識にあふれた世界での
経営になくてはならないものです。優秀な人材すべてがあな
たのために働いてくれるわけでは無いため、彼らを見つけ、
つながり、彼らの出来る事を広げなくててはなりません。”
        ヘンリー・チェスブロウ
オープンビジネス・キャンバ
      ス
•   P116­117

•   アウトサイド・イン

    •   チームをつなぎ合わせる活動

    •   外部ネットワークの入り口となるリソースが必要

•   インサイド・アウト

    •   コアビジネスにフォーカスすることで、活かされていない知的財
        産が放置されている場合、提供しやすい。また、そうした財産は
        他業界では高い価値を持つ可能性もある。

    •   他社に活用していないアイデアを有効活用してもらうことで、収
        益をえる
まとめ
ビジネスモデル・ジェネレーション「Patterns」
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